お知らせ : ページ 117

少しデザインは変わります

豊明市のお客様からご相談を頂いたカナダ ワイザー(Weiser)社製の玄関ハンドル。

鍵爪のラッチが十分に引っ込まず、ドアが開けづらいという状態でした。

ドアラッチが悪いのか、それともハンドル本体に不具合があるのか、一旦ハンドルを外して状況を見る必要があります。

まずは、室内側のドアレバーを外してみた処、中から金属片が落ちてきました。部品の形状からすると、ハンドル部分に内蔵された部品の一部が割れて、それが脱落した状態のようです。

取り敢えず、まだ開閉は出来る状態ですから、早急に対処する必要はありませんが、この破損が更に激しくなれば防犯上の問題が出てきます。

ワイザーに直接連絡をして、同じサイズ・仕様のハンドルセットが存在するか確認してみた処、取付け位置が微妙に異なるものしか現在は製造されていないようです。

それでも、全くデザインが違うものを取り付けるよりは、出来るだけ近いものを調達した方が、塗装などの手直しも少なくて済みます。出来るだけ早めに調達ルートを確保して、交換工事を進めるようにしたいと思います。

<関連記事>: 輸入玄関ドアのメンテナンス (2022年4月9日)

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サイズはほぼ同じです

昨日、アメリカから到着したミルガード製ケースメントサッシ用に使うウェザーストリップをお客様にお渡しします。

いつもご相談頂く特殊形状のウェザーストリップとは、デザインが異なっている部材です。

サッシ・メーカーがミルガード(Milgard)ではないのか、それともサッシの製造時期によって違う気密パッキン材を使用しているのか定かではありませんが、既存のサッシに取り付けられていたものに一番近いものを調達しました。

ミルガードの部材は、他のサッシ・メーカーとは違うものが多く、部材を見付けるのが難しいこともありますが、使えそうなものを代替として調達することは可能です。

勿論、いつも代替出来るという保証はありませんが、北米にはいろいろな部材が製造されていますから、古いものであっても何某かの代替が見付かることは期待出来ます。

ウェザーストリップは、サッシの気密・断熱・防音・防水・防臭という機能を果たしてくれる重要な部材ですが、塩ビ等で出来ていることから15年くらいで劣化したものを交換すべきです。

そうしたこまめなメンテナンスで、住みやすい室内環境を実現してくれますから、皆さんのおうちでも交換を考えては如何でしょうか。

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輸入掃出しサッシの戸車部品

以前もご相談頂いたお客様から、メーカー不明の掃出しサッシの戸車部品を調達出来ないかとのご相談がありました。

輸入のスライディング・パティオドアは、ペアの強化ガラスが装着されていることもあって、相当の重量に耐えられるだけの強度を必要とされます。

そういった意味で、構造はシンプルで素材は金属で出来たものが多く使われます。今回の戸車もそういった部品ですが、滑車部分に経年の錆が見受けられます。

恐らくこの部品を取り外した時は、糸ゴミや砂埃といった異物もたくさん付いていたのではないかと思います。そういう状態では、戸車がうまく動いてくれませんから、窓枠のレールを傷めるばかりか、ドアの開閉にも支障をきたすようになります。

ただ、70~80kg近い重量のドアを外して、ドア下を掃除したり戸車を外したりというのは、一般のお客様には至難の業かも知れません。

ある程度の経験や適切な工具を持った専門家にまずは相談して、やり方を勉強してからご自身で作業をするようにして欲しいと思います。因みに、この戸車部品も調達は可能でしたので、既に手配を済ませました。

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ペラのロックは交換が面倒

今朝、吉良にある輸入住宅に伺って、ペラ(Pella)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロック交換をしてきました。

メーカーから交換手順についての資料も提示されず、ほぼ独力で交換することとなったのですが、ペラのロックケースやロックラッチは木製ドアの中に入り込んでいます。

ドアの表面には取外し用のビスや固定金具のようなものもなく、単純に木枠をバラせばいいのかと思いきや、簡単には木枠を外すことが出来ない構造のようです。

確かに、簡単に取り外しが出来ないのであれば、空き巣や泥棒でもドアを破壊するのが難しいと思いますが、修理メンテナンスするのも同じように難しくなります。

まあ、防犯性が高いというのはいいことでもありますので、お客様にとってはメリットかも知れませんが、ご自身で部品交換することはほぼ不可能かも知れませんから、その点はデメリットです。

今回も何度も試行錯誤を繰り返しましたが、どうにかロックケースを取り出すことが出来、無事に交換を完了しました。

原因は、ロックケースに内蔵されたバネが切れたことで、ラッチが飛び出さなくなったことでした。ロックケースは金属部品ですから、金属疲労で破損します。

15年くらい経ったら定期的に部品交換をしておくのが、一番心配しなくていい方法かも知れませんね。

<関連記事>: 年代や製品で違いがあるのかも・・・ (2021年1月31日)

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これもほぼ2日掛かりました

昨日、岡山県倉敷市で実施した大掛かりな修理メンテナンス作業から無事帰って参りました。

さすがに1週間ぶっ通しで、それも夜の8時過ぎまで作業をしていましたので、老体の私は体がガタガタ。

まあそれでも当初計画した工事はほぼ全て完了出来ましたので、お客様には喜んで頂けたのではないかと思います。

写真は、昨日・一昨日と2日間掛けて新たに設置した屋根裏点検用のドア。幅は90cm、高さは1.2mという大きさの無垢木製ドア。こんなサイズのドアは普通ありませんから、当然オーダーメイドです。

この奥の狭くて低い空間の中に、全館空調の機器や太いダクト配管が所狭しと入っています。その空調システムの点検用に写真右の60cm角程度のドアが付いていたのですが、そんな小さな開口では人間が這って入るのがやっと。

明かり一つもありませんから、そこで作業をしたり部材を交換したりするなんてことも出来ないですし、ましてや空調機材の交換となったら、小さな点検口から出し入れすることは不可能でした。

新築した工務店さんも役に立たないドアを作った処で、将来のメンテナンスにどう備えようと考えたのか全くよく分かりません。

家中のマーヴィン(Marvin)のサッシや複数の室内ドアの調整メンテナンスを行うついでに、この屋根裏用の入口ドアの設置もご依頼頂きました。でも、一旦仕上がっている部分を壊しながら、ドアに合った開口や下地を作るのって、結構大変なんです。

だって、見えない処に釘やビスが打ってあったり、構造的な強度も考えながらここに合うように作っていく訳ですから、道具や知識も非常に大切となります。苦労して作りましたが、その出来は如何でしょうか?壁を壊して作ったとは思えない出来でしょ?

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浴室サッシは、修理の重要項目です

昨日は疲れてブログ記事を書くのを休んでしまいましたが、今日は少し早めに仕事を終了しましたので、少し元気です。

さて、今日も岡山県倉敷市での修理メンテナンス作業の様子をお知らせさせて頂きます。

こちらの写真は、昨日ペアガラスを入れ変えたミルガード(Milgard)製のコンビネーションサッシ(浴室)です。

コンビネーションサッシとは、サッシを組み合わせて一つの開口部に施工された窓のことを言います。この窓は、下側が外に開いていくオーニングと横に開いていくケースメントとが上下に組み合わさっています。

取り付けられた箇所が浴室ということもあって、水に強い樹脂製のサッシを採用したのだと思いますが、枠以外は樹脂で作られていないということを忘れてはいけません。

よくあるケースでは、オペレーター等の開閉金物が錆びて劣化してしまうというトラブルがあります。今回は、幸い金物には不具合はなく、20年以上経ったサッシとは思えないくらいでした。

ただ、ペアガラス内に水や湿気が入って曇ったり、ガラスの周囲が錆びたりするという内部結露の問題が起こってしまいました。

また、建具の周囲に取り付けられたウェザーストリップ(気密パッキン材)がボロボロに劣化しており、断熱や防音という機能が落ちてきていました。

地元の建築屋さんやサッシ屋さん、他の修理業者さんからことごとく断られ、私たち ホームメイドが遠く名古屋から修理メンテナンスをしにやってきたのでした。

事前に修理調査にお伺いしておりましたから、交換するペアガラスのサイズもピッタリでした。また、ミルガードの特殊なウェザーストリップも運よく入手出来たので、全てきれいに交換することが出来ました。

勿論、屋外の雨や室内の湯気などが、またペアガラスに入らないように内外両方に防水処理を施しましたし、サッシ枠に付着していた汚れやカビもきれいに掃除をしましたから、新築時同様の姿に戻ったと思います。

そうそう網戸に付いていた固定用のスクリーンピンやロックレバーも新しいものに交換しましたし、ロックや金物の操作の調整もしましたよ。

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手こずりましたが、無事完了

岡山県倉敷市への出張修理2日目。

初日は、材料や道具の搬入が半分、2ヶ所ある掃出しサッシの網戸の交換が半分。

それで一日が終了しました。(と言っても運転が6時間でしたが・・・)

そして今日、いよいよ本格的な修理作業が始まりました。3つの建具が雨漏りで腐ってしまった3連のマーヴィン(Marvin)製ケースメントの建具交換とサッシのガラス防水を実施しました。

今回輸入した交換用建具ですが、今までなら開閉金物等の取付け位置にビス穴の目印が付けられていたのですが、今回は全くそれがない。

それから、建具の形状が変わったことによって、下地補強を入れないと金物が正規の位置に取付け出来ないといったことがありました。勿論、取付けの位置を表す詳細寸法図など、一切ありません。

古い建具と新しい建具とを見比べて、自分がこうだと思う位置に取り付けてくれという全く不親切な状況でした。試行錯誤を重ね、6時間掛けて3つの建具全てを交換しました。

いや~、勉強になりますねぇ(ちょっと嫌味ですが・・・)もっといろいろな仕事をこなすつもりでしたが、ほぼこれに時間を取られ、思った程作業が進みませんでした。

マーヴィンのケースメントの建具交換は、相当ハードルが高くなりましたから、慣れない大工さんでは直せないかも知れませんね。明日は、岡山出張3日目。また記事を書かせて頂きます。

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暫くお返事出来ません

明日から1週間、岡山県のお客様のおうちの出張修理・メンテナンスを実施してきます。

主にマーヴィン(Marvin)のサッシを触らせて頂く予定ですが、建具やウェザーストリップの交換、浴室のペアガラスの交換や全てのサッシの防水処理、ドアのヒンジ交換・調整などを行います。

盛りだくさん仕事量ですから1週間で作業が完了するかどうか、ちょっと不安ですが、終わらせるまで帰れません。

弊社宛のメールやお電話への返事は、帰社後となりますので、すぐに返事は出来ませんが、その点どうかご容赦願います。荷物も半端ないことになっていますが、では行って参ります。(ブログ記事は、出張中も出来るだけ書くつもりです)

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きっとおかしな感じだったと思いますが・・・

昨日、豊明市のお客様からミルガード製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵が掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。

写真をメールで送ることが出来ないというお客様で、直接現場確認をしなければ状況把握が出来ない状態でした。

取り敢えず、現場に行って鍵の状態を見てみましたが、全く外れる気配もありません。Milgardは、デュアルロックといって、ロックレバーを下げると鍵爪ラッチが上下2本飛び出してきて、ガッチリと鍵が掛かってしまいます。

ですから、そう簡単にはロックを解除するということが出来ないのです。そこで怪しいと思われる箇所を順次確認してみることにしました。

まずはハンドルを外すということをしないといけないのですが、ハンドルを固定するビスがドライバーが差し込めない場所にあって、ビスを外すことが出来ません。

特殊な道具を持ち合わせていればいいのですが、状況が分からず現場に来ましたので、そんな用意もありません。仕方がないので、お客様と相談の上ハンドルの金属カバーをカットすることとしました。

ここを外すとロックレバーの状態を確認出来ます。当初の想定では、ロックレバーが中で折れて鍵が回せなくなったのではないかと思っていました。

で、実際にカバーを開けてみたのがこの写真。ロックレバーが見える状態になって、レバーを取り外すことが可能となりました。ただ、外してみた処、ロックレバーは少し曲がってはいたもののまだ破損をしている状況ではありませんでした。

ドライバーを回転穴に差し込んでも、ちゃんとロックケースの穴部分は回転しますが、鍵は解除出来ません。つまり、ロックケースの内部にあるギア等が破損して、鍵爪がロックしたまま動かせなくなっているということです。

でも、ロックケースは鍵爪の上下にあるビスを外さないと取り出すことは出来ませんから、そこはドアを開けない限り触ることも出来ません。

これは困りましたねぇ~。恐らくこうなる前に、鍵が何かに引っ掛かったりしておかしかったはずですが、無理に鍵を掛けていたんでしょうね。こうなる前に相談をして頂いていれば、ハンドルカバーをカットするなんてことも必要なかったのに、残念です。

何れにしても、ハンドルを全部外して、そこに穴を明けて内部ギアを壊すか、樹脂製のドア枠の一部をカットして、そこから金属ラッチをカットするか、どちらかしか方法はないようです。

費用も手間も掛かりますし、見栄えも悪くなるリスクがありますから、どうぞ皆さんも気を付けて下さいね。輸入の掃出しサッシは、泥棒も壊せないくらい防犯性が高い分、壊れたら鍵を解除するのは非常に困難になるんです。

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詳細が分かれば、作れます

昨日、破損したインシュレート(Insulate)製輸入サッシ用の網戸が欲しいというご相談を頂きました。

写真を見ると、網戸のコーナー部分が破損している感じがします。

4つあるコーナー部品の全部が劣化しているでしょうし、スクリーン(網)や網押さえのゴム、下手をしたらアルミのフレームも弱っているかも知れませんから、新調するのもいいように思います。

ただ、国内のサッシ屋さんでは、輸入の網戸は取り扱っていませんから、網戸の修理や製作をするのは至難の業ですね。

私たち ホームメイドは、グラスファイバーの網だけでなく、コーナー材やアルミフレーム、網押さえのゴムや取っ手、固定用のバネ部品なども調達出来ますから、新しく製作し直すことはそれ程難しくありません。

ただ、網戸と言っても、大きさや使われている部材は様々ですから、どんな部品が使われているかや細かな寸法をお知らせ頂く必要があります。

そういうことを確認するのは苦手という方は、おうちに同じ窓が他にあるようなら、その網戸を参考品として当社に送って頂ければ、それと全く同じサイズ・仕様でお作りすることも可能です。

梅雨が明ければ、暑い夏がやってきます。それまでに網戸も直しておきたいものですよね。

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