お知らせ : ページ 99

ガラスの中は、掃除出来ない

守山区のお客様からメーカー不明のシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のペアガラスをきれいにしたいという相談を頂きました。

輸入の樹脂サッシのようですが、ペアガラスを接着させているスペーサーと呼ばれる気密材の表面が剥がれて、ご覧のようになっています。

お客様は、ペアガラスを1枚ずつに分解して、剥がれたものを掃除出来ないかということをお考えだったようですが、強固に接着されたペアガラスを外すというのは不可能です。不可能と言うよりも、それをやったらガラスが割れると言った方がいいかも知れません。

輸入サッシのペアガラスのスペーサーは、金属で出来たものと防水コーキングのように比較的柔らかいものと2種類が存在します。こちらのタイプは、柔らかいタイプのものなんですが、太陽の熱や紫外線にやられて表面が硬化・劣化してしまったという感じです。

こういうケースでは、スペーサー自体に隙間が出来ますから、季節によってはペアガラスに内部結露を生じたり、ガラス内部が曇ったりしてきます。一旦入った湿気や水分はペアガラスから抜けませんから、ガラス自体を交換する以外に直す方法はありません。

ただ、ガラスの中に飾り格子が入っている場合は、同じ形状や大きさの格子が手に入らない状況ですから、シングルハングの上窓だけのガラスを交換すると下窓の格子と違ってしまうというトラブルにもなります。

また、その窓だけガラスを交換すると、家の他の窓と格子のデザインが異なるという問題もありますから、どこまでやるかはお客様次第となってきます。

今回は外に足場が丁度ある状態でご相談頂きましたのでよかったですが、ガラスの取外しが屋外側からしか出来ないというサッシの場合は、2階にある窓は交換作業が出来ない可能性もありますので、計画立てて修理を行うようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

チャネルバランサーにはこれが必要

こちらは、古いミルガード(Milgard)製シングルハングサッシの建具を横から写した写真です。

窓枠内に建具が装着された状態で窓を開閉するのですが、その為にはチャネルバランサーという吊り金物が必要です。

バランサーにはバネが内蔵されていて、そのバネの力で重い建具が持ち上がるようになるのですが、バランサーをそのまま建具に装着することは出来ません。

写真にあるトップガイドと呼ばれる樹脂パーツが建具にビス留めされていますが、これがバランサーの頭を抑えて建具内から飛び出さないようにしているのです。

小さなプラスチックの部品ですから、すぐに壊れると思われるかも知れませんが、バランサーが破損するよりも長く使えるパーツですから不思議です。(但し、これも定期的に交換が必要な部品であることをお忘れなく・・・)

トップガイドは、サッシメーカーによって異なるものが使われますし、同じメーカーの窓でもシリーズが違うとトップガイドの種類も変わります。勿論、これはチャネルバランサーに限ったものですから、異なるバランサーを使っているサッシではこの部品は使われません。

サッシメーカーの考え方や仕様、窓の大きさによって、様々なシングルハングが存在します。どんな仕組みや構造でサッシが作られているのかを把握して、ご自身のおうちのサッシにはどのような交換パーツを調達すべきか慎重に判断して下さい。

そういう判断が付かない場合は、私共のような専門家にチェックしてもらうことも必要かも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

取り敢えず、交換用のドアを見積もります

こちらは、ハード(Hurd)製のスライディング・パティオドア。

グリーンのアルミカバーの塗装が劣化して、随分白っぽくなってきています。

静岡県下田市のお客様で、以前も違う掃出しサッシのドアやケースメントサッシの建具を交換したことがあるお宅でした。

今回は、新たにスライディング・パティオドアの可動ドアの動きが悪く、レールの上に錆が落ちている状況なので、ドアを交換したいということでした。

下のレールに錆が落ちているということは、スライド・ローラーの金物が劣化している可能性が高いと思います。

ただ、この部品は通常雨が当たらない場所になりますから、アルミ枠とペアガラスとの境い目から雨が浸入し、それが木部やローラー部品を劣化させていることが考えられます。

木部がどのくらい悪くなっているかは、ドアを外してみないと分かりません。

であれば、まずはローラー部品のみを交換する形にして、その際木部のチェックをしてみて、悪ければドアの交換を検討してみるという方法もありますが、それだと2回現場へ伺う必要が出てきます。

勿論、金物だけの交換であれば、出張は1回で済みますが、ドアの動きが相当重いということだと、木部の腐りによってローラーの周囲の木が下がりレールに当たってきている可能性もあります。

今回は、お客様に想定し得る状況をお知らせして、可動ドアのみを交換する形で見積を差し上げようと思います。

やはり、悪くなってきているのをそのままにして、簡易に修理を行うのは後々また費用を掛けるだけですから、ちゃんと直しておいた方がいいですね。

あと、先回お邪魔した際にご提案した通り、このサッシ以外のすべてのサッシについて窓ガラスの防水処理をやっておいた方がいいと思います。

<関連記事>: 楽勝と思ったら、大間違い (2023年1月27日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , , |

網戸コーナーを交換しましょう

こちらは、お客様から修理のご相談を頂いた輸入サッシの網戸です。

ケースメントサッシは、外に開いていきますから、網戸は室内側に取り付けるのが普通です。

屋外側に取り付ける網戸は、太陽の熱や紫外線、風雨に曝されますから劣化するスピードは比較的早いと思います。

室内側の網戸は、そういった点で守られているとは思いますが、それでも劣化しない訳ではありません。写真の網戸は、ビニールの養生テープでサッシに固定されていますので、恐らく4つあるコーナー材のいくつかが破損しているように思います。

勿論、窓枠に固定する為のバネ部品等がなくなっている可能性もありますが、この写真だけでは問題の全てを把握することは難しい状況です。

プラスチックで出来たコーナー部品だけでなく、網戸の持ち手(取っ手)といったものもなくなっていますから、新築から15年以上経過したサッシなんでしょうね。

これを機会にグラスファイバー製のスクリーンや各部材の交換を行って、春から夏に掛けて気持ちよく過ごせるようにメンテナンスをして欲しいものです。

<関連記事>: コーナー部品が劣化した網戸 (2022年7月15日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

今日は疲れました

昨日、今日と決算書類とにらめっこしながら、お役所に提出する届出書を作成しました。

私たちのように大きな金額の住宅を請け負う建築屋には、毎年事業年度が終了した段階で決算状況を県又は国に提示することを建築業法によって義務付けられています。(それだけ責任が重いってことですね)

これは、会社が健全かどうかを確認する上で、非常に大切なもので企業調査を行う会社もチェックをしに役所までやってきます。

とは言え、普通の工務店や大工さんは、簿記などやったこともないという人が殆どですから、士業の方に頼んで作ってもらうというのが一般的です。

でも、ホームメイドは、士業の人に依頼するだけの余分なお金がないということと、経営状況くらい自分で判断出来なきゃ社長をやっている資格はないという理由で、私自身が書類を作成しています。

ただ、最近は修理やメンテナンスで社外へ出てしまうことも多く、なかなか会社でじっくりと腰を据えてデスクワークをするということが難しい状況です。

ですから、ここ4年もの間、届け出することをサボってしまい、これではいけないということで、一念発起して最新の決算までのものを作りました。

売上や工事台帳、入金記録などを見ながら記入していく訳ですが、あの仕事はこうだったなぁとか、あそこにも行ったなぁとか、余分なことまで思い出すので、なかなか先に進みません。

それでも丸2日掛けて、4期分全ての届出書を完成させました。来期もいいお客様と出会えるように願うと共に、もっといい決算になることを期待して、また頑張りますよぇ~。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 日常日記 | タグ: |

結構無理してるのかも・・・

半田市のお客様からオーバーハング式の輸入ガレージドアの部品が欲しいというご相談を頂きました。

ガレージドアのメーカーは分からないそうですが、ドアパネルをつなぐドアヒンジに不具合があって交換したいということでした。

亜鉛メッキされたスチール製のヒンジですが、こうした部品はオーバースライダーのシャッターであれば、部品メーカーから取り寄せることが可能です。

多少種類はあるようですが、ほぼどのドアでも共通した仕様の部品の為、問題なく手に入ると思います。ただ、こうした部品は常に重いドアを引っ張り上げたりしている訳ですから、長年使っているとストレスで金属が断裂してしまうことがしばしばあります。

また、ヒンジ自体が大丈夫でも、ドアに固定する為のボルトの穴が広がって抜けてきたり、ドアパネルが割れたりすることもあります。

その原因は、ガレージドアの左右バランスが狂ってきたり、トーションスプリング(引っ張り上げる為のバネ)が弱ってきたりしていることが考えられますから、5年毎くらいで定期的に調整メンテナンスをすることが大切です。

そういうことを怠って、ヒンジだけを交換するだけでそのまま使い続けてしまうと、ヒンジ以外の箇所でも不具合が発生しますから、あまりお勧め出来ません。機械ものは、調整してこそ調子よく長く使えるはずですから、酷使しないで丁寧に使って頂きたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

交換部品があるかなぁ?

埼玉のお客様からハード(Hurd)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックレバーが外れてしまったというご相談を頂きました。

こちらのハンドルロックは、既に生産がされていないタイプのもので、同じハンドルは手に入りません。(ドアそのものは、調達可能です)

ロックレバーの根元に付いている樹脂パーツが劣化して割れてしまったようですが、専用部品ですからこの部分だけを調達することも難しいかも知れません。

取り敢えず、アメリカにあるメーカーに問い合わせをしてみるつもりですが、やはりハンドル全体の交換になるような気がします。ただ、代替のハンドルは、形状も全く違うものだった気がしますので、無塗装の木部が露出してしまうことがあると思います。

まあ、その程度で納まってくれればまだいいようにも思いますが、取付け穴の明け直しといった加工が必要になると、お客様自身での交換はハードルが高いでしょうね。

デザインもいいですし、価格もそれなりに高いハンドルですから、よく壊れる部品だけは出来ればメーカーに在庫で持っていてもらいたいものです。

————————————————-
<メーカーからの回答後の私共の考え>
メーカーに確認しましたが、やはりこのハンドルに関する部品は既にないとのことでした。

接着剤で留めるという方法もありますが、樹脂は種類も多くプラスチック系の接着剤であればどれでも留められるというものではありませんので、いくつかテストしながら接着するものを選ぶ必要があります。(私共では部品の樹脂の種類までは分かりませんので、・・・)

ただ、乾燥後に固くなる接着剤は、振動や衝撃に弱くまた割れる可能性がありますので、その点は理解しておくことが大切です。

ハンドルを別のものに交換する方法もありますが、穴の位置が違う為、私共でも木部に穴明け加工することは注意が必要で躊躇してしまうくらいですから、素人の皆さんが作業するのはまず無理だと思います。

ドアを取り換えるということも考えられますが、ロックレバーだけの問題でドアを交換するのはちょっと費用が掛かり過ぎると思いますので、それは将来考えてもいいかも知れません。(但し、メーカーが適合するドアを製作してくれなくなるという恐れもありますから、そうお考えなら決断は少し早めがいいでしょう)

一番簡易で安く防犯を考える方法は、ドアを閉めた状態で下枠レールに長い棒状のものを入れて、つっかえ棒にすることです。それでドアを開けられなくすれば、鍵を掛けたのと同じ効果がありますので、ロックレバーが使えなくなった時はお試し下さい。

(見栄えが気になる方は、アメリカで売られている防犯製品をご紹介しますのでご相談下さい)
————————————————-

<関連記事>: ハードの掃出しサッシ用ハンドル (2020年5月16日)
<関連記事>: 無事、リベンジ出来ました (2020年12月23日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

とうとう交換出来ました

あま市のお客様から温水器の交換をご依頼頂いたのが、昨年の12月。

ご存知の通り半導体不足が世界中を駆け巡り、車だけでなく給湯器や温水器といったものも全て生産がストップしたような状況の昨今、どうしたものかと日々過ごしてきましたが、ようやく新しい電気温水器を入手しました。

パナソニック製の高圧型470リットルタイプで、同社のシリーズの中ではこれが一番いいものです。

NETの買い物サイトでも、未だに「納期は追ってお知らせします」としか表示されない状況の中、よく手に入ったものだと思います。職人さんや問屋さんを経由して注文手配を掛けると、やっぱり違いますねぇ。

価格はNETかも知れませんが、緊急事態での融通やきめ細やかな施工を考えると、昔ながらの流通ルートに分があるのは明白です。昨日はあいにくの雨模様でしたが、職人さんも一生懸命仕事をしてくれました。

1ヶ月以上温水器のお湯が使えず不便していたお客様も、お陰で昨夜はゆったりとお風呂にも入って頂けたようですし、キッチンでもふんだんにお湯を使って洗い物をして頂けました。資本主義もいいですが、人情が感じられる日本的な商売は大切ですね。

<関連記事>: この時期、非常に辛いです (2021年12月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

ちゃんと開閉しないのは、システムの問題?

東京のお客様から輸入のオーニングサッシの開閉がおかしいので、修理したいというご相談を頂きました。

サッシ・メーカーは不明ですが、アルミクラッドの木製サッシですから輸入サッシであることは間違いありません。

こちらのサッシには、スイッチで窓が開閉する電動の開閉システムが取付けられています。

このシステムは、「Sentry 2000」という製品のようで、既存のものは既に廃番になっているようです。ただ、代替になりそうな新しいバージョンの製品はあるようですから、互換性があるようなら、交換することが可能かも知れません。

ただ、スイッチを押しても作動しないとか、動くは動くが開閉の動作を繰り返すといった症状もあるということで、電子基板やモーターの問題だけでなく、サッシそのものの調整不足といった問題があることも考えられます。

つまり、開閉する建具自体の水平・垂直が取れておらず、歪んだ状態で開閉している為に金物が引っ掛かった状態になっていたり、金物も歪んでしまっていたりしている恐れもあります。

サッシが付いている場所が、吹き抜けのような結構高い場所にあるらしいので、普段掃除をすることもなく、ホコリやゴミが開閉に影響している可能性もないとは言えません。

何れにしても、もう少し原因を調査して、正常な状態に戻せるように頑張ってやってみる必要があります。(本当でしたら、一度現場調査を実施して、原因箇所がいくつあるか特定したいのですが、遠く離れた東京なのである程度経験則で考えるしかありませんね)

<関連記事>: 電動開閉サッシの修理 (2022年7月31日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

破損したのは、ロックレバーだけ?

こちらは、東京のお客様からご相談頂いたケースメントサッシのロックレバーの写真です。

正常なロックレバーと破損したものとが並んでいるので、状況がよく分かりますね。

このサッシは、サーティンティード(CertainTeed)製のものなんですが、ロック金物本体に付いているはずのレバーが根元から折れてなくなっています。

こうした不具合は、鍵が固くなった状態で無理にロックを掛け続けた結果起こるケースが多いですが、錆によって金属が劣化したことによって起こる場合もあるかも知れません。

お客様はこの部分だけの不具合と考えているのか、この写真だけしかご提供頂いておりませんが、こちらのロックはマルチポイント・ロックと呼ばれるもので、いくつかの部品が連動して鍵を掛けるシステムになっています。

幸い窓は開いた状態でロックが掛けられないという不具合のようですから、窓を開けて頂いて、ロックに関係する部材全体が写るように写真を撮って頂くことが可能なようです。

私たちがロックレバー部分だけを持って修理に伺ったら、他の部品も壊れていたとなっていたら、また日を改めて出直しということにもなりかねませんから、ご面倒でもちゃんと調べて頂かないと適切な修理・メンテナンスは出来ません。

そういう細かな気遣いやサッシに対する知識・経験がないと、逆にお客様にご迷惑や無駄な出費をお願いしなければなりませんから、注意が必要ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |