お知らせ : ページ 371

このブツブツした感じが、オレンジ・ピール

塗装を始める前のドライウォールの下地の様子。石膏ボードのつなぎ目(ジョイント部分)やビスを打ったラインにしっかりと輸入の石膏パテが塗られているのが分かりますね。

さて、下地の壁にブツブツした細かな点がたくさん付いているのが、ご覧になれますでしょうか。(パテで白くなっている場所を見るとよく分かるかも知れません) 実は、これがオレンジ・ピールと呼ばれるドライウォールの仕上げ方法なんです。

オレンジの皮の表面のようなブツブツ感を出すものなんですが、ジョイントを仕上げるのに使った天然石膏の輸入パテを水で少し溶いて柔らかくなったものをスプレーで吹き付けるとこんな表情(テクスチャー)が出来るんですねぇ。

こうしておくと、壁や天井が石目の感じとなりますし、施工の粗隠しの役目も果たしてくれますから、ひと手間掛かってもオレンジ・ピールを吹く意義があるんです。

吹き付けた直後の写真ですから、まだ水っぽくてベージュ色の粒に見えますから、白いパテのところで目立つのですが、乾いて白くなると逆にベージュの石膏ボードで白く目立ってきます。

この後、下塗りのプライマー塗料を塗るのですが、さてどんな感じになるかは、またの機会に。
私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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白には金色がよく合いますねぇ

愛知県日進市で施工中のM邸で、輸入のキッチン・キャビネットを据え付けました。ここのキッチンは、純白のホワイト。

北米では、クラシックさを感じさせる色ですが、ここ日本では清楚で新鮮なイメージで捉えられます。白いキッチンって、日本のキッチン・メーカーでは本当に少ないと思いませんか。だから、新鮮に感じる訳ですが、メーカーはお客さんが汚れを気にすると考えているのかも知れないですね。

でも、北米の輸入キッチンは、ちゃんとコーティングされた素材を使っていますから、拭き取るだけで美しさが元通り。

キッチンのドアは、レイズド・パネル(Raised Panel)と呼ばれる中央部が膨らんだデザインとなっています。これも欧米では伝統的なデザインですので、クラシックさを一層感じさせてくれます。

そして、ドア・ハンドルは、ポリッシュド・ゴールド(ツヤのある金色)のものを組み合わせましたから、まさにクラシックの王道を行っていると言ってもいいかも知れません。

白と金のコンビネーションは、ベルサイユ宮殿などのヨーロッパのお城の多くでも採用されていますし、ルネサンス時代でも復古的なデザインとして取り入れられていましたよね。

そういう歴史に刷り込まれたデザインを、日本の輸入住宅でも使えるなんて楽しいと思いませんか?これこそ家づくりの醍醐味です。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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日本の住宅メーカーは、何故ドアを塗装しないのか?

ベレー帽を被って絵を描いているかのようにも見えますが、持っているのは小さなハケ。そして、塗っているところは輸入のドア。まあ、普通に見たらペンキ屋さんだって分かりますよね(笑)

でも、最近の住宅では、塗料を塗る仕事はどんどんなくなってきています。外壁は塗装済みのサイディング、内装はビニール・クロス。

玄関ドアも焼き付け塗装のアルミですし、室内ドアに至っては、中身が空っぽのハリボテのドアに木目を印刷した塩化ビニールのシートが張ってあるといった具合です。当然、内装材の殆ども全て塩ビ・シート張りなんですね。

ですから、ペンキ屋さんの仕事と言えば、屋根や外壁が傷んできた時に塗り替えするのが大きな割合を占めています。

でもねぇ、欧米じゃ、ペンキ屋さんはFinisherと言って、大工や設備屋・内装屋が仕事をした後に、雑になった部分を最後に手直ししてくれる仕上げの大役を担っているのです。それくらい建築の於ける位置付けが高いはずの職業が、日本ではどんどん仕事が少なくなっているというのは、何かおかしい気がします。

勿論、日本の工業製品が優れていて、欧米の住宅よりも何倍も長持ちするし、価値も高いというなら納得も出来ますが、欧米の住宅が100年以上の寿命があるのに対し、日本の家はウサギ小屋と称され、価値はどんどん下がり、寿命も30年に満たないくらいじゃないですか。

現場での手作業を少なくし、出来るだけ既製品を工場で作り、プラモデルのように付けてお仕舞いの住宅にどれ程の価値があるのでしょうか。手間は掛かりますが、心を込めて丁寧に仕上げてこそ、素敵なおうちになると思いませんか?

もしペンキが剥がれたり、汚れたりしても、塗り直せば元のように美しく甦るのが、ペンキ仕事のいいところです。アナログですが、私たち ホームメイドは、安全で美しいパラペイントを使って、ペンキ塗りの本場の輸入住宅をこれからも造っていきますよ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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電気を点けなくても、明るいね

吹き抜けの高い窓から洩れる太陽の光。この透明感のあるインテリアは、豊川市の輸入住宅 N邸です。

リビングやダイニング、そしてキッチンという家族が集うパブリック・スペースは、やっぱり明るくないといけません。それでも、これらの部屋がどれも南に向いていて、いつでも昼間の光が入ってくるなんて都合のいい家は、余程の大豪邸でない限りあり得ませんよね。

でも、考え方を少し変えて間取りを考えれば、意外とどの部屋も明るく出来たりするんです。それは、平面的に考えるという思考と、三次元的に考えるという思考の両方を持たなければいけません。

また、室内だけでなく、敷地の状況を含めた屋外の環境がどうなっているかを頭に入れることも大切な要素となります。風水ばかりに気を取られていては、風や光が抜けるいいおうちにはなりません。方位についてもっと理に適った視点で見直すことが、素敵な建築プランとする秘訣です。

まあ、こういうことは実際の家を見てみないと分からないことかも知れないですが・・・。

(このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。)

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UFOか・・・?

いつもはクラシック系のシーリング・ファンを輸入するのですが、今回豊川市 N邸に施工したものは、ご覧のようにメタリックなデザインとなりました。日本で売られている中国製のファンも、チャラチャラした装飾や花柄のランプ・シェードが付いた可愛らしい系のものが一般的ですよね。

5m以上ある吹き抜け天井に取り付けてありますから、照明付にしたら誰も電球を代えられなくなってしまいますし、プル・スイッチなんかが下がっていても手が届きません。ですから、照明なしのすっきりしたデザインになっていますし、無線リモコンでスイッチやファンの回転を調整出来るものを輸入しました。

また、天井近くにファンが来ないように、エクステンション・ロッドと呼ばれる延長棒をオプションで調達して、ファンが60cm程度下がった位置にくるように取り付けました。

当然ファンの大きさが、そこに合うかも気にしなければいけません。

こうすることで、室内の空気の循環を促し、全館空調で調整された温度や湿度が家全体に撹拌されることを実現します。デザインへの気遣いだけでなく、機能への気遣いをちゃんと出来ることも本物の輸入住宅ビルダーの証です。

まあ、英語のウェブサイトやカタログを理解出来れば、誰でもやれることでしょうけどね(笑)

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外の緑も、絵の一部。

4月末にオープンハウスをする豊川市のレンガ積み輸入住宅N邸のステンド・グラス。これは、輸入の木製玄関ドアに入れられたガラスなんです。

よく見ると分かりますが、実はいろいろなデザインのガラスが組み合わされて、1つのステンド・グラスを形成しているのです。

気泡の入ったアンティークのようなガラスや面が取られたカット・ガラス、表面が波のようにうねったものもありますね。また、赤く彩色されたカラー・ガラスなど、形やデザインも様々なものが使われています。

赤いガラス以外は、色のないガラスが用いられていますから、外や室内の風景をそのガラスのデザインとして取り込みます。どうでしょうか、この写真の緑は。

季節が変わり、桜やハナミズキが咲く頃もあるかも知れません。また、雪が緑を覆う時もあるでしょう。そんな変化を絵として楽しむ豊かさって、今の日本人が忘れてしまっていることなのではないでしょうか。

ステンド・グラスそのものの美しさもありますが、そうしたところに映り込むものをも美しいと感じる心が大切ですね。

(このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。)

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こんな柔らかな景色は、壁の角が丸いからだけ?

なんともアンニュイな感じのするインテリアですよね。このインテリアは、4月末にオープンハウスで現場を公開する豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸です。

写真の左手は、大きな吹き抜け空間になっていて、そこからの光が2階の廊下を照らしています。

ただ、普通のおうちと違うのは、壁がツヤのない水性塗料で仕上げられたドライウォールであることと、壁のコーナーが直角でなく、緩やかな楕円を描いているということ。

ツヤのない壁は、光を強く反射せず、ボヤっと周りを照らします。

また、直角でないコーナーは、光と影の境い目をグラデーションが掛かったように表現します。

そして、ここに使われているカナダの水性塗料パラペイントのエリート・スウェード・シリーズは、まさにスウェードのように繊細で柔らかな質感を作り出してくれる特別なデザイン塗料なのです。

ビニール・クロスが主流の昨今ですが、健康(安全)で美しいこうした塗り壁が日本の住宅デザインを変えていくと、私は信じています。

このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。

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Smart Switch

照明のスイッチや電源用のコンセントって、何となく味気ないですよね。

今回ご紹介するのは、フランスのメーカーで作られているスマート・スイッチ。iPhoneやタブレットのように、タッチするだけでON・OFFが出来るばかりか、指を動かすだけで調光が出来たりするものもあるんです。

また、プレート・パネルやスイッチ部分も様々なカラーのものが用意されていますから、おうちのデザインに合せてファミリー・カラーのプレートを選んでみるのも楽しいですね。

コンセントも欧米のものはアース付きが標準ですから、万一の落雷などでも安心ですし、USBから電源を取るといった給電アイテムも用意されています。こういうフレンチ・ポップなデザインのものなら、子供さんの部屋なんかにもいいですね。

ただ、オーダーから入荷するまで少々お時間が掛かりますので、その点は予めご容赦下さい。ご興味のある方は、お問い合わせ願います。

関連記事: やっぱり、フランス製ですねぇ

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レンガ積み輸入住宅 Open House のチラシ完成!

4月26日(土)・27日(日)に愛知県豊川市で開催予定のオープンハウスのチラシが完成しました。

私たち ホームメイドの家づくりに興味のある方は、是非、お越し下さいませ。

また、いらっしゃる際は、事前にご案内頂けると助かります。

詳しい案内地図は、拡大版のチラシをご覧下さい。

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ビニール・カバーを取ったら、こんな感じ

先日紹介した記事では、ビニールのカバーが掛かっていたので、デザインがよく分からなかったという方もいらしたと思います。今回、大きなクリスタル・デザインの照明器具のカバーを外してみましたので、ご覧に入れましょう。

直径60cmを超える丸い筒状のシェードの外側に、クリスタルの小さな花が咲いたクローム・カラー(鏡面シルバー)の枝があしらわれています。ちょっとレトロで、白と銀のコンビネーションがハイソな雰囲気を感じさせますよね。

この輸入照明の下には、アイランドになったキッチン・シンクのベース・キャビネットとダイニング・テーブルが並べられます。

私たち ビルダーがこれだけ頑張ってしまうと、この後インテリアを付け加えていくお客さんは、結構大変です。でも、そういうプレッシャーがあった方が絶対面白いおうちになるはずですから、そこを楽しんで欲しいですね。きっと、もっと素敵なおうちになると思いますよ。

ご覧になりたい方は、是非、4月末の週末に開催するこのレンガの家のオープンハウスにお越し下さい。

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