お知らせ : ページ 271

こうなったら、腐れやシロアリに注意

レンガタイル外壁の亀裂

これは、カルチャード・ブリックと呼ばれるコンクリートに着色して作られたレンガ・タイルの外壁です。

その外壁コーナーの部分に、垂直に割れが入っているのが見て取れます。

上からの荷重が掛かった際に、それぞれの壁の縮み(圧縮)具合が違った為に割れが入ったものと思われます。割れがタイルの表面だけのことであれば、然程問題にはなりませんが、モルタル目地を含めて全てに割れが生じているという状況からすると防水下地や構造部分にも何らかのクラックが入っている可能性もあります。

雨や湿気の影響がないところであればいいのでしょうが、外壁ですから、雨水等の侵入を疑わない訳にはいきませんね。それに外壁内に通気層を取っている施工であれば、中に水が侵入してもそれが通気層を通って下に落ちて排出されるのでいいのですが、そうなっていない場合は水分や湿気が中に滞留することもあります。

こういう場合、割れを防水コーキングなどで埋めて、その上からクリア(透明)の防水塗装を施す人が多いですが、そのやり方は建物がある程度古くなって動かなくなった場合にはいいですが、まだ動く可能性のある建物ではまた割れる危険が残ってしまいます。

本当にしっかりした施工業者なら、一旦カルチャード・ブリックを取り除いて、下地を直してから再度仕上げ施工をするはずです。それにしても、このレンガ目地は酷いですねぇ。

わざとラフに仕上げたのでしょうが、これでは雨の侵入を助長するようなものです。しっかりコテで押えて美しくしてこそ、目地のモルタルが雨の侵入やタイルの脱落を防ぐ役割を果たすのです。流行りや格好ばかりの施工がダメなことが、ご理解頂けますか。

そういう点でも、本物のレンガ積みの外壁はいいですよね。あと、うちは防蟻処理の薬剤が塗ってあるからシロアリは大丈夫と思われている方は、もう一度私が書いた記事などをご覧下さい。

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<関連記事>: 薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視! (2013年1月4日)

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輸入網戸の張り替えは、これでOK!

網戸張り替えセット

そろそろ年末ですから、輸入サッシの網戸を張り替えて新しくしたいというお客様にお渡しした輸入網戸用張り替えセット。

今朝会社に取りにいらっしゃるということでしたので、昨日までに必要な材料を準備しておきました。

当然のことながら、ホームセンターでは売っていないグラスファイバー製のスクリーンは勿論のこと、その網をフレームに固定する為の網押さえのゴム製のビードやそれをフレームに押し込み時に使う道具のローラーをセットにしました。(注:その他にカッターナイフや先の尖ったキリ等が必要ですよ)

今回スクリーンは9m、ビードは約17m分をお渡ししましたから、おうちの窓の半分くらいは網を交換出来るように思います。いらした際には交換の仕方や道具の使用方法もお伝えしましたから、多分ご自身でも簡単に作業して頂けると思います。

ただ、こうした張り替え作業は、一度に窓全部をやろうとしてはいけません。慣れないことを焦ってやってもうまく出来ませんし、疲れてまたやろうという気力が湧いてこないものです。

ですから、こういう作業は毎週末に少しずつ行って、1ヶ月以上掛けて全てを交換するくらいの余裕があるといいですね。虫の少ないこの季節ですから、今がチャンスです。古くなって破れがある輸入の網戸は、是非スクリーンを交換してみては如何でしょうか?

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塗り壁材の割れ

塗り壁材の割れ

サッシからの雨漏れは、サッシ自体が悪い場合もありますが、その多くは屋根や外壁からの雨漏れに起因していることが多くあります。

こういう場合、国産サッシだろうが、輸入サッシだろうが、窓やドアの周囲から室内に雨水が入り込んでしまいますし、いくらサッシ(ドア)を交換したところで直るものではありません。

写真はその一例ですが、サッシの上端となっている部分の外壁に水平方向に割れが走っています。下地材の張り方によっては、縦方向に割れることもあるのですが、横方向の割れは建物の荷重がまともに窓に掛かってしまい、その歪みがジョリパットの塗り壁(外壁)に出てしまったのだろうと考えられます。

本来なら窓の上端は構造体に固定せず、遊びを設けることで荷重を逃がすことをしなければいけません。また、そうなった場合に備えて、外壁材と窓との間に柔らかな防水コーキングを打つスペースを設けたり、柔軟性のあるスタッコフレックスのような塗り壁材で仕上げたりすることをしなければいけません。

また、カルチャード・ストーンやブリック・タイルを張っている外壁がありますが、こちらについては防水処理を施すのは相当厄介ですから、普通のリフォーム屋さんや慣れない工務店には頼まない方がいいかも知れません。

勿論、そういった表面の防水施工に加えて、万一壁の中に雨水が侵入した際に構造体や室内へのダメージを与えないような下地の防水処理や排水の工夫をしておくことが大切です。

雨漏りは、材料の選定ミスや施工の間違いなどいろいろな要素が重なって起こりますから、簡単に考えない方がいいですね。でないと、いつまで経っても雨漏りで苦労しなければなりません。

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<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコフレックス (2011年1月25日)
<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1) (2013年8月31日)

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ものごとには理由がある

ヘリなし畳

こちらは、半畳四方の縁(ヘリ)なし畳。

昔、琉球畳と称してヘリがない正方形の畳が流行しましたが、最近でもシンプル・モダン系の和室にはこうした畳が用いられます。

ただ、琉球畳は単にヘリがないものを言うのではありません。ヘリをなくす為に、畳表が折れる部分の編み込みを細かく丈夫にしてヘリがなくてもイグサが悪くならないようにしてある畳を琉球畳と呼ぶのです。

ですから、写真のように単にヘリでカバーをしていない畳は、ヘリなし畳と呼ばれています。でも、畳表の折れ目(コーナー)の部分は、一番消耗する場所に他なりません。ですから、写真のようにすぐに畳表が破れて下地が見えてきてしまいます。

畳の縁(ヘリ)は、人間の足で擦れてしまうような弱い部分を補強する為のカバーです。そうすることで、自然素材の畳が劣化することを遅らせているのです。それを考えないで、格好ばかりで作ってしまう人も昔は多かったです。

自然素材は、人間の生活環境をよくしてくれますが、日頃の手入れやメンテナンスなくして長持ちはしません。それは、木製サッシや無垢板のフローリングしかりです。自然素材の特性をよく理解して、それに合った生活をするように心掛けたいものですね。

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バルコニーも雨漏りの原因か?

バルコニーのメンテナンス

昨日、屋根の不具合についてお話ししましたが、次にバルコニーをチェックした状況を見てみましょう。

こちらは、玄関ポーチの上にある陸屋根形式のバルコニーです。

物干しとして使うのであれば、奥行きは90㎝程度でいいのですが、玄関ポーチの屋根を兼用しているので2.3m程度の奥行きがあります。広くなる分雨を受ける面積が大きくなりますから、それなりの排水経路を確保しておく必要がありますし、定期的な排水口の掃除は必修です。

この輸入住宅は、手入れをされていない状態が長く続いたのか、バルコニーに降った雨を集めて流す中樋には、土や落ち葉といったゴミが溜まってしまっています。こうした状態では、集中豪雨のような時には排水が追い付かず、バルコニー全体に雨が溜まってしまうかも知れません。

バルコニーの床は、FRP防水と呼ばれる施工がされていますが、手摺壁へのFRPの立ち上がりが5㎝程しかありませんから、その高さを越えるような水が来れば、そこから構造体に水が入ってしまいます。当然、床面にも雨水が入りますから、FRPの床の接着が緩くなり床合板からFRPが浮いた状況になるかも知れません。

それ以外にも、手摺の上に取り付けてある鈑金の笠木が劣化することによって、そこから雨漏れを起こす危険性もありますから、慎重にチェックすべき処です。

バルコニーの施工が原因の雨漏れリスクはこのくらいですが、昨日お話しした屋根や外壁といったところから雨水がバルコニーに侵入してくる恐れも考慮に入れておかないと、バルコニーを補修しても雨漏りが止まらないなんてバカなことになります。

住宅において不具合が露見する場合、その多くは複合的な原因によって起こるものです。ここだと決め付けず、その原因を深く考察出来るような専門家の力を借りて対策を練ることが肝心ですよ。勿論、普段の掃除や手入れが最も大切なことは間違いありません。

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こんな補修じゃ、全然ダメでしょ

補修後も割れたスレート瓦

今日は、とあるお客様が中古の輸入住宅を購入されたとのことで、リフォームの相談を頂きました。

現地で実際のおうちを見させて頂きましたが、リフォームというよりは修理・修繕の要素が遙かに多い状況でビックリしました。

以前お住まいの方は、1年くらい前に引っ越されたようですが、いろいろな家のトラブルが発生し、相当手直しをされた様子を窺い知ることが出来ました。

ただ、どの修理も中途半端で材料や施工も適切ではなかったような気がします。あまりに多い不具合ですので、全てを一度に書くことは出来ませんが、まずは屋根をご覧に入れましょう。写真は、屋根材を近くから撮影したものですが、防水コーキングで割れたスレート瓦を補修した跡が見受けられます。

でも、コーキングは表面に薄っすら塗っただけのようで、すぐに同じところに割れが入ってしまった感じです。よく見ると、この写真でも至る処の屋根材が割れているようで、補修の処理をしているところやしていないところが散見されます。

私が想像する処では、塗装されたコンクリート製のスレート瓦を長く塗り直しをしないで放置していたのではないかと思います。周囲は結構開けた環境ですから、雨風が屋根にも強く当たります。

塗装が剥げた状態であれば、コンクリートの中にまで水が浸透していきますから、コンクリート自体が徐々に劣化していきます。そうなると屋根材の強度も落ちてしまい、多少の雨や風で割れが入ってしまうという理屈です。

割れが何箇所か入った段階で、屋根の張り替えを検討しなければいけなかったのでしょうが、お茶を濁すように割れた部分だけをコーキングで簡易補修したんでしょうね。

もしそうするにしても、その際塗装をやり直すなどの手立てを打っていれば、まだ少しは寿命が延びたかも知れませんが、どんどん割れが出てくるような状況では、張り替えしか道はありません。

また、屋根材自体は実際の防水機能を果たしている訳ではありませんから、下地の防水シート(アスファルト・ルーフィング)さえしっかりしていれば、雨漏れすることはありません。でも、外壁ラインや窓の周辺に雨漏れの形跡があることから、もしかしたら屋根の防水シートも破れたりしているのかも知れません。

部分的な雨漏れであれば、局地的な補修で対処することが出来ますが、北側以外のほぼ全ての窓に問題が発生しているように感じますので、これは相当覚悟が必要な気がします。これは、輸入住宅特有のトラブルというよりも、住宅全般で起こり得る不具合と言える事例です。

何れにしても、これをしっかり直せるように、施工計画を綿密に練っていく必要がありそうです。

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寒い冬は、これ!

Elmira Stove #1842-G

もうすぐクリスマス・シーズン。

粉雪が舞い散る季節には、あったかな部屋でゆっくりと家族で過ごしたいものですね。

そんな時、薪が燃える炎を見ながら、楽しくお料理が出来たらどんなにいいことでしょうか。アメリカのエルミラ・ストーブという家電メーカーでは、薪を使ったキッチン・オーブンレンジを作っています。

薪の炎で部屋を暖める他に、鉄の天板の上でフライパンやケトルを温めて料理やお湯を作ることも可能です。

また、内蔵されたオーブンでは、薪の熱でパンを焼いたりすることも出来る上に、オプションでガスのオーブン・コンロを追加することも出来ますから、薪ストーブが必要ない時期には、ガスだけの部分で調理することも可能です。

ただ、これだけいろいろな機能を持ったストーブ・レンジですから、幅は1.2m程もあります。キッチン用にお使い頂くことも可能ですが、セカンド・レンジとしてリビング・スペースや屋根のある屋外などに設置しても楽しいかも知れません。

それにしても、アメリカでは国産にはない楽しい商品が一杯ありますね。(尚、日本ではガス機器の国内適合認定が必要な為、ガス・コンロのオプションは使えません。ガス種は日本も同じなのに、変ですよね・・・)

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信なくして、建たず

インフラの引き込みチェック

今日は、名古屋市南区にお住まいのK様邸にお邪魔しました。

今お住まいの場所の近くに、二世帯の輸入住宅をご計画とのことで、NETを通じてお問い合わせを頂きました。

今までいろいろなビルダーさんともお話し合いをされてきたということですが、ここの会社にしようという最終決定がどうしても出来なかったのか、最後に私共 ホームメイドを選択肢として入れて頂いたようです。

外壁にレンガも積むし、それも四面全て二階まで全部積むなんてバカなことをします。また、室内も全てドライウォールで仕上げるなんて手間を掛けますから、当然費用も嵩みます。予算も限られているというお話を伺っていますし、競合する他社もたくさんいらっしゃるという状況ですから、うちは安く出来ますよとアピールしたいというのが人情です。

外壁のレンガも止めてサイディング張りに、ドライウォールも止めてビニールクロスにすれば、他社と同じ仕様で同じくらいの価格を実現出来ますと言えば、商売としては正しいのでしょうが、私が理想とするものとは違ってきます。お客様がホームメイドでお願いしたいと考えた場合、本当にそれでいいのでしょうか。

ホームメイドを選びたいという気持ちは、他のビルダーさんにないものがあるという処からしか生まれないような気がします。勿論、素材や施工だけが独自の商品ではありません。私自身の物事の考え方や価値観といったものも商品であるはずです。

私の思いから出てきたレンガ積み外壁やドライウォールであれば、それを止めてしまえば私自身の商品価値も失われると思います。であれば、価格以上の高い価値をちゃんと伝えて、堂々と予算を提示していくことこそ、大切なのではないでしょうか。

「信なくして、建たず」、家づくりだけでなく、商売でも一番必要なことかも知れません。

打合せの帰りに、建築予定の敷地チェックをしてきました。まだうちでやるとなった訳ではありませんが、その準備を少しでもすることが次へとつながる一歩となるはずです。

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冬季休暇のお知らせ

ホームメイド イラスト

12月30日(金)~2017年1月4日(水)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。

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アルミクラッド・サッシのコーナーも要注意!

アルミクラッド・サッシのコーナー

室内に雨漏りする原因は、外壁のクラックや屋根、軒下の隙間などいろいろな箇所が考えられますが、木製サッシのトラブルが原因であることもしばしばです。

また、外部をアルミで覆っているアルミクラッドの輸入木製サッシは、耐候性があるからと見落としがちになりますが、まず大丈夫と考えている部分が危ないかも知れません。

この写真は、新築から20年近く経ったカナダのキャラドン(Caradon)社のアルミクラッド・サッシですが、コーナーの部分に防水コーキングを塗ったような跡があります。

お客様がご自身でやられたようですが、アルミは熱で膨張・収縮をする割合が大きい為、つなぎ目が開いてきてしまい、コーキングも割れてきてしまったようです。

また、アルミで覆われた部分の内側は、木が露出した構造になっています。通常は、辷り出しの開き窓(ケースメント)ですから、この木の部分は建具(障子)が閉じた状態では隠れているのですが、気密パッキン材が劣化するなどしてくると、閉じた状態でも木の所まで雨水が侵入してくることがあります。

そうした雨水は、一旦入り込んでしまうと、その隙間に滞留してなかなか抜けませんし、次に雨が降ると更に水分が補充されます。

雨漏れの発生にはその他にも原因が重なることが殆どですので、サッシ自体の製造上、構造上の問題や家の施工手順や材料に間違いがある場合には、その原因の全てを解決してやる必要が生じます。(ですから、防水コーキングで処理すれば、当面大丈夫ということではありません)

台風や梅雨のシーズンではない乾燥した冬の時期こそ、こうした問題に対処する絶好の時期ではないでしょうか。雨漏りした輸入住宅にお住まいの皆さんは、専門家と一緒に是非漏水対策に取り組んでみて下さい。

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