お知らせ : ページ 132

年末はメンテナンスの相談が増えます

この1週間、ロジェール(Rosieres)製のオーブンレンジのコンロ部品について、いくつもご相談を頂きました。

ロジェールと言えば、フランス製の可愛らしいキッチン・レンジですが、防火規制の為に輸入・販売がされなくなって随分時間が経っています。

でも、あの特徴的なデザインから、今でも多くの輸入住宅で使われているのが現状です。ただ、アフターサービスも既に終了した状況で、交換部品も手に入りません。

そこで、多くの皆さんが私が以前書いたブログ記事をご覧になって、部品が手に入らないかご相談をして頂きます。今回何件もご相談頂いたのは、コンロのガスバーナーの上に載せてある鉄製のバーナーキャップの調達です。

恐らく煮こぼれ等が原因でフタの上に付いた水分によって、フタが錆びてきてしまったのだと思いますが、その錆がひどくなって円形の一部が欠けてしまっているものもあるようです。

純正品は国内にないようですが、もしかしたら交換が出来るかも知れない汎用のバーナーキャップを探して、そういったものをご案内出来るかも知れません。

ただ、私共の方にはコンロの実物がありませんから、お客様の方でそれがご自宅のものに適合するかどうかはご判断頂く必要があります。

うまく使えるようならいいのですが、難しい場合は同じ形状のものを金属加工して新しく作る必要がありますから、費用は結構掛かると思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

無事、直ったようです

先日、東京のお客様から洗面水栓の蛇口から水がポタポタ落ちてくるというご相談を頂きました。

その水栓金具は、ジョーデン(Joden)という台湾メーカーの輸入水栓で形状や作りは欧米のクラシックな水栓金具を踏襲しています。

このメーカーの水栓は、欧米のものと同じくカートリッジバルブという止水バルブが装着されており、それが止水パッキンの役目を果たします。

ただ、同じ製品でも年代によって、使われているカートリッジバルブが異なっていて、ちゃんと確認しないと取付け出来ないという恐れがあります。

愛知県から東京まで出張して現物チェックをするとなると、本体代より費用が高くなる恐れもあります。そこで、お客様に分解を試みて頂くようにお願いしてみました。

当初は分解する部位が分からず、それなら本体ごと交換するということになりそうでしたが、分解する場所ややり方をお教えしたら、見事にバルブを取り外すことに成功しました。

使われていたカートリッジバルブは、現行品と同じもので廃番にはなっていないタイプでしたから、水とお湯のバルブとその予備を含めた4個のバルブ部品を調達し、交換して頂きました。

お陰で水栓金具ごと交換するということをしなくて済みましたので、お客様からは大変喜んで頂けました。こうやって遠隔操作が出来るのも、NETやITが身近になったお陰ですね。

ただ、輸入住宅のメンテナンスは、知識と経験に基く手作業が大切ですから、私たちが出向いてメンテナンスすることがベターなことに変わりはありません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

手配の際は、厚みや幅・材質も考えて

この大きな黒い円盤状のものは、何だか分かりますか?

隣にあるボールペンの大きさと比べて、相当な大きさなのが分かりますね。

実は、これは輸入サッシのペアガラスを交換する時に使う輸入の防水テープ。

テープは厚みが多少ありますが、これで約46mの長さがあります。これを聞くと随分長いもののように思いますが、輸入サッシ1ヶ所当たり4m程度使いますから、1個で窓11ヶ所分しかありません。

つまり、家1軒分となるとこのテープを2個程使わないと賄えないのです。

このテープはウレタン素材で出来ていて、その両面に強力な接着剤が付いています。厚みがあることで、ガラスと建具枠との隙間をなくし、またその弾力性で微妙な隙間の凸凹を吸収して、隙間が全くないようにしてくれるというスグレモノ。

ただ、この防水テープも種類がいろいろあって、幅が広いものや厚みが厚いものなどアメリカには様々存在します。私たちは、今までの経験からその中で最も適した防水テープを輸入をするようにしていますので、ガラス交換時の精度や完成度も自ずと上がります。

勿論、万一適合しないという時の為に、いくつか種類の違うものも用意するといった手の込みようですから、失敗することはありません。

よくこういう防水テープを使わないで、コーキングだけで納める人もいるようですが、コーキングだと固まるまで時間が掛かりますし、その間ガラスの重み等でガラスの位置がずれてしまうリスクもあります。

ですから、こうした防水テープを使って、建具にガラスを装着するのは必修だと思います。勿論、装着した後にペアガラスの周囲等に防水コーキングを更に施工することで、雨漏れのリスクは極端に少なくなるはずです。

私たち ホームメイドでは、こうした目に見えない部分にも気を遣って施工していますが、事前の見積書には詳細の記載がありません。ですから、値段だけで決めるお客様が、私たちにご依頼頂くことはないかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

はてさて外れるだろうか?

大阪のお客様からのご相談で、アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon、CWD)製ケースメントのガラス交換をしたいという問い合わせを頂きました。

以前からお伝えしている通り、キャラドンは既に会社がなく、プライジェム(Ply-Gem)という会社に吸収されています。

こういう場合、アフターサービスを引き継ぐ会社もあれば、そうでない会社もあるのですが、今回は後者のパターンでした。

ですから、サッシの修理は全て自力更生という以外方法がないのですが、外側のペアガラスにヒビが入ってしまっているというから厄介です。アルミクラッドサッシの多くは、ガラスに不具合がある場合は可動する建具(障子)そのものを交換する形となります。

キャラドンも同じで、ガラスが入った建具をメーカーに作り直してもらう必要がありますが、それは不可能な状況です。ただ、このサッシのガラス押えはアルミ製のようで、無理にそれを外そうとすると材料が曲がって使えなくなる恐れがあります。

でも、これを外さなければ、ガラスの実寸法も計測出来ないですし、当然ガラスの交換も不可能です。お客様のご諒解が得られれば、現地へ出張してガラスの押し縁が外れるかどうかトライしてみるのですが、外れないとなっても出張費をご負担頂く必要があります。

また、金モールが入った飾り格子入りのペアガラスを製作出来るかどうかも、お話がある程度確実になってきたら確認しなければなりません。交換までのハードルはいくつも存在しますが、何とか修理が出来るように努力したいと考えております。

恐らくこれは、ホームメイドくらいしか出来ない仕事だと思いますから・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

30年も前のものです

埼玉のお客様から古いペラウィンドウ(Pella)社製ダブルハングサッシのロック金物についてご相談を頂きました。

このクレセント・ロックは、30年前に建てられたおうちに取り付けてあったものだそうで、ロックレバーの周囲の台座が割れています。

材質は鉄の鋳物のようですから、無理な力が加わると割れてしまう傾向にあると思います。

形状は、今のペラのものとは全然違うような感じですが、恐らくこの部品も入手可能な気がします。それにしても30年も前のものが今でも製造されているというのは、日本の製造メーカーからしたら驚きですよね。

でも、日本でも定番のお菓子や地方の名物などは、30年よりも前から作っているなんてものはザラなはずですから、製造業も頑張って欲しいものです。

何れにしても、防犯の為に新しい部品を早めに調達して、装着する際はまた同じことが起らないようにサッシへの取付けを調整して欲しいものです。

勿論、私たちが現場で交換までやるなら調整作業までやるのですが、埼玉が現場ですから恐らくお客様ご自身で何とかされるのだと思いますから・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

これはなかなかいいかもです

お客様からのご依頼で、輸入網戸のスクリーンの張替えを度々行うのですが、スクリーンをピンと張ってやらないときれいに張替えが出来ません。

そこでクランプを用いたりして網を固定していましたが、今までなかなかしっくりとこなかったのです。

そこで今回アメリカから調達したのが、写真にある固定器具。網をフレームの上に広げておいて、網押えのゴム糸を入れる溝にこの器具を装着するとスクリーンがフレームに固定されるという仕組みです。

これを使うことで、網のずれを抑えることが出来ますし、網の余分も極力少なくして取り付けることが可能です。また、グラスファイバーの網を傷めることもないのがいいですね。

試してみた限りでは、手軽できれいに網の張替えが可能な感じですから、いい道具を見付けたような気もします。でも、道具に凝りだすとどんどん買ってしまいそうで、ちょっと怖いですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: |

無事、リベンジ出来ました

月曜に埼玉県桶川市のおうちに伺って、ハード(Hurd)社の掃出しサッシのロック金物を交換してきました。

以前記事に書かせて頂きましたが、このロック金物はラッチを出し入れする為のロックレバーを差し込む穴が、標準的な斜め45度のタイプではなく、90度の角度で明いています。

メーカーから供給された金物は45度のタイプだったものですから、先回その際現場で装着が出来ず、引き返してきたという苦い経験がありました。

今回は、メーカーから供給は出来ないとの回答がありましたので、直接部品メーカーから適合する部品を調達して、再度交換に伺いました。

当然ながら、今回はちゃんとロック金物の交換が出来て、写真のようにきれいに納まっています。その後、ドア自体の傾き調整とラッチの位置調整を行って、正しくロックが掛かるようになりました。

恐らくロック金物が壊れたのは、こうした様々なディメンションのずれでロックを掛ける際に金物にストレスが掛かった為だと思われます。

多くの業者さんの場合、壊れた金物を交換してそれで終わりだと思いますが、それではまた破損してしまいます。破損した原因を考えて、その根本原因を直してこそ正しい修理が完了します。

遠く桶川まで2回出掛けた訳ですが、余分な時間と費用が掛かって損をしたと考えるのではなく、また更なる経験(ノウハウ)を積むことが出来たとポジティブに捉えるべきかも知れません。

そうそう、以前にお話ししましたが、このドアハンドルは既に廃番ですから、大切に使って下さいね。交換は可能ですがデザインや納まりが変わりますよ。

<関連記事>: メーカーも間違えます (2020年10月11日)
<関連記事>: このハンドルは、手に入りません (2020年12月15日)
<関連記事>: 交換部品があるかなぁ? (2022年2月12日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

冬季休暇のお知らせ

12月30日(水)~2021年1月6日(水)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: |

年末に間に合いました

一昨日、リッチモンド(Richmond)社製の輸入アルミクラッドサッシの建具等の取付けに静岡県熱海市まで行ってきました。

ボウウィンドウの大きなケースメント建具が5枚、ダブルハングサッシの上下建具合わせて4枚。合計9枚の建具を取り付けてきました。

こちらの建具は、雨当たりの多い場所にあって、ガラスと建具枠との境目から雨水が建具内に侵入して、木部が腐ったりペアガラス内が内部結露したりした為、全ての建具を分解して補修すると共にペアガラスを交換しました。

曇っていたガラスが美しく光って見えるのが、写真でも分かります。トステムが輸入・販売していたリッチモンドのサッシですが、今では輸入をされていませんから、新しく建具を取り寄せて交換するということは出来ません。

ですから、建具をパーツ毎に分解して、既存のガラスの実寸サイズを計測して全く同じペアガラスをオーダーで製作しました。また、LOW-Eガラスにしていますから、通常のガラスよりも断熱性能や耐紫外線性能が格段によくなっています。

建具を分解したと簡単に言いますが、これを破損させずにきれいに外し、ガラスを交換した後にまた組上げるのは、相当な労力と時間、そして特殊な工具が必要となります。

勿論、専門知識もないと中途半端にしか修理が出来ませんから、普通のサッシ屋さんやリフォーム屋さんでは歯が立たないと思います。

また、ガラス交換だけでなく、輸入のグリルピンを交換したり、網戸の固定ピンも付け替えたりしていますから、新築時のオリジナルな状態に近い状況にまでもっていっています。こういう芸が細かいことが出来るのも、私たちくらいかも知れません。

それにしても、1枚30kg以上もあるボウウィンドウの建具は、脱着するのに本当に苦労しました。

そうそう、ボウウィンドウの建具には、ロックが上下に2つ付いています。こういう場合下側のロックだけしか掛けないというお客さんもいますが、それでは上側の建具が十分に引き込まれず隙間が生じてしまいます。(その場合よく見ると、建具が傾いて窓枠内に納まっているのが分かります)

そこから雨漏れしたり木が腐ったりしますから、必ず全ての窓のロックを閉めておくように習慣付けて下さいね。

<関連記事>: 輸入サッシの建具を外してきました (2020年6月23日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , , |

これが壊れると結構大変です

沖縄のお客様からキャラドン(Caradon、CWD)社のダブルハングの不具合についてご相談を頂きました。

ダブルハングサッシの両サイドには、サイドジャムと呼ばれる樹脂製のレール部材が付いているのですが、そこに割れが入ってきてしまったというものでした。

写真のように割れてしまうと、恐らく下窓を上げ下げする際に引っ掛かってきて、建具の可動がスムースに行かなくなっているのではないかと思います。

取り敢えず、このくらいなら使えるだろうとは考えていらっしゃると思いますが、この割れが酷くなると建具の固定が不安定になったり、上げ下げに支障をきたしたりする恐れがありますから、放置するのは危険です。

ただ、キャラドンというメーカーは、既に存在していませんし、そこを吸収合併したプライジェム(Ply-Gem)というサッシメーカーもアフターサービスは基本してはくれません。

サッシメーカーが存続している状況であれば、ジャムだけを交換部材として取り寄せることも可能ですが、今回はそうは行きません。

違うサッシメーカーのものを装着するというのは、建具の形状がメーカーによって違うので不可能ですから、シエラ・パシフィック社のアップグレード・キットを使って、ジャムと建具とを一緒に交換する以外に方法はありません。

また、この場合窓枠そのものはそのまま使いますから、その窓枠に入るように詳細寸法を調査・計測する必要があります。でも、それが出来るのは日本でもホームメイドだけだと思いますので、沖縄に名古屋から出張しない限り修理・メンテナンスは難しいというのが現実です。

ただ、それを行うと見栄えは変わらず、窓の開け閉めも新築時と同じように出来ますから、お金を掛けてやるだけの価値はあるはずです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: |