お知らせ : ページ 104

破風の通気穴は雨漏れの原因

先日、屋根付近からと思われる雨漏れの修理・メンテナンスを行ってきました。

破風と呼ばれる屋根の三角になった部分の軒裏に、穴明きの有孔ボードと呼ばれるケイカル板が施工されていました。(恐らく、屋根裏の空気を逃がす為に施工したのだと思いますが、構造的にここからは屋根裏の空気は殆ど出てきません)

通常、穴明きボードは、軒裏が真下に向いている場所に取り付けるのですが、こうやって少し上向きになった場所に付いていることがよくあります。

真上から降る雨であれば問題はないのですが、少し風がある時だとこの通気穴から雨が構造内部にまで入り込んでしまいます。台風の時のように数日雨が断続的に降るような場合では、相当量の雨が入ってしまいますから、それが室内にも出てきてしまうというトラブルが発生するのです。

ですから、こうして破風の軒裏に明いた穴を鈑金材などで塞ぐのですが、こうした施工は結構多くの住宅で見受けられます。お客様は、建築会社をプロだと信用している訳ですが、半分以上は単なる建築ブローカーや施工方法を知らない設計士だということを忘れてはいけません。

それにしても、破風の一番下になっている場所(水平屋根との接点)にも大きな穴が明けっ放しだったのにも驚きました。このおうちは、2度塗り替えもしているとのことですが、塗り直ししたペンキ屋(リフォーム屋)も何ら問題にしなかったというのはひどい話です。

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ようやく塗り替えしてもらいました

いつもは建築関係の話題しか掲載しない私ですが、今日は違うことについて記事を書かせて頂きます。

会社を興したのが2000年。その時からずっと乗っている営業車のカプチーノなんですが、数年前から塗装が剥げてひどい状況でした。

忙しかったのと、然程お金にも余裕がなかったという理由で放置していたのですが、このままではいけないということで、今年のお盆過ぎに全塗装をしてもらうように友だちの自動車屋さんにお願いしました。

また、ダッシュボードの表面が割れて、フロントガラスにも小石が当たった跡があったことから、そういったものも交換してもらいました。まあ、友だちということもあったと思いますが、なかなか修理や塗装が完了せずに、数ヶ月経った後に戻ってきた様子がこの写真。

元々は赤い車だったのですが、2010年くらいに黄色に塗り替えて、そして今回はブルーグレーに塗装してもらいました。ちょっとレトロな感じの色で、なかなかカプチーノでは見ない色だと思っています。

この車、実は1991年式で2000年に中古で買った車です。(当時は既に生産終了していましたから・・・)

ですから、30年もの長い間、軽なのに頑張って動いてくれています。距離も20万キロを越えています。家もそうですが、車も修理やメンテナンスをしながら使い続ければ、50年くらいは乗れるかも知れません。

そういう精神は欧米では普通ですし、サスティナビリティが叫ばれる今の日本にも求められているのではないでしょうか。

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ご自身で交換出来るのだろうか?

千葉県のお客様から、メーカー不明の輸入サッシに付いている半円窓のペアガラスが欲しいという相談を頂きました。

ご事情はよく分かりませんが、恐らくガラス内に湿気や水が入って内部結露を起こしたのではないかと推察されます。

近くのサッシ屋さんやリフォーム屋さんに相談されたのだそうですが、どこも輸入の半円ペアガラスは作れないと断られたそうで、遠く離れたホームメイドに問い合わせを頂きました。

今回は飾りの格子はなくていいという話なので、ガラスの実寸法さえ分かれば供給は可能とお伝えしました。ただ、後日ご連絡頂いた実寸法の数字は、通常の輸入サッシでは使われないサイズでしたので、ちゃんと計測していないのではないかと心配です。

とは言え、嘘の寸法だとは言えませんから、再度寸法確認をお願いしてご案内頂いたサイズでペアガラスを製作するという形の見積をご提示しました。

注文されるかどうかはまだ分かりませんが、本当に取り外しや取付けが出来るのだろうか、初めてなのにやり方は分かるのだろうか、防水処理をしなきゃいけないということも分かっているのかなど、いろいろと心配な点が頭をよぎります。

私たちでも輸入ガラスの交換に伺う際は、必要な材料や道具をいくつも準備して、正しい施工手順に従って作業を行います。

勿論、途中で発生するイレギュラーなことにも対応出来るだけの知識や経験、追加の工具なども準備しておくことが求められますから、初めてで素人のお客様が適切にやれるかどうかは、ちょっと分かりません。自分でやってみるのはいいことですが、それってハードル高くないですか?

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ロックレバーも調達します

群馬県のお客様から、ヴァイスロイ(Viceroy)社製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のドアハンドルが欲しいというご相談を頂きました。

写真は、ドアの内外に付いているハンドルセットですが、室内側のハンドル内に装着するロックレバーも一緒に調達したいそうです。

ロックレバーもハンドルも樹脂で作られているので、太陽の紫外線に曝される場所にサッシが付いていれば、そのうち劣化してしまうのは仕方ありません。

ただ、ロックレバーについては紫外線による経年劣化で破損するというよりは、ドアの取付け位置が変化して鍵が掛けられないという不具合が原因で、無理に鍵を掛けようと動かないレバー回したことで割れてしまうということが多いかも知れません。

勿論、プラスチックも長年の使用で弱くなっていますから、それも複合的な要因にはなっていると思います。

今回は、ハンドルとロックレバーを調達してお送りするのがミッションですが、お客様の方では掃出しサッシの建て起こし調整を一緒にして頂かないと、また同じ問題が発生しますから注意が必要です。

対処療法で壊れた部材を交換しても、根本原因がそのままでは、最終的な問題解決にはならないのです。

私たちが取付け作業まで行うのであれば、そういった調整を含めてメンテナンスを行いますが、単に部品供給をさせて頂くだけのお客様ですと、どうしてもその点は自力更生して頂く他ありません。

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網戸の取外しには必修ですよ

最近立て続けに、輸入サッシの網戸を固定する為のスクリーンピンが欲しいという問い合わせを頂きました。

私たちは、マーヴィン(Marvin )から敢えて樹脂シャフトの網戸固定ピンを調達しているのですが、ハード(Hurd)等の他の輸入サッシでもお使い頂いております。

樹脂シャフトのいい処は、シャフトに頭のツマミを差し込むのに手の力でも簡単に入ってくれて抜けにくいという点です。

これがアルミのシャフトとなると、金槌で強く叩かないと差し込めません。その際にアルミのフレームや網にダメージを与えてしまうといった、予想外のトラブルも発生します。

また、シャフトが樹脂だとピンの劣化が早いと思われるかも知れませんが、劣化するのは頭のツマミの部分は殆どです。ツマミの部分は、シャフトの材質に関わらず全て樹脂で出来ています。

そこが常に露出していますから、ツマミの部分が劣化して割れてくるのですが、シャフトは網戸のフレームの中に隠れてしまう為、樹脂であっても劣化することは殆どありません。

マーヴィンはアルミと樹脂の2つのシャフトのものを販売していますが、私たちは使いやすい樹脂シャフトのスクリーンピンをお勧めします。

<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか? (2010年9月28日)

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バネが弱ると開けにくい

あま市のお客様から輸入玄関ドアに取り付けられているハンドルセットの室内側ドアレバーが下がったままで開けづらいという相談を頂きました。

こちらのハンドルセットは、クイックセット(Kwikset)のチェルシーというデザインのもので、室内側のドアレバーはコモンウェルス(Commonwealth)というタイプが選択されています。

こういう状態の時は、レバー内に取り付けられているバネが弱ってきているということの他に、鍵爪を出し入れするドアラッチという部品のバネも経年劣化してきている可能性があります。

ドアレバーだけを交換してもある程度直るとは思いますが、ちゃんとした状態で気持ちよく使いたいというのであれば、2つ共交換しておいた方が無難だと思います。

どちらも問題なく手に入る部品ですから、心配する必要はありません。ただ、最近クイックセットも、ものによっては従来の製品を生産中止にしたり、色のバリエーションを制限したりしていますから、製品として存在しているうちに早めに交換しておくことはいいことかも知れません。

皆さんのおうちでもまだ使えるからと交換せずにお使い頂いている輸入資材がありましたら、メンテナンスを考えるようにしてみては如何でしょうか?

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防犯の為にも直したい

徳島県のお客様からインシュレート(Insulate)社製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロック金物が破損したので部品が欲しいという相談を頂きました。

ロックレバーを下げると、ロック用のフックが飛び出して鍵が掛かるというシステムで、防犯性が高い分破損した状態で鍵が掛かってしまうと外しにくいという側面もあります。

今回は、破損したロックケースも外すことが出来るようですから、鍵が掛かったまま開けられないということはないようですが、逆に鍵が掛けられないというのも心配です。

予備も含めて2個のロックケースを調達するように、早急に手配を進めますが、師走で泥棒や空き巣も増える季節ですから皆さんも鍵のチェックをしてみては如何でしょうか。

輸入サッシのロック金物は、15~20年で新しいものに交換すると、いつまでも調子よくお使い頂けると思いますよ。

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こんなものも交換したい

先日福岡へ窓のメンテナンスにお邪魔した際に、網戸をサッシに固定する為の固定部品も手に入らないかとの相談を受けました。

それは、サーティンティード(CertainTeed)社ケースメントサッシの網戸固定クリップというもので、網戸のヘリに引っ掛けて網戸が外れないようにするという機能を果たします。

クリップを留める部分もクリップ本体も全てプラスチックで出来ている為、15年以上使っていれば経年劣化で割れたり欠損したりするのは仕方ないですね。

小さくて他愛もない部品ですが、これが使えないと網戸を窓枠に装着することが出来ませんから、なくてはならない存在です。今回お客様からは、40個程の調達をご依頼頂きましたが、無理なく手に入れられると思います。

やっぱり、こういう部品は予備を含めて購入しておきたいものです。

<関連記事>: 新しい網戸クリップが届きました (2021年12月20日)

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強固な鍵を解除しました

福岡県のお客様の処に伺い、サーティンティード(CertainTeed)社のケースメントサッシのメンテナンスを行ってきました。

以前、マルチポイント・ロックのロックレバーが取れてしまったという記事を書かせて頂きましたが、やはりレバーだけが壊れたのではなくロックも掛かったまま解除出来なくなっていました。

マルチポイント・ロックは、窓枠と建具とが密着するように鍵を掛けられる仕組みですから、隙間が全くありません。

ですから、素人のお客様がご自身で鍵を開けるということは、ほぼ不可能な状態でした。鍵の解除が出来そうな道具や材料をいくつか用意をして行きましたが、解除につながる有効な手段がなかなか見つからず、数時間窓と格闘しました。

ただ、窓の構造は熟知していましたから、何をどうすればいいかということは分かっていましたから、その点を考えながら冷静に作業を進めました。丁度お昼になりそうという頃、突然その時がやってきました。

ロックが引っ掛かっている部分に金属棒を当てて、その上からハンマーで叩いてやった処、見事にロックが外れました。文字で書いても、皆さんはよく分からないかも知れませんが、まさに問題箇所をピンポイントで攻略した瞬間でした。

その後、ロックや開閉の関連部品を一様に交換・調整して、作業を完了しました。やはり、取付け場所の浴室は、水分や湿気が多い為金属部品の劣化が著しいことを考えると、悪くなる前に早めに交換・修理をして頂くことが望ましいと思います。

それにしても、お風呂の窓が開けられないのは、湿気がこもって大変だったでしょうね。

<関連記事>: ロックが掛かったままでなければいいのですが・・・ (2021年10月6日)

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重量があるサッシは、ダブルで持ち上げます

京都府のお客様のおうちで、MBF製の上げ下げ窓のバランサー交換を行いました。

横に長い少し大きめのサッシで、開閉する建具の重量も8kg近くありました。

通常付けられているコイルバランサーは、両サイドに1個ずつなんですが、それだけでは建具を持ち上げられないことから、バネを上下に2個連結させたタンデム型のコイルバランサーがそれぞれ装着されています。(3個のものもありますが、まだ日本では見たことがありません)

バランサーを交換する為に使うサッシ・フレームを無理矢理広げるエキスパンダーという工具は、バランサーの高さに合わせて2個使いますが、タンデムとなると工具同士の距離が広くなり、フレームを広げてもその中央部は思った程広がりません。

ですから、通常よりも更にフレームを広げなければならないのですが、あまりやり過ぎるとフレームが割れてしまうリスクもあり、慎重な作業が求められます。

バランサーは、吊り上げる建具の重量と建具の高さによって、強度と内蔵されたバネの長さが変わってきます。今回も無事にコイルバランサーの交換が完了しましたが、現場によって常に状況が違いますから、作業には細かな観察と気遣いが必要です。

そうそう浴室は水分や湿気が多いですから、ステンレス製のバネでも劣化して切れてしまいます。コイルバランサーは、15年くらいで新しいものに交換したいものですね。最後に、ガラスの周囲に水が入らないように防水処理を行って、作業は終了しました。

<関連記事>: 京都まで修理と調査 (2021年10月27日)

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