お知らせ : ページ 249

バレルサウナの寸法図です

木製バレルサウナ

静岡県のお客様からカナダのバレルサウナ(樽型サウナ)を設置してみたいというお問い合わせを頂きました。

先般、オーシャンズという雑誌に取り上げられて以来、お問い合わせがいくつか来ていますが、日本人はやっぱりサウナが好きなんでしょうか。

写真は、メーカーからの透視図。全長は3.6m、直径は2m。入口の屋根付きポーチには休憩用のベンチがあり、入口を入ると奥行1.2mの着替えスペースがあります。

その奥にあるドアを開けると、長さ1.8mのサウナ・スペースが広がりますが、板壁となっている一番奥にはバブル・ウィンドウと呼ばれるスモーク・レンズの丸い球形出窓が取り付けられます。それを含めると、全長は約4.2mに達する大きなサウナとなります。(小さめのものもありますが・・・)

カナディアン・シダー(杉)のアロマな香りで癒されると共に、薪又は電気式のヒーターによって健康的な汗をかく。そんな素敵な時間を、最大6名で楽しむことが出来るなんて楽しいですよね。

バブル・ウィンドウには、小さなテーブルも付けられますから、簡単な飲み物やフルーツ、本などを置いておくことも可能です。

サウナの傍らには、同じシダーで出来た樽型の水風呂も設置する予定ですから、そこで汗を流してまた熱いサウナに入るなんてことも出来ますね。まだ計画の段階ではありますが、実行段階に入りましたらその様子をご案内します。

もしかしたら、今流行りのグランピングでサウナなんていうのもいいかも知れませんね。

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その名も螺旋です

Spyra

今日は、久しぶりに輸入のシーリングファンをご紹介しましょう。

暑い夏や寒い冬に、室内の冷暖房の空気は上や下に集まってしまい、せっかくの空調がうまく機能しないこともしばしば。

そんな時役に立つのが、シーリングファン。サーキュレーターとして室内の空気を緩やかに撹拌し、部屋全体の温度を一定に保ってくれます。

写真は、2階の天井部分まで吹抜けとなっているLDK一体型のリビングに設置されたシーリングファン。

梁(ハリ)や柱の形からすると、この建物はコンクリートのRC造のマンションを改造(リノベーション)したものかも知れません。日本では耐震の問題から、これだけ大胆な改築は難しいかも知れませんが、アメリカ人は考えることが違いますねぇ。

70年代風にデザインされたインテリアに合うように、シーリングファンもちょっと宇宙的な感じがしませんか。このシーリングファンは、キチラー(Kichler)社製のスパイラ(Spyra)という製品で、スパイラル(螺旋)をデフォルメした切れのいいデザインをしています。

その流線形に合うように埋め込まれた照明器具も、主張し過ぎていない感じがいいですね。こういう照明付きのシーリングファンの場合、どの高さに吊るすのがいいのか悩むところですが、やはり脚立を上って手を伸ばせる位置がいいように思います。

そうすれば、電球が切れても自分で交換出来ますからね。高過ぎても低過ぎてもダメですよ。そこはセンスと実用をバランスさせてこそのインテリアです。私たちのようなプロに相談することをお忘れなく。

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ちょっとログハウスみたいでしょ

中折れ屋根

急勾配の屋根が、途中で折れ曲がって緩い勾配の屋根に変化するデザインの中折れ屋根。

カナダでは、ルーフデッキ(屋根付きのウッドデッキ)付きのログハウスなどで使われる手法ですが、日本ではあまり見かけない屋根ですよね。

途中で折れ曲がっている形状ですが、それでも屋根は一体のものとして繋がっていますから、国産のカラーベストのようなコンクリート板の屋根材や瓦では曲がりの部分の納まりがきれいに出来ません。

それに引き換え、北米のアスファルトシングル葺きは、柔らかなグラスファイバー入りのアスファルトで成型された薄い素材で出来ていますから、簡単に曲げることが可能です。だから、こんなに美しいデザインの折れ屋根が出来るという訳です。

勿論、屋根材は上から下まで連続して施工されていますから、防水性でも弱点はありません。ただ、折れ屋根で気を付けたいのは、緩い勾配にする時の防雨性能。あまり緩すぎる勾配だと、強い雨風が吹き上げた際に中に雨が侵入してしまう恐れがあります。

ですから、勾配は最低でも3.5寸(長さ10に対して高さ3.5の比率で上がっていく)勾配にしなければなりません。

屋根瓦に比べて格段に軽く地震にも安全ですし、条件はありますが一生保証という屋根材は、私たちが使うアスファルトシングルしかありません。(将来の屋根の塗り替えも、基本不要です)

こうして私たちのレンガ積み輸入住宅(大分市)は、出来ていきます。

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大分のお客様から頂きました

大分のお土産

先週トラックに断熱材と機材を積んで、大分市へトンボ返りしてきたのですが、その際に施主であるお客様からお土産を頂きました。

大分の銘菓「ざびえる」や地元高級レトルトカレーの数々。

いや~、めっちゃ嬉しいですぅ。

お菓子は会社でおやつに頂いたり、お客様がいらした際にお茶請けとしてお出ししようと思います。

カレーについては、家族全員前世はインド人だったというくらいカレーが大好きですから、じっくり家で味わいたいと思います。(と言っても、すぐに全部子供に食べられてしまうでしょうが・・・)

こうやって、いろいろお気遣いを頂けると、私でなくても自然と仕事に力が入るものですよね。性格が単純ということかも知れませんが、家づくりはやはり人と人との関係や気持ちが大切な仕事だと思います。

私たちもそういう気持ちをいつも持って、素敵な輸入住宅を建てていきたいと思います。

そうそう、私も名古屋土産に味噌煮込みうどんや赤味噌、ビール、黒酢、リンゴ酢を持っていきましたよ。(一部は、地元の大工さんたちにもお裾分けをしました)

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まるでお布団です

自然素材の断熱工事

昨日、屋根の通気スペーサーの素晴らしさについて書きましたが、今日は自然素材であるセルロース・ファイバーの断熱工事について書かせて頂きます。

小学校の理科でも習った通り、セルロースとは植物の細胞壁を形作る繊維ですが、私たちはセルロースを固めて作った紙を再度粉砕して家の断熱材に使います。

セルロースは、元々木の繊維ですから、木造の柱材と素材的には全く同じ。そういう点でも全てが木に囲まれている家になる訳です。

セルロースを施工する為には、まず不織布という空気を通す布を張らなければなりません。布を張らずに壁に吹き付ける方法もありますが、化学物質の入った糊を混ぜて壁に布着させますから、せっかくの自然素材が台無しです。

だから、少々手間は掛かりますが、壁全面に不織布をたるみなく張っていきます。ピンと張った不織布に太いホースを入れる為の穴を明けて、そこからブローイング・マシンで細かな綿状のセルロースを吹き込みます。

ご覧のように壁の中に隙間なくセルロースが入りますから、グラスウールのように断熱欠損が生じることも心配ありません。勿論、あまり多く入れ過ぎると、その上に張る石膏ボードも膨れてしまいますから、その加減が絶妙でないといけません。

写真のように、不織布が少しだけ膨らんだ感じは、まさにお布団のような感じです。でも、実際に触ってみると、フワフワした感じではなく、結構しっかり固い感じがして安心感があるんですよ。

石膏ボードを内装に張ってしまえば、断熱材は全く見えなくなってしまいますが、見えないところこそ本当は大切なんです。

そうそう、断熱工事が終わって石膏ボードを張る前には、普通ビニールシートのべーパーバリアを湿気除けに張りますが、壁自体を呼吸させるセルロースや羊毛の断熱壁では不要です。ビニールで家を覆うなんて、家自体を窒息させる以外何ものでもありませんよね。勿論、ビニールクロスも論外です。

<関連記事>: 木の細胞繊維であるセルロース断熱材 (2006年12月25日)

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大分の現場へセルロースや羊毛の断熱材を運びました

通気スペーサー

サッシの取付けや室内配線が完了したといことで、そろそろ断熱材を入れたいという現場からの要請を頂きました。

そこで、週初めにセルロースの断熱材を壁内に吹き込む為のブローイングマシン(吹き込み機)とセルロース、天然羊毛の断熱材などをトラックに積み込みました。

ブローイング・マシンは200kg近い重さがありますし、断熱材も相当量を積み込みましたから、積載量のほぼ限界で名古屋~大分間を走ってきました。

いい年なのに、ほんとよくこんな大変なことをやりますよね。断熱処理の作業等については、また後日ご案内することとして、その前段階のことについて少しお話をしたいと思います。

自然素材の断熱材は、室内の温度調整を行ってくれるばかりか、湿度の調整をも自動でやってくれるスグレモノです。勿論、解体時にはリサイクルも可能です。こうした機能は、グラスウールやロックウールなどの無機質な断熱材ではあり得ません。

だからこそ、大変な手間と費用が掛かっても、私たちはお客様の家にはこうした断熱材を入れる訳ですが、温度や湿度を最終的にどこかから外に出さなければ、それらが室内に籠ってしまいます。

そうしたものは、上昇気流によって徐々に上へ上へと上がっていき、最後には屋根裏や屋根下地にまで到達します。当然、そこにグラスウールのようなものが張ってあれば、グラスウール等が湿気ってしまい、断熱性能が低下するばかりか、屋根裏結露によって屋根の野地板や屋根垂木が腐ってきてしまいます。

湿気や熱は絶えず下から上がってきますから、単にセルロースや羊毛を断熱として入れただけでは、そのうち飽和状態となってせっかくの自然素材の断熱材も意味をなさなくなってしまいます。

そこで入れるのが、写真のような通気スペーサー。これは、外壁の通気層や軒下換気口から上がってくる空気を、この段ボールの内側にある通気層に通して、最後に屋根の棟から放出する為に施工されます。

(素材の段ボールは、セルロースと同じ木の繊維で出来ています。ですから、木造の構造材との相性は抜群ですし、吸放湿作用性もあります)

その空気の上昇を利用して、自然素材の断熱材を通過した室内の湿気や熱をも外へと逃がすのが、通気スペーサーの役割でもあります。

つまり、家(外壁)の外側の通気層によって家の構造そのものを乾燥させるという役割と、室内の余分な湿気や熱を自然に屋外に出して、室内環境を整える役割を果たしているのです。これって、家やそこに住む人にとっては、相当素敵なことなんです。

自然素材の断熱材を自然な状態のまま入れたり、通気層を形成するように施工したりと、結構な手間・暇・コストが掛かりますから、殆どの住宅メーカーではやっていません。

何故こんないいことをやらないのか? お客様の目に触れないことはやればやるだけ価格競争で不利になるからです。だって、見た目同じで坪単価が高かったら、買ってもらえないと誰しも考えますよね。

それって、お客様のことをほんとに考えた家づくりと言えるでしょうか。だから私は、見積だけで判断する人は嫌いですし、自分が手を抜いて儲けだけを優先することもしたくありません。

<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) (2007年9月1日)
<関連記事>: 冬場を前に屋根裏を点検しましょう! (2014年10月20日)

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こんな短いバランサーもあるんですね

ミルガードの短いバランサー

神奈川のお客様から、ミルガード(Milgard)のシングルハングのバランサーの糸が切れたので、部品を注文したいという問い合わせを頂きました。

電話でお話を伺い、バランサーに刻印された番号と写真をお送り頂きたいというお願いをした処、番号は一方が「82」、もう一方が「84」という回答がありました。

普通は、「18-4」という感じの数字であるはずなんですが、いつもと全然違っています。また、窓の両サイドに付いているバランサーは、通常同じ長さ、同じ強度であるはずですから、番号が違っているということはあり得ません。

お客様側で何か間違えがあるような気がしましたので、写真で寸法や番号が分かるようなものを送って下さいとお願いしたのですが、写真をメールで送るというのがあまり得意でないのか、実物を郵送頂くということになりました。

そこで、受け取った不具合品の写真がこちら。バランサーの長さが、全長で25㎝程度しかありません。普通は、50㎝程度のものであるはずですが、半分しかないバランサーです。

確かにこれなら、「8-4」とか「8-2」というのも分かります。こんな短いチャネルバランサーもあるんですね。ビックリしました。

今回は、「8-4」で統一して同じ仕様のバランサーを2本調達して差し上げようと思います。長く輸入資材のメンテナンス部品の調達をしていると、いろんなことがありますねぇ。

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ガラスの中も汗を掻きます

ハードのペアガラスの内部結露

先週、愛知県大府市にある輸入住宅のメンテナンスに伺ってきました。

こちらのおうちを建てた工務店は、既に輸入資材で家づくりをしておらず、修理を依頼する専門業者がいなかったそうです。

そこで私共が呼ばれてメンテナンスに伺った訳ですが、その際別の案件の修理についてもご相談がありました。

それが、このペアガラスの内部結露。アメリカ ハード(Hurd)社の輸入サッシなんですが、ガラスの中が薄っすら曇っていました。

陽が当たる昼間、それも暑い夏場は水分が蒸発して結露は起こりにくくなります。(但し、気体になっているだけで、水分自体はペアガラス内に滞留しています)

にも拘わらず、ペアガラスが曇っているのは、相当な量の水分が中に入り込んでいると考えていいでしょう。きっと、寒い冬場や梅雨時などは、もっと顕著に結露が発生していることでしょうね。

ペアガラスをよく見ると、ガラスとガラスの間にもう1枚ガラスのような薄いものが確認出来ました。

お客様はトリプルガラスではなくペアガラスだとおっしゃっていますから、2枚のガラスの中間にあるものは断熱・遮熱効果を更にアップさせるヒートミラーの薄膜であることが分かりました。

この時代、ヒートミラーはペアガラスの3割増しくらいの金額だったように思いますから、お客様も相当頑張ったと思います。ただ、こうして内部結露をしてしまったアルミクラッド・サッシは、窓の建具ごと交換する以外にはありません。

サッシの外部に防水コーキングをちょっと打つだけで、こうしたトラブルの多くはリスクを減らすことが出来たんですけどね。

輸入住宅にお住まいの皆さん、今からでも遅くないですからご自身でも是非サッシのコーキング処理をやってみて下さい。勿論、国産サッシをお使いの家でも、やればそれなりの効果はあるはずですよ。

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バランサーの糸切れを起したダブルハング

糸切れしたアンダーセンのダブルハング・サッシ

アンダーセン(Andersen)社製ナローライン・シリーズの2連のダブルハング・サッシ。

窓枠や建具枠が細く繊細に出来ているので、そう呼ばれている訳ですが、輸入住宅ブームの頃には本当にたくさん施工されたサッシだと思います。

その頃から20年近く時間が経ってきて、窓のメンテナンスもそろそろ必要になってきたようです。

こちらのサッシは、窓枠の両側に見えるバランサーの吊り糸が切れて、サッシの開閉に支障をきたす状態になったようです。

アンダーセンのダブルハングは、ペラ(Pella)と同様上から吊り糸で建具を持ち上げているという構造ですから、糸(紐)が片側でも切れてしまうと窓の建具が落ちてきてしまいます。つまり、窓を上げようとしても自然と下がってきてしまう状況となります。

こういう場合、吊り糸を内蔵している左右のバランサーを交換することとなる訳ですが、この交換は結構力やコツが必要ですから、一度にたくさん直すことには無理があります。慣れた私たちでも、一日に5ヵ所くらいの窓を直すと腕や手の筋肉がブラブラになってきます。

そうは言っても、お客様の時間的な制約もありますから、出来るだけ一度にやれるように頑張るのですが、家の全部がダブルハングというおうちは一日では到底施工は完了しません。

一般の皆さんもご自身で交換された方もいらっしゃるでしょうが、その苦労はなかなかのものだったと思います。交換すればまた元の通りに動くようになりますから、是非10年毎にバランサーの交換をするようにして下さいね。

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夏は、バネが切れやすい?

切れたトーションスプリング

昨日も輸入住宅のメンテナンスについて、いろいろ問い合わせを頂きました。

その中で特に多くなってきているのが、ガレージドアの修理です。

電動のオープナーの交換も毎週のようにあるのですが、写真にあるようなトーション・スプリングが切れたというトラブルも全国の方からたくさんご相談があります。

こちらは、メーカーが分からないガレージドアなんですが、幅が4.9mもあるダブルサイズのガレージドア。

普通、ダブルサイズ(車が横並びで2台分)のドアとなると、重さ100kgを超えるくらいとなりますから、トーション・スプリングは2本付くのが一般的。でも、写真では少し長めのバネが1本だけ。こんなんでドアが持ち上がるのかと思いきや、ドアは67kgしかないそうな。

素材はきっとアルミ製の薄板なのかも知れませんが、ここまで軽いのは初めてです。(この重さは、幅2.4mのガレージドアくらいです)

こちらのお客様は、奈良県に程近い三重県にお住まいですから、職人が名古屋から行くか関西から行くか、悩みますねぇ。何れにしても、車を通勤の行き帰りにご利用とのことですから、出来るだけ早めに修理をしてあげなければなりません。

でも、今日は日曜日。いろいろな手配は週明けの月曜になりますが、それまで少々お待ち下さいね。

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