お知らせ : ページ 279

内カギを閉じてしまったら、これを!

内カギ解除用ツール

トイレや洗面など、中に人がいる時に内側から鍵を掛けますが、誰も入っていないのに鍵が掛かってドアが開かないなんてことはありませんか。

内カギを解除したつもりで外に出た時、鍵(サムターン)をしっかり回さず、中途半端に回した状況にするとドアを閉めたショックで内カギが掛かってしまうなんてこともあるようです。あとは、小さな子供が外に出る前に内カギを掛けた状態で閉じ込みしてしまうこともありますね。

そんな時、Kwikset(Titan)などの北米のドアノブ、ドアレバーは、外側に小さな穴が開いていて、そこに写真のような鍵の解除ツールを差し込んで回すと内カギが外れるようになっています。

新築時の家の引き渡しの際に、こうした工具をお施主に差し上げるようにしていますが、そのうちどこかに失くしてしまうんでしょうね。

たまに私共にトイレの鍵が開かなくて困っているという相談を頂くことがあります。万一、トイレの中で人が倒れていて、救出出来ないなんて状況だったら、そりゃ大変なことになりますよね。

そんな緊急事態にならないように、是非この解除ツールを1本備えておいて欲しいと思います。勿論、私たちなら在庫を持っていますから、いつでも対応出来ますよ。

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どこまでやるか。それが問題だ

メンテナンスが必要な輸入住宅

随分前に、滋賀県の中古の輸入住宅物件を販売前に修理したいという相談を頂き、サッシのバランサーを交換しに伺ったのですが、その不動産屋さんから久しぶりに連絡を頂きました。

今回の相談は、競売物件の輸入住宅を購入したのですが、新築から15年以上経っている建物で、サッシやドアを含めた全体的な補修をしてからどなたかに販売したいので、輸入資材の全体的なメンテナンスをお願いしたいということでした。

新築から何年か経って増築もしているらしく、既存の建物のサッシがマーヴィンで増築部分はハードという窓メーカーの違うサッシが付いています。

Marvinの5連のボウ・ウインドウの両袖が、開閉するケースメント・サッシになっているのですが、結露や雨漏りで建具(障子)が腐ってしまったようで、デザイン的に違和感のある三協アルミの窓に交換されていました。

その他に、木製のサッシ枠が腐っていて、窓全体を交換しなければいけないものが、1ヶ所。Hurdの窓の網戸が破損しているのが、2ヶ所存在します。ドアのヒンジやレバー・ハンドルも錆びたり、劣化したりしてきていますから、細かく見ていくと直す場所が相当な量になってきます。

ノード(Nord)社のマンチェスターというシリーズの美しい玄関ドアもダブルで付いているのですが、緑色のベタ塗りの塗装が施されていて如何にも勿体ない感じがします。もう少し早ければ、木目の美しい状態で維持出来たかも知れませんが、今となってはどうしようもありません。

喜怒哀楽、いろいろあったとは思いますが、ここまで拘って造ったおうちですから、新築時に近い状態まで何とか戻してあげて、新しいご家族にも気持ちよく住んで頂けるように努力したいと思います。

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輸入サッシ用網戸の変形・破損

サーティンティード・サッシの網戸変形

こちらは、サーティンティード社製サッシ用の網戸。

アルミで出来た網戸フレームの中央付近で折れ曲がって、変形してしまっています。

窓から網戸を外す際に無理にこじってしまったり、落としてしまったりして、アルミが曲がってしまうなんてことはよくあります。

また、フレームとフレームとをつなぐプラスチックのコーナー部品が破損してしまったり、劣化して割れてしまうことも多いですね。

輸入サッシの場合、窓メーカーによって網戸部品のサイズ・形状が違っていますから、国内にアフターサービスの拠点がないメーカーのものやメーカー不明のサッシとなると、どうしていいか不安だと思います。

そんな時、直接資材を輸入している私たちなら、必要な部材を探して代替品を見付け出せるかも知れません。ただ、その為の手間・暇は余分に掛かってきますので、たかが網戸だからと安易に安く出来るとは考えないで頂きたいと思います。

そういうことをちゃんと理解頂ける方であれば、私たちも一生懸命直せるようにお手伝いをさせて頂きます。どこに相談してもダメだったものが、ちゃんと元通りに戻せるなんて素晴らしいことだと思いませんか。

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FUZION 7260, Jacuzzi

FUZION 7260, Jacuzzi

日本ではジェットバスのことをジャクジーと呼びますが、ジャクジーとはメーカーの名前で、商品名ではありません。

ジェットバスのことは、英語でワールプール(Whirlpool)と言うのですが、その語源は渦(うず)にあるのです。

さて、そんなジャクジー社のワールプールをご紹介しましょう。大きさは、1,830 x 1,530mm。日本のユニットバスの浴槽を2つ並べたよりも大きくてゆったりしたバスタブです。

深さは、600mmですから、日本のものよりは浅めですが、寝転ぶように浴槽に入るスタイルですから、これで十分。バスタブには、頭を置く為の白いヘッドレストが2つ付いています。つまり、夫婦2人で入ることを想定しているんですね。

ジャクジーのホームページでは、このバスタブには「サロン・スパ」と言うシステムが装備されていて、パワフルなジェットと癒しのバブルによって心身共に疲れを取ってくれるよう設計されているとあります。

マラソンを走った後の激しい筋肉疲労を力強いマッサージ・ジェットで回復させたり、長い間に蓄積された慢性疲労を優しい細かな泡で癒してくれるのが、「サロン・スパ」なんだそうです。

そうそう、ネック・マッサージの機能も標準で付いているそうですよ。また、このバスタブの周囲のエプロンには、木製の黒っぽいデッキをオプションで取り付けることも可能です。

いや~、この景色はまるで自宅に温泉があるような感じですよね。

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フレームが開いてきたミルガードのアルミサッシ

フレームが開いてきたミルガードのアルミサッシ

樹脂製輸入サッシで有名なアメリカ ミルガード(Milgard)社。

古い輸入住宅のおうちでは、同じミルガードでもアルミ製の窓を施工しているところも国内には結構あります。そんなお宅の一つがこのサッシのおうちなんですが、写真のように建具(障子)のフレーム枠がコーナーのところで遊離しています。

お客様曰く、ビスでコーナーを固定してあったようですが、フレームに使われているアルミの厚みがそれ程でもなく、ビス穴がバカになってビスが利かなくなったそうです。もう少し長いビスや太いビスで留められないかとも提案したのですが、アルミの強度的には難しいようです。

現在、ミルガードに対して、代替えの建具が製作出来るかどうか、打診していますが、うまく作ってもらえるでしょうか。でも、何十年も前のサッシを全く同じサイズで作ってくれるかも知れないなんて、国産サッシのメーカーではあり得ないですよね。

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輸入住宅の外装のデコレーション

外装の飾り

私のブログ記事をご覧頂いたお客様から、妻屋根(屋根が三角に見える場所)に飾るゲーブル・オーナメント(Gable Ornament)についてご質問を頂きましたので、今日は外装の飾りのお話をしようと思います。

写真は、ウレタン製のモールディング材で有名なFypon(ファイポン)社製の飾りの様子です。

この家は、妻屋根の軒を殆ど出さず、外壁面とほぼ同じくらいに破風(軒をカバーする板状の面材)の位置を設定しています。こういう納まりで家を造ると、上からの雨でも窓やその周囲に直接雨が当たることになりますから、長い目で見た時に防水性のリスクが生じます。(好みの問題もありますが、軒を出さない施工は、家の雨仕舞がよくありません)

その為、大きなハーフラウンドの窓のある部分を上から覆うようにそこだけ軒を出して雨がサッシに当たらないように工夫しています。そこを支えるようなイメージを作る為に、飾りのブラケットを4つ用いて家のアクセントとしているのですが、それだけだと少し寂しかったのか、妻屋根のトップに扇形の妻飾り(ゲーブル・オーナメント)を付けています。

妻飾りは、破風板とほぼ同じくらいの出の場所に取り付けますから、裏側でしっかり取り付けないと風などで外れて飛んでしまいます。ですから、施工には注意が必要です。

でも、こうした妻飾りは、陽が当たると外壁に美しい影が出来て愛着が一層増す要素にもなりますから、付けてみるのもいいかも知れません。こうした妻飾りは、イギリスのビクトリア朝時代の建物に多く採用されました。ですから、日本の皆さんもこれを見るとクラシックなイメージを思い浮かべるんじゃないでしょうか。

元々は、木製でこうしたデコレーションは作られましたが、どうしても屋外では破損したり腐ってきたりするものなので、ウレタンで成型したものを使うようになったという訳です。(今でも欧米では木製のものも作られていますが・・・)

ただ、ウレタンも紫外線で劣化してきますので、しっかり塗装をしてあげる必要がありますから、材料をそのまま付けるだけではいけません。(飾り材はプライマーと呼ばれる白い下地塗装が施されていますが、上塗り塗装は取り付け時に行わなければいけませんよ)

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窓枠側が腐ったマーヴィン社輸入サッシ

窓枠側が腐った輸入サッシ

こちらのアルミクラッドの木製サッシは、マーヴィン社のものと思われますが、目視出来る部分がここまで腐るのは珍しいと思います。

オペレーターと呼ばれる開閉金物は、普通木製のカバーで覆われていますので、このように露出することはありません。

恐らく、そのカバーも腐って脱落し、窓の木枠も同様に腐ってきているのだと思いますが、どうしてここまで放置していたのでしょうか。ただ、その割に建具(障子)のフレームの傷みはそれ程でもないようにも見えますが、実際窓を開けたら大変なことになっていたなんてこともあり得ます。

ここまで窓枠が損傷していると、構造体の方まで雨や結露水が侵入していることも考えられますから、もしかしたら大掛かりな補修が必要かも知れません。

他にも問題のあるサッシが複数あるようですから、今週末にでも現地確認をしてくる予定です。いや~、梅雨前にこりゃ大変ですねぇ。

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クレトイシ社製ケースメント窓のクランクハンドル

クレトイシ窓のハンドルの破損

カナダ、サーティンティード(Certainteed)社から技術導入してOEMでサッシを製作していたクレトイシ。

今はその契約関係も切れて、独自でサッシを作っていますが、自社で販売したものについてはメンテナンス・サービスを続けてくれているというのは、有り難いことです。

とは言え、メンテナンス・サービスは時間も掛かるしクレームもあり、お金にならない事業ですからいつまでやってくれるかは、企業の良心次第でもあります。

さて、今回はそのケースメントと呼ばれる横に開いていく窓のハンドルが破損してしまったという問い合わせを頂きました。

ハンドルの裏側に固定用のめくらビス(イモネジ)が付いているのですが、そのビスの周囲の鋳物が割れてしまい、ハンドルが空回りしてしまうようです。やはり、硬い鋳物は少し無理な力が掛かるとダメなんですね。柔らかいものの方が、何かあっても柔軟に対応してくれるものです。

クレトイシに限らず、輸入サッシのこうした開閉用金物は汎用の部品を使っているものですから、最悪アメリカの部品メーカーへオーダーすれば手に入ります。輸入サッシの部品が破損してどうしたらいいか悩んでいる方は、どうぞ安心して下さい。

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ドライブイン・ラッチのタイタン(TITAN)製ドアレバー

ドライブインラッチのタイタン製ドアレバー

こちらのお客様も長い間、このドライブイン・ラッチを探していたそうですが、ようやく私共のサイトで情報を見つけ、連絡してこられました。

神戸にお住まいの方ですが、長く使っているうちにドアのラッチが動かなくなるものが出てきて、建築屋さんなどに相談もされたようですが、この頭が円筒形になったラッチを手に入れることは出来ないと断られていたそうです。

仕方がないので、あまり使っていない部屋のドアレバーに付いていたラッチを不具合のあるラッチと交換して、何とか凌いでいたとのこと。

それでも、もうどうしようもなくなってきて困っていた処、私たちが新しいドライブイン・ラッチの販売をしていることを知ってビックリしたそうです。この手のラッチは、古い輸入住宅では多く使われていましたが、今日本でこのラッチを見かけることは殆どありません。

私たちもNETでブログ記事を書くだけで、他に宣伝・告知をしていませんから、見つけた人は幸せかも知れません。

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建具(障子)のフレームがありません

木製の下枠が欠落したアルミクラッドサッシ

東海市の輸入住宅にあるメーカー不明のアルミクラッド・サッシ。建てた住宅メーカーは、賃貸建築大手の大東○託さん。

メーカーのロゴや名前など一切表記がありませんし、古い家なので建築業者さんにも当時の記録は全くないようです。

ですから、何かあってもメーカーのサポートは全くないという状況ですので、これをお客様が自分だけでメンテナンスをしていくのは、至難の業です。勿論、街のリフォーム屋や国産サッシ・メーカーでも全く対応してくれないでしょう。

さて、そんな厳しい状況の輸入サッシですが、木製の下枠が欠落しているのが分かりますでしょうか。サッシの外側をカバーしている白いアルミ板が、室内側からも確認出来るのですから、木部の劣化が相当酷いことになっています。

普通であれば、サッシ・メーカーに連絡して新しい建具を製作してもらい、古いものと入れ替えるということになりますが、今回はそういう訳にはいきません。勿論、サッシそのものを構造体から外して、違うメーカーのものに交換するという方法もありますが、それをするには結構大掛かりな仕事になってしまいます。

そこで、今回は悪くなった建具の木枠を外して、新しいフレームに作り直すということをしたいと思います。ただ、雨漏りや結露を起こした窓の構造的な欠点が解消される訳ではありませんから、新しいものにしたから将来問題が発生しないということは約束出来ません。

簡易に安くやる方法は、それなりにリスクを伴うのです。安くやると言っても、建具屋さんにオーダーメイドするのですから、北米の窓メーカーに新しい建具を作ってもらうのと然程値段は変わりません。ただ、窓自体を交換する工事よりは安いというだけです。

木が少し黒くなったくらいで発見していれば、こんな大変なことにはならなかったのでしょうが、仕方ないですね。皆さんも日頃の点検やメンテナンスは、怠りなく。

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