お知らせ : ページ 140

ロックレバーが壊れました

先日ミルガード(Milgard)の掃出しサッシのロックが掛かったまま外れなくて困っていらっしゃるお客様のことを書かせて頂きましたが、昨日無事に鍵を解除してきました。

ミルガードのものは丈夫なロックケースですから、なかなか壊れることがないのですが、外してみたら見事に壊れて動かなくなっていました。

新しいロックケースに交換した上で、ドアの調整も行いましたから新築当時のようにスムーズに開閉するようになりました。

そうこうしているうちに、次は同じミルガードのハンドル・ロックのレバーが欠損して困っているというご相談がありました。

普通は、室内ハンドルの横からレバーがちょこっと飛び出して付いている状態なんですが、写真のようになくなっています。

恐らく鍵が掛からなくなってきたか、鍵が開かなくなってきたかした為に、無理にロックレバーを上げ下げしたんだと思います。

レバーは鋳物で出来ていますから、無理に力を掛けると折れてしまうんです。

お客様はロックレバーのみ欲しいというご希望ですが、本当はレバーが壊れた原因を究明して、根本から解決してあげないとまた同じ不具合が生じますから、安易に考えてはいけません。

勿論、私たちはロックレバーだけの供給も可能ですが、・・・。

<関連記事>: 鍵のトラブルには、必ず兆候があります (2020年7月14日)

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雨が降るとドアが開かない?

お客様から玄関ドアのロックが掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。

輸入のドアロックは、デッドロック(デッドボルト)と呼ばれる鍵でカンヌキ(デッドロック・バー)が受け金物(ストライク)の穴に差さってロックされるという仕組みです。

その受け金物の写真を頂いたのですが、カンヌキが擦った跡がドア枠から受け金物に掛けて付いています。

よく見ると、それは受け金物の穴の中心に向かっているのではなく、穴の下の方に向かって付いています。こういう場合は、原因はドアの下がりや変形が考えられます。

ドアヒンジが長年の使用で擦り減ってしまい、どの分ドアが敷居の方に下がってしまうケースや、雨や湿気でドアが重くなったり歪んでしまったりして、カンヌキの位置がずれてしまうことが考えられます。

勿論、その両方が重なって鍵が固くなり、解除出来なくなるということもありますから、状況を細かくチェックする必要があります。

今年は梅雨の長雨でしたから、雨に当たりやすい場所にある玄関ドアは、鍵が掛けられなかったり開かなかったりするかも知れません。10~15年に一度は輸入住宅の専門家にお願いして、ヒンジの交換やドアの調整をお願いして欲しいものですね。

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レバーが下がったままではないですか?

先日、インシュレート(Insulate)の4枚開きの掃出しサッシの開閉が重いので、困っていらっしゃるという浜松の輸入住宅に調整メンテナンスへ行ってきました。

4枚ドア(中央の2枚が引き分け)ですから、サッシの幅が3mを超える開口の為、鴨居が中央で下がってきていますから、ドアをサッシ枠から外すことが出来ません。

ジャッキアップして、サッシ枠を上げてやるという方法も考えられますが、樹脂で出来ている為安易に行うと、枠が破損してしまう恐れもあって危険です。

ですから、ドアの高さ調整を実施した上で、潤滑剤を使って戸車等の動きをよくすることで、女性でも開閉が出来るようになるまでにメンテナンスをやりました。

その後、帰る間際に玄関ドアのハンドルセットも見て欲しいということで、撮った写真がこちらです。屋外側のハンドルが錆びて茶色に変色していることは当たり前ですが、室内側のドアレバーもご覧のように下がってしまっています。

これは、レバー自体に内蔵されているバネが弱っているか、破損した為と思われますが、ドアラッチ(鍵爪部品)のバネも機能しなくなっているはずです。

こういう場合、バネだけを交換すれば直ると考える人も多いようですが、メーカーはバネ部品を単体で販売はしてくれませんし、バネ以外の部品も消耗していますから、ハンドルセットそのものを交換することが望ましいと思います。

今私たちが調達しているものは、ゴールドのハンドルが殆ど錆びないという高品質な仕上げのものですから、昔のものとは全然違いますよ。

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ここまでやると開閉が楽になります

国産サッシでもそうですが、掃出しサッシを長年使っていると、大きな輸入網戸は動きが悪くなってきます。

そういう場合でも、普通の人はそのまま無理やり使っていますが、それをすると網戸自体を傷めることになりますから、あまりお勧め出来ません。

今回、桑名市のお客様のご依頼で、カナダのキャラドン(Caradon)社製スライディング・パティオドアの網戸の修理をしていますが、戸車がうまく動かず交換をすることとなりました。

また、この戸車の高さ調整をする機能が、網戸のコーナー部品に付いているのですが、その部品も写真のように劣化が進んでいましたから、同時に交換をしました。古いコーナー部品や戸車は鉄の鋳物で出来ているのですが、長年雨風に曝されているので、どうしても錆びて悪くなってしまいます。

戸車は、ローラー部分が樹脂製に新しくなったものを採用しましたから、結構長持ちしてくれるものと期待しています。(戸車はフレーム内に隠れてしまう為紫外線に直接当たらず、樹脂でもあまり劣化しないですし、金属レールとの相性も抜群です)

網戸なんて一生持つものだなんて思っている人も多いと思いますが、実は輸入網戸の修理・メンテナンスで困っているお客様は結構いらっしゃるんですよ。

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サッシだけの問題ではなさそうです

神奈川のお客様からマーヴィン(Marvin)の出窓や勝手口ドアに雨漏れがあるので、交換したいというご相談を頂きました。

確かに、ガラスの周囲から雨水が侵入したような箇所もあったのですが、それだけではなさそうな感じです。

こちらの写真のように、台形出窓(ベイウィンドウ)の木製フレームやボトムカウンター辺りにも雨漏れの痕跡がありました。

赤茶っぽい色をしているのは、お客様が雨漏れ対策に柿渋を上から塗ったからのようですが、枠の中から染み出している水を室内側から防水しても中に水が溜まってしまうだけですから、反って危険かも知れません。

通常雨漏れは建具(障子)のガラス付近から発生するはずですが、この写真を見る限り、建具の問題だけではなさそうです。

サッシだけでなく外観の写真もお送り頂いて、原因の一端が分かってきました。それは、この台形出窓の上に伏せてある屋根。その写真は、次回の記事でお見せしようと思いますが、屋根が出窓とほぼ接する形で軒の出もなくつながっている状態です。

つまり、出窓の上に降った雨は、そのままサッシに伝わって下へと落ちていくという感じです。確かに、横殴りの雨がサッシに当たるという時もあるでしょうが、上から降る雨でも常にサッシに伝ってくるというのは、異常な納まりです。

このような状態で同じサッシを入れ替えても、またすぐにトラブルが発生するだけですから、欠陥のある設計自体に手を加えて納まりを改善することが必要です。

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景気が悪くなると、泥棒も増える?

神奈川県藤沢市のお客様から、泥棒に輸入サッシのガラスを割られたので修理・交換がしたいという相談を頂きました。

このサッシは、マーヴィン(Marvin)製のオーニングサッシ。

サッシの下側が開いていく辷り出し窓ですが、ペアガラスの外側だけにヒビが入って割れています。

幸い泥棒の侵入はなかったようですし、特に他に損傷はないようですから、取り敢えずこの状態でも雨風はしのげる感じですが、このままではやはり心配ですよね。

こういう場合、マーヴィンのサッシは、建具(障子)ごと交換する形になりますが、外壁に装着されている窓枠は交換する必要はありません。

壁を触るといった大事にはなりませんが、建具は受注後に製造される為、アメリカのメーカーから取り寄せるには3~4ヶ月程度は掛かります。

その間、台風などの風に耐えられるようにテープや粘着シートでガラスを補強しておく必要はありますが、それまで我慢をして頂かなくてはなりません。ご不便だとは思いますが、ちゃんと元通りに直せるものですから、それまでどうぞ十分お気を付け下さい。

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雨の日は、心配ですよね

長久手市の輸入住宅にお住まいのお客様から、マーヴィン(Marvin)の輸入サッシについてメンテナンスの相談を頂きました。

ダブルハングサッシの上窓(アッパーサッシュ)の下枠が腐って、屋外のアルミカバーごと脱落してしまったとのことでした。

その為、今は上窓を下から支えるつっかえ棒で何とか窓を閉じている状態で、それがなければ上窓が自然と下がってきてしまうようです。

当然、上窓の下枠に取り付けられているロック受けの金物も機能しない状況でしょうから、鍵が掛けられない心配な感じではありますが、幸いこの窓は2階の高い位置にある為、泥棒も手が出せないようです。

ご覧の通り、ペアガラスの中は水が入って全く外が見えない状況です。これは、窓が雨に強く当たる外壁面(南面又は東面)にあることと、軒の屋根が全くないような設計・施工がなされたことが、大きな原因です。

勿論、建築後のメンテナンスとして、サッシ本体の防水施工をやってこなかったという後天的なミスも重なりました。(サッシと外壁とのつなぎ目を防水コーキングすることは一般的ですが、サッシそのものを防水するという発想は、塗装屋さんやリフォーム屋さんにはありません)

これ以外のサッシでも、殆どの上窓のガラスが曇っているそうですからこの不具合は相当深刻ですし、下窓についても不具合が顕在化していないだけで、同様のトラブルを抱えている可能性が高いと思います。

何れにしても、この長雨で更に雨水が入り込んできているでしょうし、これから台風シーズンに突入する時期ですから、お客様も相当心配になっていらっしゃることでしょう。

ただ、輸入サッシの交換建具は、入荷に3~4ヶ月掛かりますから、その間は我慢して頂く以外方法はありません。(コロナの影響で物流や製造が遅れていますから、今は更に掛かります)

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ミルガードのロックは、強固です

先日、ミルガード(Milgard)の掃出しサッシのロックが掛かったまま外れなくて困っていらっしゃるお客様のことを書かせて頂きましたが、不具合を起したサッシ以外にも同じ掃出しサッシをお使いでしたので、そこのロックケースの写真を撮って頂きました。

樹脂製のカバーの中に内蔵されている為、どんなロック金物なのかはっきり分からないかも知れませんが、この金物にはラッチフックが2ヶ所付いています。

1つのロックレバーを操作することで、2つの鍵が同時に掛かるという仕組みですし、ドアを閉めるとこのラッチフックは、ドア枠の中に隠れて見えなくなりますから、泥棒が金物を破壊して侵入することは出来ません。

(とは言え、最近の空き巣は手荒な方法で侵入することもありますから、油断は禁物ですよ)

また、ラッチフックが出たままドアを閉めると、ラッチフックがドア枠を直撃して傷めてしまいますから、セーフティロックのボタンがドア枠に当たっていない状態ではラッチフックが飛び出ない構造になっています。

ミルガードって、昔は比較的お値打ちな輸入サッシだったと思いますが、値段に比べて防犯性能は結構高かったんですね。

現在、閉まったままの掃出しサッシですが、交換用のロックケースが米国から到着しましたら、ロック解除を含めて交換修理に参ります。安全なサッシは、解除したい時に解除が困難なサッシにもなりますから、痛し痒しです。

<関連記事>: 鍵のトラブルには、必ず兆候があります (2020年7月14日)

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よくあるロックに見えますが、微妙に違います

埼玉のお客様から、ハード(Hurd)社製掃出しサッシに装着されているロック金物(モーティスロック)の調子がおかしいので交換したいというご相談を頂きました。

こちらがその金物ですが、内蔵されている小さなバネが弱くなって、ラッチフックの飛び出しが従来のようにアクションしなくなってきているのだと思います。

こうしたデザインのモーティスロックは、比較的多くの輸入サッシ・メーカーで使われているのですが、ほんの少し他とは違う箇所があります。

それは、ロックレバーの操作バーを差し込む為の穴の位置です。よく国内で見る輸入サッシの金物は、差し込む穴が45度の角度になっているのですが、こちらはフェースプレートと並行な形で穴が明いています。

これをうっかり見逃してしまうと、せっかく調達した金物が交換出来なかったなんてことにもなりますから、注意が必要です。

あと、この穴なんですが、今現在手に入るものは穴が少し狭くなっているようです。(昔のものは、穴が少し大きめでした)ということは、今まで使っていたロックレバーが穴に入らないなんてことにもなりますから、そりゃ大変です。

私たちは、そういう場合に備えて、電動のグラインダー(研磨機)を持っていますから、古いロックレバーの金属バーを微妙に削って穴にうまく入るように加工することも可能です。

そんなことまでやれる輸入住宅ビルダーは、国内にどれだけいるでしょうね?何れにしても、最近鍵の掛かりがおかしいと感じたら、防犯の為にも早めに交換するよう心掛けましょう。

<関連記事>: よーく確認して下さいね (2015年6月13日)

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何か変な感じがする

こちらは、倉敷のお客様のおうちの収納に取り付けられたバイフォールドドア。

バイフォールドドアとは折れ戸のことなんですが、こちらは左右に引き分ける両開きのドアです。

ドアを閉めた際にドアがぶつかる感じがして少し変な感じがしているとのことで、見させて頂きました。

トっプレールの中をピボットと呼ばれる部品が走るのですが、どのピボットを誘導する為の白いガイド部品が左右対称になっていません。

それに加えて、本来ピボットは左右にあるバネ部品に挟まれる形でガイドに装着されているはずなんですが、どちらも片側にしかバネが入れられていない状況です。

これでは、ドアを閉じても写真右のドアしかバネがクッションにならないですし、またドアを一杯に開いた時にバネがストッパーの役目を果たすのは、左のドアだけとなります。

左右にあるガイド部品のバネが、何れも片方なくなっているというのは途中でどこかに行ってしまったのか、新築当時からなかったのか、今となっては不明です。

これで使い続けていると、ドア同士が当たって傷付いてしまうでしょうし、ドアの位置に狂いも生じます。正しいガイドパーツを調達した上で、バイフォールドドアの位置調整をすればちゃんと作動するようになりますが、変な感じですよね。

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