お知らせ : ページ 110

雨漏れを放置してはいけません

今週から知多市にあるお客様のおうちで、ガレージ車庫の雨漏れ修理をやり始めました。

2x4工法の建物に傾斜の少ない瓦棒の鈑金屋根を載せて、その上にアルミ製の大きなデッキを作ってありました。

広々していたので、お母さまがたくさんの植木の鉢を載せたり、レンガで作った大きなバーベキュー用のコンロを載せたり、結構な重量物が屋根に悪さをしたようです。

建物のコーナー付近の屋根が下がり、外壁にもヒビが入っていましたし、雨樋も枯葉で詰まっていた状況でしたから、そうした部分から雨が中に侵入して、長い期間で木を腐らせたようです。

それでも、このようにデッキを解体するまで、屋根の上に人が上がれるくらいの強度がありましたから、建物もよく耐えたという感じがします。

但し、これ以上放置を続けていたら、きっと屋根が崩落して、もし人が上にいたら怪我をしたかも知れません。一部の屋根や外壁を撤去したばかりですから、もう少し範囲を広くして全容を確認しなければ、最終的な修理計画は立てられません。

今はウッドショックですから、ちゃんとした構造材が必要数量手に入るかどうかが心配ですが、何とか問題を解決したうえで仕事を完結したいと思います。

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窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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ロックが固いようなら、要注意

お客様からペラウィンドウ(Pella)のダブルハングサッシのロック金物が破損したので調達したいというご相談を頂きました。

複数破損しているようで、中には受け側の金物が欠損した状況のものもあるようです。

こうしたロック金物(クレセント)は、多少のデザインの違いがあってもほぼ同じような素材・構造のものがどの窓メーカーでも使われています。

また、長年使っていると、ロックの破損というトラブルもよくあるというふうに思います。ダブルハングやスライダーの鍵のトラブルの多くは、窓を閉めた時にロックが固くて回らないので、無理矢理鍵を掛けているというものです。

木製サッシが特に木が湿気や温度で膨張・収縮しますから、季節によって鍵が固いという時がしばしばあります。

噛み合わせの位置の問題ですから、そういう場合は薄いスペーサーと呼ばれる調整材を受け金物の下に差し込んで調整するということをしてあげれば、簡単に直ることも少なくありません。

勿論、その逆で金物がガタガタするという場合もありますから、本体側の金物の下にスペーサーを差し込むとよくなります。そういう作業が苦手という方は、ご相談下さいね。(調整をしないで、金物を交換するだけではダメですよ)

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浴室の窓はよく切れますねぇ

今日、北名古屋市のお客様のおうちにお邪魔して、輸入シングルハングサッシのコイルバランサーを交換してきました。

サッシ・メーカーは、サーティンティード(CertainTeed)。

お値打ちな値段のサッシでしたので、輸入住宅にはよく使われました。

今は、国内からは撤退していますから、国内でアフターサービスを行ってくれる会社はありませんので、数少ない私たちのような輸入住宅ビルダーが修理をやっているといった状況です。

サーティンティードは、樹脂サッシのメーカーでしたから、リビングや寝室など家全体に使われている以外に、湯気や湿気の多い浴室にスポット的に採用されているケースも多いかも知れません。今回はまさにそういうおうちで、ユニットバスに装着されていました。

写真は、ステンレスのバネが切れたコイルバランサーを外して、新しいものを窓枠の溝の中に挿入した様子です。

窓のフレームの溝を広げるエキスパンダー工具を使って交換作業をしましたが、ユニットバスは窓枠の奥行が30cm以上あるので、壁が邪魔して工具を扱う手が十分使えません。

それに窓枠を一気に広げる感じで雑に作業をすると、樹脂で出来た窓枠が割れてしまう危険性があるので、慎重さも要求されます。

正しい道具と正しい手順、そして経験が必要ですので、窓枠を傷付けずにきれいに施工出来る人はなかなかいませんが、こういう仕事が出来る人材が日本でも育って欲しいものですね。

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これさえあれば、ポストは要らない

アメリカの古い映画で、家の玄関ドアに手紙や新聞を差し込むシーンがあったかも知れません。

日本ではお見掛けすることが少なくなりましたが、欧米ではまだレタースロットは健在のようです。

玄関ドアの中央に穴を明けて、そこにレタースロットを取り付けるだけ。室内側にもカバーを付けたり、手紙を受けるボックスや袋を取り付けたりすれば、使い勝手も更によくなります。

アメリカにはそういうアクササリーも豊富に販売されていますから、一緒に調達するのもいいですね。勿論、新築の時だけでなく、古い玄関ドアにも取付けは可能ですから皆さんのおうちのプチ・リノベーションに如何でしょうか?

家は新築したら終わりではありません。楽しいことを次々加えてバージョンアップしてこそ、輸入住宅の価値があるというものです。

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問い合わせが多くなりました

ここ1ヶ月の間で何度かお客様から調達のご相談を頂いているピーチツリー(PeachTree)社製輸入ドアのドアヒンジ。

メーカーがなくなって10年以上経っていますが、未だにお使い頂いているお客様が多くいらっしゃるようで、メンテナンスも必修となってきている感じです。

ドアヒンジだけでなく、いろいろなドア部品も経年劣化で交換時期を迎えていると思いますが、開閉の問題で深刻なのが蝶番の減りだと思います。

ピーチツリーのヒンジは、非常に特殊で左右の蝶番が左右対称でないばかりか、通常フラットな蝶番が途中で折れ曲がっているという形状をしています。ですから、国産・輸入を問わず、代替が可能なドアヒンジは他にないというのが現状です。

入手は非常に困難ではありますが、まだ海外から手に入れることは可能な状況ですから、新築から15年以上経った輸入住宅ではそろそろ交換を計画された方がよさそうです。

ヒンジを交換すれば、下がったドアも元の位置に戻りますし、敷居にドアが引っ掛かったり、鍵が掛けづらくなったりすることも解消出来ます。

勿論、その際にドアの左右や上下の位置を調整することも必要ですが、まずは根本原因の蝶番の交換は一番大切です。

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ここまで減ったら、下がります

こちらは、倉敷の輸入住宅で取り外した古い室内ドア用ヒンジと新品のドアヒンジを並べた様子です。

新しいものは、左右の蝶番の合わせ目が、ピッタリしているのが分かります。

外してきたヒンジは、お互いが削り合って大きく弧を描くように隙間が明いていますね。

20年近く使い続けてきた結果ですが、このように歪んだ形で片減りするのはヒンジの取付け位置に無理があったからだと思います。

ヒンジに変なストレスが掛からないように取付けを行っていれば、削れても水平方向に徐々に減っていきます。これだとドアの開け閉めも固かったでしょうし、ドアを開ける角度によってドアが上下したと思われます。

当然減り方も激しいですから、一杯まで開けた時はフローリングにドアが擦って動かなくなるくらいでした。こういう状態でこのまま放置したら、きっとドアも床も傷が付いて、そのうちドアにも歪みが来るようになったでしょうね。

今回、ヒンジを新しいものに交換して、ドアの高さや傾きも調整しましたから、また15~20年くらいはお使い頂けると思います。

何れにしても、変な状態だと思ったら、ドアでも窓でも早めに交換・修理をするようにして下さいね。交換・調整すれば、新築時のようにスムース動くようになるはずです。

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少しデザインは変わります

豊明市のお客様からご相談を頂いたカナダ ワイザー(Weiser)社製の玄関ハンドル。

鍵爪のラッチが十分に引っ込まず、ドアが開けづらいという状態でした。

ドアラッチが悪いのか、それともハンドル本体に不具合があるのか、一旦ハンドルを外して状況を見る必要があります。

まずは、室内側のドアレバーを外してみた処、中から金属片が落ちてきました。部品の形状からすると、ハンドル部分に内蔵された部品の一部が割れて、それが脱落した状態のようです。

取り敢えず、まだ開閉は出来る状態ですから、早急に対処する必要はありませんが、この破損が更に激しくなれば防犯上の問題が出てきます。

ワイザーに直接連絡をして、同じサイズ・仕様のハンドルセットが存在するか確認してみた処、取付け位置が微妙に異なるものしか現在は製造されていないようです。

それでも、全くデザインが違うものを取り付けるよりは、出来るだけ近いものを調達した方が、塗装などの手直しも少なくて済みます。出来るだけ早めに調達ルートを確保して、交換工事を進めるようにしたいと思います。

<関連記事>: 輸入玄関ドアのメンテナンス (2022年4月9日)

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サイズはほぼ同じです

昨日、アメリカから到着したミルガード製ケースメントサッシ用に使うウェザーストリップをお客様にお渡しします。

いつもご相談頂く特殊形状のウェザーストリップとは、デザインが異なっている部材です。

サッシ・メーカーがミルガード(Milgard)ではないのか、それともサッシの製造時期によって違う気密パッキン材を使用しているのか定かではありませんが、既存のサッシに取り付けられていたものに一番近いものを調達しました。

ミルガードの部材は、他のサッシ・メーカーとは違うものが多く、部材を見付けるのが難しいこともありますが、使えそうなものを代替として調達することは可能です。

勿論、いつも代替出来るという保証はありませんが、北米にはいろいろな部材が製造されていますから、古いものであっても何某かの代替が見付かることは期待出来ます。

ウェザーストリップは、サッシの気密・断熱・防音・防水・防臭という機能を果たしてくれる重要な部材ですが、塩ビ等で出来ていることから15年くらいで劣化したものを交換すべきです。

そうしたこまめなメンテナンスで、住みやすい室内環境を実現してくれますから、皆さんのおうちでも交換を考えては如何でしょうか。

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輸入掃出しサッシの戸車部品

以前もご相談頂いたお客様から、メーカー不明の掃出しサッシの戸車部品を調達出来ないかとのご相談がありました。

輸入のスライディング・パティオドアは、ペアの強化ガラスが装着されていることもあって、相当の重量に耐えられるだけの強度を必要とされます。

そういった意味で、構造はシンプルで素材は金属で出来たものが多く使われます。今回の戸車もそういった部品ですが、滑車部分に経年の錆が見受けられます。

恐らくこの部品を取り外した時は、糸ゴミや砂埃といった異物もたくさん付いていたのではないかと思います。そういう状態では、戸車がうまく動いてくれませんから、窓枠のレールを傷めるばかりか、ドアの開閉にも支障をきたすようになります。

ただ、70~80kg近い重量のドアを外して、ドア下を掃除したり戸車を外したりというのは、一般のお客様には至難の業かも知れません。

ある程度の経験や適切な工具を持った専門家にまずは相談して、やり方を勉強してからご自身で作業をするようにして欲しいと思います。因みに、この戸車部品も調達は可能でしたので、既に手配を済ませました。

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ペラのロックは交換が面倒

今朝、吉良にある輸入住宅に伺って、ペラ(Pella)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロック交換をしてきました。

メーカーから交換手順についての資料も提示されず、ほぼ独力で交換することとなったのですが、ペラのロックケースやロックラッチは木製ドアの中に入り込んでいます。

ドアの表面には取外し用のビスや固定金具のようなものもなく、単純に木枠をバラせばいいのかと思いきや、簡単には木枠を外すことが出来ない構造のようです。

確かに、簡単に取り外しが出来ないのであれば、空き巣や泥棒でもドアを破壊するのが難しいと思いますが、修理メンテナンスするのも同じように難しくなります。

まあ、防犯性が高いというのはいいことでもありますので、お客様にとってはメリットかも知れませんが、ご自身で部品交換することはほぼ不可能かも知れませんから、その点はデメリットです。

今回も何度も試行錯誤を繰り返しましたが、どうにかロックケースを取り出すことが出来、無事に交換を完了しました。

原因は、ロックケースに内蔵されたバネが切れたことで、ラッチが飛び出さなくなったことでした。ロックケースは金属部品ですから、金属疲労で破損します。

15年くらい経ったら定期的に部品交換をしておくのが、一番心配しなくていい方法かも知れませんね。

<関連記事>: 年代や製品で違いがあるのかも・・・ (2021年1月31日)

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