お知らせ : ページ 108

世界的な半導体不足の影響か?

近くにお住まいのお客様から、25年程前に取り付けたガス給湯器についてお湯の配管から錆が混じったお湯が出てくるという相談を頂きました。

給湯器の寿命はおおよそ10年というのが平均的ですから、25年持ったというのは驚異的かも知れません。

何れにしても、破損しないうちに交換しないといけませんが、今お使いのものはリンナイ製でしたので、同じメーカーのものを調達しようと問い合わせをしました。

そうしたら、リンナイは現在内部配線の調達が十分でなく、8月のお盆までに製品を手配できるかどうか分からないとのことでした。納期が分からない状況ですから、もしかしたら9月になっても入荷しないという恐れもあります。

仕方ありませんから、納期が早いノーリツから給湯器を調達するように手配をしたのですが、そういうこともあるんですね。電気配線となると銅線不足の問題なのかとも思いましたが、そんな話はあまり世間では聞いたことがありません。

恐らく自動車と同じで、機器を制御する為のマイクロコンピューターを構成する半導体チップが世界的に不足しているのではないかと感じます。

最近の給湯器は、エコジョーズと呼ばれる省エネタイプのものが主流となっていますから、よく分からないハイテクな技術も使われているんでしょうね。

皆さんもお湯が出ない生活は考えられないでしょうから、こうした情報を頭に入れて早めに給湯器・温水器の交換・メンテナンスをするように心掛けて下さいませ。

但し、安売り業者に依頼するか、値段が少々違っても後々の面倒をみてくれる知り合いの地元業者にお願いするのかは、ご自身で判断するようにして下さい。

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マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に?

今日、マーヴィン(Marvin)の代理店担当者から、8月終わりくらいまでで古いタイプのダブルハング・サッシについて交換用部材の供給を終了する旨案内がありました。

品番の頭に「CDH」という文字が付いた呼称のサッシで、建具を外す際に両サイドのジャムライナーと呼ばれる樹脂枠を押して外すタイプのものです。(ジャムライナー等は、写真のデザインのものです)

この製品は、1998年頃まで製造されていたタイプのもので、恐らく日本のマーヴィンでも一番出回っているサッシではないかと思います。

ペアガラスが割れて建具の交換が必要な方や、雨漏れで木部が腐ったというサッシ、ロック金物の調子が悪いという人、網戸や気密パッキン材が劣化して交換したいというお客様については、この1ヶ月の間に手配を終えるようにして下さい。

現状、同社製ダブルハング以外のサッシ部材については、廃番等のアナウンスはありませんが、日本であまり売れなくなった状況ではマーヴィン以外の窓メーカーでも将来交換パーツの廃番等の決定があるかも知れませんので、手に入るうちに手配をしておくことをお勧めします。

今後、何らかの救済措置が行われることを願っておりますが、現状では古いダブルハングの部材を全て廃番にして製造・供給を止めてしまうということですので、ご留意下さい。

尚、既に発注済みのメンテナンス部材については、引き続き手配を進めておりますので、ご安心下さい。

また、私たちがダブルハングに使われている汎用部品を部材メーカーから調達することは今後共可能ですし、私たちがサッシの修理・メンテナンスを行わなくなる訳ではありませんから、その点も心配要りません。

<関連記事>: 在庫限りですよ (2022年7月13日)

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さてさて、どっちが悪いのか?

東京のお客様からヴァイスロイ(Viceroy)社製のケースメントサッシの部品調達についてご相談を頂きました。

写真のように、クルクル回してサッシを開閉する為のハンドルが取れてしまい、ハンドルを交換したいということです。

オペレーターハンドルだけの調達であれば、これに合う汎用のパーツを探せば済む話ですが、その前に確認しておくべきことがあります。それは、本当にハンドルが悪いのか、それとも開閉オペレーターの回転軸の方が悪いのかという問題です。

ハンドルに明いている軸受けの穴がバカになっていればハンドルを交換するだけなんですが、よくあるのは回転軸が見えない場所で折れているというトラブルです。

そういう時は、いくらハンドルを交換してもオペレーターの軸が空回りして窓を開け閉め出来ません。(開ける方か閉める方か、どちらか一方が出来ないという状態もあります)

そういう時は、ハンドルを新しく調達しても、窓の開閉がスムースに出来ないという状況は変わりませんから、調達も二度手間になります。

ケースメントサッシのハンドルが空回りする場合は、ハンドルの取付け穴が悪いのか、オペレーターの回転軸が悪いのか、慎重にチェックしてからご希望をお知らせ頂けるといいですね。勿論、その両方が悪いという場合もあるかも知れませんよ。

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よく外れますが、直せます

昨日、常滑市の輸入住宅に住むお客様から、サッシのメンテナンスや家の雨漏れの修理等についてご相談を頂きました。

随分長くメンテナンスをされていなかったのか、前述の不具合以外に玄関ドアなどいろいろな箇所の補修が必要な状況です。

写真は、カナダ キャラドン(Caradon)社のケースメントサッシに付属している開閉ハンドル部分ですが、取っ手のつまみ部分が外れています。

このつまみは、カシメによってハンドルに固定されているのですが、カシメが緩くなって使っているうちに外れてきてしまうことがあります。

このハンドルは、北米の多くの輸入サッシ・メーカーによって採用されていますから、こういう不具合は極々一般的なものと考えていいでしょう。そんな時、私たちはカシメを打ち直すことをまずは行います。

殆どの場合、それでまたお使い頂けるように戻せるのですが、固定部分が広がってしまった場合、打ち直してもすぐにまた外れてしまいます。そういう場合でも、接着剤等で固定するといった方法も取れますし、最悪ハンドル自体を交換するということも可能です。

小さなパーツですし、然程高いものでもないですから、こういう時に備えていくつか予備を調達しておくのもいいかも知れません。使っていれば消耗するのは当たり前ですが、そんな時でもすぐにメンテナンスをすることで、更に不具合が広がることを防げます。

サッシやドアの汎用部品の調達は、ホームメイドなら朝飯前ですので、そういう時は予備も含めて手に入れておくようにしたいものです。

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これは少々厄介かも知れません

昨日、名古屋市近郊のお客様から20年くらい前にとある工務店で建てた輸入住宅のサッシやドアにいくつか不具合があるので相談に乗って欲しいという連絡を頂きました。

その工務店は、僅かに輸入資材を使って洋風な家を建築しているようですが、修理やメンテナンスに関する知識や経験が殆どなく、安いという理由だけで短期的に輸入した資材に関してはお手上げという状況のようです。

お客様もこうした資材について、メーカー名はおろか品番が記載された図面等ももらっていないとのことで、どうしていいのか分からないといった感じのようです。

サッシやドア・メーカーが不明でも、写真や寸法を頂ければ、おおよそどういったパーツが組み込まれているかや構造がどうなっているかということは私たちなら理解出来ます。

そういった点で、今後の修理メンテナンスに関しては特に心配する必要はないのですが、詳細の不具合調査、輸入に係る手間や交換工事はある程度の費用を考慮頂かなければなりません。

写真の窓は、ペアガラスが内部結露を起こして曇っている状態ですが、写真からするとシングルハングの上窓であり、設置場所も2階と考えられます。

シングルハングは通常上窓はハメ殺し(FIX)なんですが、このサッシの場合屋外側からしかガラスの交換作業は出来ない構造のようです。ということは、交換用のガラスを調達する為の調査や交換作業は、外部足場を設置して行わなければ出来ないということになります。

また、ガラスを建具に固定しているガラス押えも太陽の紫外線で劣化している可能性も否定出来ませんから、調査や交換の際に破損する恐れもあり、交換用のガラス押えも調達出来るかどうか事前に調べる必要があります。

そうなると、単にペアガラスだけを輸入すればいいという話にはならず、交換の為に様々な諸費用が必要となります。

当然、このサッシだけがたまたま不具合を起こしたという訳ではなく、この家の全ての輸入サッシが将来同様の不具合を起こす可能性が高いですから、ガラスの防水処理を全てに行おうとすれば、そうした施工費用も追加で考えなければなりません。

こうなることはその工務店も薄々分かっていたはずですが、自分たちではどうしようもなかったのか、そういった注意喚起さえ行えなかったのだろうと思います。

そういった建築会社で家を建ててしまったお客様は気の毒ですが、もし新築後のメンテナンスは要らないという根拠のない楽観や幻想が少しでもあったとしたら、それは今後改めて頂かなければなりません。

国産・輸入を問わず、長く住宅を使い続けたいと考えるのであれば、10年毎のメンテナンスは必修ですし、どんなことをやっていかなければならないのかを建築会社や私たちのような専門家に教えてもらうことが大切です。

(まあ、建てたら売りっ放しという住宅メーカーが殆どですが・・・)

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いよいよ屋根の葺き替えです

今日、知多市のお客様の処に伺って、ガレージの屋根の葺き替え工事に立ち会ってきました。

雨漏れで腐った屋根の野地板や垂木を交換し、同様に腐った外壁の構造用合板や柱材(スタッド)、土台の交換を金曜日の段階で終えました。

昨日の夜に小雨が降りましたが、大工さんがちゃんと養生しておいてくれたお陰で、雨にも濡れずに無事屋根工事を開始出来ました。

今回は、雨漏れが起きた原因の複数の事象を改善し、構造的にも材料的にも、納まり的にも随分よくなったように思います。

但し、この屋根の上にアルミ製のベランダ・デッキを復旧したら、お客様にはもう重いものは載せないようにご注意頂きたいと思います。勿論、人が上ったり、洗濯物を干したりするくらいであれば、全く問題ないようには造りましたから、大丈夫です。

ウッドショックで構造材等の材木も値上がりしていますが、それでもちゃんと材料を入手出来て、工事も行うことが出来ました。

仕事的には、木の腐りが思いも寄らず広がっていましたから、どう納めるか苦労をしましたが、上手に構造下地まで完成させることが出来て、よかったです。

あとは、屋根鈑金や樋の設置といった雨の排水をうまくさせる工事や内・外壁のサイディング張り替え工事となりますが、いい職人さんにやってもらいますから安心です。

<関連記事>: 雨漏れを放置してはいけません (2021年7月6日)
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ウィンドウヒンジが外れたら、建具が落下します

外装の塗り直しやサッシ・ドアのメンテナンスを行っているあま市の輸入住宅。

足場を使ったペアガラスの防水処理も終了し、ほぼ全てのメンテナンスを完了しました。

メンテナンスをしている時に、輸入の樹脂サッシの開き窓(ケースメント)でウィンドウヒンジを窓枠に固定する為のビスが錆びている箇所がいくつか見受けられました。

辛うじてビスの頭が残っている状況だと、ウィンドウヒンジは窓枠に固定された状態なので、まだ大丈夫なんですが、錆びて頭が欠損しているとウィンドウヒンジのレール部分がグラついてきます。

いくつかビスは付いていますから、1つくらいではウィンドウヒンジが窓枠から外れることはありません。ただ、複数のビスが欠損してきたら、放っておいてはいけません。

ウィンドウヒンジは、窓の開閉の支点となる重要なパーツというだけでなく、建具(障子)を窓枠から外れないように固定している部品でもあるのです。

ウィンドウヒンジのビスが外れてしまえば、建具は窓枠から外れてしまい、最悪窓の下に落下するということにもなりかねません。

開閉の為の金物は、雨や湿気に曝されやすい場所にありますから、定期的に状況を確認して金物やビスの交換・メンテナンスを行って下さい。

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ベランダ笠木の上端から?

今日、四日市市の北欧系輸入住宅で発生した雨漏れの検証を、屋根屋さんと大工さんと一緒にしてきました。

ケラバの屋根材を外し、壁手摺と接する部分を重点的に調べました。

その辺りが、1階の吹き抜けリビングの天井の雨漏れ地点と合致します。

雨漏れは、真上ではなく横に走ることもあるので、慎重に検討する必要があるのも事実です。

ただ、屋根の下地となる垂木は、この壁手摺の横を走っていて、手摺の下にある訳ではないので、壁から垂木に伝うことはあまり考えられず、壁の柱材を伝って真下に落ちている可能性が高いという状況でした。

そこで、新しく作り直した腐らない木の笠木・手摺を一旦外して、その下の状態を見てみました。

そうすると、防水機能を果たしているアスファルトルーフィングの下にあるコンクリート・サイディングが僅かに濡れていました。

ルーフィングの上も少しカビが出ていましたから、ルーフィングの上に雨や湿気が溜まって、それが釘などの穴から下に落ちたか、上から屋根を伝った雨が手摺付近の鈑金材をくぐって中に侵入したか、もしくはその両方が原因かということになりました。

最近雨は全く降っていませんでしたから、僅かに濡れていたという点で然程雨漏れはひどくなかったというのも頷けます。

何れにしても、屋根には全く欠点らしき部分が見当たらなかったですから、この部分を補修して、次回の雨ではっきりさせたいと思います。

<関連記事>: 塗り替え前でよかったかも (2021年7月14日)

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これも交換出来ます

こちらは、お客様から問い合わせを頂いた輸入掃出しサッシの戸車部品。

ローラーの部分は錆びて、恐らくスムースには回らないだろうと思います。

窓メーカーははっきりしませんが、部品自体はよくあるものだと思います。

白いプラスチックの部分は戸車の高さを調整する為のパーツで、これを回すことで戸車の水平・垂直を修正することが可能です。

現在手に入れることが出来る交換部品は、このプラスチックのパーツが鋳物のパーツに切り替わっています。恐らく経年劣化で調整が出来なくなるというトラブルを是正したのでしょうね。

10年以上同じ部品を作り続ける北米の窓部品メーカーですが、地道に小さな改良を加えている処は本当に素晴らしいと感じます。国産でも、輸入のサッシのように長くメンテナンス部品を供給してくれる体制を作り上げてもらいたいものです。

そういうことが、日本の住宅産業を適正なものに変えていってくれるのではないでしょうか。これが出来なければ、修理不可能という理由で、30年で建て替えるという歪な住宅産業が、今後も国内に蔓延ることになるしかありません。

勿論、輸入資材でも生産中止となるものも多いですが、全部が全部10年で市場から姿を消すという日本のようなことは絶対にありません。

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これではロックは外せない

今日、豊明市のお客様の処に伺って、ミルガード(Milgard)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵の解除を行ってきました。

先日、修理調査に伺った際に一部をカットしたドアハンドルやロック金物の交換部品も用意して、万全の体制での作業でした。

ただ、出来るだけ掃出しサッシを傷付けないようにといろいろ工夫してみたのですが、全く鍵が掛かったまま外れません。

仕方がないので、ドア枠内に隠れている2本の鍵爪(ラッチ)をカットして外すという方法を取ることにしました。その為には樹脂で出来たドア枠の一部に、ラッチをカットする為の穴を明けなければなりません。

穴を明けた時点で穴の中にラッチが確認出来るはずですが、片方のラッチは見えません。ということは、そのラッチはロックレバーと連動して鍵は解除されているというふうに推測しました。

もう一方のラッチが引っ掛かって解除出来ないということなので、マイナスドライバーやカッターナイフの先を穴の中に入れて、ラッチの状態を探っていましたら、カチッという音と共に鍵が解除されました。

このラッチは非常に強固で、通常ならそんなことでは動かないタイプですが、比較的簡単にドアが開いたのです。

写真は、会社に戻ってロック金物を分解してみた処です。ロックレバーを回すとギアが一緒に回ります。そのギアとラッチとを連動させる金属パーツ(鋳物)があるのですが、それが折れて離れていました。

この状況では、いくらロックレバーを上げ下げしようが、ロック金物を分解出来る状態にするか、ラッチを切断するか、動かすかしないと鍵の解除は不可能ですね。

防犯性が高く、空き巣や泥棒も容易に鍵を開けられないというのは素敵なことですが、鍵が掛かった状態ではドアを無傷で修理するのが難しいという点は痛し痒しです。

鍵が破損する前には必ず変な前兆があるはずです。何かおかしいと感じたら、すぐに専門家に相談することが損害を最小限にする秘訣です。

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