在庫限りですよ

在庫限りですよ

こちらは、20年以上前に施工されたマーヴィン(Marvin)社製のダブルハングに装着されたバランサーのフック部品。

これによって、建具(障子)を吊り上げているのですが、ご覧の通り下枠にまで落ちてきています。

通常は、バランサーから出ている糸(ヒモ)の先にこのフックが付いていますが、糸が切れたのか機能しなくなっている状況です。

輸入の上げ下げ窓は、両サイドの窓枠内にバランサーが仕込まれていて、そのバネの力で建具を軽く開閉出来るようになっていますから、重くて窓が開けられないという不具合は、バランサーの交換で直ります。

ただ、マーヴィンの古い仕様のこのダブルハングは、既に製造が終了していますし、交換用の部材もメーカーに在庫がある限りしか供給してくれません。

どのタイプのダブルハングが古い仕様なのかと言えば、図面上は「CDH○○○○」という品番のサッシになります。

恐らく今後数ヶ月~数年で、メーカーからの交換部品の供給もなくなるでしょうから、1990年代に建てた輸入住宅は早めにバランサー等の消耗部品を交換しておいた方がよさそうです。

ただ、交換作業は素人の皆さんではちょっとハードルが高いかも知れませんから、私共のような専門家に依頼するのが無難です。

<関連記事>: マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に? (2021年7月30日)
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