お知らせ : ページ 105

四角い穴が明いたドアラッチ

昨日、日進市のお客様から玄関ドアのハンドルを室内側や屋外側から操作しても、ドアが開けられなくなったというご相談を頂きました。

ドアに付けられているハンドルセットは、フォルトレス(Faultless)というアメリカのメーカーが製造したものでした。

私たちがよく使うクイックセット(Kwikset)のものと違い、ハンドルと連動させる為の回転軸を挿入する穴は四角になっています。

今回のトラブルは、ここに差した軸を回してもラッチの鍵爪が全く動かないというものでした。取り敢えず、ドアが閉まったままの状態を解除して、それからドアラッチを外してきました。

このラッチ部品自体が破損しているようで、ハンドルや室内のノブには問題はありません。ただ、このラッチは通常在庫をしていないタイプのもので、今からオーダーをしてアメリカから調達する必要があります。

他のドアノブメーカーでも、同じタイプのドアラッチを使っているようですから、特に問題なく手に入るだろうと思いますが、防犯や使い勝手の問題もありますから、出来るだけ早く手配をしてあげたいと思います。

因みに、国産のものとはサイズや規格が違いますから、全く互換性はありませんので、注意して下さいね。

<関連記事>: 四角穴のラッチも調達出来ます (2021年9月30日)

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径に合う排水管を探さなければ・・・

こちらは、コーラー(Kohler)社製キッチンシンクを下から撮った写真です。

鋳物で出来たシンクですから、結構な重さと丈夫さがあります。

エナメルのホーローで表面を覆ったデザインですから、陶器のような美しさも兼ね備えています。

今回は、このシンクの排水口に接続された古いディスポーザーを外して、標準的な排水管に交換して欲しいというご依頼です。古いディスポーザーは、本当にでかくて重いですから、素人の人が取り外して交換するのはちと荷が重いかも知れませんね。

ディスポーザーは一見便利なように見えますが、固いものや大量の生ごみを入れてしまうと、途中で動かなくなったり破損したりして修理を何度も行わなければならない可能性があります。

また、ゴミを下水や浄化槽に流す訳ですから、処理しきれないものがそのまま流れていってしまうなんてことにもなりますから、環境的にもあまりよくないかも知れません。

そういう点で、お客様にとってもディスポーザーは厄介者になってしまったのかも知れませんね。輸入のシンクの排水口の直径は、国産のものと違っている可能性がありますから、それに合うものが調達出来るかどうかを確認して、交換の可否をお伝えしたいと思います。

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8ヶ所直すのは、結構大変

アメリカ ポジー(Pozzi)社のダブルハング建具(障子)が雨漏れで腐ったということで、リプレイスメント・サッシキットのサービスを利用して交換・復旧が可能かどうか調査をしてきました。

豊橋のお客様でしたから、片道1時間半ちょっとの距離で更に土日の渋滞にはまったりして、到着は少々遅れてしまいました。

それから修理調査を開始しましたが、昼過ぎから夕方まで様々なチェックを行いました。

写真は、窓枠そのもののサイズを計測する為に、建具やサイドジャム、サッシュストップといった付属部材を全て外して、木枠だけにした様子です。

この状態に、新しいリプレイスメント・サッシキットを装着することになりますから、面倒でも全て取り除くことが大切です。

そして、そのキットが装着出来る状態かどうかを確認したのですが、ポジーのダブルハングもサッシキットを取り付けられる状況にあることが分かりました。

輸入サッシはメーカーごとにサイズも仕様も異なるので、既存の窓枠に他社製の建具を挿入するなんてことは、基本不可能なんですが、このサッシキットはいくつかの場所の寸法が適合するなら、既存の窓枠に合わせてオーダーで交換部材を製作してくれるサービスなんです。

ただ、当初お伺いしていた不具合箇所より、更に多くのサッシに問題があることを現場で相談頂きました。この交換サービスは、採寸が最も重要な項目ですので、不具合箇所が増えれば増える程私の仕事は多くなりますし、労力も半端ありません。

特に、木枠が腐ってアルミカバーが外れそうな状態のものを触るとなると、その気遣いや作業の慎重さは通常の倍以上のものとなります。

まあ、それでもちゃんと交換出来るということが分かったことで、お客様も安心されたと思いますし、私も伺った甲斐があるというものです。

私たちなら、ポジーに限らずハード(Hurd)やサミット(Summit)、ウェンコ(Wenco)といったアルミクラッドサッシの建具交換が可能です。

皆さんのお宅でも、アルミクラッドの木部が黒ずんだり腐ったりしたら、それを放置せずに早めにご相談下さいね。サッシキットを使わなくても、サッシの防水処理だけでメンテナンスをすることが可能かも知れませんよ。

<関連記事>: ポジーの建具は手に入ります (2022年4月5日)

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景気が悪いと空き巣が増える?

昨日、岐阜のお客様の処に伺って、玄関ドアの交換について調査してきました。

こちらの木製玄関ドアは、シンプソン(Simpson)製ダブルドア。

シュラーゲ(Schlage)のダミーハンドルセットも装着された豪華な仕様になっていますが、デッドロックも破壊されたらしく、クイックセット(Kwikset)のものが応急的に付けられていました。

デッドロックを破壊する前後に、木製ドアの隙間にもバールのようなものを差し込んで、こじったような跡があります。写真では、こちらも応急的に復旧された感じですが、木の表面に傷が残る痛々しい姿ですね。

お客様からは、昔のような美しい状態に戻したいというご希望を頂きましたので、ドアの交換だけでなく、ドアヒンジやウェザーストリップといったものも交換する予定ですが、ロックラッチを隠す為のガードプレートを新たに装着したり、シリンダー錠をディンプルキーのものにしたり、ダブルロック仕様にしたりするつもりです。

ただ、そうやって玄関ドアの防犯を強固なものにしてしまうと、泥棒が別の場所から侵入を試みるのではないかという点が気になります。勿論、だからと言って防犯対策をしなければ、また玄関ドアが狙われますから、ちゃんとやっておくに越したことはありません。

今後は、年末に向けて泥棒や空き巣が増えるシーズンですし、コロナで景気が悪くなったせいで、犯罪も多くなるように思います。近日、輸入サッシの防犯対策についてもブログを書かせて頂きますね。

<関連記事>: ドア交換までの一時対策 (2021年10月9日)

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内蔵金物の問題か?

以前おうちのメンテナンスをさせて頂いたお客様から、玄関ドアに付いているボールドウィン(Baldwin)製のハンドルセットの調子が悪いという相談を頂きました。

写真がその様子ですが、室内側のレバーハンドルを一杯まで下げてもラッチの鍵爪が完全に引っ込まないという不具合です。

受け金物のストライクの穴から外れる程度鍵爪が引っ込んでくれればいいのですが、いつもは引っ掛かってもたまに開く時があって調子が一定ではないようです。

屋外側からは何故かドアは開けられるらしく、家に帰ってきて締め出されるということはないようですが、お客さんがいらした時に開けられないというのは厄介です(その時は、お客さんに開けてもらえばいいのですが・・)

まだこの症状に対してメーカーからの回答はありませんが、恐らくハンドルのプレート内に内蔵されている開閉金物に問題があるのではないかと考えています。

ただ、実際の処どうなのか、やはりメーカーの意見を聞いて判断すべきことでしょうから、それを踏まえて交換部材を調達したいと思います。

ボールドウィンはアメリカでも高級なメーカーですから、部品もそれなりの金額がしますが、人間の作るものですから壊れないなんてことはありません。どんなものでも定期的な修理・メンテナンスは必要ですね。

<関連記事>: 結構調整がシビアでした (2023年7月9日)

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こちらも蛇口から水が・・・

先日、マーヴィンのサッシの上枠から雨漏れするというお話を記事に書かせて頂きましたが、そのおうちでは洗面の水栓金具も水が漏れています。

家を建てたビルダーさん曰く、この水栓金具はカナダのモエン(Moen)製だとおっしゃるのですが、長くモエンのものを見てきましたが、こんなデザインの水栓は見た記憶がありません。

ビルダーさんに品名や品番を聞いても分からないとの回答があったようですから、多分その当時標準的に使っていた製品をこちらのおうちでも使っているだろうと推測して案内してきたのだろうと思います。

私もこの写真を見て、恐らくこのメーカーのものだろうという目星は付けているのですが、似たようなものがたくさんある水栓金具ですから、決め付けるのはリスクが大きいかも知れません。

新築時期はお知らせ頂きましたので、メーカーと品番さえ分かれば交換すべきカートリッジバルブを特定出来るのですが、それが分からないとなると、やはり水栓金具自体を交換する方が安心です。

輸入住宅にお住まいの皆さん、図面や見積・仕様書、打合せの際のメモなど新築時の資料を出来るだけ保存して、万一のメンテナンスの際はそれを活用すれば、費用や手間が抑えられるかも知れませんよ。

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長野までキッチン水栓等を交換しに行く?

長野県のお客様から、玄関ドアの鍵の追加、キッチンの水栓や排水管、洗面の水栓の水漏れといった補修メンテナンスのご相談を頂きました。

結構盛りだくさんな内容ですので、私だけでなく水道屋さんにもお手伝いを頂いて、直しに行こうかと考えています。

写真は、ドイツ グローエ(GROHE)のシングルレバー・シャワー水栓。

デザインが15年も前のものとは思えぬくらい斬新で、大きめのシャワーが付いている分使い勝手もいいように思います。今回このシャワーから水漏れするということで、同じグローエのK4という水栓に交換する予定です。

このK4はお客様がご自身で調達されて、私たちはそれを付け替えに行くという仕事ですが、K4も既に廃番の商品ですから、今後のメンテナンスを考えるとなかなかお勧めしにくい状況です。

しっかりした造りのドイツ製ではありますが、やはり人間の作るものですから、いつかは必ず壊れます。その時交換部品がなければ、水栓を丸ごと交換しなければなりません。

勿論、国産のものよりはアフターサービスも長いとは思いますが、やっぱりちょっと心配です。(新品ですから、やる前からそんなに心配する必要はないのですが・・・)

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外周りを見た限りでは雨漏れ箇所は不明?

先日より京都のお客様から輸入住宅に関する複数のメンテナンスのご相談を頂いております。

写真はその1つなんですが、マーヴィン(Marvin)のダブルハングサッシの上枠から雨漏れが生じているというものです。

当然のことですが、サッシ枠自体が雨漏れの原因ではなく、他の場所から侵入してきた雨がここまで伝って落ちてきているというものです。

ただ、頂いた他の写真を見る限り、外壁や屋根、サッシ周りでおかしそうな場所は見当たらないのです。いろいろ雨漏れを見てきていますから、恐らくここだろうという処は見当が付くのですが、今回は写真だけではよく分かりません。

サッシ自体の木枠とそこに付けられている飾りのケーシングとの接点から漏れてきていますから、外壁に張ってある防水紙の中側に水が入り込んでいると考えられます。

サッシの屋外側の周囲にはネイルフィンが付いていますので、サッシそのものの周囲から水が室内側に入ることはまずあり得ないでしょう。ただ、そうしたあり得ないという場所も疑ってみないと、原因調査に盲点が出来てしまいます。

何れにしても、サーモカメラなども駆使して一度現地調査を実施してみないと、はっきりしたことは言えませんね。では、また調査が終わりましたら、皆さんにもご報告したいと思います。

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クリオネみたいなロックレバー

北海道のお客様からヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのロックが壊れたので、部品が欲しいという相談を頂きました。

ヴァイスロイ社は既に他社に吸収されてしまい、メーカーによる施工された製品の修理・メンテナンスは行われていない状況です。

ただ、汎用部品を作っている部品メーカーからは、一部パーツ類の調達が可能ですので、メーカーがなくなってもある程度は対応可能です。

今回破損したロックレバーも供給先は限られるものの、私たちは調達ルートを持っている為、20年前の部品でも手に入れられます。

スライディング・パティオドアのロックレバーは、ご覧のように可愛らしい形をしています。緑の丸と半分消えかかった赤い丸が見えますが、これはレバーを上下させた時にロックが解除された状態か、ロックが掛かった状態かを表示する為に付けられたシールです。

新しい部品にはこのシールまでは付いてきませんが、レバーの位置でロックの状態は確認出来ますから、それ程問題ではないと思います。(もし色で分かるようにしたいなら、何らかのシールを貼っておくのも手だと思います)

写真のロックレバーは、頭の部分が割れていますが、これはレバーの動きが固いにも係らず、無理にロックを掛けようとした為かも知れません。

ロックレバーを交換する際は、掃出しサッシのドアの高さ調整やロックフックの位置調整をしてやることも大切です。それを怠ると、また遠くないうちにロックレバーが破損することになるので、注意が必要です。

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家中の窓ガラス交換かも・・・

ミルガード(Milgard)製の輸入サッシを使っているという愛知県のお客様からメンテナンスについてのご相談を頂きました。

何でもおうちに施工されたサッシの殆どで、ペアガラスが内部結露を起こしていて、ガラス内に水滴や曇り、錆びたたくさんの欠片が落ちている状態だとのこと。

そこでお送り頂いた写真の一枚が、こちら。ペアガラスに相当雨が入り込んでいるらしく、長年に亘ってこの問題に悩まされてきたことが窺い知れます。

こういうケースでは、更に放置したままにするとペアガラスの接着が緩んで、ガラスが動くようになってしまい、最悪ガラスが外れてしまうといった問題が生じます。

ですから、見た目も解消する為に、出来るだけ早くペアガラスを交換して、ガラスの周囲も防水処理をしてやることが重要です。

今回ご相談頂いたのは樹脂枠で出来たサッシなので、ペアガラスの交換だけで済みますが、アルミクラッドサッシといった木製枠のものとなると、雨で木枠が腐ってくるといったトラブルも加わりますから、放置すればその費用は膨れ上がってくる恐れもあります。

今回ご相談頂いたおうちでは家の殆どの窓で内部結露の問題が発生しているということでしたから、ガラスの採寸調査や交換作業を行う為には外部足場も必要になる可能性が高いと思います。

(それは、ガラスの脱着が屋外側からしか出来ない構造のものがあるからです)

輸入サッシのみならず、ペアガラスの国産サッシをお使いの皆さんも、新築から10年経った時にはガラスの周囲の防水処理を行って頂くことをお勧めします。

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