どうしてこうなったのか?調査中です

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以前四日市のお客様の処でウッドデッキのリフォームやスウェーデン製の窓の防水処理などを実施したという記事を書かせて頂きました。

それから半年くらい経っているのですが、お客様から写真のようにデッキの塗料が部分的に剥がれてきたという連絡を頂きました。

デッキ材は、杉材に高温で樹脂を加圧注入して腐らない木にしたエコアコールウッドという材料です。

これは、元々木ですから塗装も出来るという触れ込みのもので、水性アクリルの塗料であれば臭いもなく安全だろうということで塗装をしました。茶色の水性アクリル塗料で着色した上で、耐候性が高いパラペイントのティンバーケア アクリルレインコート(ナチュラルクリア色)を上塗りしました。

でも、写真を見ると着色部分から剥がれているという感じで、塗料そのものが部分的に定着していなかったようにも感じられます。勿論、メーカーからは水性塗料は使えないという注意があった訳でもありません。

油性のステインを使えばいいと思われるかも知れませんが、どうしても揮発性の化学物質は含まれていますし、出来れば安全な塗料を使いたいというのが私たちの思いです。

何れにしても、もう少しメーカーに情報提供を行って、どうすればよかったのか、今後どのように対処すべきかを確認したいと思います。やっぱり、木に注入された樹脂が多い場所少ない場所があるんでしょうかねぇ?樹脂が溶けて着色するような塗料でないといけないのでしょうか?

因みに、エコアコールウッドは塗装をしなくても、防水性があって腐ることはありません。ただ、見た目がどうかということです。

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