ワイザーの古いドアラッチ

ワイザーの古いドアラッチ

群馬のお客様から玄関ハンドルのドアラッチの調子が悪いので、調達したいというご相談を頂きました。

ドアノブ・メーカーは、カナダのワイザー(Weiser)社。

現在のワイザー社は、日本でもメジャーなクイックセット(Kwikset)社と共通部材を使用するようになってきていますから、クイックセットのものに交換することが出来るようになってきました。

ただ、このドアラッチは、それ以前に製造されていたタイプのもので、クイックセットのラッチとは形状が異なります。ドアハンドルの軸が差さる軸穴が四角になっていることが、その違いなんですが、こうした形状のドアラッチは他社のものにもよく使われています。

他社のドアラッチがワイザーのハンドルやドアレバーに使えるかどうかは、穴の大きさと軸の太さの関係がはっきりしないので分かりません。

取り敢えず、ワイザー社が今でも作っている古いタイプのドアラッチをお客様にご案内しようと考えておりますが、新品のものは写真のラッチと多少形状が変わっているようです。

恐らく軸穴といった基本規格は今も昔も変わらないとは思いますが、軸穴の寸法についてメーカーが細かく案内してくれていないので、私共でも絶対大丈夫ですと言えないのが実情です。

輸入住宅ブームの際は、様々なドアノブ・メーカーのものが取付けされていますから、こうした消耗部材の交換品を見付けるのは結構大変かも知れません。

取付けが不安な場合は、いっそのこと新しいドアハンドルやドアノブごと交換するのが一番ですが、ドアハンドルの跡を塗装などできれいにする必要がありますので、気を付けて下さいね。

勿論、その際はドアの建て起こしの調整やドアヒンジの交換をしてやると、更に調子はよくなります。

<関連記事>: どこへ行ってたんでしょうねぇ? (2022年5月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。