こうなったら、交換時期です

こうなったら、交換時期です

先日、茨城県のお客様の輸入住宅で上げ下げ窓のバランサーを交換してきましたが、こちらが引き上げてきた古いバランサーたちです。

輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のインテグリティ(Integrity)・シリーズのダブルハングサッシ。

長いものは下窓用、少し短いものは上窓用。勿論、窓の高さによってもバランサーの長さは変化します。

写真の上半分のバランサーは、状態が比較的悪いものですが、ご覧のように建具を吊り上げる為のバネが赤く錆び付いています。また、一番上にあるバランサーは、バネが外れて吊りヒモも切れてしまいバランサーとしての機能が果たせなくなっています。

これらは、施工から18年経った状態のバランサーですから、そろそろ寿命が来ているというのがお分かり頂けるのではないでしょうか。バネは錆びてくると鉄の柔軟性がなくなり、伸び縮みをしなくなってきます。

そうなると、重い建具を吊り上げることが出来なくなりますし、両サイドにあるバランサーの片方だけがバネが弱ってきたりすると、もう片方とのバランスが取れなくなり、建具が傾いて上がらなくなってしまいます。

勿論、バランサーは写真とは裏表逆に装着されていますから、こちらの面は通常見えませんので、バネ等の状態を皆さんが確認することは出来ません。

でも、窓の開け閉めがしづらくなってきたら、恐らくバランサーは写真のような状況になっていますから、早めに交換をするようにしたいものです。

<関連記事>: 構造が分かれば、問題なし (2025年4月27日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。