遠く愛知県から茨城県のお客様の輸入住宅にお伺いして、ダブルハングサッシのバランサーの交換を行いました。
輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity) ダブルハング。
上げ下げ窓の建具(障子)を開けようとしても、建具がストンと落ちてきてしまう状態で、窓を開けられないというサッシが2ヶ所ありました。
築18年ということですから、然程古いおうちではないのですが、バランサーのような消耗品は15年程度で定期交換が必要です。そこで、今回は問題がある2ヶ所の窓に加え、よく窓を開けるリビングの窓3ヶ所についても一緒にバランサーを交換して欲しいというご依頼でした。
通常のマーヴィンのダブルハングとは違い、インテグリティはサッシそのものの構造が変わっていますし、使われているバランサーも異なるものでした。
ですから、アメリカの部品メーカーでもインテグリティ用のバランサーは、取り寄せ品となっていて、バランサーそのものの規格やサイズといった詳細情報を提供しないと調達手配してくれない感じでした。
その納期も非常に長く、他社の普通のバランサーであれば、1ヶ月くらいの処、インテグリティのものは4ヶ月を要するというものでした。
うまく手配が出来て商品も手に入りましたので、今回取り替えに伺ったのですが、どうやってバランサーを取り外して交換するのか、やってみるまでははっきりしなかったのですが、通常のバランサーの取付け方法から考えて恐らくこうであろうと見当を付けて作業を進めた処、見事に古いバランサーを交換することに成功しました。
やったことがない人だと十分な知識や道具もないでしょうから、バランサーの調達だけでなく取り替え手順に至るまで、チンプンカンプンで手に負えないかも知れません。
私たち ホームメイドは、これでインテグリティのバランサー交換の方法も確立することが出来ましたので、お困りの皆さんの為に仕事をさせて頂くことが可能です。
勿論、バランサーの交換だけでなく、窓の開閉調整や掃除、ガラスの周囲等の防水処理も一緒に行いますから、将来の雨漏れ対策もバッチリです。
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