お知らせ : ページ 340

デザインが奇抜だけど、ものはクラシック

北米のインテリア・サイトで見掛けたリビング。ダイニング。

白と濃いグレーの2色しか使わず、フローリングも少しグレイッシュなブラウン・カラーにして極力インテリアでの主張を抑えたフロアになっています。また、色のあるものは、花瓶の花やマントルピースの上の絵くらいにしているのもアクセントとしていいですね。

でも、このおうちは現代的なドライウォールの色遣いになっていますが、元々相当古い家をリノベーションしてシャープにデザインしたと思います。それは、ダイニングの内装材からよく分かります。

高さが20cm近くありそうな装飾的な幅木(ベースボード)やリピーティング・オーナメントが追加された廻り子(クラウン)、そして、ある程度汚れたり傷んだりした為に白いペイントで全塗装されたクラシックな階段材等を見れば、いいもので手の込んだ仕事をしてあるのが明らかです。

北米では100年くらい経った古い家を、このように改造してお洒落に生まれ変わらせるのが格好いいと考えられています。今では手に入りにくくなった幅広のオーク材やマホガニーなんて木を内装材としてふんだんに使っていますから、その価値は相当なものと考えられています。

30年もしないうちにゴミのように壊される日本の住宅ですが、古いものに価値を見出し、新しいデザインを吹き込むことでこんなに素敵な家に出来る北米の住宅って、素晴らしいですよね。日本で建てられる輸入住宅もいいものを使ってさえいれば、必ずやその価値を認めてもらえる世の中がやってくると思います。

だって、日本でも骨董やアンティークにすごい値段を付けているじゃないですか。そういう文化が家にも反映される時代は、そう遠くないと感じています。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方はご相談下さい。

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ケースメント窓のハンドルは、鋳物です

この木製サッシは、マーヴィンのボウ・ウインドウ。弓なりのデザインになっているので、BOW Windowと呼ばれています。いろいろあるサッシの中でも、デザインが優美ですよね。

ボウ・ウインドウの殆どは、クランク・ハンドルを回すことで窓が開いていくケースメント(ケースマスター)と呼ばれるタイプのものと、ハメ殺しの窓(FIX窓)が交互に配置されています。

この窓は、中央にハメ殺しの窓を取り付けて、ケースメントが2枚ずつその両側に取り付けられた5枚ガラスの大きなボウ・ウインドウです。今回、この窓の一番外側のケースメントの窓を開ける為のクランクハンドルが破損してしまった為、手に入らないかという相談がありました。

クランク・ハンドルは、金属で出来ていますが、鋳物ですから無理に力を入れたりすると、割れてしまって使えなくなることもしばしばです。こうしたトラブルは、マーヴィンだけでなく他の輸入サッシでも同様に起こります。勿論、アルミクラッドの木製サッシの他に樹脂サッシも同じです。

建具(サッシュ)の歪みや位置のずれなどで開閉がスムーズでなくなったり、ロックが掛からなくなったりしたら、無理に動かそうとせずに、私たちのような専門業者に窓の調整をしてもらって下さい。

ただ、クランク・ハンドルや窓の部品が壊れてしまったら、交換部品の調達も可能ですから窓メーカー名や品番、施行時期を設計図などで確認して下さいね。

家のメンテナンスや修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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本当は、断熱リフォームするといいんだけどなぁ~

リフォーム・リノベーションと言えば、外装の塗り直しやキッチン・洗面台、トイレ、浴室の改修が頭に浮かぶ人も多いと思います。確かに見栄えをリフレッシュすることで愛着が増すので、家を長持ちさせるという点では、こうした改修の優先度は高くすべきと考えます。

でも、人がそこで快適に暮らすという観点で考えると、外気の温度や湿度に左右されない気持ちのいい室内空間に改修するということは、性能に直結する話ですから結構効果的なお金の使い方であるはずです。

現在、国内に建っている住宅のうち、平成11年度に制定された断熱基準に適合している家はわずか5%と言われています。(平成11年度って、もう15年も前のはずなんですが、まだこの基準に達していないんです)

まあ、殆どの住宅は、断熱性が期待出来ないシングル・ガラスのアルミサッシが標準ですし、壁や床下、天井(屋根)の断熱材が全く入っていないか、薄いものしか施工されていないのですから、当たり前と言えば当たり前です。

私たちが輸入住宅を新築する際の施工のように、ペア・ガラスかトリプル・ガラスの樹脂サッシにして、床下には50mm以上のウレタン・フォームを入れ、壁や天井には100mm近い厚さでセルロースや羊毛などの天然の断熱材を使えば、湿気がこもらない夏冬快適な省エネ住宅となるはずです。

また、外壁材が構造体に直貼りされているようなお宅の場合は、外壁材と構造体との間に通気空間を取って、外壁の熱が内側に伝わらないような仕組みを作れば、更に断熱効率の高い家にすることも可能です。(同様に、屋根にもこうした仕組みを実施するとベストです)

ただ、こうしたリフォームを実施するには、外壁面側の石膏ボードを剥がさなければいけませんし、家全体を一度に触ることとなりますから、費用もそれなりに必要です。そして、一旦生活を他の場所に移すなどということを考えないと大掛かりな工事には耐えられないとも思います。

家に愛着やこだわりがあって、今後も末永く暮らしていきたいという方であれば、リノベーションの機会に是非やって頂きたい改修工事の一つです。居住性能のあまりの違いに、驚くこと間違いなしですよ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: セルロース断熱材(2006年12月25日)

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陸屋根の防水施工

愛知県東海市で内外装の塗り直しやメンテナンスを行っている築13年のレンガ積み輸入住宅 F邸

ここの玄関ポーチは、写真のようにフラットな陸屋根となっています。ただ、よく見てみると右手にある内樋に向かって僅かな傾斜が付いているのが分かりますか?フラットと言ってもちゃんと雨水が溜まらないように作ってあるんですね。

今回のメンテナンスでは、このフラットな面と内樋のFRP防水の塗り直しと玄関ポーチの周囲にある立ち上がり部分の鈑金の塗り直しを実施しました。

どうです、きれいでしょ。普段、誰の目にも触れない場所ですから、なおざりになりがちですが、こうして定期的に塗り直しをしてあげることで、100年以上持つようなレンガ積みの輸入住宅となるのです。

一度建てたら何も補修がいらないなんていう住宅は、絶対に存在しません。家は、愛されてこそ長持ちするんです。家のメンテナンスでご相談のある方は、お問い合わせ下さい。

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外装のカラー・コーディネーション

もうすぐ外装の塗り替え工事が始まる愛知県春日井市の輸入住宅 K邸で、ペイントの色の打合せをしてきました。

写真にあるタグが付けられた色が、今回コーディネートした色ですが、携帯のカメラではちゃんとした色がなかなか出ていないですねぇ。まあ、実際の塗料は、色見本通りの色が出ますからいいですけどね。

まず屋根は、国産のカラーベストですから、塗装を塗り直します。北米では屋根を塗装するという文化はありませんから、屋根用の塗料は存在しません。ですから、ここは国産の塗料ということになりますが、カナダのパラペイントの色に比べて、バリエーションも少なく、色も工業色といった感じですね。

それでも選ばなければいけませんから、ダークグリーンという黒っぽい緑を選んで頂きました。屋根は、下から見上げると日射が反射してグレーっぽく見えるものですから、濃い目の色を選んでおくのが基本です。

そして、外壁や玄関ドアの色は、美しいパラペイントで選んだのですが、外壁はブルーグレーに少し緑の顔料を混ぜた感じの色にしましたから、屋根との相性がよくなるように思います。

また、スチール製の玄関ドアは、現在白で塗装してあるのですが、楽しさを演出する為に赤のパラペイントをアクセントとして使おうと思います。写真では、少しくすんで見えますが、結構ビビッドな赤茶なんですよ。

こうした色決めでは、たくさんの色を見てしまうと迷ってしまいますが、事前に近隣の家やNETで家の外観をチェックしておくとイメージがつかめますから、コーディネートもスムースです。あとは、色のメリハリとアクセントの付け方をお教えすれば、楽しく色を選べるはずですよ。

そう、家づくりは、ワクワクするエンターテイメントなんです。こうしたデザインの建築・リノベーションをご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 色は、性能 (2014年1月9日)

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修理の記事が多いのは、長く使って欲しいという熱意の証

私が書かせて頂くこの「お知らせ」記事の3分の1は、全国からご相談頂いた輸入住宅の補修やメンテナンスに関するものです。こうした記事を毎日読むと、輸入住宅っていろいろ不具合が多いんだなぁ~なんて思われる人もいるでしょうね。

でも、実際にそうなんでしょうか。何万棟も建てられた輸入住宅の内のほんの一握りのおうちの不具合ですし、相談頂く方の殆どは築10~20年のおうちに使われている古い輸入サッシやドア等の部材の調達や施工で困っている人たちなんです。つまり、それまで問題なく使うことが出来た寿命の長い建材だったとも言えるのです。

また、こうした輸入資材の多くは、現在も部品が製造されているので、北米からの輸送費は掛かりますが、交換することでまた元通りに使えるということも魅力の一つだと思います。(部品を長期保管していない国産のものだと、本体ごと全交換を勧められたなんてことはよくありますよね)

また、日本の普通の家は、平均26年程度で解体し建て替えられてしまうと言われています。家電製品と同じで、壊れたり古くなったりしたら買い替えられてしまうのです。でも、20年近く経っていても直してきれいに使いたいというおうちへの情熱や愛情があればこそ、輸入住宅にお住まいの皆さんから私たちのような小さな輸入住宅ビルダーに問い合わせ頂くのだと感じています。

こうした思いは、新築する際に並々ならぬこだわりを持っていた人たちに共通するものなのです。

確かに、直して使うより新しく建て直した方が簡単ですし、新品になって気持ちいいかも知れません。でも、家には家族の歴史や若かりし頃の思いが一杯詰め込まれているはずですし、古さという趣きや味わいはかけがえのないもののように思います。

家づくりとは関係ないことや新しいお客様や新築工事のことばかりをブログに書くビルダーさんもいますが、修理やリノベーションのやり方や必要性を説く方が本当はずっと大切なことです。勿論、私たちの労力や時間を多く使わなければいけない割には、大して報酬にならないのも事実です。

さて、皆さんにとって信頼の置けるビルダーは、どういった情報を提供する人でしょうか。どうメンテナンスをすればいいか、どういう部材が必要かをアドバイスさせて頂くことも私たちの大切な役目のはずです。時には、私たちの失敗やお客様が直面したトラブルの話も、役に立つことがあると私は考えます。

また、こうしたきめ細かなサービスがあるから、多くのお客様が私たちの処で家づくりをして下さるのだと思っています。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入住宅は、長持ちしない? (2014年6月12日)
<関連記事>: 住宅メンテナンス不要論? (2015年1月12日)
<関連記事>: 釣った魚にエサはやらない? (2017年11月4日)

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鳥が衝突して割れた窓ガラス

こちらの輸入住宅の窓は、輸入サッシの中でも品質が高いと言われているLoewen社製アルミクラッド・トリプルガラスサッシ。

ヒートスマートと呼ばれていたガラスで、当時(15年前)では恐らく最高の断熱性能を有していたと思います。金色の格子がガラスの中に入っていて、外壁のレンガ積みともよく合っていますねぇ。

さて、このローウェン社の窓ガラスですが、見ての通り一番外側だけが粉々に割れてしまったそうです。残り2枚のガラスは大丈夫ですから、防犯や断熱では当面問題はないと思いますが、真冬になる前には何とかしてあげたいと考えています。

割れた原因ですが、バード・ストライクと言って鳥がガラスを認識出来ず突っ込んできたということらしいです。こういうことって、結構よくあることのようですよ。私の家でも小さな鳥が窓ガラスに当たって、フラフラしていたなんてことがありました。(因みに、ガラスは運よく割れませんでしたが・・・)

鳥だけでなく、ボールや石、竜巻や台風などでも割れる危険性がありますが、日射による温度差が原因で熱割れという現象を起すこともあるようです。(温度差を生じさせないように工夫することである程度リスクは減らせますが、完全な解決策はないそうです。)

輸入サッシのガラス交換には経験や慣れが必要ですが、我々のように専門知識のあるビルダーなら大丈夫。

お困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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動かなくなった古いドライブイン・ラッチ

今回も東京にお住まいの方から古い輸入のドアノブ用のラッチ(バックセット)が壊れたので、新しいものが手に入りませんかという問い合わせを頂きました。

当初は、メール等が不慣れなので写真を送れないというお話でしたが、ラッチもドアノブ・メーカーや用途によって全く違うデザインのものになるから、実物の写真を頑張ってメールしてみて下さいとお願いしました。

そして、お送り頂いたのが、これらの写真。ドアにドア・レバーが付いている状態とそのラッチを外した写真ですが、出来るだけ分かりやすいように考えてうまく撮って頂いたことが理解出来ます。

メーカーも何も分からないということでしたが、ラッチに明いた穴の形状を見てすぐにクイックセット(タイタン)社のレバーノブであることが確認出来ました。

また、ラッチの頭にプレートが付いている通常のラッチでなく、頭の部分が丸いドライブイン・ラッチであることも分かります。

そして、このラッチの爪の形状からして、鍵を差すタイプのロックセット用ではなく、標準型のアジャスタブル・ラッチ(寸法調整出来るラッチ)ですね。

この2枚の写真で、私たちはここまでの状況確認が出来るんです。だから、輸入資材や部品の手配に間違いがないんですね。

家づくりを任せる輸入住宅ビルダーをどこにするかは、こういう知識をちゃんと持っているかどうかでも判断しないと後々のメンテナンスが不安になるかも知れません。

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収納スペースは、足りていますか?

最近の住宅は、各部屋の収納も造り付けが普通になってきましたが、収納が十分足りているという人はどのくらいいるでしょうか。

私たちが輸入住宅のプランを考える時は、幅1.8m 高さ2m 奥行70cm 程度の収納空間を子供部屋などに設置します。また、ご夫婦が共用する寝室には大きめのウォークイン・クローゼットを計画し、それ以外にはどこかに納戸(物置)スペースも取るようにしています。

ただ、限られた敷地の中で限られた予算で家づくりをする際には、収納をなかなか取れなかったというおうちもあるように思います。実際、私たちが家のメンテナンスを依頼された際に、収納用のクローゼットを設置したいという相談を受けることがよくあります。

そうしたおうちでは、タンスを購入して収納空間に入りきらなかったものや服を仕舞い込んでいるなんて状況になっていて、その分部屋が狭くなったと感じています。

そんな時、私たちはまずものの整理を提案しますが、それだけでは問題を解決することは出来ません。収納出来なくなったものが、洋服なのか食器なのか、はたまたアウトドア用品なのかを調査して、それに合った収納空間をアレンジしましょう。

もしかしたら、使っていなかった和室をクロークに改造したり、キッチンの使い勝手やデザインを見直したりすることがあるかも知れません。

新築時にそうしたことを予め計画することが一番ですが、外壁を塗り替えたりするタイミングを利用して、インテリアをリフォームしてみることを考えましょう。収納が進化すれば、生活も楽しくなるものですよ。勿論、その際、要らないものの整理も忘れないで。

収納でお困りの方、新築・リフォームをご計画の方は、お問い合わせ下さい。

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どう仕上がるか、ご期待下さい

愛知県春日井市の輸入住宅 K邸にて外装の塗り替え工事及び結露対応工事等をさせて頂くこととなりました。

このおうちは、今から16年前に他社ビルダーによって施工された建物ですが、新築以来外装のメンテナンスを殆どやってこなかったらしく、サイディングのジョイント目地などの防水コーキングが割れたり、カラーベストの屋根塗装にコケが生えてきたりといった状況になっています。

写真を見る限りでは、きれいな状態に見えると思いますが、塗装のピンクの色が薄かったので褪色があまり感じられないということなんです。外壁に濃い色を使わず、薄い色の塗装にするというのは、実は理に適っていると言えるかも知れませんが、塗料の有効性からすれば、色に関係なく10年前後の耐久期間であると思って下さい。

今回も外装には美しいパラペイントを塗る予定です。まだ、色は最終決定していませんが、きっと見違えるように素敵になると思いますよ。

あと、このおうちは室内に湿気がこもりがちになるようです。それだけ気密性能がいいとも言えるんですが、冬場の湿気は窓の結露の原因にもなります。

窓は、アルミクラッドの輸入サッシ Pellaを使っているんですが、結露の影響で室内側の木部に変色が見られます。交換が必要な場所は新しくしたり、黒ずみが落ちる場所は、ティンバー・ケアを使って防水塗装を実施します。

屋根に換気棟を追加したり、ガス暖房から電気を使った暖房へと生活スタイルを変えて頂いたりして、結露の発生源を抑え込むという提案もさせて頂きました。

家の性能は、細かな気遣いと長年培った技術で必ず蘇ります。外装の色も、デザインという性能であることを忘れずに。

輸入住宅に対する私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。ホームメイドにしかできないリフォーム・リノベーションの概要は、リフォームのページをご覧下さい。

<関連記事>: 外壁を塗り替えた春日井市 K邸 (2015年1月5日)

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