お知らせ : ページ 379

高温で焼かれたカナダのレンガは、土鍋と同じ

北海道のとある方から突然お手紙を頂戴した。そこには、以前販売したレンガの家が雨漏りを起こして、家主の方とトラブルになったという内容が書かれていた。

調査の結果、雨漏りの原因は陸屋根に明いた換気口であったとのことでしたが、レンガの外壁からの雨漏りではないという確証を得る為に、同じデザインのレンガについて探していたら、ホームメイドのレンガの写真に行きついたらしい。

そこで、ご丁寧なお手紙で、私共のレンガについての防水性能のデータを提供して欲しいというご依頼がありました。そのレンガと私共のレンガが同じもの、同じ施工で積まれたのかは分かりませんが、下記のように回答させて頂きました。

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○○ 様

お手紙拝見させて頂きました。私、愛知県にあります(有)ホームメイドの村瀬と申します。

実際にものを見たり、施工したりした訳ではありませんので、はっきりしたことは言えませんが、私共が外壁に使っている積みレンガに非常に近いレンガのように見えますね。

私共のレンガは、Hanson社のHeritage Grayというレンガでサイズは、「MAX」というものになります。下記サイトでは、レンガのカタログをダウンロード出来ます。

Northern Collection Residential Brick Guide

お手紙には雨漏りとありますが、まずレンガは厚さが90mmございます。ですから、外壁面に雨が当たったくらいでは、水分が中まで侵入するリスクは非常に少ないと言えます。

勿論、強い風雨の場合は、そのリスクが少し高くなるとは言えますが、別添矩計図にある通り、通常レンガの外装部分と構造体とは2cm程度離して積むというのが普通です。

つまり、レンガは自立していますから、雨がレンガの内側に入り込んでも構造体に雨が付くということはありません。

但し、窓の開口部でレンガが窓際までくるような場所があれば、雨漏りの危険があるかも知れません。その場合は、レンガの問題というより、接する部分の防水コーキングが不良であるか、経年劣化でコーキングが切れてしまったのが原因と思われます。

ですから、Hansonではレンガの漏水に関するデータというものは存在しておりません。

因みに、同じカナダのShaw Brickというメーカーが出している仕様書によると、通常の赤レンガの吸水率は、24時間水に付けて1~3%となっています。(HansonのHeritage Grayも、表面はグレーですが、レンガ自体は赤い粘土です)

つまり、Hansonも同じ製法で作られていますが、数日高温で焼かれたレンガは、含まれている細かな砂が陶器のように溶融してくっついてしまい、水を通さなくなるということです。

ですから、クラックやモルタル目地の隙間がない状況でしたら、レンガが原因の雨漏りは発生しません。(因みに、目地のモルタルは吸水しますので、私共では目地の形状を丸くして、水が外に押し出されるように施工します)

カナダは、冬に凍り付いてしまいますから、吸水するような素材では、氷の膨張で割れてしまいます。よって、そのような素材は使えません。それは、北海道も同じですね。

もし上記が参考となればよろしいのですが、私共のものと素材が違っていたり、施工が異なっていたりすれば、違う結果になりますので、その点はご容赦下さい。

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<その後のご報告メール> 2013/12/17

もう一月になりますが、この度は大変お世話になり誠に有難うございます。

申し述べる機会が12月3日にありまして、教えていただいたデータからClay Brick Physical Properties を訳し、提出いたしました。その根拠に教えていただいたHansonなどの英文を翻訳し持参したところ、それも出せということで結局ほぼ全部提出しました。

貴社のホームページもプリントして提出し、今回は上記のデータを教えていただいたと伝えて説明しました。英語には一苦労しました。意味はだいたい通じたと思います。協議はこれからまだ続きますが、カナダのレンガについては協議の専門委員も理解していただいたと思います。

この度は親切にしていただき、大変お世話になり、大変助かりました。これから北海道も本格的冬の到来で、来年は良い年になりたいものです。

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こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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鍵を差さないスマート・玄関ロック「Kevo」続報

さて、数日前にKwikset社のスマート・ロック「Kevo」について記事を書かせて頂きましたが、ついにホームメイドでも発注手配をしてしまいました。いや~、気が早いですねぇ。

色は、写真にある3色。ゴールド、サテンニッケル(いぶし銀)、ベネチアンブロンズ(ダークブロンズ)です。ロックの周りが、青く光って格好いいでしょ。

そんなに数はありませんが、また入荷しましたら、記事を書かせて頂きますね。

さて、現在の処、Bluetoothで対応できるスマートフォーンは、iPhoneだけかと思いきや、下記の機種がKEVOに対応します。

iPhone 4S, iPhone 5, iPhone 5C & iPhone 5S, 第5世代の iPod touch, 第3世代以降の iPad/iPad mini

上記以外のスマートフォーンでのBluetoothで対応が出来るように進めているようですが、現在の処は、iPhone等のApple製のみでしか鍵の解除設定が出来ません。

また、Apple製品を携帯しない子供やお年寄り用にも電子タグのようなFOBキーが1個付属しています。このKevoのセットには、普通の鍵も2本付いていますから、万一の電池切れでも安心ですね。

FOBキーは後から追加で注文も出来ます。追加したFOBキーは、お使いのKEVOとペアリングさせると、すぐに使用可能です。 但し、普通の鍵を追加購入する場合は、鍵山のないブランクキーですから、鍵山は、鍵屋さんで刻んでもらって下さいね。

普通の鍵を写真のように、FOBキーとセットで持つといいかも知れません。

iPhone等のApple製品については、KEVOのアプリをダウンロードして電子キーを設定すると、iPhone等がFOBキーの役割を果たします。iPhone等を携帯してKEVO電動ロックに近づき、ロックに手を触れただけで開錠されます。施錠も同じように出来るようですよ。(電子キーは、標準で2セット付属します)

こういう遊び心がある輸入住宅って、楽しいじゃないですか?勿論、一般の国産住宅でも付けられますよ。

数がないので、早い者勝ちです。欲しいという方はお問い合わせ下さいね。ご注文頂いた方には、入荷次第ご案内します。

<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック「Kevo」
<関連記事>: スマート・ロック Kevo 入荷!
<関連記事>: お嫁に行きます・・・Kevo

<追加情報>(2013年11月21日)

KEVOの電子キーの付属規定が変更になったそうで、KEVOを1セット購入しますと、電子キーが7セットまで付いてくるようになったそうです。これだけあれば、普通のご家庭でしたら予備の電子キーを購入する必要はなくなると思います。但し、現在は特別キャンペーンのようで、また標準の2セットだけに戻るかは不明です。

尚、私共からご購入頂いた方には、KEVOの機能について説明した日本語の資料を一緒にお送りします。セットアップについて、メーカーサイトにも書かれていない実際に役立つ内容も記載しています。他ではこんなことをやっていませんから、この特典は、大きいですよぉ!

<追加情報>(2015年2月28日)

KEVOが、Android 5.0 以上の機種にも対応するようになったようです。現在のところ、Nexus 6, Nexus 9, Samsung Galaxy S5 がその該当機種です。今後、新しいアンドロイドのスマートフォンにも対応を広げていくと思われます。

<関連記事>: KEVOは、アンドロイドでも使える (2015年3月1日)

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日本の家のデザインでは、取付け出来ない?

カナダやアメリカの照明カタログでよく見かけるペンダント照明。天井からチェーン等で吊り下げられ、下向きのシェードならテーブルを、上向きのシェードなら天井を主に照らす。

でも、こういう照明デザインって、日本の照明器具では皆無と言っても過言ではない。勿論、あるにはあるが、吹き抜け用に特別にデザインされたものとして、それ程多くバリエーションがある訳ではない。

これは、日本の家の一般的なデザインであまり吹き抜け空間を造らないということと、家のプランを上下に部屋を取る総2階のデザインにして、坪当たりの施工単価を安く見せようとしていることが原因だ。

もしお疑いなら、坪単価を最も強く意識している建売り住宅のチラシをご覧頂きたい。そこに掲載されたプラン図を見れば、私の言っていることが本当だとご理解頂けるはずです。

そういったプランを合理的とか経済的とか言う方もいるでしょうが、言い換えれば何の面白味もない四角い部屋の連続でしかないとも言えるのです。そういうこと以外に印象的な何かがあればいいのですが、それを見出せない家が往々にしてあるのが現実です。

あと、こうした照明を、欧米ではリビングやダイニングに平気でもっていきます。人が通らないダイニング・テーブルの上やソファの前のコーヒーテーブルの上に吊るすのですが、日本の住宅メーカーのインテリア・デザイナーは、滅多にそういう照明を使いません。(勿論、中には使う人もいるんですよ)

それは、テーブルの大きさや配置、そのデザインに至る迄きめ細かくお客さんと打ち合わせたりして、想定するなんてことをやっていないですから、場所やデザイン・コンセプトを固定化してしまうような照明器具を付けることに躊躇してしまうんでしょうね。

逆に、これに見合ったテーブルを後で探しましょうなんてことが言えればいいのですが、責任問題になる為かそういうことも提案しないというのが現実なのかも知れません。

でも、よーく考えてみて下さい。テーブルを置く位置をいつも変えている人はいるでしょうか。照明器具のデザインが気に入ったら、それに合わせたテーブルが欲しくなりませんか。何にでも合うような平凡な照明器具を、どこにテーブルが来てもいいように、部屋のど真ん中の天井に付けるなんて淋しくないですか。

こういう照明を付けると、シェードの中に埃が溜まるなんて人もいますが、そんなのたまに掃除機で吸えばいいんですよ。

それより、シェードの上にあるアイアンの曲線が、電球の光によって天井に描く影を想像してみて下さい。きっと、本物が取り付けられた時には、想像以上の満足感と驚きが得られることでしょう。その下で家族が集う姿を、イメージしてみて下さい。

私たちは、そういうことをイメージしながら、皆さんに輸入住宅のプランニングやライティングの提案をするのです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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動物よりも面白い?

今日はお休みだったので、うちの妻と東山動植物園へ久しぶりに出掛けた。

最近は、ビールも売店で売られるようになったので、弁当片手にビールをゴクリ。風もある寒い一日だったけど、昼間のビールは美味しいねぇ。

ビルや住宅に囲まれた名古屋だけど、ここの辺りは里山の風情が残っていて森も深い。散策には、ピッタリの場所だ。

そうやって園内を歩いていると、キリンの獣舎の前でベビーカーを引いた人だかり。そこには何と、長いチリチリ髪のイケメン飼育員。

ちょっとぶっきら棒な感じでキリンについて説明するんだけど、コツをちゃんと押さえていて笑いを誘う。

熊舎の飼育員もまるで熊のような感じだったのだが、東山は飼育員のバリエーションも多彩で楽しい。(彼は、その後ライオンの獣舎にも現れた。いろんな動物の世話をしているんだなぁ~)

動物よりも人間ウォッチしていた方が、東山公園ではエンターテイメントかも知れないねぇ(笑)

子供が小さかった頃にしか行っていない人は、是非ご夫婦で行ってみて下さいね。結構新鮮ですよぉ~。

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サイディングは、耐震性能が必要な構造部材?さて、レンガ積みは?

外壁に張るサイディング。通常、薄い板状のコンクリートの上に塗装をして、防水や劣化に対応しています。でも、おおよそ10年程度で塗装の塗り替えが必要になる点が面倒ですよね。

さて、建物の構造(木造やRC造)の上に張られるサイディングは、構造的な強度が求められているでしょうか。その答は、「NO!」。

サイディングは、構造が風雨に曝されるのを防ぐ為のただの外装材、つまりカバーという位置付けで構造的な耐震強度を建築では求められていないのです。

そういう点で、薄いレンガ・タイルを張った外壁も同じですね。では、分厚い本物のレンガを積むレンガ積み外壁は、どうでしょうか。

そう、これもサイディングやスライス・ブリックと同じ外装材なんですね。決して、構造の一部ではありません。私たちが構造体の木造部分から数センチ離してレンガを積むことからも、構造ではないことが分かります。

でも、私共のところに家づくりの相談に訪れるお客様の多くが、レンガ積みの家は地震に強いのかとか、耐震性はどうなのかとかいった質問をされるのです。

まあ、レンガ積み自体に慣れていない一般の皆さんですから、それも仕方のないことですが、プロの設計士や行政ですらそういう間違った認識をお持ちの方もいらっしゃるようです。

勿論、レンガ積みの外壁が地震で壊れないようにしたいという気持ちは私たちも同じですが、例えこの外壁が壊れたとしても、外装材(レンガ)の重量が構造体の負担になっていないホームメイドの2x4工法の輸入住宅は、揺れにも強く、倒壊するリスクは殆どないと言っていいでしょう。

(勿論、自然災害は人智を超えますから、絶対ではないですよ)

構造体が大丈夫であれば、またレンガを積めば元通りに戻ります。そう、積みレンガは、サイディングやタイルと同じただの外装材なのですから。サイディングやタイルと違う点は、レンガ積みの外装をすれば100年以上の耐久性や美しさ、断熱性能が向上することです。

そして、私たちは、耐震用の鉄筋や金物を多用したり、建物の一面だけでなく、四面積んだり、高い強度の基礎にすることで強い揺れに耐えられるレンガ積み外壁を実現しています。過剰な期待をせずに、如何に大切な家や家族を長く守ってくれるようにするかが、家づくりでは大切です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 建物にとって、レンガ積みの外壁は軽い

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断熱性能が高い同じ樹脂サッシでも、これだけ違う!

以前のブログで、豊川市の輸入住宅N邸でトリプルガラスの輸入樹脂サッシを採用するというお話を書きましたが、通常のペアガラス・樹脂サッシとどれくらい違うのかを写真でお見せしたいと思います。

まず、これらはどちらも樹脂で作られたハニカム構造(蜂の巣のようにいくつもの部屋に分かれた構造)のフレームを採用しています。

樹脂は、熱伝導率がアルミに比べて1000分の1以下という点で、国産のアルミサッシとは比較にならない断熱性能を有しています。また、ハニカム構造にすることで、それぞれの部屋に熱が伝わるスピードも遅くなるという点でフレーム構造自体に両者で大差はありません。

しかしながら、私たちが採用した樹脂サッシは、ハニカム構造の部屋が11もある点や、フレームが大きく中の空気量が多い点で、熱の伝わりにくさやフレーム強度の向上が図られている点も見逃せません。

更に、ガラスという一番熱が透過しやすい部分においてその差は歴然。写真を見ただけで、その性能の違いは想像出来るはずです。

内側から外側までのガラスの幅は、ペアガラスに比べてトリプルガラスは1.5倍。ガラス自体の厚さも1.5倍。その厚いガラスが3枚も使われています。当然、ガラス内の空気層は、1つの部屋ではなく2つとなります。また、ガラスとガラスの間の空気層(断熱層)も合計で1.3倍の厚さとなるのです。これだけでも断熱性能上、また防犯対策上、相当な強化となるはずです。

更にガラスを固定する為のスペーサーも、接しているフレームや隣合うガラスからの熱が伝わらないように「ウォーム・エッジ」という特殊なスペーサーを用いるという念の入れようです。

それから、ここがトリプルガラスの真骨頂なんですが、私たちの輸入サッシは、一番外側のガラスと一番内側のガラスにそれぞれ違う機能を持った次世代の高性能LOW-E2断熱コーティングを施工しています。ただ、このダブル・LOW-Eという手法はペアガラスでは不可能なんですね。

それは、ガラスのそれぞれにLOW-E(Low-Emission 又は Low-Emissivity)を施工すると、ガラス内部でお互いが熱反射を起こしてしまい、それによって起る熱膨張でガラスが割れる危険性があるのです。その為、ペアガラスへLOW-Eコーティングを同時に施工することは出来ないのです。トリプルガラスの中央にクリアガラスを1枚挟んでおくことによって熱反射の問題を解消し、ダブル断熱ガラスが可能となる、それがトリプルガラスの素晴らしい技術です。

2つの空気層には断熱性を高めるアルゴンガスも封入されていますから、まさに国内最強のサッシと言っても過言ではないですね。

住宅で熱効率や結露が最も問題となる窓においてこうした努力を積み重ね、省エネやCO2削減で大きな一歩を踏み出しましょう。ホームメイドの輸入住宅では、新築・リフォーム共にこのトリプルガラス・サッシが今後標準仕様となります。(2013年10月の改正省エネ基準に既に対応)

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: トリプルガラスの輸入樹脂(PVC)サッシ
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<関連記事>: スーパー台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」

ホームメイドでもよく使うドアノブ・メーカー、クイックセット(Kwikset)社が、スマートエントリー玄関ロックを北米で販売開始したそうな。

iPhoneをポケットに入れているだけで、鍵の開閉が可能となる。勿論、通常のように鍵を使って開閉も出来る。鍵穴に対するピッキングなどへの防犯対策もバッチリしてある点も安心だ。

また、親しいお客さんにも一時的に利用できる電子キーを送信しておけば、それを使って彼らがロックを解除出来るというのも画期的。あとは、電池切れに気を付けるだけ。

そのうち、私たちが建てる輸入住宅にもお目見えする日が来ると思いますので、乞うご期待!

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因みに、この「Kevo」(キーヴォ)は、カナダのWeiser(ワイザー)社でも同じものを販売しているようです。共同開発でしょうかねぇ?

尚、私共から購入頂いた方には、KEVOの機能について説明した日本語の資料を一緒にお送りします。セットアップについて、メーカーサイトにも書かれていない実際に役立つ内容も記載しています。他社ではこんなことをやっていませんから、この特典は、大きいですよぉ!

Kevoの購入や取付けをご希望の方はお問い合わせ下さい。

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Atlantic Canadian Brick, Highland Kirkhill

こちらは、カナダ東海岸にあるメーカーの積みレンガ。

素材自体は赤い粘土を焼いたものなんですが、その表面に汚れや欠けを付けて、アンティークに仕上げた外壁用レンガです。

赤い色に、黄色や黒、白のデザインが入っていて、古いヨーロッパのレンガの建物の風情が感じられますね。

勿論、焼きたての新品ですから、強度に問題はありません。こうして積まれたレンガ外壁の家が、下記の写真(カナダ)です。

平屋のレンガ積み外壁で、ダブルサイズの大きなガレージドアが付いていて、格好いいでしょ。ガレージの上には、屋根裏を利用した部屋が作られていますから、寝室やホビールームになっているのかも知れません。

レンガの外壁のコーナー部分には、石材のコイン・コーナーがアクセントとして添えられていて、更に美しさを引き立たせています。

窓部分にアーチ状に積まれたレンガもいいですねぇ。こちらのレンガを採用頂ければ、日本では初お目見えです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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雨漏りや結露防止は、念には念を

防水紙と構造用合板との間で夏場に結露が起るという問題を防止する為に、私たちはウェザーメイト・プラスという北米のスペシャルな防水紙を使います。これは、タイベック・シートのような一般的なハウス・ラップ(防水紙)では、この問題に対処出来ないということから採用されました。

そして、今日アメリカで資材を供給しているという方が当社にいらっしゃいまして、写真にあるホチキスの針をご紹介頂きました。

外壁用の防水紙は、通常タッカーと呼ばれる道具を使ってホチキスで構造用合板の上に張っていくんですが、ホチキスですから当然防水紙に小さな穴が明いてしまう訳です。

そうすると、万一防水紙の上に雨などの水が付いてしまうという雨漏りトラブルが発生した場合に、ホチキスのところから水が侵入して構造用合板を濡らしてしまうということも考えられます。そこで考え出されたホチキスが、プラスチック・キャップ付きのホチキスの針。

緑や青の柔らかいキャップが付いているので、ホチキスの穴が大きく明くことはありませんし、防水紙に明いた穴もキャップが覆い隠してしまいます。また、ホチキスの位置も分かりやすいので、留め忘れの防止にもなります。

そして、針はステンレスに亜鉛メッキをしてあるらしく、将来錆が出ないように作られているそうです。

まあ、ここまで徹底しなくても、防水紙に雨が侵入することは殆どないと思いますが、アメリカ人は面白いことを考えますねぇ。ホームメイドでも、そのうち現場でテストしてみたいと思います。

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<関連記事>: 壁体内結露の発生原理 (2012年11月26日)

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Campagnolo に替えました

オークションで買ったカンパニョーロのロード用キャリパー・ブレーキ。昨日のお休みに自分で付け替えてみました。カンパと言えば、高校時代は手が出せない高級品。だって、自転車の本場イタリア製ですからね。

でも、昨今の競争の激化からか、それとも国産のシマノが世界的なブランドとなった為か、最高級や最新を求めなければ、NETでお値打ちなものが買える時代になりました。

このカンパも、新品だけど数年くらい前の型落ち品らしく、ブレーキ・ゴムを買い替えるくらいの金額で買えました。まあ、製品のグレードも一番下なんですけどね(笑)

ただ、やっぱり新しい製品より調整するのが多少面倒で、今まで付いていた無名メーカーのブレーキの方が、余程調整機能がしっかりしていました。(微調整をする為の部品や機能がないんですよ)

でも、そういうことは、ブレーキ自体の制動力やフィーリングというものには何ら関係のないことですから、おまけみたいなことなんです。

未明の雨で路面が濡れていたんですが、先日タイヤを新しいの(これもオークションの安もの)に替えたせいか、走る、止まるといったことに何ら不満はありませんでした。

まあ、今までのものとさして差はないんでしょうが、新しいブレーキ・ゴムだから利きがいいんでしょうね。それと、カンパニョーロという響きがワクワクさせるんだと思います。輸入住宅の家づくりでも、このワクワク感が大切ですねぇ。あと、自分でメンテナンスするということも、愛着という点では大事なことですよ。

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