お知らせ : ページ 373

陸屋根のレンガ積みの家

先日、突然とあるお客様から電話でリフォームの相談を頂きました。

その時、言われたのが、「陸屋根のコンクリート住宅でもレンガ積みの外壁にすることは可能ですか」というものでした。

フランク・ロイド・ライトの建物でもレンガで陸屋根のようなデザインの建物もあったように思いますが、陸屋根に見せて実際には少し勾配が付いた屋根を載せていたような気がします。

でも、NETで見てみると、アメリカなどでも陸屋根の家でレンガ積み外壁をやっている建物は結構あるようです。まあ、レンガ積みの外壁自体は、陸屋根だろうが、三角屋根だろうが、関係ないですからね。

ただ、レンガ積みの外壁で、陸屋根にした建物は、要塞のような邸宅のような、重厚で堅牢な感じがするのは確かです。

あとは、陸屋根の防水をしっかり考えることが重要ですね。陸屋根は、防水のメンテナンスや断熱の弱点をカバーしてあげられれば、デザイン的に美しいですから、長く愛して頂けるかも知れません。まぁ、何でも手入れ次第です。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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う~ん、どうしようかなぁ~

昨日、1通のお手紙を頂いた。いつもだったら、名古屋にあるカナダ領事館からなんだが、今回はその御本体、カナダ大使館からの直々の封書。

何だろうと開けてみると、在日本カナダ商工会議所の昼食会を東京 南青山の大使館で開催するので、出欠を知らせて欲しいという内容でした。何でもプリンス・エドワード・アイランド州の首相 ロバート・ギスさんが来日するので、その歓迎レセプションへの出席を打診して頂いたらしい。

こうやってお誘い頂けるというのは大変光栄なことなんですが、何せ東京までこの為に行かなきゃいけないんですから、ちょっと迷ってしまいますねぇ(笑)

でも、こうやってお呼び頂ける人間は、数少ない方たちだけでしょうから、顔を売ることはやっぱり必要なんでしょうね。

そうそう、大使館員の皆さんの異動が毎年春にあります。その時、部屋のリニューアルでドライウォールの壁にパラペイントを使ってもらわなきゃいけませんので、PRしてくるミッションもありますよね。

そういった状況なら、やっぱり行くしかないでしょう・・・。

29日から始まるレンガ積み工事の準備の為に、いろいろやることが一杯な昨今ですが、忙しいのは有難いことです。数ある住宅会社の中で、日本屈指の輸入住宅ビルダーとして認められている訳ですからね。

あと、2週間くらいで、プリンス・エドワード島で作ってもらったパイン材の階段も到着することですし・・・。

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豊川市の現場のデザインに少し似ているかも?

先日、NETの写真投稿サイトを見ていたら、こんな写真があるのを見つけた。

以前、ドライウォール用塗料のパラペイントとコラボしたサラ・リチャードソンのキッチン・デザインがこれだ。

部屋の中央にアイランド・キッチンを置いて、その並びにダイニング・テーブルを持ってくるというのは、料理を配膳するには最も機能的だし、お母さんの仕草を見ながら脇にあるテーブルで勉強したり、お話ししたり出来るのも魅力的です。

実は、こうしたスタイルを昨年の夏に考えて、豊川市で現在施工中の輸入住宅 N邸のプランに採用していたので、これを見てちょっとビックリしました。同じことを考える人は、やっぱりいるんですねぇ。

写真のデザインは、青と白、そしてゴールドを基調色にしてあとは如何にクラシックさを表現するかに重きを置いて造られています。

床や窓のデザインが、若干アンティークさに欠ける気もしますが、長年使っていくうちにどんどんアンティークに変化するのが、欧米の住宅のいいところです。ですから、それは後々のお楽しみとして取っておけばいいんですね。

あまり、最初からバッチリ決めてしまっては、10年20年経った時に反ってみすぼらしくなってしまうかも知れません。そういう想像力も家づくりには大切なんです。

因みに、N邸はちょっと趣きが違います。日本の近代モダンを意識しながら、そこに少しクラシックの要素をエッセンスとして加えるというデザインにしました。

そんな風に言われても、分かんないですよね(笑)それでは、おうちが完成しましたら、ご覧に入れますので楽しみにしていて下さいませ。

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 壁照明の光で遊ぶ (2014年5月9日)
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<関連記事>: 色は、性能 (2014年1月9日)
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レンガ積みとレンガ張り

外壁にレンガを使いたいというのは、邸宅と呼ぶに相応しい輸入住宅や高級住宅を建てたいという人の要望であることが多い。日本人に人気のフランク・ロイド・ライトが設計した建物でも、レンガが使われるケースが多いことも、憧れを抱く要因なのかも知れない。

犬山の明治村にも保存されている旧帝国ホテル本館の正面玄関もそうした彼の作品であることは言うまでもない。

そんなレンガの外壁だが、今日本で行われている施工の殆どは、薄いスライス・ブリック(レンガ・タイル)を外壁面に張り付けた「レンガ張り」。ライトが設計した頃のように、レンガを積んで外壁を造るなんてことは時間も手間も掛かるから、絶滅してしまったと言っても過言ではない。

まあ、そんな「レンガ積み」を続けているうちの会社は、絶滅危惧種ですなぁ~(笑)

でも、旧帝国ホテルや東京駅のレンガ積みは、関東大震災でも全く崩れたりしなかったんだから、その耐震性は折り紙付き。レンガ・タイルより数段重い本物の積みレンガの建物が、どうして地震に強かったか?

それは、「レンガ張り」が建物の構造に張り付いて、構造体に大きな負担(重量)を掛けるのに対し、「レンガ積み」は建物外壁の外側の基礎の上にレンガを積むので、構造体には1gも重量負荷が掛からないからなんですね。(計算表参照)

現在一般的な「サイディング張り」の外壁も「レンガ張り」と同様に構造体に張り付きますから、こちらも相当な負担です。

他にもいろいろなメリットがありますが、それはまた次回。レンガ積みの家は、費用以上の価値があります。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: レンガ・タイルは、将来メンテナンスが必要になる (2012年9月17日)

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こんなに寒いのに、もう春ですかねぇ

今日は、朝からCanon EOS学園 撮影講座の実習へ行って参りました。場所は、イルミネーションで有名な「なばなの里」。

カメラの絞りを固定したままホワイト・バランスを変化させて、写真の写り具合をテストしてみるという内容。昨日までの私だったら、上の説明だけでは何を言っているのか、さっぱり分からんといった感じだったろうね。

やっぱり、やってみなきゃ覚えられんわ。

操作が複雑なデジタル一眼カメラ。それも70Dは中級機だから、ボタンがあってもなんだそりゃ?って感じだったが、必要は発明の母。教えてもらいながらいじっていたら、操作方法も少しだけ分かってきたぜ~!

それにしても、ホワイト・バランスを変えただけで、こんなに写りが違ってくるんだね。ビックリしました。何でも勉強ですねぇ・・・。

ほんと寒かったけど、一生懸命課題をこなしていたから、意外と吹きっ曝しの外でも平気でした。

(温室のベゴニア・ガーデンは、暖かでした~。この時期だけなばなの里の入り口で入場料を払えば、ベゴニア・ガーデンの入場券が付いてきますよ・・・余談ですが)

そんな中、園内の桜の木につぼみを見つけました。まだ堅いですが、もう木々は春の準備を始めているんですね。

さて、私が撮った写真は、如何でしょうか?・・・殆どカメラの性能に頼りっきりですが・・・(笑) これから、HPやブログで使えるように頑張りますよぉ~。

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もうすぐカナダのレンガ職人がやってきます

建方工事も完了し、内装はいよいよドライウォールの下地工事に入った豊川市の輸入住宅 N邸。

そんなさなか、アトランティック・カナダのノバスコシア州から日本初登場のShaw Brickが、名古屋港に到着。また、1月末にはカナダから3名のレンガ職人がやってきます。

今回は、チームで外壁のレンガ積みを施工しますから、おおよそ3週間という早いペースで、外壁が完成する予定です。2名がレンガを積んで、残った1名がモルタルを練ったり、レンガを作業スペースの近くまで運んだりして、手際よく仕事を進めます。

こんなプロの仕事は、日本では滅多に見ることが出来ないでしょうから、ご覧になりたいという方はご相談下さい。

頂いたメール・アドレスに詳しい場所の地図をお送りします。また、その際には、レンガ積みがどういったものかを、現場で村瀬 自らがご説明します。

珍しいShaw Brickのレンガや本物の石(ライム・ストーン)で出来たウィンドウ・シル(窓下カウンター材)も必見ですよ。やっぱり、本物っていいですよねぇ。

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バランサー切れで窓交換なんて、ナンセンス!

以前私がブログで、ミルガード社製の輸入樹脂サッシの上げ下げ窓(シングルハング)に取り付けられているバランサー(バランス)を、メンテナンス用に輸入して差し上げたという話を書きました。

そうしたら、また同様にお困りの別の方から、下記のような内容の相談メールを頂きました。

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<お客様からの相談メール>

ブログに書かれているように、我が家を建てたデベロッパーもとうの昔に倒産し、まさしくMilgard難民になっております・・。築17年経ち、開かずの窓がいくつか出てきてしまいました。

近々外壁の塗り替えを検討していまして、業者に窓のことも相談した処、日本製の窓に全て取替えすることを提案されました。ですが、バランサーを入手出来れば、今の窓を生かすことができそうだと思った次第です。

Milgard社のHPからメールで問い合わせを試みましたが、日本からの問い合わせは受け付けないようなのです。ホームメイド様からは入手できるのでしょうか?

我が家の窓のバランサーを取り寄せていただくことは出来ますか?サイズにもよるかと思いますが、金額は大体おいくらなのでしょうか。

お忙しいところお手数おかけしますが、是非、ご回答をお願いいたします。
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ミルガードの窓のBalancerは、吊っている糸が切れると窓の開閉そのものが大変になるのですが、このバランサーを新しいものに交換するだけで嘘のように元通りに戻ります。

確かに調達先が分からないんだから、窓を全て交換しようと勧めるのは分かりますが、もう少し何とか調べてみるなんてことをやってあげたらどうなのか、なんて思います。

まあ、輸入サッシの構造自体やバランサーなんて部品すら見たことない建築屋さんでしょうから、仕方ないですかねぇ。

今回も何とか直るように、部品提供を頑張りますよぉ~。輸入サッシのメンテナンスでお困りの方が他にもいらしたら、いつでもご相談下さい。通常業務の合間を縫って、部品の調達や施工についてアドバイスさせて頂きます。

輸入住宅への理解と愛着を深めることも、私たち プロの輸入住宅ビルダーの仕事です。

でも、こういう皆さんって、うちを知らなきゃどうするんでしょう?まさか、壊しちゃうなんてないですよね。・・・お気の毒です。

<関連記事>: バランサーを交換するだけで、輸入サッシは直ります (2014年3月27日)
<関連記事>: バランサーだけかと思いきや、ここも注意! (2017年12月3日)

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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割れるかもなぁ~

陶器の白いクロス・ハンドルが付いている洗面水栓。ハンドル自体も丸みがあって、結構可愛らしい。

でも、写真のようにヘア・クラックが入るんですよ。クラックが入ったのは、これで2回目。それも同じ場所、同じ部品ばかり。

お湯側でなく、水側らしいのだが、どうしてだろう?

お湯であれば、外気や水栓自体が持っている温度と給湯器からのお湯の温度に差があって、金属部分が熱膨張を起して陶器を内側から押し広げてしまうなんてことが原因として考えられるんだが、水側ではそれ程の急激な変化はない気がする。

あとは、陶器と台座の金属とが接する部分が歪で、ハンドルを回した際に、局部的に力が掛かるのかも知れない。

陶器は、焼かれる際に体積が収縮するのだが、その時の温度や湿度、燃焼時間によって若干変化する。つまり、微妙に個体差があって、一定の大きさにはならないのだ。

勿論、接着剤で固められているのだから、ある程度力が分散するとは思うが、絶対的なリスクの回避は難しいだろう。

北米のように、もう少し柔らかい素材のポリエチレンにすれば、こういうトラブルは防げるかも知れないが、陶器の魅力も分かるからなぁ。リスクを取るか、素材の質感を取るか、あなたならどっち?

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装飾的なボトムシル

欧米の建物では、窓の下にボトムシルと呼ばれるカウンター材(膳板、ウィンドウ・シル)が施工される。これは、レンガ積みや石造りの外壁が用いられる住宅ならではのデザインと言えますね。

レンガ・タイルを外壁に張る日本の輸入住宅ではフェイクのウレタン素材で作られた飾り枠を付けることがせいぜいですが、本来のボトムシルは、石灰石やコンクリートで造られているから、その手触りや重厚感は偽物とはかけ離れている。

サイディング張りやカルチャード・ブリック張りの外壁と比べると、窓の奥行きが全然違いますよね。

ホームメイドのレンガ積み外壁の輸入住宅でも、こうしたボトムシルを輸入しますが、北米では写真のような豪華なデザインのボトムシルも存在します。少々お金も掛かりますが、欧米のお城や洋館に憧れを感じていらっしゃる方でしたら、垂涎の一品かも知れませんね。

勿論、私たちなら、こうした本物の材料を使ってレンガの家を建てることも簡単です。どうです、皆さんの家づくりでも外壁に使ってみたいと思いませんか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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誰でも分かる輸入住宅3分間セミナー(1) 外壁用レンガの比較

まだまだ改善の余地はありますが、こんな動画を試しに作ってみました。

また、今後修正を加えて、よりよい内容にしていきますよ。

乞うご期待!

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