割れるかもなぁ~

割れるかもなぁ~

陶器の白いクロス・ハンドルが付いている洗面水栓。ハンドル自体も丸みがあって、結構可愛らしい。

でも、写真のようにヘア・クラックが入るんですよ。クラックが入ったのは、これで2回目。それも同じ場所、同じ部品ばかり。

お湯側でなく、水側らしいのだが、どうしてだろう?

お湯であれば、外気や水栓自体が持っている温度と給湯器からのお湯の温度に差があって、金属部分が熱膨張を起して陶器を内側から押し広げてしまうなんてことが原因として考えられるんだが、水側ではそれ程の急激な変化はない気がする。

あとは、陶器と台座の金属とが接する部分が歪で、ハンドルを回した際に、局部的に力が掛かるのかも知れない。

陶器は、焼かれる際に体積が収縮するのだが、その時の温度や湿度、燃焼時間によって若干変化する。つまり、微妙に個体差があって、一定の大きさにはならないのだ。

勿論、接着剤で固められているのだから、ある程度力が分散するとは思うが、絶対的なリスクの回避は難しいだろう。

北米のように、もう少し柔らかい素材のポリエチレンにすれば、こういうトラブルは防げるかも知れないが、陶器の魅力も分かるからなぁ。リスクを取るか、素材の質感を取るか、あなたならどっち?

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