取り付けるのには、工夫が要ります

取り付けるのには、工夫が要ります

ヴァイスロイ・サッシのウィンドウ・ヒンジ

こちらは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)社製ケースメント樹脂サッシ用のウィンドウ・ヒンジ。

この輸入サッシは、セルコホームさんなどで多く使われているようですが、使われている金物は逐次変わってきているようです。

この古いウィンドウ・ヒンジも例外ではなく、現在のヴァイスロイの辷り出し窓(横方向に開いていく窓)には使われておりません。

今は形状が若干異なったものが使用されていますから、古いウィンドウ・ヒンジを交換する場合、微妙にサイズが合わない状況となっています。

ですから、新しいヒンジを古いサッシに取り付ける場合、建具やサッシ枠に加工などを施すなどして工夫が要求されるのです。

一般的にこの部品は取付けさえすればそれで終わりであり、開閉にも何ら支障は出ないものですが、古いサッシに形状の違う金物を取り付けるとなれば、そうはいきません。

こういう仕事をお願いされるのであれば、経験豊かな慣れた業者を見付けないと、何度も作業を繰り返さなければならなくなりますから、気を付けて下さいね。

北米の輸入建材の多くは、長く同じ部品を製造していますから、何年経っても同じものが手に入るのが一般的ですが、今回のように製造されなくなるものがあることを忘れてはいけません。まあ、それでも輸入資材に慣れたビルダーであれば、何とかなるはずですけどね。

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