お知らせ

持ち上げないと、交換だけでは不十分

豊橋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、窓の建具の交換を行ってきました。

輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のベイウィンドウ(台形出窓)。

三方に建具が付いていて、中央はFIX(ハメ殺し)、両サイドはケースメントサッシになっています。何れの建具も雨漏れによって建具の木枠が腐ってしまい、交換することになりました。

写真は建具を交換する前の様子ですが、一見何事もなくきれいに見えますね。でも、このベイウィンドウは相当な重量があり、しっかりと構造体に固定されていなかったせいで、出っ張った先端部分が5mm程下に垂れていました。

5mmと聞くと大したことないと思われるかも知れませんが、そのせいで両サイドの窓枠が平行四辺形に歪んでしまい、新しい真四角のケースメントの建具が窓枠に当たってしまいます。

また、窓が十分に閉まらなくなるばかりか、ロックの位置も変わってしまい、鍵を掛けることも難しくなります。今までの古い建具は窓や鍵の開閉も出来ていたことから、恐らく窓枠と一緒に建具も平行四辺形に歪んでいたのだろうと思います。

ただ、そうなってしまうと、歪みによって建具の木枠とガラスとの間に僅かな隙間が出来るでしょうから、それが雨漏れに繋がったかも知れません。

本当はベイウィンドウの下に支えを付けて、窓ごと持ち上げてやることが必要ですが、そうなると外壁の一部等を撤去したり、下地に補強材を入れたりしなければならず、大きな工事になってしまいます。

取り敢えずは、現状を工夫して何とかケースメントサッシを使える状態にまで持って行く方向で何とかしますが、将来的には出窓のリフトアップも検討頂かなくてはいけません。

だって、重い出窓が宙に浮いているんですから、自然に考えて支えがないとどんどん下がってしまいますよね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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アメリカ製ですからね

大阪府のお客様から調達を依頼されたロック金物がいくつか入荷しました。

取り付ける輸入サッシは、ローウェン(Loewen)社製のケースメントサッシ。

ただ、入荷したもののうち、写真の2つに不具合が見付かりました。

1つは金物の裏ブタが外れ、その中から細い針金のような部品が飛び出してきました。もう1つは、鍵を引っ掛ける為の黒いラッチ部品がロックレバーから外れていました。

こうなると、元に戻したとしてもまた外れてしまいますから、海外メーカーにクレームを言って交換してもらう以外方法はありません。

梱包されていた箱にもダメージはありませんでしたし、梱包等のテープを剥がして中を開けられたような形跡もありませんから、出荷よりも前に既に不具合があったと考えるべきです。

北米の製品ですし、もしかしたら中国等で製造されたものかも知れませんので、日本のような出荷前検査などはないんでしょうね。

ご依頼頂いたお客様には少々お待ち頂く必要がありますが、こういう場合に対応する為に私共のような人間がいるんです。

だって、お客様自身で手配したものがこうなっていたとしても、私共のように冷静に対処して問題解決するなんてことは出来ないですもんね。

価格ばかりに目を向けるお客様が多いですが、何かあった時の対応やアフターサービス、今後のサポートといった観点から考えれば、私共のような専門家の役割は大きいと思います。

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鍵が固くなったら、無理に回さない

静岡県のお客様から、ダブルハングサッシのクレセント・ロックの入手が出来ないかとの問い合わせを頂きました。

こちらのカムロックは、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)のアルミクラッド木製サッシで使われている鍵金物です。

多くの破損は、ロックレバーがグラグラになったり、回転するクレセントが外れてしまったりするもので、その原因は鍵が固くて閉まらないのを無理に回してロックしたことです。

どうして鍵が固くなるかというと、上下の建具の召し合わせ位置が微妙にずれてくることで、ロックの受け金物とロック本体が正しい位置関係にならなくなってしまうからです。

これは、建物の重量が窓の上から掛かってくることで、窓自体が押し潰されたようになってしまうからで、それを避ける工夫を新築時にしなかったことも不具合の要因かも知れません。

ですから、新しい部品に交換するにしても、ロックの噛み合わせの位置を適正にした上でないと鍵が固いという不具合は解消されません。

家の不具合は、全て自然の摂理から来ていますから、何故トラブルになったのかを理解して、根本原因の解決をまずやるべきです。それが分からない場合は、私共のような専門家に相談して、壊れる前にチェックしてもらうようにして下さい。

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ウェザーシールドの網戸

兵庫県のお客様から輸入サッシの網戸の修理又は新しいものの製作が出来ないかとの問い合わせを頂きました。

輸入サッシは、ウェザーシールド(Weather Shield)社製。

お客様からこちらの写真を頂きましたが、網戸のいくつかの部材に破損や欠損、劣化が見受けられます。

このような状況の網戸は数枚程度ですが、ご相談頂いた全ての網戸について、グラスファイバーの網やコーナー材、網戸ピンの交換が必要となっています。でも、網戸自体がなくなってしまったというものはないようですから、新しく作り直すという必要はないようです。

不具合のあるこれらの部材は、全て消耗品ですからやはり20年程度で交換することをお勧めします。幸いウェザーシールドの網戸に使われている部材は、他のサッシメーカーの網戸にも使われている汎用部材ですから、全てアメリカから取り寄せることは可能です。

ただ、アルミのフレームなど長いサイズのものはアメリカからの輸送コストが多めに掛かりますし、オーダーメイドで直していく修理代もそこそこ必要です。

ただ、ここで一度に家中の網戸をメンテナンスしておけば、あと20年くらいはそのまま使い続けられるでしょうから、費用対効果は高いと思います。

輸入サッシの網戸は、30年以上経っても交換部材が調達可能ですから、私共のような専門家に依頼すれば、ちゃんと元通りになるかも知れませんよ。春になったら窓も開けたいでしょうから、今のうちに網戸を直しておきたいものです。

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来週取り替えに伺います

豊橋のお客様からご依頼を頂いたベイウィンドウ(台形出窓)の建具交換。

輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。

写真は、ベイウィンドウの中央に設置する1.2m x 1.1mの大きなFIX(ハメ殺し)建具の木部をティンバーケアで防水塗装している様子です。

勿論、屋外側のガラスの周囲も防水処理を施すのですが、ひっくり返すだけでも2人掛かりでないと作業が出来ません。これだけ大きくて重い建具になると、私共が作業車として使っているバネットバンでもギリギリ積めるくらいです。

今回の現場は、雨漏れでサッシの木枠が腐ったということで、ベイウィンドウの3枚全ての建具を交換するのですが、その周囲の木枠やカウンターの板も黒くなっているそうですから、外した都合でそういった部分がどうなっているかもチェックしたいと思います。

ただ、ベイウィンドウだけでなく、建物の他のサッシもガラスの周囲から雨水が入り込んでいないかも心配しています。こういう雨漏れの問題は、1つの窓だけで済むという話ではないと思います。

<関連記事>: ガラスが3枚あるベイウィンドウ (2025年10月5日)

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交換は割れたガラスだけではありません

茨城県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシのペアガラスを交換してきました。

サッシは、クレストライン(Crestline)製の樹脂ダブルハングサッシ。

ガラスの正確な寸法を確認する為に、以前採寸調査をさせて頂いたのですが、今回新しいペアガラスが出来上がりましたので、現場にお邪魔しました。

こちらの写真が交換前のガラスが割れた写真ですが、下窓ガラスに養生テープが張り付けてあります。

この養生テープは時間が経つと太陽光で劣化してしまい、テープを外す際に粘着剤がこびりついて酷く汚くなってしまいますから、あまり張って欲しくない材料ですが仕方ないですね。

粘着テープを専用の剥離剤で剥がすという余分な作業も行いながら、ペアガラスを入れ替えたのが次の写真です。

ペアガラスは少し高品質な遮熱型LOW-E断熱ガラスを採用しており、少しブルーがかった色をしていますが、格子のデザインやサイズもピッタリです。

普通の業者さんだと上げ下げ窓の下窓ガラスの交換の仕事だと、下窓建具に挿入されているペアガラスを交換するだけですが、それだとガラスの質感や格子のデザインが上・下の建具で揃わなくなる恐れがあります。

ですから、私たち ホームメイドでは、面倒を顧みず下窓だけでなく上窓のペアガラスも一緒に交換をしています。ですから、外からも室内側からも非常にきれいな外観に仕上げることが可能となります。

ただ、ガラスを輸入の建具から外すのって、すごく大変なんですよ。それはガラスの周囲にガッチリと防水接着剤が付けられていますから、そう簡単には取れないようになっています。

まあそれでも、専用の道具や経験がありますから、時間や手間を掛けてきれいに除去させて頂きました。ペアガラスを建具に入れた後は、防雨対策として外部のガラスの周囲などに防水処理を施して修理完了です。

言葉にすると簡単そうですが、実は結構手の込んだ仕事をしています。ガラスに写り込んだ周囲の風景や空の色も違いますね。

<関連記事>: ペアガラスの採寸調査 (2025年8月29日)

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鍵が固いと壊れます

埼玉県のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックケースを調達出来ないかとの問い合わせを頂きました。

輸入サッシは、ローウェン(Loewen)製の樹アルミクラッド木製サッシ。

写真がそのロックケースですが、よくある不具合はロックレバーを上下させても鍵が掛からなかったり、鍵が掛かったまま外れなくなったりするというものです。

写真のものは、ロックラッチ(鍵爪)が飛び出している状態ですが、これがロックレバーを動かしても連動してくれなくなることがあります。

その原因は経年劣化という場合もありますが、それは15年程度使い続けてきた時であって、それより短い時間で破損するケースでは、鍵が固い状態で無理にロックをしようと操作したことが原因です。

鍵が固くなった原因は、サッシ枠側でロックラッチを受けるロック受けの位置がずれてしまったり、ロックラッチの出具合がおかしかったりすることが考えられます。

ただ、そうしたこともドア自体の高さが下がってしまったり、ドアの水平が取れていなかったりすることが根本的な問題ですから、それを是正しない限り正常な状態には戻らないと思います。

それを素人のお客様がやろうとしても、道具や知識という点で難しいでしょうから、まずは私共のような専門家にお願いして直してもらう方が安心ですし早いと思います。

家のメンテナンスは、10~15年程度で定期的に行うのが基本です。もし今まで何もしてこなかったとしたら、いくつも修理・調整する箇所が出ているはずですから、そのまま放置しないで逐次早めに対処するようにしたいものです。

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輸入サッシの防水処理をやりましょう

先日より大阪府にあるお客様の輸入住宅での修理・メンテナンス作業について記事を書かせて頂いておりますが、今回は木製建具の交換です。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。

以前にも建具の木が腐ってしまったということで、建具の交換を実施しているのですが、また他のダブルハングが腐ってしまったということで新しい建具を持って伺いました。

ご覧のように、下窓建具の下枠と側枠の木が真っ黒に黒ずんで腐ってきている様子が分かります。

同じようなトラブルが度々起こっている状況ですので、家全体の外部足場を組んで、全ての窓の防水処理を行った方がいいですよとお勧めしておりましたが、なかなか踏ん切りが付かなかったようで、ズルズルとここまで来てしまいました。

今回、ティンバーケアで防水塗装をした新しい下窓建具(ガラス防水処理済)を用意して交換作業に伺ったのですが、当然のようにきれいになりスムースに開閉も出来るようになりました。

アンダーセンのダブルハングは、基本的に外部のガラス押え付近から雨が中に浸入しやすく、建具の外装に隙間も見受けられることから、ペアガラスの周囲等を防水処理してやることが大切です。

今回の木製サッシだけでなく、腐らない樹脂サッシでも雨水によってペアガラスが内部結露を起こし、ガラスの中が曇ってしまいます。

特に10年近く経って外壁の塗り替えが必要となったタイミングで、足場を利用して全てのサッシを防水処理してやると、大金を掛けて窓の修理をすることもありません。

家は放置すればどんどん悪くなるばかりですから、お金が比較的掛からない早い段階でメンテナンスをしてやることで、費用も心配も少なくて済むのです。

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これだけきれいになりました

昨日サッシの修理の記事を書かせて頂きましたが、そのおうちで木製の玄関ドアの雨染み補修及び塗装を行いました。

メーカーは不明ですが、ハーフサークルウィンドウが付いたオーソドックスなデザインの木製ドアです。

修理前の様子は、随分長く雨ざらしになっていた為か、ヒサシがある上部以外の部分は表面の木がボソボソにささくれ立っていたり、雨染みで黒く変色したりしていました。

近くの塗装業者さんにも相談をされたそうですが、ここまでいくとドアを交換する以外に方法はないと言われたらしいです。

私たち ホームメイドは、丁寧な作業を行う為に2日間掛けて補修工事を行いました。

まずは、木の表面に付いた汚れや雨染みを取り除いたり、表面の木をフラットな状態にする為に、番数が異なるサンドペーパーを使いきれいな状態になるまで擦っていきました。

勿論、仕事は全て手作業ですから、時間も手間も想像以上に掛かりました。これを機械を使って行う方法もありますが、細かな凹凸部分は拾えないですし、削り過ぎると変な下地の木が見えてきてしまいます。

サンドペーパーで下地を作ったら、ハンドル部分等の金物や床に塗料が付かないように養生を行い、着色用の水性塗料で木の質感をアップします。

その後、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケアを全体に塗布して、雨や太陽の紫外線からドアを保護する作業を行いました。

最後に、床からの雨の跳ね返り対策として、アルミ製のキックプレートを装着して、その周囲から水や湿気が入らないように周りを防水処理して作業は完了です。作業の前後の写真を見比べて、その違いがお分かりでしょうか?

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以前発見した不具合を直しました

大阪府のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの修理をさせて頂きました。

輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。

以前にもお伺いして、上げ下げ窓の腐った木製建具を交換したのですが、建具を吊り上げているバランサーが機能しないのを交換の際に発見しました。今回別のサッシの建具を交換する機会があり、これを利用して不具合のあるバランサーを交換しました。

ナローラインのバランサーは、サッシの上枠の中に装着されている為、普段は隠れて目に付きません。写真のように上枠のカバーを外すと、弁当箱のようなブリキ製のバランサーが顔を出します。

このバランサーは上枠の両サイドにそれぞれ1つずつ装着されているのですが、それぞれのバランサーに上窓を吊る為の吊りヒモと下窓を吊る為の吊りヒモが強力なバネで巻き上げられています。

このバネの力を利用して重い建具を上下させるのですが、バネが錆びて破断してしまったり、ヒモが切れて建具を吊れなくなったりすると最悪建具が落下してガラスが割れるという危険があります。

経年劣化は15~20年程度を目安に起こりますから、出来ればその前に両サイド共交換しておきたいものです。それは、例え片側のバランサーだけが不具合を起こしていても、もう一方のバランサーもバネが弱り既に寿命を迎えているという理由からです。

バランサー交換の際は、サッシ周りの汚れの清掃や窓の開閉調整なども行いますから、新築の時のように窓の動きがよくなりますよ。

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