お知らせ : ページ 156

網戸が古くなると、こんな感じです

輸入網戸の網を外している途中の様子

春に突入して、輸入サッシの網戸の張替えをご依頼頂くケースが増えてきました。

こちらは、サミット(Summit)社のダブルハングに付いていた網戸の張替えをするに当たり、網押えの黒いゴムを外している途中の様子です。

20年以上経つと太めの糸のようなゴムも劣化して、外そうとしてもご覧のようにブツブツ切れたり、粉々に細かく砕けたりして、溝から外すのも結構厄介です。

また、当然の如くグラスファイバー製のスクリーン(網)も白化してもろくなっていますから、簡単に千切れてしまうといった状況です。

通常であれば、網と網押さえのゴムを交換すればOKというものなんですが、20年以上使い続けた網戸の場合は、網戸のアルミフレームをつなぐ樹脂製のコーナー部品や網戸を窓枠に固定する為のスクリーンピンも劣化しています。

これらも交換しておかないと、フレーム同士の接続が外れたり、網戸をうまく窓枠に固定出来なかったりしますから、一緒に交換する必要があります。

そして、アルミフレームについては、20年くらいでは使うのに支障はないと思いますが、ホコリや汚れが付着しているでしょうし、中には少し曲がってしまっているものがあるかも知れません。

ですから、網戸を組み直す前には、フレームを雑巾等で拭いてあげて、曲がってしまったところは木槌等で叩いて戻すか、新しいフレームに交換してあげるといいですね。

ただ、こうした部材はサイズや形状の違うものがいろいろ存在しますから、ご自宅の網戸を細かくチェックして同じ材料を揃えることが大切です。適当に国産サッシの網戸を流用するなんてことを考える人もいるようですが、絶対にうまくいきませんから、ちゃんと専門家に相談して下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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サミット製掃出しサッシの鍵の交換

愛知県豊明市のお客様からのご依頼で、サミット(Summit)社のスライディング・パティオドアの鍵交換及びドアの調整をしてきました。

14年くらい前に新築した輸入住宅ですから、そろそろ鍵の交換時期かも知れません。

ロックから飛び出すラッチ・フック(鍵爪)が、ラッチ・ストライクに掛からなくなってということで、ロックケースの交換をしたのですが、ドア自体も最低ラインまで下がった状態でした。

この状態ではドア下がスライドレールに当たってきますから、このままにしておくとレール自体が損傷したり曲がったりします。ですから、鍵の交換だけでなく、ドアの高さも上げてやることにしたのですが、ドアの垂直も出ていなかったので、左右のバランス調整も行いました。

あと、長年ロックレバーを上げ下げしてきたせいか、テイルピースと呼ばれる操作バーが曲がっていましたので、レバーも新しいものに交換しました。

この金属製のテイルピースが結構折れて、鍵の操作が出来なくなるというトラブルも多いですから、ここで新しくしておくことは安心かも知れません。

最後に、少し緩んでいたドアハンドルのネジをしっかり留めて、掃出しサッシのメンテナンスは完了です。(このネジが原因でハンドル自体が破損することも多いですから、注意して下さいね)

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アイエムエス・カナダ製掃出しサッシのロック

アイエムエス・カナダ製掃出しサッシのロック

地元日進市のお客様から、マーヴィン(Marvin)の掃出しサッシのロックが壊れたとの相談を頂き、この写真をお送り頂きました。

通常マーヴィンは、アルミクラッド・サッシですから、外側はアルミですが、室内側は木製となっているはずですが、ちょっと様子が違います。

お客様曰く、マーヴィンの木製サッシではない、樹脂製のシリーズのものだということでしたが、ファイバーグラスを樹脂で固めたアルトレックスのサッシとはロック形状も違う気がします。

そこで、お客様にマーヴィンであるという根拠となる設計図面や資料、見積書などがないかお伺いしました。そして、サッシの品番らしきものが記載された資料をお送り頂きましたが、やはりマーヴィンとは違う感じの番号でした。

その後、お客様から家を建てた時の古い担当者に連絡を取って当時の状況を確認したら、その方曰くIMS(アイエムエス)カナダ製のサッシを使ったのではないかということでした。

アイエムエス・カナダは、カナダの輸入サッシ・メーカーではなく、カナダの技術を導入して国内でOEM生産したメーカーでした。

アイエムエス・カナダがどういった仕様で掃出しサッシを作っていたかは定かではありませんが、ロックケースの上下から2つのロックラッチが飛び出してくるデザインの鍵金物のようです。

ダブルロックの金物は、北米でもいくつか種類がありますから、一度ドアからロックケースを外して形状や詳細寸法を確認しないと交換部材を調達することは出来ません。(お客様から頂いた情報だけでは部材を調達するには不十分ですし、万一間違いがあっても私たちが調達に責任を負うことは出来ません)

現地調査には費用が掛かりますので、その点ご諒解頂けるかどうかはお客様のご判断です。(勿論、お客様自身が金物を外して詳細確認して頂けるのであれば、その費用は掛かりません)

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オペレーターのギアの摩耗

空回りするオペレーターのギア

こちらの写真は、サッシメーカー不明のケースメントサッシ。

建具(障子)が前後に少し傾いた状態で、開け閉めしづらいところをハンドルを無理に回して閉めようとしたのが原因と思われます。

建具が傾く原因は、元々建て付けが悪いという場合や建具自体が歪んでいる場合もありますが、一番多いのがサッシの上下に付いているウィンドウヒンジに油汚れやゴミが溜まって下側のヒンジの動きが悪くなるというものです。

上も下も同じように動いていれば、建具の上下も垂直を維持したまま開閉するのですが、下の動きが悪くなると上側だけが先に引き込まれ下が後から追随するという状況となります。

そうなると、建具の垂直は保たれないで窓を閉めることになりますので、上側が窓枠に当たった時点で下側が閉まっておらず、ハンドルを更に回すことでそれを何とかしようとする訳ですから、オペレーターに付いているギアに大きな負担が掛かります。

一度くらいならばいいのですが、毎日何度も窓を開け閉めし続けたら、建具は更に倒れ込んできて、ギアはひどく摩耗します。そのうち、窓が完全に閉まらなくなったり、オペレーターのギアが滑って空回りするようになりますから、窓は開かずの窓となる訳です。

多くの場合、オペレーターの交換とウィンドウヒンジの掃除で何とかなりますが、ひどい場合はウィンドウヒンジも交換が必要だったり、建具の歪みを矯正したりしなければなりません。

それから、ギアだけでなく、オペレーターを固定しているビス類も外れてきている場合もあります。そうなると、ビス穴が大きくなってバカになっているでしょうから、樹脂サッシの場合は直すのが相当厄介になります。

輸入サッシは丈夫に出来ていますが、無理な操作には対応出来ません。軽く操作が出来ないようなら、それはメンテナンスが必要という証です。どうぞ、輸入サッシの専門家に見てもらうようにして下さい。

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現地調査で新たに分かった窓の不具合

ペアガラス内の劣化したスペーサーの破片や錆び

先日、岡崎市にある輸入住宅で、サッシの開閉金物に不具合があるから現地調査をして欲しいというご依頼を頂きました。

また、せっかくなので家の輸入サッシ全部を念の為チェックしてもらえないかというご依頼も頂いておりましたので、他のサッシについてもどんな状況か確認してきました。

そんな中、ペアガラスが曇った窓があったので、どんな状況か確認したところが、この写真。曇ったペアガラスの下の部分に劣化したスペーサーの残骸や錆びがたくさん落ちていました。

気密を保っているはずのペアガラスですが、どこからか雨水や湿気が入り込んで、それによってガラスの周囲に回してある気密スペーサーが劣化して、金属部分にも錆びが出たものと思われます。

ケースメントサッシの開閉金物のオペレーターは、錆もなく比較的きれいな状態でしたが、ペアガラス自体は交換する以外直す方法はありません。

元々のご依頼だった他のオペレーターの不具合についても、交換修理が必要ですが、開け閉めが固い掃出しサッシの調整やロック金物の交換などサッシについてはいろいろメンテナンスが必要でしたが、お客様は古いサッシだから仕方がないと思っていらっしゃったようです。

確かに古くなってはきているかも知れませんが、それはサッシ自体というよりも付属している部品類が古くなっているだけで、それらを交換しさえすれば、ある程度新築時の状態に戻るものばかりです。

勿論、このまま使い続けることは出来ますが、動きが悪い状態を放置しておけば、必ずもっとサッシの状態は悪くなりますから、修理費用は更に高くなるかも知れません。早めの修理・メンテナンスを実施することは重要ですが、日頃の手入れはもっと必要だと思います。

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巣ごもりするなら、楽しさを

スワンの洗面水栓

政府から自宅待機を要請されている週末。愛知県でもコロナへの感染者が増え続けているけれど、東京程ではないと安心している人も多いかも知れません。

でも、そのうち必ずどこでも感染爆発は起こると思います。

単純に感染を遅らせて時間稼ぎをしているだけで、感染そのものは止めることが出来ませんし、恐らく日本人の殆ど全てが何年かのうちに感染する運命なのです。

自粛すると感染者が減るというのは、単なる勘違いなのです。そうは言っても遅らせることで、医療体制が整ってきたり、必要な資材が確保出来たりするかも知れませんから、活動自粛は意味のあることだと思います。

ただ、薄暗い室内でゲームやTV以外何もすることがない中、何週間も家にいるというのは精神的に滅入ってしまうものです。であれば、家のインテリアを少しでも明るく楽しいものにすることで、日々の生活をポジティブに出来るかも知れません。

例えば、暇ついでに家具の配置を換えてみる。そうすると、違う部屋に来た感じになりますよね。ついでに掃除をすれば、綿ボコリや汚れも取れて衛生的になるでしょ。

無理に換える必要はないですが、壊れかけた洗面の水栓金具なんかも新しいものに交換してみるのも効果的。

ただ、ここで気を付けたいのは、今までと同じ普通のものには交換しないこと。少し高めの美しいデザインの水栓にすることで、洗面空間を一新するきっかけになるかも知れません。

写真のようなゴールドのスワンの水栓金具にすれば、コロナ対策で手を洗うのも楽しくなると思いませんか?外に出られないなら、中で楽しめるようなことを考えるのも、皆さんが出来る新型コロナ対策&経済対策ではないでしょうか。

もしかしたら、運気も上がるかも知れませんよ(笑)

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輸入ドアのステンドガラスの曇り

曇ってしまった輸入玄関ドアのステンドグラス

こちらの写真は、シンプソン(Simpson)社のエンプレス・マリナーと思われるステンドグラス入り木製玄関ドア。

ガラスの中央部がぼんやり白っぽくなって見えますが、お分かりでしょうか。

冬場にマンションやアパートのサッシに表面結露を起すことはよくあることですが、中央にステンドグラスを挟んだトリプルガラスの輸入ドアではガラスの表面が結露することはありません。

これは、ガラスの表面ではなく内部に結露を起している状況なのです。トリプルガラスの周囲には防水材が施工されていて、通常は湿気や水分がガラス内に入らない仕組みになっているのですが、経年劣化で防水材の一部に僅かな隙間が出来て、そこから湿気が入り込んだと思われます。

もしかしたら、この玄関ドアは台風などの強い雨の時には、ドアに雨が当たっていたのかも知れません。ですから、私たちはこうならないようにガラスの周囲に塗装や防水コーキングを施工して、雨水の侵入を少しでも減らす工夫をするのですが、新築時の工務店はそういうリスクを知らなかったのかも知れません。

何れにしても、一旦こうなってしまったガラスから湿気を外に出すということは不可能です。エンプレス・マリナーは既に廃番になっているデザインですから、全く同じ模様のステンドグラスを入れることは出来ませんが、デザインが少し変わってもいいということなら、違うステンドグラスに入れ替えることは可能です。

ただ、その際は、ガラスを固定している木製の押し縁材も可損するでしょうから、新しいものと交換する必要があります。私たちなら、新しい押し縁の防水塗装や屋外側の防水処理をガラス交換の際に行いますから、玄関ドアの美しさを損なうことなく、将来の内部結露のリスクを心配する必要もありません。

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ここだけちょっと違います

交換用の網戸のセンターフレーム

お客様から網戸を新しくしたいというご依頼を受けて、大きなサイズの網戸の製作をしております。

幅が80cm、高さが1.3m程度あるので、四方のアルミフレームだけでは、網戸の強度が保てません。

そこで、網戸の中央にセンターフレームを1本入れて補強するのですが、周囲のフレームとは形状が少し異なります。

周囲のフレームは、網(スクリーン)をフレームに装着する為の網押さえの長いゴムが入るような溝が入っていますが、中央のフレームはゴムを入れる必要がないので、真四角の長方形の形をしています。

でも、この補強用のフレームは、特殊な為かアメリカでもあまり売られていないんです。今回特別に調達することが出来ましたので、この大きな網戸を同じ大きさで新調することが可能となりました。

薄板で出来た網戸のフレームは、地面に落としたり、外す際に曲がってしまったり、劣化して折れてしまったりしますから、古い輸入サッシでは網戸の交換・作り直しが必要になったりします。

マニアックな仕事ですが、適切な材料と知識さえあれば、どんな輸入サッシの網戸でも修理したり作り直したりすることは可能です。コロナの影響で輸入材の調達が困難になってきた今、間一髪で部材が手に入ってよかったです。

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当面輸入資材は入荷しないかも知れません

ワシントン州のツイッター

3月23日に、アメリカ西海岸のワシントン州でも事実上の外出禁止令が発令されました。

ワシントン州は、日本に一番近い場所にある為、多くの船便や航空便が日本に向けて行き来していますので、私たちもそうしたルートで商品を輸入していますが、その調達方法も難しくなっています。

23日現在で全米50州のうち、およそ3分の1の州などが住民の外出制限令を出していて、25日以降では1億5000万人以上が影響を受けることになるということです。

それだけアメリカやカナダでのコロナウィルスの影響は深刻で、物流だけでなく、生産や人々に生活をも危機に瀕していると言っても過言ではありません。

旧ハード(Hurd)社の製品を製造しているウィスコンシン州にあるシエラ・パシフィック(Sierra Pacific)社の窓工場は、幸い片田舎にある為、まだ生産ラインは生きているそうですが、材料調達や出荷といった問題から影響を受けるのは必至です。

アンダーセン(Andersen)やマーヴィン(Marvin)等の輸入サッシメーカーやシンプソン(Simpson)といったドアメーカーでも同様かそれ以上の影響を受けているものと思われます。

輸入住宅を建てる為の輸入資材やメンテナンスの為の部品類も、物流が滞っている現状では注文不可となっているものが殆どとなってきました。

既にオーダーしているものを含めて、今後数ヶ月に亘って資材の入荷が見込めなくなるかも知れませんから、早めに注文を頂くか、その状況が解消するまで待つか、お客様にもご負担をお掛けすることになりますので、予めご容赦下さい。いや~、大変なことになってきました。

やっぱり、奢った人間社会へのしっぺ返しなんでしょうかねぇ?

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ヴァイスロイの部材は特殊です

カナダの輸入資材メーカーであり住宅メーカーでもあったヴァイスロイ(Viceroy)社。

カナダの輸入住宅を建築・販売していた日本の住宅会社でも、ヴァイスロイのサッシ等を売りにして建てたというケースは多いと思います。

でも、そのヴァイスロイも数年前に倒産して、アフターサービスを受ける手立てがなく、修理やメンテナンスで困っているお客様は途方に暮れている状況でしょう。

写真の部品は、何度か私共にご相談を頂いたことがある掃出しサッシ(スライディングパティオドア)用のロックレバー。ドアハンドルの横に付いているものなんですが、このレバー部品は他のサッシ・メーカーのものにはほぼ使われていません。

ですから、サッシの汎用部品を作っている北米のメーカーや販売業者を探しても、殆ど取り扱いがないというのが現状です。ヴァイスロイは、何故か自社でしか使っていないというパーツを使って輸入資材を組み立てていましたから、探してもないという部品がたくさんあります。

そういう場合は、出来るだけその部材に近いものを見付けて、それを取り付けるという方法も考えないといけません。

今回のこのロックレバーは、幸いにも私たちは調達先を見付けましたが、1個、2個という少量調達だと海外からの送料や輸入諸掛りの費用の方が格段に高く付きます。

本来なら私たちでたくさん在庫して皆さんに販売するというのはいいのでしょうが、年に1個しか売れないという部材を大量に調達するというのはほぼ不可能です。

何万もある輸入サッシや輸入ドアの部材をお客様の希望に合わせて輸入している私たちですから、その点の理解がないとサービスを続けていくことは出来ません。

輸入住宅の資材の調達には時間も手間も掛かりますから、壊れる前にちゃんと手入れやメンテナンスをして、長く使える状態を維持して頂くことが一番です。でも、どうしても悪くなってしまったら、私たち ホームメイドが調達や修理のバックアップをしますから、ご安心を。

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