お知らせ : ページ 120

上窓ペアガラスの破損

静岡県のお客様からミルガード(Milgard)製シングルハングサッシのガラスが破損したというご相談を頂きました。

新築した住宅メーカーもなく、近くに修理出来る業者さんもいないということで、NETを検索した処私たち ホームメイドを見付けたそうです。

このサッシは2階に施工されているそうで、尚且つ上げ下げ窓の上側の建具のガラスに問題があるとのことでした。

上窓(アッパーサッシュ)の場合、ガラスを固定しているガラス押え(押し縁)が屋外側にあると外部足場がないと交換作業が出来ません。

シングルハングは通常下窓しか可動せず、窓からの取外しも下窓だけなので、上窓は窓に固定された状態でしか作業が出来ないのです。

窓から身を乗り出してやるにしても、体を出せる限界があるので、上窓については基本外部足場が必要です。ただ、今回はガラス押えが室内側に付いているので、ガラスの脱着は室内側で行えます。

となれば、屋外側から作業をする必要はないのではないかと思う人もいるかも知れませんが、ガラスは屋外側の建具枠に防水粘着材で固定されていますから、ペアガラスを取り外すにはそれを屋外側から剥がす必要があります。

また、新しいガラスを防水材で装着した後にも、雨がガラスの周囲から建具内に入らないようにする為に、更に防水処理してやらなければなりません。

一度現場の状況を確認しないといけませんが、ガラス押えが室内側であるのと、窓が小さめであるということで、無理をすれば室内側から屋外の作業が出来る可能性もあります。

作業の安全性が損なわれてはいけませんし、無理な体勢で十分な施工が出来ないということではいけませんが、そうでなければ足場を使わず費用も少し抑えられるかもしれません。

これも条件がちゃんと揃ったらの話ですが・・・。本来であれば、外装の塗り直しで足場を組んだ際に、修理をさせて頂くのが一番です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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ドアハンドルもいろいろあります

先日、一部のマーヴィン製掃出しサッシのハンドル・ロックが調達不可となっている旨記事を書かせて頂きましたが、こちらのハンドルはまだまだ手に入れることが出来そうです。

サッシ自体はどこの輸入サッシ・メーカーのものか分からないそうですが、写真のハンドルは部材メーカーで販売されている汎用の製品です。また、写真には写っていませんが、付属のロックレバーも入手出来ます。

それ以外にドア本体に内蔵されているロックケースといった金物も経年劣化で将来交換が必要となりますが、こういうものも汎用パーツとして北米で販売されているものです。

一部供給不能となるものもありますが、20年も前の輸入サッシでも補修部品が手に入るというのは素晴らしいと思います。

ただ、同じような形でもサイズが微妙に違ったり、取付け穴の間隔が異なるものも多数存在しますから、よく確認してからでないと注文してはいけません。

商品が届いていざ取付けようとした際、既存のものと僅かに違うことを発見しても、アメリカからの取り寄せではもう返品は出来ません。輸入する費用も時間もバカになりませんから、私共のような専門家に相談することをお勧めします。

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6月からは値上げラッシュです

ここの処、北米の建材メーカーやそれらの商品を輸入販売している国内の資材会社から値上げの案内が続々入ってきております。

例えば、輸入サッシを製造するマーヴィン(Marvin)などは、6月から商品の大幅な値上げを行うとの発表がありました。

以前にも木材価格の高騰という記事に書かせて頂きましたが、アメリカは低金利によって市場にお金が溢れている状態です。そうしたお金が新築・リノベーションの融資に流れて、住宅マーケットがバブルの様相を呈しています。

需要は旺盛なんですが、木やアルミ・ガラスを使って作る輸入サッシの原材料価格が大幅に上がっていますし、コロナによって生産体制は以前のように十分ではありません。

また、海運も石油の値上がりや中国による船便確保の殺到などで、輸送遅延や運賃の値上がりも顕著になってきているのが現状です。

そういった状況の中、住宅需要が減退している日本を相手に商売をするくらいなら、たくさん買ってくれる国内や中国などに高い値段で販売した方が得という考えが広がっています。

大量に買えばその分安くもしてくれますが、少ししか買わない日本人は高い値段を受け入れる以外に購入する術はないというのが実情です。(ニュースでは、買い負けしていると言っていますね)

日本の住宅産業は北米に依存する傾向ではなくなったかも知れませんが、中国が原材料や部材を北米を含めた他の国から購入している以上、中国などのアジア地域から建材を購入している日本の住宅業界は、もっと高い値段で仕入れる以外に方法はなくなっているのです。

コロナがある程度終息し海外の景気が戻ってくれば、インフレが更に進んでくるでしょうから、今回の値上げは単なるプロローグでしかないかも知れません。

輸入住宅の新築やリフォーム、修理・メンテナンスで輸入資材を使いたいという方は、早めに計画を推し進めた方がいいかも知れませんよ。

因みに、今までにご注文・ご契約頂いた分については、納期が6月以降であってもそのままの価格を維持させて頂きますので、ご心配なく。

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バランサーが破損すると、サッシュが落下します

本日、北海道のお客様からローウェン(Loewen)のダブルハングサッシが落下するというご相談を頂きました。

その様子を撮影した動画と写真を頂きましたが、建具(障子)を持ち上げてもストンと下に落ちてくるといった状況です。

これだと、何も知らない人が何の気なしに窓を上まで開けて手を離してしまうと、勢いよく下まで窓が落ちてきますから、建具や窓枠が破損する危険があり、放置すれば大変なことになりかねません。

こうなった原因は、両サイドにある窓枠のガイドレール内に装着されたバランサーのバネ又は吊り糸が切れてしまったことにあります。バランサーのバネは、吊り糸を経由して建具とつながっていて、バネの力で建具の重量を支えています。

ですから、バランサーなくして建具を開けたままにしておくということは出来ないのです。写真には、建具に連結させるバランサー・ブリックという部品が、ガイドレールの下端に落ちているのが分かります。

これは、吊り糸の先に付いている金属部品で、建具とバランサーとをつなぐ重要な部品です。つまり、この状態ではバランサーと建具とがつながっていないことを表していますので、不具合は吊り糸が切れたか、バネが錆びて断裂したかのどちらかです。

こういう場合は、バランサーを新しいものに交換すれば直りますが、おうちに施工された全てのダブルハングのバランサーが定期交換の時期に来ていると理解すべき状況です。(バランサーの寿命は、15年程度)

悪くなくても寿命が既に来ていますから、これを機会にバランサーの全交換をお勧めします。(時間を置いて次々に切れたら、都度の出張作業費だけでもバカになりませんから・・・)

<関連記事>: ローウェンのバランサー・ブリック (2017年11月3日)

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このハンドルが付いた掃出しサッシは、部材交換不可

こちらのハンドル・ロックは、マーヴィン(Marvin)社製の掃出しサッシ、セーフ・ティ(Safe-T)スライディング・パティオドアに付いています。

一般的な輸入の掃出しサッシに付いているモーティシーロックも防犯性能は格段に高いのですが、こちらは名前の通り更に強固な防犯性能を有しています。

ですから、空き巣などが外から鍵を開けようとしても、まず開けられないと思って間違いありません。

そんな安全性の高い掃出しサッシですが、特殊であるが故なのか現在ではこの製品は生産がされておりません。

どこの窓メーカーもこのシステムは採用していませんから、部材の製造や調達にも相当コストが掛かったのではないかと思います。(実際にこの製品は、マーヴィンでも高級な部類に属していました)

サッシの製造中止だけならまだいいのですが、補修・メンテナンス用の交換部材の供給もマーヴィンは行わない旨数年前に通告がありました。

つまり、このロック・ハンドルが壊れても、ドアのペアガラスが割れたり内部結露を起こしたりしても、部材の交換では対処出来ず窓そのものを全て取り換える以外に方法はないということになります。

例えば、泥棒が侵入を試みてサッシを破損させるという事態が発生したら、サッシそのものを外壁から外して新しいものを取り付けるという大掛かりな工事が必要になることを意味します。

この記事をご覧になって、もしご自宅のドアハンドルが同じものだとしたら、破損しないように日頃からメンテナンスを怠らず、大切にお使い頂くようにお願いしたいと思います。

但し、このサッシでも部品交換が伴わないメンテナンスは、今でも私たちが行えますので、破損していない状態のうちにご相談頂けると助かります。

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ゴム素材の劣化か?

昔ノルディスカヒュースで建築された四日市市のお客様の処で、ウッドデッキの改修について打合せを行いました。

その際、デッキへ出る北欧系のテラスドアの調子が悪いということで、ちょっと見て欲しいというご相談がありました。

写真がその部分なんですが、ドアの上端にドアを開けたまま固定する為のガイドアームが付いています。このアームをドア枠にある黒いゴムのようなもので出来た受けパーツの穴に差し込んで、ドアとドア枠を連結させて使います。

でも、このゴム部品の穴が大きくなってきたのか、アームが穴から抜けてきてしまうという不具合が生じていました。何か穴に詰め物をして抜けないようにすればいいのですが、ドアを開け閉めしているうちにまた抜けてきてしまうと思います。

ですから、この黒い受け穴部品を交換してやれば元通りになるのですが、うまくこの小さな部品が見付かるでしょうか。心当たりの処にちょっと聞いてみようと思います。

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チルトラッチは、必需品

本日、お客様から輸入上げ下げ窓の部品がないかとの問い合わせを頂きました。

どういった部品か分かりませんので、詳細寸法や必要数量と一緒に写真をお送り下さいとお願いした処、詳細と共にこちらの写真を頂きました。

この部品は、上げ下げする建具を窓枠のレールに固定しておく為のものなんですが、建具を脱着する時以外全く触ることはありません。

ですから、お客様も無関心の方が多いのですが、プラスチックで出来ていますから、太陽の紫外線などによって樹脂が劣化してきます。写真の部品もラッチ(爪)の部分や本体のお尻の部分などがボロボロになって粉が噴いています。

それでも特に不具合がないからと使い続ける人も多いのですが、爪部分が折れてしまったり、ビスで留める部分がバカになったりすれば、この部品そのものが使えなくなってしまいます。

そうなれば、建具を窓枠に固定して、レール内で上げ下げするということが出来ませんし、建具も窓から脱落する状態になります。

そうなってからすぐに部品を手配しようとしても、国内に在庫している会社もなく、部品を北米から調達しなければなりませんから、入手するまでの間サッシの防犯性は心許ないものとなるかも知れません。

普段何も使わないからと言って、それが重要ではないものと考えるのは間違いです。家に使われているものについては、何故付いているのか、どういう機能があるのか、それはどのくらいの寿命があるかなど、関心を持ってみることが大切ですよ。

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蝶番が減ると、ドアの調子が悪くなる

こちらは、先日ご相談頂いた玄関ドアのドアヒンジ。

左右の蝶番の噛み合わせがガタガタになっていますし、蝶番と蝶番との間に隙間が生じています。

こうなってもヒンジとしての機能が失われる訳ではありませんので、ドアを開け閉めすることは可能です。ただ、長年の使用でドアヒンジが擦れて減ってくると、玄関ドアが徐々に下がってくるかも知れません。

また、複数あるドアヒンジの減り方や歪み方がそれぞれ違ったりすれば、ドア自体の垂直・水平が取れなくなり、ドアの上端が傾いてくるといったことが起こります。

ドアが下がってくれば、ドア下の敷居(ボトムシル)にドアが当たってきますから、無理に引っ張り込まないとドアが閉められないという状態になるかも知れません。

また、その際ドアノブ(ドアレバー)にも力が掛かりますから、ドアノブがガタついて破損してくることはよくあることです。

それだけではなく、ドアラッチ(鍵爪)やロック用のデッドボルト(カンヌキ)と受け側の穴の位置がずれてきますから、鍵が掛けづらくなるかも知れません。

そして、ドア枠の方にドアが傾いてくると、ドアとドア枠が当たってきます。そうなると、やはりドアが閉まらなくなりますし、ドアも損傷してきます。

でも、そういう時、多くのリフォーム業者は当たっているドアやドア枠を削ったり、ラッチやロックの穴の位置を変えたりします。

対処療法は一時しのぎでしかありませんから、そのうち更にヒンジが減って同様の問題を引き起こしますし、どんどん削る量が増えていきますから、元の状態に戻せなくなるかも知れません。

単純にドアヒンジが経年劣化で減ってきただけなんですが、それが様々な問題を玄関ドアに引き起こします。下手をすると鍵をも壊します。

原因が何かを突き止めて、その原因を直してやらなければ次々と問題が起こりますから、知識と経験がある専門家に修理を依頼すべきです。

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コロナとワクチン

国立感染症研究所は2021年4月23日に、新型コロナウイルスの変異ウイルスについて重症化する割合は5.5%だったとの調査結果を公表した。従来株の約1.6%よりも高いということだが、94%の人は無症状か軽症なんですね。

次に、コロナに対するワクチンですが、予防効果が高いと言われるファイザー社製で、発症しなかった確率は95%だったという報告がありました。

上記の2つのことから考えられるのは、ワクチンを打っても打たなくても、コロナに感染した後、相当数の割合で無症状の人がいるということのような気がします。

それって、ワクチンの有効性はすごい高いという報道が、少し誇張されているのではないかという疑問を抱かせる要因とも思われます。

ワクチンは、疑似感染を体の中で起こさせて人間の免疫能力を高めるということをする訳ですから、本物のコロナに感染しても同様の免疫システムは発動すると思います。

ワクチン接種者の重症化率は公開されていませんから、変異ウイルスに対してどのくらい重症化しにくくなるかは分かりませんが、重症化しそうな人にワクチンを打った段階で社会や経済を元通りの状態にしても、医療がひっ迫したりより多くの人が死んだりすることはないのではないかとも思います。

ワクチンがある程度出回った段階で、コロナでひっ迫した経済を正常化したり、自殺者を減らしたりする方が、大切なのではないでしょうか。

勿論、無症状や軽症の人は増えると思いますが、それで医療が崩壊するというのはないはずです。これからは、感染者数ではなく、重症者病床の数だけを追うべき時期が来ているかも知れません。

因みに、ブルームバーグの報道によると、集団免疫に最も近かった国と言われるインド洋の島国 セーシェルの保健省は5月10日、コロナウイルスに現在感染中の人数が2486人に達し、そのうち37%は2回のワクチン接種を済ませていたと発表しました。1週間前の感染者数は1068人だったそうです。

これを聞くと、ワクチンによる変異株への感染阻止は、新しいワクチンへの改変をしない限り難しい情勢となってきているとも思えます。やはり、感染を阻止してコロナを根絶するという方法ではなく、重症化をさせないように弱者対策をした上で、社会を普通に戻して集団感染・集団免疫を狙っていくことが、最も合理的な対策ではないでしょうか。

何れにしても、政府が考える帰結点が全く示されないのは、彼らの能力不足か意志薄弱のどちらかなんでしょうね。

医者でも感染症の専門家でもない私が何を言うかと思われる方もいるでしょうが、今の政府よりは案外いい線を突いているかも知れませんよ。

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これを交換するのは、相当厄介ですよぉ~

昨日、お客様から錆びて古くなったシュラーゲ(Schlage)の玄関ハンドルセットを交換したいというご相談を頂きました。

シュラーゲは、現在国内であまり流通していないアメリカのドアノブメーカーですが、北米では有名メーカーの一つです。

そこで、どんなハンドルセットが付いているのかを写真でお送り頂きました。

こちらが玄関ドアの室内側を撮った写真ですが、ドアノブの位置とドアラッチの位置が全く違う場所にあるのがお分かりでしょうか。通常は、ドアノブの中心に向かってドアラッチを装着するんですが、この古いハンドルセット(ハンドルは屋外側)ではそうなっていません。

こういうデザインのものは、現在のシュラーゲの製品にはなく、他社でも同様の形式の製品を見掛けたことはありません。

このハンドルセットを取り付ける際に、どんな取付け穴を明けたのか確認する必要はありますが、一般的な取付け穴とは全く違うものとなっているであろうことは、想像に難くありません。

こういう場合、無理に特殊な形状の近いものを取り付けることをすれば、また将来交換に困るだけでしょうから、交換しやすい形の標準的なものを取付けて差し上げるのが一番な気がします。

ただ、それをする為には、古い穴を埋めたり、新しい穴を明け直したり、それに伴う補修や塗装をしなければいけませんから、結構大変な仕事です。

何年経っても交換部材が手に入るというのが輸入部材のいい処ですが、そうでないケースも存在します。但し、国産ドアのように金物が壊れたらドア枠ごと全交換というふうにはならない点で、まだ救いがありますね。(勿論、ドアを交換した方が、早くて納まりもいい場合もありますが・・・)

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