お知らせ : ページ 113

床合板を剥がすのは、大変です

昨日・今日と愛知郡東郷町のお客様のおうちで、床暖房のリフォーム工事を行っています。

本当は2月くらいに施工するはずだったのですが、資材の納期と大工の予定とが合わず、こんな夏の暑い時期にまでずれ込んでしまいました。

15mmの構造用床合板の上に12mmのフローリングが張ってある状態で、フローリングだけきれいに剥がして、凸凹をならして平らにしてから電気式の床暖パネルを敷いて、再度新しいフローリングを張るという作業です。

ただ、強力な床材用の接着剤とフィニッシュ・ネイルが施工してあるので、フローリングを剥がすのは至難の業。乱暴に剥がすと下地の合板まで剥がれてしまい、床暖パネルが張れなくなります。

そこで、慎重に床材を剥がしていく訳ですが、それにほぼ丸一日掛かってしまい、それでも接着剤の山や床材の一部が残ってしまいました。それをスクレーパーや電動工具などを使って一部剥がした様子が、写真です。

本当に作業は大変ですが、下地の状態が悪いと床暖パネルが曲がってしまったり、最悪温熱配線を断裂させてしまうようなこともありますから、下地は一番丁寧にやらなければなりません。

単純で簡単に見える作業ですが、こういった仕事にも丁寧さや気遣いが垣間見えるものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: リフォーム・リノベーション | タグ: , |

種類が豊富なマルチポイント・ロック

昨日、ジェルドウェン(Jeld-Wen)製ケースメントサッシに使われているマルチポイント・ロックの部品が欲しいというご相談を頂きました。

アメリカでは樹脂サッシの大手メーカーですが、日本では既にセールスを撤退してしまい、販売代理店経由の入手ルートがありません。

お客様は、私共 ホームメイドのブログ記事を読んでお問い合わせを頂いたようですが、マルチポイント・ロックはサイズが違うものが複数存在します。

ただ、頂いた写真のものは、その中でも形状的に比較的スタンダードなもののような感じがしましたので、詳細寸法等を図と共にご案内しました。

お客様からは、まさにこの寸法のものに間違いないというご回答を頂きましたので、早速見積を差し上げるように致しました。

ただ、これを1セットだけ購入頂いても、北米からの送料等の諸経費の方が高く付きますので、同じサッシがあるようなら予備として多めに調達頂いても諸経費は殆ど変わらないというお話をしました。

今後何があるか分かりませんから、バックアップとして余分に部材を購入頂くことは今後の安全策かも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

マーヴィンでも汎用パーツは問題ない

先日、マーヴィン(Marvin)の古いダブルハングサッシの部品供給が一切なくなってしまうという記事を書かせて頂きましたが、その期限である8月末も間近になってきました。

ダブルハングだけでなく、様々な種類のサッシ部品の供給が中止される昨今にあって、お使いのお客様からの相談も多くなってきました。

今回愛媛県松山市からご相談頂いたのは、マーヴィンのケースメント。よくあるトラブルですが、開閉金物のオペレーターの回転軸が折れてクランクハンドルと一緒に抜けてきてしまったというものでした。

そういう箇所がいくつもあるようで、合計4ヶ所分のオペレーターとハンドル・カバーを調達したいそうです。(カバーにも割れがあります)

ケースメントについては、古い仕様のものは既に生産中止となっている為、新しい仕様のものを古いサッシに合うサイズで特注することが出来ますし、使用されている部品も然程廃番にはなっていませんから、まだ大丈夫。

今回ご相談頂いたパーツ類も、特に問題なく手に入れることが可能ですから、お客様には安心して頂きたいと思います。

ただ、オペレーターを交換しても、破損の原因となったサッシの歪みや動きが固いといった問題は、調整をしなければ解消されません。将来また同じように破損するといったリスクを考えれば、交換時に窓の調整を行うことを忘れないで下さいね。

あと、現在手に入るものでも、いつ供給停止になるか分かりませんから、輸入サッシのメンテナンスは早め早めを心掛けるようにしたいものです。

<関連記事>: マーヴィンの古いダブルハングが修理不可に? (2021年7月30日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

ペアガラスにも水が溜まる

お客様から輸入の引き違いサッシのハメ殺し建具のペアガラスに水が入ってしまったので、交換したいというご相談を頂きました。

このサッシは、サミット(Summit)社の樹脂サッシで、写真を見ると黄色く濁った水が数センチ溜まっている状態です。

通常は、サッシの下の方からペアガラス内に雨水が入るというのが普通ですから、これ程溜まるのは見たことがありません。

気密性が高いペアガラスは、ピンホールのような僅かな隙間しか明かない為、湿気としてガラス内に水分が侵入するのですが、雨が溜まりやすいサッシ建具の下枠なので、水分が浸入する隙間もペアガラスの下部であることが多いのです。

そういう場合、ガラスの下部に穴が明いていますから、大量の水があればそこからガラスの外に抜けてしまうことが殆どのはずです。

それを考えると、今回のケースでは雨は建具の側枠や上枠から侵入して、それが下に落ちる途中でペアガラス内に入ってしまったと考えられます。但し、ペアガラスの隙間も小さなものではなく、結構大きめのものという感じかも知れません。

水が黄色くなっているのは、ペアガラスの周囲に接着されている金属のスペーサー(気密材)が錆びて溶け出したものと思われます。

何れにしても、ペアガラスを交換しなければならないのですが、窓が2階にあるハメ殺しの建具の為、屋外側からの防水処理をするには外部足場がないと出来ません。

普通の修理屋さんでしたら、ガラスを入れ替えて施工終了なんでしょうが、私たち ホームメイドでは念には念を入れて建具の外側も防水処理します。

お金も余分に掛かるし、そんな仕事までしなくていいよというお客様もいらっしゃるかも知れませんが、ここでひと手間掛けるか掛けないかでまた同じトラブルが発生するしないが決まります。

後々まで考えた丁寧な仕事をしないのであれば、ホームメイドが出る幕はありません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

交換したら、欠品でした

昨日、ペラ(Pella)の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に付いている網戸のロック用フックを取り付けてきました。

数ヶ月前に新品の網戸を取り寄せて交換したのですが、その網戸に付属しているはずのフック金具が1個入っていませんでした。

メーカーにその旨連絡をして、新しい部品を送ってもらったのですが、アメリカから届くのに数ヶ月を要しました。

まあ、アメリカのサッシ・メーカーですから、それも日常茶飯事。お客様にも調達するのに時間が掛かる旨伝えておきましたし、部品がなくても然程困ることもないので、気長にお待ち頂きました。

日本のサッシでは掃出しサッシの網戸に鍵が付いているというものは見掛けませんが、北米のものの殆どにはロックの機能が付いています。

簡単なものですから、網戸を破くなり壊すなりすれば、サッシ自体にアクセスするのは難しくありませんが、それでも網戸にも鍵が付いているというだけで、空き巣や泥棒には多少の気おくれを感じさせるかも知れません。

(因みに、網はグラスファイバー製の糸で編んでありますから、新品のものを破るには空き巣も少々手間が掛かります)

輸入住宅に長くお住まいの皆さんも、網戸の取っ手や戸車の破損、網の破れなどといったメンテナンスが必要ではありませんか。輸入網戸は、虫除けだけでなく僅かですが防犯の役目も担ってくれますから、ちゃんと補修・交換をしておきたいものですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

擁壁兼用ガレージが水浸し

先日、屋根や外壁からの雨漏れ修理が完了したガレージですが、今回の長雨で床の際から水が出てきたという連絡を頂きました。

屋根や屋根に付随する外壁の雨漏れについては、修理工事を行う前に伺っていましたが、コンクリートの壁と床とのつなぎ目から雨漏れするという話は今まで聞いていませんでした。

恐らくこういった大雨が降った折には、こうした現象が起きていたと思いますが、暫く大雨がなかったので、お客さんもこのことを私たちに伝えるのを忘れていたのだと思います。

このガレージは、土留めの擁壁を兼用したコンクリートの壁で一部が出来ており、敷地の土に降った雨が染み込んで擁壁と床とのつなぎ目から出てきたのだと思います。

(ベースのコンクリートと壁のコンクリートは、通常別々に打設されるので完全な一体型のものにはなりません。その為、つなぎ目に僅かな空隙が生じてしまうのです。勿論、コンクリート自体にも透水性があります)

擁壁を造る際は、土で埋め戻される壁等に防水塗装や防水処理を行っておくのが一般的ですが、そうしたものも永久に持つものではありません。人間が作るものですから、必ず劣化するのです。

ただ、普段はそこまで雨が土に染みないので雨漏れは発生しないのですが、時々こうして床が水浸しになってしまうのです。

本当に直したいのであれば、擁壁の土を取り除いて、コンクリートの壁やつなぎ目に防水工事を行う必要がありますが、家も隣接している関係からそれは金額的にも現実的ではありません。

床の水は簡単な排水路を設けるなどして外に排出し、壁とのつなぎ目は敢えてコーキングなどで防水処理をしないで、自然に乾くようにするのが一番です。

でないと、コンクリートの中で水が溜まってしまい、コンクリートの中の鉄筋やコンクリート自体を劣化させてしまうかも知れないのです。勿論、これが最良の方法ではありません。でも、今行える最善の方法ではないでしょうか。

それにしても、屋根を支える柱材の下に、コンクリートの束石を据え付けておいて正解でした。やはり、面倒でもひと手間が大切ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

強化ペアガラスの交換

兵庫県のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に飛び石が当たって、ガラス全面に細かなヒビが入ったという連絡を頂きました。

輸入の掃出しサッシには強化ガラスのペアガラスが使われていますから、先が丸くなったバットで叩いても割れないのですが、先が尖った石やクギが当たってしまうとこのように細かく割れが入ってしまいます。

ペアガラスですから、もう1枚のガラスに破損がなければ、即座に防犯上の問題や雨風の問題は生じませんが、それでも気持ち的には早く交換したいと思うのは人情です。

でも、ガラスはインチ寸法で作られていますから、国産の厚みが異なるペアガラスを入れてもサッシ枠にうまく納まることはありません。

また、ガラス押えの押し縁と呼ばれる部材を外さないと、ガラスの交換が出来ないので、樹脂が劣化した古いサッシの作業では押し縁を破損しないように注意して行うことが要求されます。

もしここで押し縁を壊してしまったりすると、そういった部材も探して輸入をしなければなりませんから、余計な時間と費用が掛かります。

今回は、兵庫のお客様のおうちですから、ガラスの採寸調査と実際の交換工事(防水処理作業を含む)を行う為に2回現地に伺う必要があります。

それから、このペアガラスには白い飾り格子が組み込まれていますから、格子のデザインを揃える為に、割れていないもう片方のFIX側のガラスも交換する予定です。

草刈り機での飛び石や突風や台風で瓦等が飛ばされることが原因で、ガラスが割れてしまうことはよくありますが、この時期は特に注意したいものですね。

<関連記事>: 掃出しサッシの調査を行いました (2021年9月21日)
<関連記事>: ようやく交換出来ました (2022年1月23日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

ハンドルとオペレーター、どっちが悪い

ヴァイスロイ(Viceroy)社製ケースメントサッシについて、クランクハンドルが空回りして窓が開閉出来ないというご相談を頂きました。

ヴァイスロイのものに限らず、こういった不具合は輸入のケースメントではよくあることです。

原因の多くは、開閉が固くなった窓を無理矢理開けようとして、ハンドルやオペレーター金物に大きな負荷が掛かり、それが長年続けられて破損を招いてしまったというものです。

こういう場合、私たちがまず疑うのは、ハンドルではなくオペレーター。オペレーターは、回転軸によってハンドルに直結されているのですが、その回転軸が途中で折れてしまったというトラブルが最も多いと思います。

途中で折れた回転軸は、ハンドルと一緒に外れてきますから、初めてのお客様は軸がハンドルの一部品だと思い込み、ハンドルに不具合が起こったと勘違いをされます。

今回、そういうこともお客様に説明をしてどちらが悪いのかを確認して頂きましたが、複数あるケースメントサッシで結局オペレーターが悪いものもハンドルが悪いものも両方あったようです。

ハンドルをオペレーターに固定する部分がねじ切れるというのは、既にオペレーターは全く動かない状態にまでなっていたということの現れでしょうから、相当メンテナンスがされていなかったおうちかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

う~ん、これはちょっと厳しい

先日、アメリカからプライジェム(Ply-Gem)社の交換用サッシ建具が届きました。

ダブルハングの下窓(ボトムサッシュ)で、トリプルガラスのダブルLOW-Eという最高性能の断熱性を誇るガラスが入っています。(写真にはシングルハングと記載がありますが、間違いです)

今回は、ガラスが割れたというお客様からのご相談で、交換用に建具を輸入したのですが、注文してから結構時間も掛かりました。

ですから、すぐに窓に装着してあげたいと考えていたのですが、トリプルガラスの内側に黒いゴミがくっついていては、正品として取り換える訳にはいきませんから、その出鼻をくじかれた形です。

アメリカの作業員は、結構ラフな仕事をしますから、ある程度は私たちも許容しなければなりませんが、くっついて取れないゴミをお客様に理解して頂くことは難しいと思います。

いい製品なので惜しいですが、返品するか、返送なしで代替の建具を送って頂くかは、メーカー側の判断となりますが、何れにしてもまたお客様にはお待ち頂かなければなりません。

こういうことは、輸入資材を扱う仕事では覚悟をしなければなりませんが、普通の日本人でしたら、メチャ怒る人もいるでしょうね。

でも、怒った処で何も解決するものではないですから、冷静に状況を先方に伝えて、手配をスムースに行って頂くことが大切です。

<関連記事>: トリプルガラスも割れるんです (2021年2月27日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

新しい仕様の瓦棒屋根

先日、知多市の輸入住宅に隣接するガレージの雨漏れ修理をしているというブログ記事を書かせて頂きました。

その記事では、腐った木の構造材を新しくして、補強や雨漏れ防止の工夫も加えたということを書かせて頂きました。

今回は、瓦棒の屋根材の交換を完了しましたので、その様子をご案内します。

写真が新しい仕様の瓦棒ですが、屋根材のつなぎ目にリブを付けるのですが、以前はリブの下地として木の垂木材を入れていました。

垂木は湿気や雨が入ってしまうと腐ってしまう恐れがありましたが、新しい瓦棒では垂木は使わず、鈑金材だけで鈑金のつなぎ目を補強・防水します。(以前は、屋根材を長手方向でも途中でつないでいましたが、今回は1枚ものにして万一でも雨が入らないようにしています)

断面が三角形になっている部分がつなぎ目ですが、人が乗ったくらいでは潰れないくらいの強度があります。

ただ、ここにアルミの大きなベランダデッキを載せるとなると、どうしたって潰れてしまうでしょうから、デッキの足はここに載せないように位置を考えて復旧します。

結構時間を掛けてガレージの修理をしましたから、随分状況は改善されたと思いますが、元々の構造を変えた訳ではありませんから、リスクが全くなくなったということはありません。

特に瓦棒の屋根は、水勾配程度しか角度がありませんから、吹き上がってくるような強風や雨は注意を怠らないようにして欲しいと思います。(勿論、そういうことへの対策はしていますが、自然には敵いません)

<関連記事>: いよいよ屋根の葺き替えです (2021年7月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |