お知らせ : ページ 437

屋根の塗り直し用国産塗料

私が以前勤めていた会社では、輸入の外装材を施工していなかった時、屋根はカラーベスト、雨樋は塩化ビニール、外壁はコンクリート・サイディングのリシン吹き付け塗装仕上げといった材料を使っていました。

これらは、今でも日本の住宅では一般的なものばかりですが、如何せん10年程度で塗り替えが必要となってしまいます。

でも、この際、問題となるのが施工の簡略化や不十分な材料使用です。多くの消費者は、施工業者を決める際に価格だけで業者を選択してしまいます。そう、塗り直しなんか、どこがやっても同じだと思っているんですね。

でも、実際は価格、つまり施工時間や材料を少なくする為に、施工前のブラッシングや洗浄作業を適切にやらなかったり、洗浄後の下塗りをやらないとか、上塗り塗装を2度塗りしないなどということでコストダウンを図っている塗装業者は、大勢います。

今の建築業界にモラルがないというのは、本当に嘆かわしい限りです。

ということで、これらを塗り直しをする際、どんな塗料が使われるのか、一部ですがご紹介しますので是非自身のおうちの塗り替えをする際には、十分にチェックして下さいね。

1.カラーベスト屋根材用 下塗り塗料:
瓦を除く多くの国産の屋根材は、コンクリート板の上に防水塗料を塗ったものです。そこで、こうした屋根材は再塗装することが必要となってきますが、その際上塗り塗料を密着させる為に、Sealer(シーラー)と呼ばれるこの下塗り塗料を最初に施工します。

ただ、この塗料は乾燥していない状態では、霜や寒さに弱いので、寒い日は午後3時くらいまでで作業を終了し、夕方までに乾燥させる必要があります。水性ですから、比較的安全に作業が行えます。

2.カラーベスト屋根材用 上塗り塗料:
アクリルシリコン樹脂の塗膜が、酸性雨や日差しによる劣化を防ぎます。健康という観点からすると難しいところですが、防カビ・防藻性の機能も持っています。勿論こちらも水性ですから、比較的安全に作業が行えます。

3.金属及び樹脂、モルタル用 下塗り塗料:
水性塗料が使えない部分に、この溶剤系アクリル塗料を下塗りに使います。耐凍害性、密着性に優れているということで、多くの外装材の再塗装下地として利用されています。

単に塗装といっても、このように用途や場所によって塗料を使い分ける必要が生じます。また、その施工条件も塗料によって変化します。

こうしたことを一般の皆さんが全て知るというのは難しいことですが、聞けば親切に特徴や施工方法・手順を説明してくれる施工業者を見つけることが大切です。その為のコミュニケーションは、欠かせませんね。

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 安いって、本当にいいことなの? (2009年9月28日)
<関連記事>: 屋根の塗装が必要なのは、日本だけ (2014年8月3日)

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ドライウォール下地、完了!

以前、構造がむき出しの時に、ブログ記事でご覧頂いた大きなアーチ。

大きく開いた開口部は、通常構造強度としては弱点になりますから、大きな材木の梁を入れて上からの力が強く掛かっても大丈夫なように補強します。

また、四角い開口では面白くありませんから、下地を組んでアーチ状の壁になるように施工します。

これは、これで構造の強度をいかに出すかが分かって興味深いものがありますが、ドライウォールの下地施工が完了したら、こんな感じになりました。仕上げの塗装をする前の段階ですが、なかなか綺麗でしょ?

こういう仕事をするには、たくさんの石膏パテとたくさんの職人の手間が必要ですが、やっぱりやったらやっただけのことはありますね。

エッジが丸くなった開口部は、地中海のしっくい壁の建物を連想させてくれます。

これから、ここにPARAで色を塗っていく訳ですが、仕上がったらきっとソフィスティケーティッドな雰囲気になると思いますよ。

また、同じアングルで定点観測のようにご報告しますので、お楽しみに。尚、こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: これぞ本場のドライウォール!

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こんな大きなアーチ壁、見たことないでしょ。

現在、現場はドライウォールの施工真っ最中なんですが、その前に撮った写真がこちらです。

大工さんが、2x6の柱材に切り込みを入れて、アーチの形に曲げて作ってくれました。こんなにゆったりとしたアーチの壁の下を、何人の人が横並びでくぐれることでしょうか。

広いパーティ会場にもなるようにアレンジしたダイニング(手前側)とリビング(奥側)との間に、こんな大開口のアーチがあると壮観です。勿論、このアーチも角を丸く仕上げるブルノーズのドライウォール仕上げで施工します。

そうした仕上げをするには、特別なコーナー材が必要ですが、そういう資材を自前で持っているのが、ホームメイドのいいところ。在庫もマニアックですよねぇ。

人がやらない楽しいことにチャレンジしたいといつも思います。だから、そういうお客さんだけが、うちを探してくるんでしょうねぇ。

いずれにしても、仕上がりましたら、また写真をお見せしたいと思いますので、ご期待を! こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: これぞ本場のドライウォール! (2010年3月13日)

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11月28・29日にイギリス人によるレンガ積み現場をお見せします!!

11月初めから1ヶ月間、イギリスから来た2人のレンガ職人が、名古屋市守山区のC邸の外壁を積んでいます。名古屋では滅多に見られない本場のレンガ積み外壁の施工です。

今回は、オーソドックスですがアンティークなデザインの赤色レンガ、Heritage Antiqueという名前のレンガを使っています。玄関のポーチ柱には、グレーのレンガをアクセントに使ったコイン・コーナーをデザインしてみました。
イギリスの職人の技術やレンガ積み外壁の迫力をご覧になりたい方は是非見においで下さい。なかなかこんなチャンスはありませんので、是非、この機会をお見逃しなく!!

日時;11月28日(土)・29日(日)午前10時~午後5時
現場住所:名古屋市守山区中志段味南原2685-324
現場地図はこちら
オープンハウス チラシ

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この巻尺、レンガ積み専用です

今日、カナダ人のレンガ職人が会社に遊びにやってきた。勿論、遊びと言っても仕事の話をしに来たんだけど・・・。ホームメイドの仕事の仕方やこれまで造ったレンガの家の施工など、いろいろお互いの理解を深める為にミーティングをしました。

その後、実際に私たちが施工したレンガ積みの家を見に、一緒に出掛けました。その時、彼が見せてくれたのがこの巻尺。でも、メーカーが異なるレンガには、それレンガ専用の巻尺を使わなければいけないのです。

だから、彼が使っている巻尺と私たちが持っているレンガ積み用巻尺とでは、目盛りの取り方に若干の違いがある。勿論、日本で売られている一般の巻尺とは全く異なっています。

レンガの大きさに対して、目地をどのくらい取って積んでいくと窓の天端にきっちり合うかが、これを使うと簡単に分かるのです。まあ、素人が見ても全然分からないんですけどね(笑)

普通の人は、家なんて大きなものは大雑把な寸法で造っているという印象かも知れませんが、実はミリ単位で調整しながら造っていくものなのです。家づくりには、大胆さと緻密さの両方がなければいけません。

細かなことばかり考えていると家全体の統一感や完成度を見失うことがあります。逆に、全体像だけを頭に描いていると、納まりがきれいにいかないなんてこともあるのです。そういうことを一緒に考えてくれる建築屋との出会いやコミュニケーションの長い時間が、本当は一番重要なんですが、建築屋もお客もコスト第一という人が殆どなんでしょうねぇ。家が、すぐに出来上がってしまいます。

相変わらず30年で壊される家を造っていく風土は、こうしたところに垣間見えるのかも知れません。

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柔よく剛を制す

日経ケンプラッツという建築屋向けのサイトから送られてくるDMメールを見ていたら、「長期優良木造3階建てが<想定通り>倒壊」という記事が目に付いた。

いったいどんな記事なんだろうと思い、読んでみたら笑えない話なんだけど、笑えた。写真がその実験後の様子なんだけど、実は奥の倒れた家の方が耐震強度が確保された住宅だというのだ。確かに、その実験動画を見ると、最初に手前の家の土台から1階の柱が抜けてしまっている。つまり、その段階で構造的に崩壊してしまったというのだ。

(木造3階建て住宅の倒壊実験は、上記映像をクリックしてご覧下さい)

でも、もう少し見ていくと、強度の出ている家は土台と柱がしっかり固定されてしまった為に、上層部の揺れに対応できず、そのまま横倒しになってしまったというのが、写真の状況です。

手前の家は「柱脚が外れたために、いわゆる『タッピング現象』を起こした」と言っているのだが、もしこれが現実の家ならば人命を守ったのは、明らかに強度のない家なんだよねぇ。

勿論、通常は土台の下に基礎があるので、柱が外れた家が揺れと共に移動するという状況にはなり難い。だが、強度一辺倒の考え方が、一番素晴らしいとは言い難いということを私たちに教えてくれているような気がします。

きっと、法隆寺などが現代にまで残っているのも束石(つかいし)の上に柱が載っているだけという単純構造だからじゃないのかな。現代建築の浅智恵を見た気がした。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 「耐震に対する考え方が変わる?

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Ariane

ホームページの「その他の商品」のページで紹介しているOrpheeというバスタブによく似たデザインですね。

こちらは、ちょっとだけOrpheeよりも大きなサイズになっています。縦横が60インチですから、1,524mm。Orpheeは、54インチですから、1,372mm。その差、152mm。

こんな少しの差なら、別にたくさん種類を作る必要はないと思うのですが、そこがカナダ人のこだわりなんでしょうね。勿論、こちらもWhirlpool(ジェットバス)ですから、ジェットの口が6個標準で付いています。

日本では室内のスペースが限られていますから、どちらか言うとOrpheeの方が、スペースの有効利用が可能かも知れませんが、浴室が広くて少しでもバスタブも大きくしたいという人にはいいかも知れませんね。

こちらも、床に埋め込んでしまうことが可能ですが、サイドスカートを付けて床から少し高い場所に設置することも出来ますよ。日本人の傾向からすると、サイドスカート付の方が一般的な気がしますが、欧米のようにしたいなら床埋め込みにしても面白いですね。

あと、皆さん、こういったバスタブは日本の浴槽と比べて深さがそれ程深くありません。おおよそ50cmが基本ですので、どっぷりお湯につかるというよりは半身浴を楽しみながら、ご夫婦やお子さんと会話を楽しむという生活スタイルであることをお忘れなく。

日本なら湯舟に熱燗でしょうが、これならカクテルかワインといったところでしょうか。

こうしたデザインのバスタブや建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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アーリーアメリカンな薪ストーブ

エナメル・ブラウンのカラーが、何ともレトロチックなこの薪ストーブ。

この色以外に、ロートアイアンや耐熱塗装のブラックのデザインなんかもあるんです。ほんとこのストーブは、古い感じをうまく表現しているなぁと思います。

本体横にデザインされた網目模様やフロントドアのエレガントなアーチワークが素敵です。

本体サイズは、意外に小さくて65cm程度しかありません。そのコンパクトさが、更にレトロさを感じさせてくれると共に、日本の住宅サイズにはピッタリかも知れません。

機能面もしっかり考えられていて、本体下にはアッシュ・パンもありますから、燃えかすや灰の処理も簡単です。

日本での適用があるかどうかは分かりませんが、メーカーはHPでライフタイム・ワランティ(永久保証)を謳っていますので、堅牢さも十分でしょう。だって、重さも130kg(本体内の耐熱レンガ込み)もありますからねぇ。コンパクトでも搬入・据付は大変です(笑)

こうしたデザインの資材の調達や建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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施工は大変だが、効果は絶大!!

通常屋根裏を断熱する際には、屋根垂木(たるき)と言われる屋根の下地材の間に内側から断熱材を入れる。屋根裏を部屋として利用しない場合には、屋根に断熱材を入れるなどということはしないが、部屋としてであれば断熱しないと外気の温度変化を真っ先に受けてしまうからだ。

その場合注意しなければいけないのが、室内の湿気を外部へ逃がす為の通気層の確保です。それを怠ると、屋根裏の結露が生じることは、以前、下記ブログでも書かせて頂きました。

でも、室内の湿気は、野地板合板を通過して屋根材の裏側に到達するものもあるのです。その際、屋根材の直下にはアスファルト・ルーフィングという防湿シートを施工するので、湿気はそこでストップしてしまい、そこで冬場に結露を起こします。そして、野地板合板が濡れた状態になって、やがてはカビが発生し腐ってくる恐れさえ存在するのです。

(屋根に断熱材を入れていない場合は、屋根裏空間が大きく、オープンな状態ですので、換気棟を使った通気工法でも十分換気が出来ます。そうした施工をしてもトラブルが発生する場合、室内で発生する湿気の量が換気量を越えていると考えられますので、写真のような施工を検討する必要があります)

そこで、私たちは写真のような材料を使って、屋根材の裏側(下側)に通気層を設けることを始めました。

こうした通気層があれば、太陽光で熱せられた屋根材の温度を野地板や中(なか)断熱に伝えないので、外断熱としての断熱効果が飛躍的にアップするばかりか、野地板を通過してきた湿気も棟から放出させることが可能です。

面倒な施工かも知れませんが、素晴らしいことはどんどんやっていきたいものですね。あと、断熱材は、吸放湿作用性のあるセルロースや天然ウールのような自然素材であることも重要ですよ。

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Cooking Stove #2603

今回は、ちょっと変わりだねの薪ストーブを紹介しましょう。

通常、薪ストーブはリビングなどに置かれて、インテリアの一部として、暖房機として、加湿器として用いられるのですが、こちらは実用中心にキッチンのレンジとして使われます。

デザインは、非常にクラシック。100年以上前のクッキング レンジという感じでしょうね。

実はこれ一台でいろんな用途をこなしてくれます。薪をくべて天板の鉄板を温め、料理をするという機能の他に、オーブンや温水器の役割も果たします。勿論、暖房機としてもキッチン・ダイニングを包み込んでくれると思います。

また、レンジの上の方は食器入れになっているので、ストーブの熱を利用してお皿やティーカップを温めておくことも可能です。

日本では既にガスや電気が主流ですが、欧米ではまだまだこうしたストーブが現役として販売されています。余程好きでないとこうしたものを使う人はいないかも知れませんが、是非新築の家に採用してみたいものです。

尚、同じデザインを踏襲して、ガスや電気のストーブも販売されていますので、薪が面倒でも大丈夫ですよ。

注:ガス種は日本も北米も同じですが、ガス機器の国内認定が取れていない北米のガス機器は使用・接続ができません。ですから、実質は薪及び電気のものだけが日本で使えます。

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