お知らせ : ページ 136

外へ逃げるのを防止します

今日は、マーヴィン(Marvin)社製インテグリティ(Integrity)の開き窓、ケースメントの不具合確認をしてきました。

木部の腐りで建具交換が必要なサッシですが、建具以外にも不具合がないか確認する為にお邪魔しました。

開閉金物については、錆びやビスの欠損が見受けられるものの、概ね良好ですから、付属の金物以外は必要ないかと思いました。

そして、確認を終了しようと窓を閉め掛けた処、窓のヒンジ側のサッシ枠に何やらビス穴のようなものが2つ明いていました。よく見ると、建具側に付いているインターロック金物と対になっているはずの金物がサッシ枠にはないようです。

インターロック金物とは、窓を閉める際に建具のヒンジ側の方が、屋外側へと逃げていかないように吊元位置を保持する部材です。建具の戸先側については、ロック金物でサッシ枠へ引き込む機能が付いていますが、ヒンジ側には引き込む動作をするものがありません。

窓を閉める際に、自然とそれをさせる金物がインターロッキングなのです。どこの輸入サッシ・メーカーのものでも、ケースメントサッシにはそういう金物が付いていますから、是非ご自宅の窓もご確認下さいね。

今回、この部品が欠損していますから、改めて部品調達をしたいと思います。やっぱりちゃんと現場を確認しないと、お客様だけでは見逃していることがありますねぇ。

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珍しいキー(鍵)付きドアノブ用です

20年以上前にお客様の輸入住宅に取り付けられたドライブイン・ラッチ。

頭の部分に四角いフェースプレートが付いておらず、円筒形の形をしたデザインになっています。

こちらは、タイタン(Titan)というブランドで販売されていたクイックセット(Kwikset)社のドアノブ、ドアレバーに取付けされていました。

この金物の鍵爪の部分には、金属の突起のようなものが付いていますが、勝手口ドアなどキー付きのドアノブ用に作られたものとなります。この突起があるとドアを閉めた時に鍵爪が動かなくなり、泥棒が何かで鍵爪を引っ込めるという操作を出来ないようにしてくれます。

ただ、玄関ハンドルや室内ドア等に用いられる空錠タイプと違い、このキーロック・タイプは非常に僅かしか使われていませんでした。また、頭の部分が丸いドライブイン・ラッチ自体も、近年国内の輸入住宅では使われていませんから、一般の皆さんが手に入れるのは難しいかも知れませんね。

こうしたラッチ部品は、普段よく使うドアに装着されていますから、10~15年程度で消耗・劣化してきます。私たちなら、このタイプのドアラッチでも調達することは可能ですから、ラッチが破損して困っている方は相談して下さい。

あと、ラッチだけでなく、長年の使用でバネが弱ってきているドアレバーもあるでしょうから、その場合はラッチと一緒に交換するといいですね。

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この写真だけでははっきりしませんが・・

とあるお客様からサミット(Summit)社製と思われる掃出しサッシ用網戸の戸車の調子が悪いので、部品を入手したいという相談がありました。

どういったものか分からないので、網戸から部品を取り外して、戸車単体での写真や詳細寸法が分かるものを案内して欲しいとお伝えしました。

それで頂いた写真がこちらですが、戸車を外すのに少し時間が掛かるらしく以前撮った写真をお送り頂いたそうです。ただ、単純に網戸の戸車と言っても、車輪の直径や装着ビスの位置、部品の構造・デザインといった差異で部品が様々存在します。

ですから、網戸から戸車の一部が見えているだけという写真では、適合する部品を特定することは出来ません。この状況で多分この部品だろうと適当に判断したら、きっと間違った部材を調達してうまく網戸に取り付けられなかったなんてことになるはずです。

ちゃんとした部品を入手するには、もう少ししっかりした情報に基づいて適合するものを特定する必要がありますね。

また、こうした部品は単純に網戸のフレームに装着されているというものではなく、網戸フレームの別の部品と一緒になっているケースもあります。そういう場合は、網戸自体を分解しないと戸車が外せないなんてこともありますから、取外しが結構厄介なことになるかも知れません。

勿論、これを交換することで網戸の開閉が見違えるようにスムースになるとは思いますから、挑戦してみる価値はありますよ。そして、戸車だけでなく、網戸の水平バランスや高さの調整、レールの掃除といったことも一緒にやらないと、完璧な仕事にはなりません。

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グラグラだったドアも元通り

昨日、掃出しサッシのドアハンドル等を交換したという記事を書かせて頂きましたが、今回はカナダのパシッフィック・リム(Pacific Rim)社製キッチン・キャビネット。

キッチンのコーナーに設置された吊戸棚なんですが、コーナーキャビネットのドアは2枚のドアが直角に折れ曲がるように付けられています。

その折れ曲がりの部分を連結する為に、特殊な形状をしたL型ヒンジが取り付けられているのですが、ドアの重量が掛かる上に2枚のドアを途中で連結しているという役目から、負荷が自然と大きくなるところになります。

ですから、丈夫なステンレスで出来ているとは言え、可動部が曲がってしまったり、部品が折れてしまったりして、ヒンジがドアを支えられなくなってしまいます。

そうなると、キャビネットのドアが脱落してしまう状況になりますから、他に不具合が出ないうちに出来るだけ早く金物を交換して、正常な状態に戻してやる必要があります。

ただ、一般のお客様は、こんな輸入部品をどうやって調達したらいいか、見当も付かない状況だと思いますから、分かっていながら放置してしまうことが多いのも実情です。

でも、そうしていると、今度はドアに固定する為のビスが抜けてきたり、ドア自体が割れてきたりしますから、余分な費用も掛かりますし、交換部材の調達や修復にも時間が必要となってきます。

今回は、幸いメーカーからヒンジを取り寄せて調整するだけで、無事に元通りに直すことが出来ましたが、せっかくの高級輸入キャビネットを全交換しないといけなくなることすら起こり得ます。トラブルを小さなうちに摘み取っておくことが、余分なお金や心配を掛けなくて済む第一の秘訣です。

その為には、まず信頼のおける輸入住宅の専門家を見付けておくことと、そういった人とうまく連携出来る関係性を築くことが大切ですよ。自分たちで家の面倒を見ることが出来るならいいですが、将来の部材の調達や施工という面では専門ビルダーに頼らざるを得ませんから・・・。

近くて安いからと言って、輸入資材の取り扱いに不慣れな業者さんにお願いすると、間違った取付け方や施工不良が発生する恐れもありますから、反って修理が大変になるなんてことはよくあることです。

勿論、適正な材料で正しい施工をしてもらえるなら、近くて安いに越したことはありません。

<関連記事>: コーナーキャビネット用自在蝶番 (2020年11月1日)

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きれいに交換出来ました

今日は、名古屋市昭和区の輸入住宅にて、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドルやロック金物の交換を行いました。

輸入サッシのメーカーはよく分からないのですが、屋外側のハンドルがプラスチックで出来ていて、劣化して脱落してきてしまいました。

ハンドルだけでなく、モーティスロックと呼ばれるロック金物もバネが弱ってきていましたから、交換するタイミングです。

内外のハンドルやロックケースの形状は、以前お伺いした際に確認済みでしたから、同じ寸法・形状のものを探すのには然程苦労はありません。このサッシは2ヶ所ありましたから、ハンドルやロックも2つずつアメリカから取寄せて取付けを実施。

ハンドルの取付けビスが変に抜けなくなっていましたから、金ノコで切断しなければならないといったアクシデントはありましたが、このように無事施工は完了しました。

部材の交換だけでなく、ドアの建て起こしを調整したり、ロックラッチの出方の調整をしたり、潤滑剤を塗布してドアや金物の動きをよくしたりと、いくつか余分な作業も行いましたから、以前とは見違えるようなドアになっているはずです。

(但し、戸車やレールが傷んでいる場合は、完璧には修整出来ませんが・・・)

こういうほんのちょっとした仕事の気遣いが、お客様にとっては嬉しいことでしょうし、家を長持ちさせる秘訣でもあります。

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ミルガードのカムロック・レバー

ミルガード(Milgard)の古いタイプの開き窓には、開閉の為の持ち手とロックの機能が一緒になったカムロックと呼ばれるレバーハンドルが付いています。

このロック部品は、鉄の鋳物と樹脂のパーツが組み合わされて作られているのですが、樹脂の部分が劣化したり、鋳物のハンドルが折れてしまったりして、欠損することがあります。

経年劣化であったり、建具(障子)の開閉金物の調整不足であったりして、破損するようですが、この部品の寿命は15年程度ではないかと思います。多くの場合、それ以上に長持ちしているようではありますが、やはり定期的に交換すべき部品のような気がします。

窓の内側に付いている網戸には、開閉する樹脂製のスクリーンの小窓が付いているのですが、この小窓も樹脂のフレームが劣化して割れてしまうなんてことがありますね。

こういうトラブルを防ぐ為には、汚れやホコリを定期的に取り除いてやるということが必要です。また、可動部に潤滑剤のシリコンスプレーを塗布することも、寿命やトラブル防止には大切な作業です。

でも、20年以上経つような輸入サッシでも、これらを交換する部材が今でも手に入るという点で素晴らしいことだと思います。人間の作るものですから、長い使用の中で壊れることは当然です。それに対応してこそ、メーカーが役割を果たせるのではないでしょうか。

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こちらも寿命かも知れません

岐阜県瑞浪市にある賃貸物件に取り付けられたミルガード(Milgard)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵の不具合です。

お客様はサッシ屋さんで、不動産屋さんから輸入サッシの修理の依頼を頂いたとのこと。

写真は、不具合のあるロックケースですが、ダブルラッチの片方の鍵爪が出てこなくなったようです。こちらのロックケースは、先日記事に書かせて頂いたサーティンティードの掃出しサッシのものと同じタイプですね。

ただ、ラッチは2つある訳ですから、1つがちゃんと機能していれば鍵は問題なく掛かるはずです。ですから、然程緊急性があるようにも思わなかったのですが、中央部の小さめの穴から出てくるはずのロック固定解除用のボタンもないようです。

これが付いていないと、鍵爪のラッチが自由に出入りすることが出来なくなりますから、もしかしたらこのボタンもなくなったことで、ロックケースが適切に作動しなくなったのかも知れません。

見ての通り、非常に丈夫そうなロックケースですが、中に入っている部品は繊細なものも存在します。小さなパーツは長い時間使っていれば消耗しますから、丈夫で防犯性も高そうと思っても、15年程度で定期交換をした方が安心かも知れませんね。

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無理に引っ張ったのかなぁ?

先日、長野のお客様から輸入の掃出しサッシのハンドルが破損したから交換部材が欲しいというご相談を頂きました。

窓メーカーは、アルメトコ(Almetco)。ハンドルは台座部分にヒビが入り、それを補修しながら使い続けた感じがします

ハンドルの素材は鉄なんですが、そういうものでも何度も力が加わると徐々に変形・破損してくると思います。

この割れ方を見ると、ドアを引いた時というより閉めた際の力が大きかったのではないかと推察出来ます。つまり、思いっ切りドアをドア枠の方にぶつけてからロックをしないと、鍵が掛からなかったということかも知れません。

そういう場合、ハンドルの問題というよりも、ドアの高さや水平の取り方が狂っていて、ロックのストライクの穴に十分ラッチが入り込まなかったというのが原因ではないかと思います。

そういうことを調整した上で新しいハンドルを取り付けないと、鍵がうまく掛からない問題からまた同じようなトラブルが発生するかも知れません。

私たちのような輸入住宅の専門家にとっては、然程難しいことではないのですが、今までやったことがないお客様にとっては、ドア全体の状況やバランスを見ながら調整していくのは結構大変な気もします。

一番いいのは、まずは私たちに取付け・調整をご依頼頂いて、どのように調整するのかを実際に見て覚えて頂くことではないかと思います。そこで分からなかったことはその場で質問も出来ますし、どんな道具が必要かやどんなことに注意すべきかも分かるはずです。

<関連記事>: 突然の変更も困りものです (2020年12月9日)

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ここがないと、鍵が掛からないですね

栃木のお客様からサーティンティード(CertainTeed)社製掃出しサッシのロック金物が破損したという相談を頂きました。

写真がそのロックケースですが、ダブルフックの鍵爪の間に小さめの穴が明いていますが、通常そこから金属製の突起が出ています。

ドアを閉めるとその突起がドア枠に当たり、金物内に引っ込みます。

その状態になるとロックの鍵爪を固定する機能が解除されて、ロックレバーが上下に動かせる(フックが自由に出入りする)状況になるという仕組みです。

ですから、その突起部分が欠損してなくなってしまうと鍵が掛けられないし、もし鍵が掛かってしまうとロックを解除出来ない状況になってしまうのです。

このタイプのロック金物は、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアに取り付けられていることがありますが、防犯性能は比較的高い印象です。

ただ、一旦トラブルとなった場合には、それが反って仇になって不安な状況になるかも知れませんから、早めに交換をしておきたいものです。

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輸入サッシのガラス交換

一昨日、トレーラーハウスに施工されたアルメトコ(Almetco)社製のシングルハング・サッシのペアガラスの交換をしてきました。

既存のガラスは、写真のようにペアガラスの中に雨が入り込んで水滴で外が見えないくらいになっていました。

このように内部結露を起してしまったペアガラスは、交換する以外に直す方法はありません。

ただ、輸入サッシのペアガラスはインチで作られている為、国産のガラスと厚みが違ってしまいます。厚みが違うものでは交換が出来ませんから、輸入サッシ用のペアガラスを調達する必要があるのです。

しかしながら、輸入サッシ用と言っても窓メーカーによって、サッシの形式の違いによって、ガラスの厚みが変わってきます。ですから、既存のペアガラスの実寸法を測らなければ、注文することは出来ません。

それがうまくいけばあとはガラスを交換するだけとなるのですが、それだけで完了という訳にはいきません。今回のサッシは、ハメ殺し(FIX)の上窓のガラスが不具合を起していた訳ですが、このメーカーのものは屋外側からしかガラスが外せない構造になっています。

ということは、外からの作業となりますから、脚立か足場がないと作業が出来ませんし、ペアガラスを建具枠に固定する粘着性の防水テープは室内側の枠にしか付けることが出来ないのです。(屋外側は、脱着可能なガラス押えが来ますから、防水テープは付けられません)

その為、ガラス押えを建具に装着した後に、ガラスの周囲に防水処理をしてやらないと、また雨が建具の中に入り込んでしまいます。

そうした一連の作業を行っている間も、建具枠やガラス押えに付いた油汚れを拭き取ったり、ハケで砂やホコリを払ったりしてきれいな状態にすることを意識します。どんな細かな作業をするかは、見積の項目には出てきませんが、そこが輸入住宅のプロの仕事となるのです。

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