お知らせ : ページ 281

結露で錆びたペアガラスの内部

結露で錆びたペアガラスの内部

これから夏に向けてどんどん暑くなっていきますが、湿気も多くなっていくのが日本ですね。暑くなればエアコンやクーラーを使うでしょうし、梅雨の蒸し暑さの中では除湿なども行いますね。

ただ、気密が図られたペアガラスの内部に、何かの原因で雨や湿気が入ってしまうと、その水分はペアガラスの内部に滞留して外に抜けることはありません。温度が高い時には湿気という気体になり、低い時には水分という液体になることをガラス内部で繰り返します。

夏場は外気温が40度近くになり、室内は28度程度をキープしますから、温度差が10度以上になることもしばしばです。そんな時、湿気のあるペアガラスの内部では、室内側のガラスに結露が起こってしまいます。

それは、外気温で気化した水分が、冷たい室内温に接するガラスに触れることで水に戻るという自然の摂理によるものです。

こうしたことを繰り返すと、ペアガラス内の周囲にある金属スペーサーは徐々に錆を生じます。写真はその状態が進んだ様子ですが、錆が酷くなると固定されたガラスがグラグラしてきますので、防犯上も気密上も防水上も問題となります。

こうなったら、早めにペアガラスを交換することで安心・安全な状態に戻して下さいね。

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オペレーターに不具合のある輸入サッシ

オペレーターに不具合のある輸入サッシ

名古屋市のお客様から輸入サッシのメンテナンスについてご相談を頂きました。サッシ・メーカーはまだよく分かりませんが、写真を見ると樹脂サッシのようです。

恐らく建築した住宅メーカーは、輸入住宅事業から撤退し、メンテナンスサービスもしないということをお客様に通知しているのだと思います。でなければ、私共のような小さな輸入住宅ビルダーにご相談頂くことはないと思います。

今回の窓の不具合は、ハンドルをクルクル回すと横に開いていくケースメント・サッシと呼ばれる窓のオペレーターに不具合があるようです。オペレーターとは、窓を開く為の金物のことを言いますが、長年使っているとハンドルに連結しているギアが消耗して空回りすることがあります。

こういう場合は、オペレーター自体を交換しなければなりませんが、このオペレーターはどこのメーカーでも使われる汎用品であることが多いので、調達するのは然程難しいことではありません。

勿論、輸入に慣れていない人がこうした部品を調達するのは、相当ハードルが高いのは間違いありません。

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クレセントのぐらつき

アンダーセンのサッシュロック

名古屋市守山区のお客様からアンダーセン(Andersen)社のダブルハングのサッシ部品が欲しいとの相談を頂きました。

その部品は、窓をロックする為の金物。日本ではクレセントと呼ばれるものですが、金属部品が欠損したのか、ビスが錆びて劣化したのか、グラグラするらしい。

上げ下げ窓に付けられたこの部品は、防犯の為に鍵を掛けるという機能の他に、上窓と下窓とを密着させて気密を上げるという意味合いもあるのです。

単純な構造の部品で皆さんでも簡単に取り換えが出来ますから、不具合を感じてきたら是非交換するようにしたいですね。

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まさかというところが怪しいところ

雨漏りした輸入のフレンチドア

先日、下屋が付いたデッキの奥に設置したフレンチドアから雨漏りをしたという記事を書かせて頂いたと思いますが、今回どこから雨漏れしたのか原因を突き止めに行ってきました。

屋根の上や外壁からの雨漏れだとしたら、結構厄介なことになると思っていましたが、やはりそうではありませんでした。

何故そう思ったかと言えば、15年以上住み続けて頂いて一度も雨漏れをしてこなかったという事実と、ゴールデンウィーク中に吹き荒れた強い風雨が尋常ではなかったということで、今回のように非常に特異な状況にならない限り雨漏りは起こらないのではないかと推測したからです。

強い風雨の後、一度だけ雨が降りましたが、それは通常の上からの雨でその時全く雨漏りは起こらなかったそうです。

で、今回試したのは、水道のホースを使って窓に水を掛けてみてどのようになるかという方法です。まずは、フレンチドアの下の方だけ勢いよく水を掛けました。少し室内のドアの金属レール部分に水が滲んだようですが、それ程のことはありませんでした。

水が滲んだのは、ドア枠の周囲に取り付けられたウェザーストリップと呼ばれる気密パッキン材が経年劣化で少しへたってきたことと、ドアが重さで少し歪んできて枠との間に隙間が生じた為と思われます。これは、ウェザーストリップを交換したり調整したりすれば、おおよそ直る話です。

次にフレンチドアの上枠に水を掛けてみました。フレンチドアは、奥行が1.8mもある屋根の一番奥に取り付けられているし、屋根の先端の軒には20cm以上高さのある桁(ケタ)が軒から下がってきているので、まずここからは雨が入ることはないだろうとお客様も思っていたようです。

でも、実際に水を掛けたら、水が室内側に侵入してきました。お客様もこれにはたいそう驚いた様子です。雨がこの部分に到達するには、水平もしくは相当下から吹き上がってくることが必要ですし、更に1.8mも中に入らないといけないのです。

長年のドアの重さでドア枠の中央が下がってきた為、防水コーキングが劣化したか痩せてしまったかで、サイディングとの間に隙間が出来たのが原因です。ですから、構造的な問題等で雨漏りを起こした訳ではなかったのは、不幸中の幸いで少し安心しました。

窓上を十分乾かしたら、コーキングを打ち直してメンテナンスは完了です。やっぱり、自然は人智を超えるものなんですね。

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<関連記事>: 雨漏れしたフレンチ・ドア (2016年5月5日)

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ガードプレートが付くかなぁ?

ガードプレート装着予定の輸入玄関ドア

お客様から輸入玄関ドアにガードプレートを装着したいというご相談を頂きました。

また、現在付いているデッドボルト(デッドロック)のシリンダーをセキュリティが強化された防犯強化型のものに交換したいというご希望も頂きました。

このおうちは、施工から23年ほど経っているとのことですから、ドアノブを含めて新しいものに交換した方がいい時期に来ているかも知れません。

ドアやドア枠も随分塗装が悪くなってきていますが、塗装の方は近日中に塗り直す予定だそうで、それに合わせて玄関ドアの防犯対策をやっておきたいということのようです。

ガードプレートの爪がドア枠に干渉しないようにする為には、出っ張りの大きなドア枠とドアとの間が13.4mm以上空いていないといけませんから、ギリギリといったところのようです。将来ドアが歪んだり、傾いたりしてくることを考えると、少しドア枠の木を削っておく方が無難かも知れません。

何れにしても、こういう防犯上の気遣いをして頂ければ、古い輸入住宅でも長く安心して暮らして頂けるはずですので、是非皆さんもお考え下さいね。

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<関連記事>: 輸入玄関ドアのセキュリティ・アップ (2016年1月14日)

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このタイプのは国内販売がないんです

バイフォールドドア用ピボット

お客様からの問い合わせで、造り付けの収納折れ戸として使うバイフォールド・ドアの部品が欲しいと相談を頂いた。

それは、折れ戸が左右にスムースに動くように、上枠にガイドレールが付いているのですが、そのレールの上を走る為のローラーが付いたピボットという部品でした。

輸入住宅ブームの際は、ローラー・ピボットが付属しているバイフォールド・ドアが結構あったんですが、今国内で購入出来るドアには違うタイプのピボットしか付いてきません。

ですから、このローラー・ピボットが壊れてしまい、修理出来ずに困っていらっしゃる人も多いように思います。私たちが在庫で持っていたものも、数年前に欲しいというお客様にお譲りしてなくなってしまいました。

ただ、北米ではこのタイプのピボットは販売されていますから、今後私たちもメンテナンス用部品として少し調達する必要がありますね。

それにしても、私の記事はマニアックすぎて、輸入住宅に関係のない一般の皆さんにとっては訳が分からないかも知れませんね。でも、それだけ特殊でこだわりのある家が、輸入住宅なんですよ。

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<関連記事>: バイフォールド・ドア(折れ戸)の脱落メンテナンス (2014年1月8日)
<関連記事>: 折れ戸(バイフォールド・ドア)の部品も結構壊れます (2012年11月19日)
<関連記事>: 古いローラー・ピボットも手に入ります (2018年1月15日)

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バルコニーよりこちらが先か?

オーストラリアの木製サッシ

愛知県大府市のお客様から16年前に建てたビクトリア様式の輸入住宅のメンテナンスで相談を頂きました。

屋根の軒裏を支えるように取り付けられた装飾ブラケットからもヴィクトリアン・エドワーディアンと呼ばれる時代の雰囲気を感じさせますね。

さて、このおうちですが、当初はバルコニーの屋根を支える為の木製の柱材(ポスト)や木製手摺が腐ってきたので、修理をしたいというお話でした。

昨日、実際に取り付けられた状況を確認しに伺ったのですが、確かに木の至る処が腐ってしまい、交換を余儀なくされる感じではありましたが、強度的にすぐに交換しないと危険であるといった状況ではありませんでした。

勿論、熊本のような大きな地震があれば、横揺れで壊れてしまうかも知れませんが、それは木の腐れの問題ではなく、この部分が構造的に横揺れに弱いというだけの話です。

それよりも気になったのが、窓とその周囲。こちらの家では、オーストラリアの木製サッシが採用されているのですが、台風などの風雨に曝されやすい南側や東側に面したサッシに損傷や腐れが見受けられます。(室内側だけでなく屋外側も木製ですから、・・・)

また、その窓の周囲にも木製のトリムやボトムシルが飾りとして取付けられているといった状況ですが、それらも劣化が進んでいます。

4年程前に部分的に腐らないものに交換したり、塗装をやり直したりしたそうですが、既に劣化が始まっているものに呼吸作用を阻害する塗料を塗ってもそれを止められるはずはありません。

そこで思い切ってしっかりしたものを施工しておけば、こういうことにはならなかったと思いますが、それを言っても仕方ないですね。何れにしても、サッシや枠の腐った処を部分交換したりして対処するような中途半端な対応では問題を先送りするに過ぎません。

室内の木の質感を壊さないように、サッシは木製のアルミクラッドのものを新しく調達してから、足場を組んで交換・修理をするのが一番美しく、それも耐久性が上がる方法だと思います。飾りのトリム類は、ウレタン製のものを使いましょうか。

メンテナンスやリフォームにおいて一番大切なのは、問題を原因の処から潰して解決することの他に、そのデザインを出来るだけ壊さないようにする心遣いではないでしょうか。

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ロック用ガイド部品の欠損

ガイド部品の欠損

以前にもお問い合わせを頂いたことがありましたが、クレトイシ(旧サーティンティード)社製樹脂サッシの滑り出し(ケースメント)窓のロック部品に不具合が生じました。

この窓のロックは、上と下の2ヶ所でロック出来るマルチロックというセキュリティが強化されたロック・システムを採用しています。

2ヶ所を同時にロック出来るように、長いロック・バーが窓枠に装着されているのですが、それを窓枠に固定しておく為の「タイ・バー・ガイド」というプラスチック部品が欠損しています。こうなると、2ヶ所を一度にロックすることが出来なくなり、マルチロックの意味がなくなってしまいます。

恐らく、長年紫外線等を受けてきたことによる樹脂の劣化が、この部品の欠損を招いたのではないかと思います。普段から家をチェックして、メンテナンスをしっかりするように心掛けたいものですね。

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<関連記事>: タイ・バー・ガイドって、何? (2016年3月16日)

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雨漏れしたフレンチ・ドア

雨漏れしたフレンチドア

昨日、雨漏れしたと連絡を頂いたフレンチ・ドアを見に伺いました。

会社の近くでしたから連絡を入れないで突然お伺いしたのですが、丁度お留守という状況でした。そこで、外からドアを見させて頂きました。

パインのフローリングの上に水が溜まっていたということですから、両開きのドアの下の方をチェックしました。少し油がにじんだような跡が見受けられますが、これはウッドデッキに塗った防水剤のような気がします。

このフレンチ・ドアは、枠も建具も全て樹脂で出来ていますから、木の成分が水分で染み出すということはありません。それよりもドアとドアとの隙間が少し明いているのが気になります。

ここのドアは、ルーフデッキ(屋根付きのデッキ)に取り付けられているので、普段雨が当たることはありませんが、横殴りの強い風が吹けば、この部分にも風雨が当たる可能性があります。

この程度の隙間だけであれば、内側の戸当りや気密パッキン材のウェザーストリップによって、風雨の侵入を防ぐことは可能ですが、15年も経てばドアが3次元的に歪んだり、パッキン材が劣化したりという原因で室内に侵入するリスクを生じます。

新築時とは違い、家は微妙に変形したり、経年劣化を起したりしますから、都度調整やメンテナンスが必要です。長年何もしていないという輸入住宅にお住まいでしたら、是非10年程度で点検・補修をするように心掛けましょう。

尚、ドア上の漏水については、お客様がいらっしゃる時に再度チェックしてご報告します。

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<関連記事>: まさかというところが怪しいところ (2016年5月10日)

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昨夜の強風は、大丈夫でしたか?

窓枠やガラスからの雨漏り

今朝、15年前に輸入住宅を建てさせて頂いたお客様から、フレンチ・ドアの上枠から雨水がポタポタ垂れてきているとの連絡を頂きました。

今まで全く雨漏れがなかったおうちでしたが、夜に吹いた強風と雨で水が逆流したようだ。

家というものは、上からの雨に対して防水が出来るように作られていて、万一外壁材や屋根の内側に雨が侵入した時には、下から雨が抜けるように作ってある。

そういう施工をしているから、壁の中は常に通気されて乾燥するというメリットが生じるのですが、今回はそれが裏目に出た感じです。

そういう場合でも雨漏れが室内側に入らないように、防水紙や防水テープを外壁や窓周りに施工しているのですが、そういったものが長年の間に破れたり剥がれたりしてしまうこともあるのです。でなければ、15年もの間、強い台風でも雨漏りが全くなかったという事実はなかったはずです。

そろそろ外壁を塗り直そうかとお話をしていた処ですから、その際に水道を外からかけて漏水箇所を特定し、不具合が生じた部分の施工を補修することが大切です。

こういった普通でない強い風雨の時は、思いも拠らぬトラブルが発生するかも知れません。でもそれは、大きな問題にならないようにする為の手直しのきっかけであるとも言えるのです。

窓枠やガラスからの雨漏り、天井や梁(ハリ)の黒ずみを発見したらそれは危険を知らせるサインです。原因を明らかにして、それに的確に対処してくれる建築の専門家に早めに相談するようにして下さい。永遠にメンテナンス・フリーの家なんて存在しませんよ。

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