お知らせ : ページ 275

よくお分かりになりましたね

塗替え前の輸入住宅

昨日、18年ぶりくらいお会いしていないお客様が、来社されました。

家の塗替えなどを計画されていらしたそうですが、知り合いの塗装業者さんから提示された外壁の色がどうしても好みでないということでNETでいろいろ検索していたら、私のサイトを見付けたそうです。

そこで、私が手掛けた作品やパラペイントなどのブログ記事をご覧頂き、輸入住宅に特化したこんなビルダーが名古屋にいるんだということで、連絡を頂きました。

実は、このお客様には以前何度かお会いしていて、いろいろと輸入住宅の説明をさせて頂いたことがあったのです。勿論、私が当時どんなお話をさせて頂いたのかは、もう忘れてしまいましたが、その方のお名前等はよく覚えておりました。

電話を切った後、お客様の方でもどこかで聞いたことがある名前だと思われたみたいで、ご夫婦でその話をされた時、「あっ、あの人だ」ということになったそうです。いや~、ほんと奇遇ですねぇ。

当然、私も今までずっと輸入住宅を手掛けてきましたから、輸入資材や輸入塗料の色などについては、その当時よりも圧倒的に知識や知恵が付いております。外壁や屋根だけでなく、玄関ドアの色やサッシ・モール、将来のリノベーションについてもいろいろ提案や紹介をさせて頂けると思います。

ただ、新築は十数年も前のことなのに、その時のお客様の情熱は、全く失われていなかったのにはビックリしました。やはり愛着というものは、いつまで経っても変わらないものでなければいけません。

まだ、私共で施工するかどうかは分かりませんが、この再会がいいご縁になるといいですね。

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こういう金物も格好いいです

階段のカーペット押さえ

この写真は、とある輸入住宅の階段に設置されたカーペット押さえの金物(通称:サル受)です。

カーペットは古くなって、色褪せとくたびれが来ていますが、金色だったであろう金物は錆付いてきて、古金色(アンティーク・ブラス色)になってきていますね。

骨董の世界では、「時代が付いている」というらしいのだが、私もいい味が出てきていると感じました。今の時代、フローリングが隆盛で、カーペットはカビや汚れの温床のように扱われ、日本の住まいでは姿を見ることも少なくなってきています。

でも、欧米ではカーペットの文化が根強く残り、多くの家の床材として使用されている現状を考えると、また日本でも見直される時代がやってくるような気がします。

そんな時、こうした金物が手に入るかどうかは分かりませんが、是非残していってもらいたいアイテムだと思います。でも、このカーペット押さえの金物って、新品で買うとすごく高いんです。アメリカの高級ホテルや邸宅の階段で、きっと皆さんも見かけますよね。

だから、いらなくなったら、もらいに行きますよ~(笑)

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水漏れやお漏らしだと思っていませんか?

洋式トイレの床のシミ

最近は、新築で和式トイレは殆ど見かけなくなってきました。

イスに座るような感覚で、足腰に負担も少なく、お掃除もしやすいですから、洋式トイレが使われるのは必然かも知れません。

ただ、洋式トイレには、一つ問題があるのをご存知でしょうか。それは、写真のように便器と床とが接する部分に水ジミが出来ることです。

多くの人は、男性や男の子が立っておしっこをする際に便器からそれて下に垂れたのが原因と思われるかも知れません。または、トイレの排水から汚水が漏れて、床を汚してしまったと思っている方もいらっしゃるでしょう。

まあ、そういうことは全然ないとは言いませんが、排水管は割れたりしない限り汚水が漏れ出すような構造にはなっていません。

また、男性陣がおしっこをはみ出したにしても、便器の後ろの方までシミが出来てしまうなんてことは、量的に考えてもないことではないでしょうか。(少しはそういうこともありますが・・・)

では、この水漏れのようなシミはどうして出来たと思いますか?それは、夏場や梅雨時に湿気を多く含んだ温かい空気が、室内に充満していることが主な原因です。

地下の水道管からやってきた冷たい水が、トイレの水を流すことでいつも新しい水に入れ替わります。それが、いつも便器の中に溜まっている状態になる訳です。

その冷えた水に接する陶器の便器は、次第に熱伝導で同様に冷たくなってきますが、その周囲は湿気の多い温かな空気ですから、便器に水滴が付くこととなるのです。

つまり、便器の底や中側で結露が発生するんですねぇ。そうした冷たい水や湿気った空気は常に供給され続けますから、暑い夏の間結露の発生が止まりません。ですから、知らないうちに便器の周囲の床が雨漏れしたように黒く変色してくるというのが、このトラブルの実態です。

特にフローリングをトイレの床にも張っているような場合は、木が劣化を起こし腐ってしまいますから、クッション・フロアやタイルなどの床に張り替えることが必要です。

そうそう、最近では製品によって防露型の便器なども登場していますから、そうしたものに交換することもお忘れなく。

自然の摂理をしっかり理解して、正しい施工を提案出来るビルダーであれば、トイレにフローリングを勧めることはないのでしょうが、そういうことを知らない施工業者もいるんですよね。

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<関連記事>: 座ってトイレは、当たり前? (2015年3月8日)
<関連記事>: トイレには防水性のある床材を (2015年8月25日)

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INSPIRINGというテーマのインテリア

INSPIRING

INSPIRINGとは、「人を鼓舞する」とか「元気付ける」とかいう意味の言葉です。

そんなテーマでデザインされたインテリアが、こちらです。

カナダに於いてドライウォール用の塗料で絶大な人気を誇るパラペイントが提案する内装ですが、白い幅木(壁とカーペットとが接するラインに施工する内装枠材)と少し黄色がかったベージュの壁との相性が実に上品です。

また、テーブルやイスには、磨かれたダーク・チェリー材のものが使われていて、落ち着いたアンティークさを演出しています。そして、アクセントとしてテーブルと床に緑を配して、ベージュの壁の美しさを引き立たせています。

勿論、壁に塗られた塗料は、上品さを感じさせるツヤ消し。白い幅木は8分ツヤの塗料を使い、インテリアに高級感を与えています。色とツヤ、隣り合わせた色同士の相性、素材感を計算してこそ、美しいインテリアが作られることを感じてもらえましたでしょうか。

デザインは、センスと経験がなければ、いいものにはなり得ません。だから、建築に慣れていない皆さんの思いを形に出来るビルダーは、それ程多くないかも知れませんね。

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外壁塗り替え。色の提案はありましたか?

Canadian House

Para Paintsのサイトで紹介されているブログに掲載されたカナダの家の外観です。

グレーを基調とした全体像に、白い窓やガレージ・ドアをアクセントにしたデザインは、エレガントな印象を与えていますね。また、窓に映り込んだ青い空が、爽やかな雰囲気を感じさせます。

家のデザインは、家そのものの色遣いも非常に大切ですが、外構デザインやお隣を含めた周囲の環境も加味しながら、自身の家がどんな風にその場所に建っているかを想像することで決定する必要があるのです。

でも、そこまで考えて外壁の色を決めている人は、日本では非常に少ないのです。それは、住宅メーカーの設計担当、リフォーム業者やペンキ屋さんで、色のことを勉強している人が皆無というのも原因です。

塗装工事を営業する人が、色については素人というのは、欧米では考えられないことなんです。色は感覚が大きな要素を占める素材ですから、美的センスがなければどうにもなりません。

そんな状況の中、塗料の性能や耐久性、丁寧な施工、安い価格の説明を受けることはあっても、色の提案やコーディネートをしてくれる業者さんが、皆さんの周囲にいらっしゃいますか?

確かに塗料の性能や施工の内容は大切なことですが、それはお客様にとっては当たり前のこと。外装の塗り替えで一番大切なことは、衰えた家のデザインを蘇らせてその価値や愛着を取り戻すことなのです。

なのにあなたは、家のリフォームにおいて色以外のことで業者を選択していませんか?あなた一人で色を考えるより、プロのアドバイザーと一緒に構想を練った方が素敵なリフォームが出来るのは自明の理です。

そう、色は家の性能そのものであり、その価値を大きく左右します。

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作品紹介:リノベーションで美しく ~H邸~

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今年もやりました

遮光ネット

梅雨の中休みなんて言いますが、ずっと晴天が続く名古屋地方。昨日のように時折、夕立はありますが、ほんのひと時のお湿り程度。

連日の35度近い猛暑で、仕事にも熱が入らない状況です。(これは、言い訳ですが・・・)そんな事務所環境ですから、そろそろクーラーを入れようということになるんですが、私は冷房・暖房共、あまり好きではありません。

そりゃ、付けた方が楽に決まっていますが、地球温暖化を助長させますし、人間の調節能力や免疫機能をも低下させると考えていますから、お客様の来社時以外は極力スイッチを入れないようにしています。まあ、そこが頑固なんでしょうねぇ。

そこで、今朝出社してすぐに、窓に農業用の遮光ネットを張りました。使い始めてもう6年になりますが、多少くたびれてきていますが、まだまだ現役。きっとあと数年は頑張ってくれるでしょう。

この遮光ネットを張る際に気を付けているのは、繊維が幅広になったところを水平方向になるようにすることです。そうすると、上から来る夏の太陽の光が遮られるのですが、真横に吹く風は室内へ入ってきます。ほんと、うまく出来ていますよね。

建物や窓の性能が高いに越したことはありませんが、こんな一工夫をするだけで、安価で確実に住環境を改善出来るんですね。これで随分省エネと暑さ対策になると思いませんか。

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<関連記事>: 夏は、省エネ。暑さ対策 (2013年7月3日)

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色落ちしたブルースのフローリング

色落ちしたブルース社フローリング

最近のフローリングの殆ど全ては、ウレタン塗装と呼ばれる樹脂コーティングを表面に施したものとなっています。

ウレタン塗装は、水にも強く色の変化もしないという長所を持っていますが、反面湿気を吸ったり吐いたりするといった木の呼吸作用を阻害するというデメリットも存在します。

国産の合板フローリングのように、既に木としての特性を失ってしまった床材にはウレタン塗装は有効ですが、私たちが使う無垢の木製フローリングにはやはりオイル系の塗装の方が向いているかも知れません。

ただ、最近は無垢のフローリングでもウレタン塗装のものが主流になりつつあり、オイル仕上げの床材は少なくなってきているというのが現実です。

輸入住宅ブームの際に流行ったブルース(Bruce)やロビンス(Robbins)社のオーク・無垢フローリングは、鉱物オイル系WAX仕上げでしたから、梅雨時のように湿気のある時期でも床がベトベトすることもなく、快適な室内環境を守ってくれました。

ただ、WAXを塗っただけの床材ですから、水が付くと写真のようにWAXが浮いて白くなってしまいます。勿論、すぐに水を拭き取ればこうなることは防げるのですが、家事をしながらだったり、小さな子供さんだったりすると、そのままになってしまうこともしばしばですね。

ただ、こうなったからと言って心配することはありません。

汚れやごみを丁寧に除去した上で、私たちが取り扱っている「Dura Seal」というクリーナー・ワックスを塗れば、徐々にその美しさは戻ってきます。

着色されていないナチュラルな床材には、ナチュラル(ニュートラル)を。そして、茶色に着色された床材にはダーク(コーヒーブラウン)をお勧めしています。手に入らなくなったブルース専用のワックスに代わる無垢の床材専用のオイル系ワックス塗料をお求めの方は、是非お使い下さい。

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<関連記事>:ブルース・フローリング用ワックス、入荷! (2015年2月26日)

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こんなに摩耗するんですよ

輸入玄関ドアの古いヒンジ

10年近く前に新築された犬山市の輸入住宅へメンテナンスに伺いました。

今回は、輸入の玄関ドアなんですが、ドア下に取り付けられていたボトム・ウェザーストリップのブラシ状になった部分が破れて脱落していますし、ドア枠の四方に取り付けてあるウェザーストリップ(気密パッキン材)も少し縮んで弾力がなくなってきました。

また、ドア自体の下がりや倒れ込みによって、デッドロックの鍵が固くなっていましたし、ドア・ヒンジの摩耗も起こっています。こうしたことは、個々に発生したトラブルではなく、実はドアの重量と長年の使用が原因の一連の問題なんですね。

それから、そうした場所の補修メンテナンス以外に、防犯対策用のガードプレートの装着やディンプル・キーのロック・シリンダーへの交換といった新たな施工も行ってきました。

玄関ドアを一旦外しての作業やドアやドア枠の加工が必要な作業もありましたから、全てをやり終えるのに、3時間以上の時間が掛かってしまいました。でも、苦労した甲斐あって、ドアはほぼ新築時の状態を取り戻し、更に防犯強化を行うことで安心感も増しました。

やっぱり、10年毎くらいを目処に家をメンテナンスしてあげると、見違えるようになりますねぇ。(お伺いしたついでに、窓やキッチンのメンテナンスについても相談されました。そりゃ、この機会に専門家へいろいろ聞きたいことはありますもんね)

写真は、そのおうちから外してきた古いドア・ヒンジです。ヒンジとヒンジの間に入れてある金属ワッシャーがこんなに小さくなって、隙間さえ明くようになってしまいました。

また、形状も何やら歪な感じになっているのが分かりますよね。こうなってしまえば、ドアは当然下がってきますし、建て起こしも悪くなるはずです。

鍵やドア・ラッチが掛からなくなってきたら、それは玄関ドアをメンテナンスするサインです。放置すれば鍵やラッチをも交換しなければならなくなりますから、早く直すことが肝心です。

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今日は、遠距離恋愛?

スカイプの画面

今朝、大分県のお客様からスカイプを使ったメッセージを頂きました。

いわゆるチャットというやつですね。リアルタイムで連絡を取り合うという点では、スマホを利用したLINEサービスもありますが、資料やデータのやりとりをするには、スマホの画面では少々難あり。

まあ、私が未だにガラケー・ユーザーということも問題な気がしますが、やっぱり仕事で使うならPCが一番適していると思います。(尚、Skypeのアプリはスマホでもありますから、PCとスマホでやり取りすることも可能です)

今日は、法務局で取ってきて頂いた測量図と登記事項の要約書などをスカイプで送信頂きました。ひと昔前なら、きっとFAXか郵送なんてことになっていたと思いますが、スキャンした資料の方が鮮明で早いです。

いや~、いい時代になったもんですねぇ。夕方には別のお客様とスカイプを使って間取りプランの打ち合わせをする予定です。

わざわざ遠くから何度も弊社にお越し頂くのは大変ですから、こうやってウェブ・カメラを使ってTV会議をすれば、お互い時間や労力を省けるというものです。

勿論、相手の顔を見ながらリアルタイムで意見交換出来ますし、私が作った提案資料などを送信してご覧頂くことも同時に出来てしまいますから、会社で打ち合わせするのと変わりません。

建築の仕事は、会社からせいぜい車で2時間程度の処まででしかやれないと思いますが、こうしたサービスを駆使すれば、全国どこでも相談や問い合わせに対応出来るのです。建築の仕事は、最後は人です。相談出来る専門の人材が近くにいなくてもPCなどを通じてすぐ近くに呼び寄せることが可能です。

また、そうした人間の指導を仰ぎながら、施工を進めることも然程難しくないはずです。勿論、遠くの施工業者との意思疎通や信頼関係の構築は、この仕事の肝と言っても過言ではありません。

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設計だけでは、耐震は語れない

熊本地震、新耐震基準でも80棟倒壊 益城の木造建物(2016年6月30日、朝日新聞社)

熊本地震で震度7を2回観測した熊本県益城町で、中心部に立つ新耐震基準の木造建物のうち7.7%に当たる80棟が倒壊したとの報道がありました。

また、同町内の別地区も含め倒壊した新耐震基準の99棟を調べたところ、少なくとも90棟で柱の接合が現在の基準を満たさず、51棟で柱と柱の間に斜めに入れて壁を補強する「筋交い」の固定が不十分だった。

国土交通省有識者委員会の調査書は「接合部仕様が不十分で、被害を大きくした主な要因の一つと推測される」と指摘した。

これが意味する処は、強化されたはずの新耐震基準というものが、複数回に及ぶ強い地震ではその強度認識が根底から覆されてしまったことと、設計上基準を満たしていると判断されても、適切な施工が行われなければ耐震性は担保されないということです。

確かに耐震基準を更に上げれば、こうした地震にも耐えられるようになるという設計判断もあるだろうが、それは新築時のことであって経年劣化やシロアリ被害は加味されることはないし、その基準を上回るような地震が発生しないとは誰も言えないのである。

当然、施工は最も難しい課題の一つだと思われる。大手住宅メーカーであれば、施工は複数ある地場の協力店の工務店が請け負うことになるから、どこに当たるかは運任せなのだ。

また、メーカーが現場監督を配置しているとは言え、現場に30分もいない状況では殆ど管理は不可能と言っても過言ではない。大手だから心配という訳ではないが、家づくりは信頼出来る人間に任せることが大切だと感じる。

工場で画一的に生産されて、全く同じものが出来てくる工業製品と家とは根本的に違うということを理解する必要がある。地震という人智を超えた自然現象だからこそ、設計や施工に気遣いが必要な時代、地域かも知れません。

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