昨日に引き続き、静岡県のお客様の輸入住宅でお預かりした輸入サッシの建具（障子）修理の話題です。
輸入サッシは、昨日の記事と同じマーヴィン（Marvin）製ですが、今日はアルティメット・シリーズのケースメントサッシの建具です。
やはり、建具の下枠や側枠の下の方が雨漏れで腐っていたので、新しい木を加工して修復しました。また、ペアガラスや外装のアルミカバーも相当汚れていたので、修理前に掃除をした処、ペアガラスに内部結露が見受けられました。
修理の見積にはペアガラスの交換は含まれていませんでしたが、後付けで交換費用を請求する訳にもいかず、赤字とはなりますが新しい遮熱ペアガラスはサービスとさせて頂きました。
写真が修理を完了した建具ですが、アルミの緑の焼き付け塗装が多少色落ちをしている以外はほぼ元の状態に修復することが出来ました。
勿論、室内側の木部もティンバーケアで防水塗装を施して、屋外側のガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目といった部分も全て防水処理を行って隙間をなくしています。
ペアガラスが曇ったり割れたりした場合や、雨漏れで木枠が腐った場合では、通常マーヴィンでは建具ごと交換するのが一般的ですが、メーカーが撤退した現在こうしてきれいに修復出来る国内業者は殆どいないかも知れません。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア＆メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。ご使用になりたい場合は、事前にその旨ご相談下さい。