昨日、マーヴィン(Marvin)製インテグリティ(Integrity)のダブルハング用バランサー等が入荷してきました。
全部で40本を超える数ですが、これら全てを1軒のおうちで使用します。
マーヴィンが日本から撤退してしまってから随分時間が経ちましたが、インテグリティを含めてサッシ用部品はほぼ手に入らないといった状況です。
調達ルートがある私たち ホームメイドでは、多少時間が掛かっていますがこのようにたくさんの部材を手に入れることが可能です。
ここのおうちの窓はダブルハングサッシが殆どで、窓が10ヶ所以上ある状況ですから、こうなるのも不思議ではありません。
ただ、複数のものをこれだけ大量にオーダーすると、アメリカの部材メーカーの方は出荷担当がよく間違えを起こします。今回もその御多分には漏れず、いくつかの部材で数量や仕様の異なるものが送られてきました。
よくあることですから然程問題にはしませんが、普通の日本の業者ならこれを見た瞬間パニックを起こしてどうしようということになるかも知れません。
私たちはすぐに部材メーカーに英語のメールで連絡を入れて、入荷してきた部材の内訳や数量を知らせると共に、オーダーした内容との違いを詳しく案内して、足りないものの再手配をお願いしました。
輸入住宅の修理部材を自前で調達するということは、こういうことが苦もなくやれなければなりませんので、仕事のハードルは高いかも知れません。
また、商品に対する知識や経験がないと、入荷した部材が正しいものか、間違ったものかも分かりませんから、経験がない人が手を出すことはリスクしかないと思います。
お客様には調達した部材に間違いがあった旨すぐに伝えて、もう少しお待ち頂くようにお願いしましたが、こうした案内をしておけば、状況も理解出来るし予定もある程度覚悟が出来るので、私たちに対する安心感も違うはずです。
輸入住宅ブームの際におうちを建てたお客様は、メンテナンスをどうしたらいいのか心配していらっしゃる方も多いと思いますが、価格こそ上がったにせよ今の処調達出来るものは多いですから、修理したいというものは早めに相談して直しておかれることをお勧めします。
だって、私たちだっていつまでこの仕事をやれるか分からないですし、部材だって調達出来なくなるものが多くなってくるかも知れませんから・・
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
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