輸入住宅に結構取り付けられています

輸入住宅に結構取り付けられています

こちらは、長野県のお客様から交換品の調達をご依頼頂いたテイモア(Taymor)社製の古いドアラッチです。

部品の後ろの方に大きめの四角い穴が明いていますが、ここにドアノブの心棒を入れて回すと鍵爪が出入りするという仕組みです。

この四角い穴の位置は前後に動かすことが出来て、戸先から穴までの距離を60mmと70mmに設定出来ます。(写真は、70mmの状態です)

私たちがよく使うクイックセット(Kwikset)のものは、この穴の形状が特殊で他のドアノブ・メーカーのものには使えませんが、テイモアのものは比較的汎用性が高く、他社の一部ドアノブでも使えます。

ただ、似たような穴が明いたものでも、古いワイザー(Weiser)のドアノブで使われるドアラッチの穴は、少し小さめでこのラッチは使えないと思います。

輸入のドアノブ(ドアレバー)に使われているラッチは、メーカーによって仕様やサイズが異なりますから、注意しないと調達しても使えないなんてことになるかも知れませんよ。

あと、ドアラッチには、空錠タイプとキーで鍵が出来るドアノブ用の2種類が存在しますから、その点も注意が必要です。

こういった話を聞いてもよく分からないというお客様は、私共のような専門家に相談して、適切な交換用ドアラッチを手に入れるようにして下さいね。

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