なかなか手に入りません

なかなか手に入りません

岐阜のお客様から玄関ドアのヒンジ(蝶番)が減って、ドアが下がってきたので、ドアヒンジを調達したいというご相談を頂きました。

ドアは、今は亡きアメリカ ピーチツリー(Peach Tree)製。

日本でも輸入住宅ブームの際は非常に人気があって、玄関や勝手口のドアとして多くの家で採用されました。

ですから、愛着を持ってお使い頂いているお客様は多いと思いますが、10年以上前にメーカーはなくなってしまい、尚且つ交換部材が特殊な為、修理・交換用の部品を入手するのも一苦労です。

そういった状況の中、円安やアメリカのインフレ、輸送コストの上昇といったことが重なって、調達価格もうなぎ登り。今回のお客様のドアヒンジは、相当減ってきてしまい、ドアラッチやデッドロックバーが受け側の穴に入りづらくなってきている状況のようです。

このまま放置すれば、鍵が掛からないといった防犯上の問題が発生しますし、最悪デッドロックの鍵自体が破損する可能性もあります。出来るだけ早めにドアヒンジを交換して、ドアの高さ調整や建て起こしのチェックを行うと同時に、鍵位置なども正しく修正することが大切です。

私共もこのヒンジを然程持っている訳ではありませんし、入手にもそれなりの時間と費用が掛かりますから、不具合を感じていらっしゃるお客様は早めに相談を頂くといいかも知れません。

何せ部品の製造自体がいつまで行われるかも分かりませんので、手に入らなくなったらそれまでということになってしまいますから・・・。

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