情報がないと、止水バルブは探せません

情報がないと、止水バルブは探せません

お近くのお客様から輸入の洗面水栓の吐水口から水がポタポタ落ちてくるので、修理したいという相談を頂きました。

美しいポリッシュド・ブラス(金色)の水栓金具で、レバー部分と吐水部分がそれぞれ独立した、ちょっと高級な仕様の製品です。

輸入水栓が水漏れした場合、止水バルブである内蔵されたカートリッジバルブを交換してあげれば、元通り直ってしまうのですが、メーカー名も品名・品番も何も分からないのです。

カートリッジバルブは、水栓によって異なりますから、適当に海外から調達しても取り付けることは出来ません。ですから、大変惜しいのですが、この水栓金具は違う新しいものと交換せざるを得ないのです。

ゴールド色のクラシックな水栓金具は、アメリカではマイナーな製品になりつつありますが、一部のメーカーではまだ作り続けているところもあります。

勿論、ご希望であれば全く違う色やデザインのものをご提案もしますが、新築時に思い入れがおありのお客様であれば、同じ雰囲気のものを調達して欲しいという方が多いかも知れません。

ただ、取付け用のナットや水栓の配管は、インチで作られていますから、日本のものを知らずに接続したりすると配管から水漏れが発生しますので、輸入水栓に慣れた水道屋さんにお願いすべきです。

安い・早い・近いを優先したいのは人情ですが、それだけ思い入れのある輸入住宅であれば、仕事がちゃんとした専門業者を見付けて下さいね。

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