これだけ揃えました

これだけ揃えました

昨日、ノルディスカヒュースの木製サッシ用に輸入した連結窓の固定金具について記事に書かせて頂きましたが、今回はサッシのメンテナンス工具です。

北米の輸入サッシは、ペアガラスを建具に固定するのにアルミや樹脂で出来たガラス押え(押し縁)を装着するのですが、スウェーデン(北欧)の古いサッシでは屋外側のガラスの周囲に専用の防水パテを打って固定します。

パテは特殊なものですから、北欧以外では手に入りませんし、その作業に使う工具類も特殊です。今回、チューブに入った専用パテを48本も調達したのですが、それでも家1軒分のサッシに使ったらそれで終わりです。

それは、一般的な防水コーキングとは違って、ガラスに盛るように厚く載せますから、1本で窓2枚分くらいしか使えないかも知れません。

あとは、そのパテを施工する為の専用のガンやパテ剥がしのスクレーパーやナイフ、仕上げ用のコテといった工具もスウェーデンから一緒に輸入しました。

値段も結構張りましたが、国内で買い揃えることは出来ないですし、やはりちゃんとした施工を効率よくする為には、いい道具は必修です。

マニアックと言われるかも知れませんが、古い北欧系の輸入住宅はまだまだ日本に多く建っています。今後そうした家のメンテナンスをしていかなければならないということを考えると、ホームメイドが調達しておくことは大事なことだと思います。

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