日本でこれを調達するのは至難の業かも・・・

日本でこれを調達するのは至難の業かも・・・

昨日、突然見知らぬ処から大きな木箱が届きました。

何も事前に入荷の予定を連絡してもらっていなかった状況でしたし、普段は北米方面からの出荷しか来ないはずですから、見知らぬ処から変な荷物が届くとなると、こんな私でも一応は警戒します。

よくよく発送伝票を見てみると、スウェーデンからという表記がありましたので、もしかしたら12月に注文手配をした木製サッシ用のメンテナンス部材かもと考えました。

それにしても、年末年始を挟んでの輸送ですから、それ程早くは到着しないだろうと予想していましたから、突然の入荷にビックリです。それで、中身を確認する為に、特殊なドライバーでしか開けられないビスを外して、頑丈な木のパネルを開けてみました。

やはり、私がノルディスカヒュースのおうち用に手配した材料や道具が欠品もなく全て入っている状況でした。その多くは、スウェーデン製の木製サッシのガラスを固定する為の防水パテ材とそれを剥がしたり付けたりする道具だったのですが、その中にたくさんのプラスチック製部品も入っていました。

それがこの写真の部品ですが、以前記事に書かせて頂いたことのある三角に開く連結窓の固定金物でした。太陽の紫外線が当たる窓の付属品ですから、20年も使っていると樹脂が劣化して破損してしまいます。

それを修理・メンテナンスする為に、新しいパーツを探してわざわざスウェーデンから取り寄せました。こんな窓は、日本でも扱っている住宅メーカーはないでしょうから、恐らく私共のルート以外にこの部品を調達出来る会社はないかも知れません。

何れにしても、昨春のようにコロナで海外物流もストップしてしまうといったことがありましたから、そうなる前に手に入れることが出来たことはラッキーだったかも知れません。

古い北欧系の輸入住宅にお住まいのお客様で、建築会社が倒産したりして、家のメンテナンスにお困りの方は多いと思います。

全てが全て大丈夫という訳ではありませんが、資材に関して出来るだけ多くの情報を頂ければ、スウェーデンから交換部材を調達した上で、補修・修理が出来るかも知れません。悪くなるまでほかっておくのではなく、出来るだけ早くメンテナンスについてご相談をお願いします。

<関連記事>: スウェーデン製の三角開き窓のメンテナンス (2020年11月26日)

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