スクリーン以外もメンテナンスしましょう

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ウェンコ製輸入サッシの網戸張替え・修理

先日、知立市のお客様からお預かりした網戸の固定ピンが固着しているという記事を書きましたが、網戸ピンを含めて交換・修理が完了しました。

写真は、どちらもウェンコ(Wenco)社製のサッシ用網戸ですが、アルミクラッドサッシ用(左)と樹脂サッシ用(右)とでは形状が異なるようです。(もしかしたら、ダブルハング用とオーニング用とで違いがあるのかも知れませんが・・・)

雨に曝されてグレーっぽい色のフレームになった左の網戸は、フレームの1本が曲がってしまっていたので、そこだけ交換しました。ですから、その1本だけは真っ白い色をしています。

右の網戸は、雨の当たらない室内側に取り付けられていたのですが、浴室であった為にアルミが錆びたり塗装が変色したりして、随分汚れた感じになっています。

でも、フレームや樹脂製のコーナー部品は、まだ使えそうな状況ですから、そのまま利用することにしました。ただ、両方の網戸共、網戸固定用のピンは劣化がひどかったですから、全部新しいものに交換しています。

ピンの色の違いは、フレームに明いていた穴の大きさや納まり具合をチェックした結果、違うタイプのものにした方がスムースに動くと思い、違うメーカーのものを使用しました。

ただ、どちらも従来使用していた金属シャフトのものではなく、樹脂製のシャフトにしましたから、錆び付いて動かなくなる心配はありません。(亜鉛メッキのシャフトもアルミのものも10年以上経つと錆が出てくる恐れがあります)

そして、最後にグラスファイバー製のスクリーンと輸入品の網押さえのゴムを取り付けて、完成となりました。これでまた10年以上は網戸をお使い頂けるはずですが、次回の張替え時はコーナー材の交換をやりましょうね。

網戸は、網だけ交換すれば張替えが終わるというものではありません。それ以外の部材にも気を配りながら、必要あれば順次交換していってこそ長く使える網戸となるのです。梅雨を前にして、輸入住宅にお住まいの皆さんも網戸の張替えをしてみては如何でしょうか?。

私たち ホームメイドなら、スクリーンだけでなく、フレームやコーナー材も最適なものを調達しますから、元の素敵な網戸に蘇りますよ。

<関連記事>: フィンが付いた網戸フレームと固着した網戸ピン (2020年5月22日)

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