お知らせ : ページ 336

勝手口ドアの防犯対策

ゴミ出しや洗濯ものを干す為に、キッチンや洗面空間に勝手口を設けることは、国産住宅でも輸入住宅でもよくあることです。

一家の暮らしを預かる主婦の皆さんにとっては、自身のテリトリー(水回りスペース)を中心にどこにもアクセスが出来るというのは、使い勝手もよく機能的なことこの上ない間取りと言えます。

ただ、勝手口というのは、太陽の光が当たらない陰の場所に設置される傾向があると思いませんか?

それは、光が当たると生ゴミが腐ったり、居住空間(リビング)が南東側に持ってこられる為に、洗面・浴室空間が北西方向の光が届きにくい位置に自ずと配置せざるを得ないからと考えられます。

そういう場所にある勝手口ドアは、人の目からも遠く、泥棒や空き巣にとっては侵入するのに格好の場所となることが少なくありません。

この写真は、外装やドアの塗り直しをする際に、セキュリティをアップさせるドア・ガード(ガードプレート)を取り付けた様子を施工前と施工後で撮影したものです。(施工後の写真のドアノブには、塗装の際の養生テープが巻かれています)

施工前にドアノブのラッチ(爪)が、ドア枠との隙間から覗いているのが分かりますか?このラッチをドアの中に押し込めたり、ラッチ自体を金ノコで切断したりすることで、ドアが開くようになってしまいます。

ですから、このラッチを外から見えなくする為に、硬い金属で出来たガードプレートをドアに取り付けることが最も簡単で効果的な防犯対策となることは必至です。

輸入住宅の輸入ドアノブ用に造られたガードプレートは、なかなか売っているところがないですが、ホームメイドではゴールド色とブラック色のガードプレートを販売しています。(また、北欧系のスウェドアや レクサンドーレン(レクサンド・ドア)用も若干ですが、在庫しています)

また、私たちは、鍵を差す穴を破壊してロックを解除するという犯罪に備えた、強化型の輸入ロックシリンダーも取扱いしています。

絶対安全というものはありませんが、少しでも侵入しにくい状況を作ることこそ、皆さんが取れる対策のはずですから、この記事を読まれた方はどうぞご検討下さいね。

(尚、ドアやドア枠の形状や位置によってガードプレートが取り付け出来ない場合がありますし、ドアノブメーカーの違いによって、強化型のロックシリンダーが装着出来ないノブもありますので、ご注意下さい)

輸入住宅のメンテナンスやリフォームをご希望の方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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お城のドアにもクリスマス・リース

愛知県半田市に建てさせて頂いたレンガ積みのお城、K邸。小高い丘の上に建つその姿は、輸入住宅というより中世ヨーロッパの古城と言った方が雰囲気がある。

この建物は、半田市の中心部にあるのだが、道が入り組んだ奥の場所にあるので、見ず知らずの通りすがりの人が見つけられる場所にない。そんな場所であるが故に、ひっそりと佇むレンガ積みの建物は、更に趣きを増しているような気がします。

この写真は、年末の定期訪問の際に撮らせて頂きました。奥様は、やはり女性ですから、クリスマスの華やかなシーズンに向けて、いろいろと飾り付けをされています。

同時にご主人様も信心深い方ですから、新年を迎える準備も怠りません。そんな西洋と日本とが共存する洋館には、チェリー・オークの重厚な玄関ドアがお似合いですね。それにしても、こんな玄関ドアだと泥棒さんにもプレッシャーを与えますよね(笑)

敢えてスタンドグラスを入れないドアを選んだのは、ご主人様のこだわりです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 本物の玄関ドアは、もっと重厚感がありますよ (2013年5月1日)

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夜のレンガ積み外壁

家を建てさせて頂いたお客様への年末のご挨拶も全て終わり、ようやくホッとすることが出来ました。

その定期訪問の最後の最後でお邪魔したのが、岐阜市の洋館、グレーのレンガを積んだ輸入住宅のN邸。その姿は、まるで石積みのお城ような風情を感じさせます。

午後6時過ぎになっていましたから、外はもう真っ暗でしたが、部屋から洩れてくる白熱球の光は、暖かでした。

昼間見るレンガ積みも重厚ですが、こうして夜に外壁を見るとレンガ積みの目地の陰影や奥まった位置にある窓の奥行感、窓上のソルジャー・コース(縦積みレンガ)、窓下のボトムシル(膳板カウンター)などが、くっきりと浮き上がります。

壊されることがなければ、きっと、100年後も同じ姿を見せてくれることでしょう。その時、私はいないと思いますが・・・。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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メーカーが分からなくても、何とかなる?

メーカー不明の玄関ドアに付いていたドア・ラッチ。

ロート・アイアンの凝ったドアレバーに付けられていたものですが、ドアノブがどこのメーカーかも全く分からず。ただ、お客様が私のブログをNETで見つけて、Taymor社のドア・ラッチと全く同じ形態をしているということで、お問い合わせを頂きました。

実際に比べてみると、確かにレバーの軸が刺さる穴の形や位置も同じようでした。

以前、ブログで紹介したTaymor社製ドアノブ用ラッチは、当社で建てたお客様の玄関ドアのメンテナンス用に北米から調達したのですが、その際念の為に2個程度在庫として余分に調達してあったのです。

いや~、こういうこともあるんですね。念の為の在庫が、全く関係のない遠くのお客様のお役に立つなんて、やっぱりご縁なんでしょうかねぇ。壊れたままじゃ、防犯上も不安ですもんね。

このドアラッチを日本中探しても、きっと部品を在庫しているのはホームメイドだけじゃないでしょうか。まあ、もし在庫がなくても、少しお時間が掛かりますが、私たちなら北米から調達することは可能です。

輸入住宅のトラブルって、ちゃんと問題解決してくれるビルダーが限られますから、本当に不安になると思います。(勿論、私たちなら、絶対解決が出来るという訳ではありませんが・・・)

だから、こうしたことを相談出来るところが日本にあるというのは、お客様にとって砂漠でオアシスを見つけたような感じのはずです。私たち ホームメイドは、そういうビルダーでありたいと思います。

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これで新年を迎えます

愛知県東海市のレンガ積み輸入住宅 F邸で行われていたお化粧直しが終わりました。

外壁は、100年経っても塗り直し等のメンテナンスが必要のないレンガ積みですし、屋根も40年保証と言われるカナダのアスファルトシングル屋根ですから、殆ど何もしなくていいと思われがちですが、それ以外の部分が結構あるんですね。

そこで、屋根の軒先や雨樋の塗り替え、窓上でレンガを支えるアングル鉄筋の錆止め塗り直し、窓周りの防水メンテナンス、煙突等の鈑金の塗装などを行いました。そうした一連の作業を丁寧に実施、完了したレンガ積みの家が、こちら。

新築当初からの古風なレンガの佇まいが、蘇りました。こうした地道なメンテナンスが、家の寿命を決めると言っても過言ではありません。

外壁がレンガ積みでもメンテナンスが必要なんだから、結局維持管理の費用の軽減にはならないと言われる方もいらっしゃるでしょうが、こうした定期的な塗り直しや補修作業は、サイディングの外壁でも同様にやらねばならない仕事ですし、レンガ積みの場合、そこから外壁の塗り直しが軽減されます。

また、赤レンガの東京駅や富岡製糸場のようにその美しさを100年以上皆さんにお見せ出来るのは、レンガ積み外壁以外存在しません。そして、こういった文化的な意義や歴史的な価値は、お金だけでは計れない大きな財産だと私は思います。

丁度、NHKではニッカの創業者、マッサンの朝ドラがやっていますが、日本人でもこうした夢や文化を愛する人間がいたということを後世の人たちにも分かってもらいたいですね。いや~、やっぱり本物は違いますよねぇ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

作品紹介:レンガ積みの家 憧れの洋館 ~F邸~

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ファイバーグラス製玄関ドアを塗り直そう!

この写真は、塗装が剥げた輸入住宅の玄関ドア。一見、この輸入ドアは、木製のように見えますが、実は表面がファイバーグラスで出来た玄関ドアです。

とある建築屋さんから、「輸入の玄関ドアの塗り直しをしたいのだけれど、本物のように見える木目が再現出来ないので、ホームメイドで施工出来ないか?」という相談を頂いた。

どうやら、その建築屋さんから依頼を受けた塗装屋さんが、既存の塗装をサンド・ペーパーを当てて取ってしまったらしいのだが、その後木目は出せないと言って、そのままになってしまっているらしいのだ。

通常、元々の塗料は、アセトン等のジェル状の剥離剤を使って丁寧に取り除いて、ドアの表面下地を傷付けないという施工をしなければならないのだが、グラスファイバー製のドアを見たこともないようなペンキ屋さんには、どうしていいか分からなかったのだろう。

木目調のファイバーグラス・ドアを施工する為のペイント・キットは準備したが、果たしてうまく塗料が載るかどうか。とにかく、年明けに挑戦してみるしかないですね。

輸入のファイバーグラス玄関ドアをお使いの皆さんは、塗装のメンテナンスが必要になった時、下手に手を出す前に私たちのような専門ビルダーに相談して下さいね。でないと、せっかくの美しいステンドグラスの入った玄関ドアが、台無しになってしまうかも知れませんから・・・。

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内部結露したペアガラスは、早めの交換

ペアガラスの内部結露が 疑われるハメ殺し窓。一見、ガラスが汚れているだけのように見えますが、水滴が見えますし、いくら吹き抜けでも汚れ方がちょっと異常です。

この輸入住宅は、私が以前勤めていた建築屋が手掛けたものですが、年末の定期訪問に伺った際に異常を発見しました。家のご家族は、丁度皆さんお出掛けであったようで、室内側から確認することは出来ませんでしたが、私の見方が正しければ、早めにガラスを交換する必要があると思います。

ここのサッシは、私の記憶からすればウィルマー(Willmar)社製のアルミクラッド輸入サッシであったように思いますが、この会社のハメ殺しサッシは、ペアガラスが内部結露を起こすことが多いような気がします。

ダブルハング窓などは、こうしたトラブルが発生したという事案は今までなかったように思いますので、ある一定の種類のサッシに問題があるのかも知れません。
(製造時期やロット、製造場所的に同じということで、発生することもあります)

ガラスの周囲にスペーサーと呼ばれる気密パッキンが入っていますが、これに僅かでも隙間が出来れば、湿気った空気が入り込んでしまいます。それが水滴化すると、スペーサーが錆びついて劣化を起こし、ガラスのぐらつきを誘発します。また、室内側の窓の木部や構造体が腐ってきたり、室内への雨漏りが発生するという恐れも生じます。

最悪ガラスの脱落なんてことにもなりかねませんから、輸入サッシのメンテナンスで経験のあるビルダーにお願いして、早めの交換をして下さい。見違えるようにきれいになりますから、費用を掛けただけの満足を得られることは間違いありません。

私たちなら、新しいペアガラスの内部結露については、10年保証します。(ガラスの材料費の保証ですので、交換手間については別途必要です。1年以内のトラブルについては、交換作業費も保証対象ですから安心ですよ)

輸入サッシの修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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日本だったら、奥様向けか?

インテリア・デザイナーのサラ・リチャードソンが提案するKids Denの写真がこちら。

Kids Denを訳すと、子供の書斎という意味になりますが、こんなに洗練された小部屋なら、きっと日本では奥様の家事コーナーになるような気がします。

部屋の幅は、1.3mぐらい。奥行はカメラの位置からすると3mあるかないかという感じでしょうか。カメラの後ろ側に白くて浅い本棚があると、便利ですよね。

薄いベージュ色のカーペット。白い窓やウェインスコット(腰板)。落ち着きのあるブルーグレーのドライウォールの天井や壁。色を極力抑えて、花瓶の黄色い花でアクセントを加えるという感じは、色遣いの王道と言えるかも知れません。

こんな書斎が、キッチンの奥に隠されていたら、どんなにか静かで至福の時間を過ごせることでしょうか。

輸入サッシの出窓からイングリッシュ・ガーデンを眺めながら、本を読んだり、書類を片づけたり・・・。いつも子供や家族に囲まれて、プライベートの時間が少ない奥様だからこそ、ちょっと落ち着ける場所があるとホッとしますよね。そうそう、紅茶も忘れないで。

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レンガのお城

赤レンガのJR東京駅開業100周年記念で世の中を賑わせている昨今、昨年竣工したレンガ積み輸入住宅、愛知県半田市 K邸に年末のご挨拶に伺ってきました。

室内は、クリスマスの飾りも終えて、サンタさんがいつ来ても大丈夫なくらい綺麗でした。このおうちには、フリースタンディング・タイプの薪ストーブも備えていて、お伺いするちょっと前まで火が付けられていたそうです。

ただ、煙突は直径が15cm程度しかありませんから、サンタさんが入ってくるには小さ過ぎですね。

写真をご覧頂くと分かりますが、この家の基本コンセプトは、レンガ積みのヨーロッパの古城。ですから、門扉やフェンスもアイアンのものを使い、フレンチな街灯照明が玄関アプローチを照らしています。

まだ建てて間もない新築の輸入住宅ですが、この重厚さが年月を感じさせるデザインを醸し出していますね。もう少し木々が生い茂り、レンガの外観を覆うようになってきたら、更に古城の雰囲気は増すことでしょう。

時間が経つにつれて趣きが出てくるなんて、普通の家ではあり得ないですからね・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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玄関ドアのクリスマス・リース

毎度恒例の年末の定期訪問でお客様のおうちに伺っております。

お留守のおうちもありますが、いらっしゃれば私たちを温かく迎えてくれるという関係が築けているのは、本当に有り難いことです。

先日は、いっせいにクリスマス・カードを郵送させて頂きましたので、多くのお客様から有難うの言葉も頂戴出来るのも、この時期ならではです。

こうして、お客様のおうちを1件ずつ訪問させて頂いて気付くのは、多くのおうちにこうしたクリスマス・リースが飾られているということです。こうした情景を見るにつけ思うのは、やっぱり輸入住宅を建てさせて頂いてよかったということです。

どのおうちの方も、こうして素敵にクリスマスを迎えて頂いて、私たちが手掛けた輸入住宅を愛して頂いていると感じることは、幸せこの上ないことと思います。

どうぞいつまでも素敵なおうちを愛していって下さいね。その為には、私たちも努力を惜しみませんから。

Merry Christmas!

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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