お知らせ : ページ 398

使い方も問題だが、各メーカーも改善が必要?

名古屋市守山区C邸で輸入キッチンのシャワー水栓を見て欲しいという依頼があり、先日お邪魔した。

写真にある通り、ヘッドにあるスイッチ・カバーのゴムらしきものが劣化してちぎれてしまい、内部の部品が露出した状態になっている。カバーの問題ということで、機能的には正常で見た目が悪いということだけなんだが、このままにしておくにはちょっとみっともない。

で、カナダの水栓金具メーカーにゴム・カバーの部品だけないか確認した処、カバーだけの供給はしておらず、このシャワー水栓自体も生産されていない為、これと類似したシャワーヘッドだけなら供給出来るとの回答があった。

ただ、またカバーが同じように劣化するのでは、問題解決にならないので、素材の改善がなされたものかを聞いた処、特に改善されたものではないが、普通に使う分には遜色がないという。また、今回の原因は、洗剤そのものや洗剤の垢が付着した状態のままになっていると劣化しやすいので、洗い物をした時は、カバーを水で洗うよう勧められました。

新築して3~4年でこうなってしまった現状からすれば、メーカーの言い分も分かるんだけど、カバーの素材の改善も考えていかないと、昨今の洗剤事情への対応は難しいんじゃないかなぁ。

それにしても、キッチン洗剤の化学成分って大丈夫なんだろうか。カバーだけならまだしも、人体の健康への影響のようなものも考えさせられる問題です。

いくら住宅そのものを自然に近いもので造っても、そこに持ち込まれる家具や生活用品、食品などが問題であったら、意味がなくなってしまいますからね。まあ、あまり気にし過ぎもいけませんが・・・。

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中世ヨーロッパの古城をイメージした玄関ドア

愛知県半田市の輸入住宅 K邸の建方工事もほぼ完了し、いよいよレンガ積みという段階になってきましたが、今回、その外壁に積むレンガと共に薪ストーブや玄関ドアもカナダから入荷してきました。

まだ梱包された状態ですが、その玄関ドアの写真がこちら。

長年磨かれたダークオークの古いドアのような渋いデザイン。普通輸入住宅というと美しいステンドグラスを入れたエレガントな玄関ドアを想像するのですが、ガラスが一切入っていないソリッドな木製ドアをイメージしてみました。ご覧頂くように、ハンドメイドのアイアンが、いくつも鋲打ちされた様は、侵入者を寄せ付けない厳しさすら感じさせます。まさに、重厚という表現がピッタリです。

でも、このドアは、耐候性を考えて木製にはしませんでした。実は、ファイバーグラス製の玄関ドアなんです。本物の木と見まがうくらいよく出来ていますよね。

次回は、このドアが建物に施工されて、レンガがその周りを覆った後に改めてご紹介させて頂きます。きっと、西洋の古いお城の風情を感じると思いますよ。

こうしたカスタム・オーダーで家づくりが出来るのは、私たち ホームメイドが自社で直輸入している証でもあります。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ムク材の自然な割れは、当たり前

2010年の日経ホームビルダーの記事で、「ムク材の割れをどう考えるか?」という特集記事があった。

私たちが輸入住宅で扱うSPF(スプルース・パイン・ファー)の構造材も当然の如く無垢材な訳だが、自然な材木は自然と割れが入るのが普通なのだ。古い木造の寺社へ行っても、その割れはどこかかしかに存在しているのが見て取れる。

その特集記事で、森林総合研究所加工技術研究領域長の黒田尚宏さんという方が登場して、「ひどい内部割れを見つけたら返品すること。但し、昔ながらの天然乾燥ではムク材の表面割れを防ぐのは難しく、かつてはムク材に表面割れが生じていることは普通だった」と話す。

また、最近行われている人工乾燥の高温セット法で乾燥スケジュールをきちんと守った場合でも、内部割れを完全になくすのは難しいようだ。(私たちが使うSPFは、カナダで人工乾燥されてきます)

そして、施工当初は割れが見えない状態でも、時間が経つにつれて割れが自然と顕在化してくることも多いのである。つまり、人間の力では何ともならないのだ。

割れによる強度低下は気になるが、「これまでの実験結果では、表面割れも内部割れも、極端でなければ強度に無関係だ」(黒田さん)という。

割れを防ぐ方法として、わざと切れ込みを入れて、割れを作る「背割れ」という方法を昔の大工は取ったのだが、それは強度の保全というよりも、木材の化粧側が割れて美しさが損なわれるのを防ぐ為に、別の側に割れを入れたという意味合いが強かったと思われる。

特集記事にコメントを寄せている方の言う通り、現状は住宅メーカーや消費者が極端に割れを悪者扱いした結果であり、スーパーで規格に合わない大きさや傷のある野菜を排除するという間違った商習慣が、日本に蔓延したのと同じ状況である気がする。

割れをクレーム扱いするなら、無垢材に代えて接着剤を使った集成材を使わざるを得ない。それでも、接着面の剥離のリスクを完全には排除出来ないのである。勿論、耐震性能を上げる為に使う構造用合板も接着剤で強度を出している訳だから、同様のリスクが存在するが、出来るだけ自然の素材で家づくりをしたいという理想は、私たちを無垢材へと向かわせるのである。

(集成材や構造用合板の剥離についても、部分的な(限定的な)ものであれば、大きな問題にはならないので、こちらも極端に恐れる必要はないです。ただ、無垢材のように繊維が連続したところに割れが入るというのではありません。集成材は、繊維の連続性がないものを接着剤で繋ぎ合わせたものですから、割れが直線的に入ってしまい、将来的に一部が剥がれ落ちる可能性はありますね。構造用合板は、たくさんの釘で壁や床に留められていますので、剥離による脱落はないと考えていいでしょう。

また、集成材は集められた木の向きがバラバラな為、一般的に無垢材よりも高い強度を発揮すると言われています。私たちもその強度を利用して、大きな開口部の梁(ハリ)材として利用します。長所を利用しながら、短所を如何にカバーしていくかを考えるのが、プロの仕事です。その剥離のリスクを釘やボルト、構造的に固定する仕組みで回避するなど、使い方次第で集成材の部分利用も活きてくるはずです)

皆さんは、工業化された集成材や鉄骨だけで家を建てたいですか、それとも出来るだけ無垢材を使って自然に近い家を建てたいでしょうか。それは、皆さんが何を優先するか、ものの長所・短所をどのように評価するかで決まります。尚、この記事は、半田市K邸の現場にお連れしたお客様から頂いたご質問への回答を、もう少し詳しく述べさせて頂く為に掲載しました。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

集成材を使った土台についての記事:危険な防蟻処理剤は、使わない! (2007年4月30日)

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2x4工法の釘の正しい施工

先日、愛知県半田市 K邸にお客様をお連れして、構造の見学をしに行った際に、お客様から「壁の上の部分に釘が飛び出しているけど、これはどうするの?」というご質問を頂きました。私たち 施工者として当たり前に思っていることでも、初めて見る人にとっては、不思議に思われることがたくさんあるんだなぁと実感させられる一コマでした。

そこで、今回輸入住宅の施工について、これから家づくりを勉強していこうとお考えの皆さんに、もう少し詳しくご説明していきましょう。

写真にある通り、2x4の柱材の上には、上枠や頭つなぎと言われる横に寝かせた木材が使われます。これは、縦に並んだ柱材を一体のものとして形成する為に用いられます。それは、2階の床根太(床下地の材木)の重量を柱材全体に分散させて、1本の柱だけに負荷が集中しないように考えられているからです。

2x4工法って、こういうところも理に適っていると思いますよね。

では、何故みっともないようにも見える貫通した釘が、存在するのか。それは、同様に合理的な観点からわざと行われているのです。写真のような状況で、もし釘が見えなかったら、どうでしょうか?確かに見栄えはいいかも知れません。

でも、よ~く考えてみて下さい。下から目視で釘が見えなかったら、釘が本当に刺さっているか、どうやって正しく施工されているか確認出来ますでしょうか。もしかしたら、釘が全く打たれていないかも知れないと思いませんか?

そう、2x4工法では、規定によって色付けされた規格の釘を使用することで、どこにどういった釘が使われているか、検査員が分かるようになっています。その釘が木材を貫通したり、その釘の頭が見えたりすることによって、規定の強度の釘が規定の深さまで入っているということが分かるのです。

だから、写真のように釘が下から見えるということは、大工さんの正しく施工したというアピールなんですねぇ。また、釘には正しい間隔というものも存在しますから、決められた一定間隔で釘が施工されているというのも一目瞭然です。

勿論、こうした部分は、石膏ボードを張った後は、全く見えなくなってしまいますから、インテリア上も支障はありません。北米のビルダーたちは、自分たちが万一施工ミスをしても誰でもちゃんと分かるようにしているという点も、合理的ですね。

私たちが、ミスを故意に隠したり出来ないというのは、お客さんにとっての安心感につながり、耐震性や安全の確保に重要な意味を持つのです。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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家づくりは、已むに已まれぬ思いが大事

どんな職業でも同じだと思うが、普通の場合職を得る時の動機は、お金を儲けたいとか、有名になりたいとかいった自分本位な欲求であることが多い。それは、建築屋でも同じで、お金を儲けて会社を大きくする為に、流行りの新しいデザインや建材を取り入れたり、ローコストで他社と差別化を図ったりする。

でも、そこに大義というものは欠けらも存在しない。

社会に対して自分の仕事がどれ程役に立つか、それが多くの人たちにいい影響を与え得るのか、そんなことを考えて工務店・ビルダーを営む人は、皆無かも知れない。

だって、この長引く不況の中、どうやって生き残っていくかしか考えていないから、理想や理念なんてお金にならないものを追求することは無意味ですらある。私も若い頃は、そうだった。でもねぇ、そういうことだけでは、人間生きていけないって感じるようになった訳さ。

今の住宅業界に欠けたものがどんどん見えるようになってきた。それは、まさに先程述べた自分本位な欲求から生まれた家づくり。流行りのデザインを真似すれば、多くのお客に受けるから仕事も増える。太陽光やスマートハウスを採用するのも同じ発想だ。そこには、何ら理念はない。

皆がやるから、やらないと乗り遅れる。私は、そんな仕事の仕方は間違っているといつも思う。

間違った日本の住宅の在り方を正し、よりよくする為にはどうしたらいいか、それを既存の住宅メーカーがやらないならば、自分自身でやるしかない。そういう已むに已まれぬ思いがあってこそ、努力を重ね、天職というものになっていくような気がするのである。

欧米の本場の職人でしか施工出来ないレンガ積み外壁。超高耐久な住宅を実現する為には、自分でカナダの職人を見つけてくるしかなかったのである。

健康に安全で美しい欧米のドライウォールのインテリア。これだって、当初は日本には職人すら存在しなかった。手間・暇は掛かるが、ビニールクロスより遙かにいいものであることは、皆分かっているのにお金や面倒を考えてどの住宅メーカーも採用しない。

だから、自分でドライウォール用の塗料を輸入し、色まで調合するなんてことをやらざるを得なかった。

最近、私のブログ等を見て相談に来られるお客さんも、他社で建てたがその住宅会社は事業を辞めてしまってどこにも相談するところがない、という事情で電話をくれるのである。そういう已むに已まれぬ思いをお互いが共有してこそ、一致協力して為になる仕事をしようという気持ちになると私は思う。どこに頼んでも出来ることなら、自分の存在意義はないのである。

皆さんの家づくりには、大義があるか。仕事をお願いしようと思っている建築屋さんには、已むに已まれぬ思いというものがあるのだろうか。

家づくりには、高い理念や理想が必要な時代ではないでしょうか。

いくらローコストだって、1,000~2,000万円はするだろう。でも、どんどん悪くなる家では20年あまりで直す気力もなくなり、建て替えの憂き目に遭う。フェラーリが買えるくらいのお金が、ゴミとなるのだ。住宅ローンだって完済したばかりかも知れないし、年齢的にも子供の頑張りに期待する他ない。手間を掛け、品質を追求し、倍の金額の4,000万円を出せば、維持管理次第で100年の歴史を超える建物が建つだろう。

そんな住宅にビルダーの心意気を感じてくれる人は、必ずいるはずだ。

流行を追い、価格の安さだけで勝負するビルダーもいれば、世の中の輸入住宅への理解を深めたいという高い理想や理念の基で、相談する先がなく困っている人たちにも手を差し延べる私たちのようなビルダーも多く存在する。

廃業や事業放棄をしないで、家のメンテナンスを長く一緒にやってくれるビルダーは、どちらだろう。どちらに家づくりをお願いするのかは、あなた次第です。高いハードルを越えて、私たちと価値観を共有出来る人はそうはいないでしょう。でも、そういう情熱を持った皆さんと、私は家づくりをしたいのです。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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最近、輸入の窓のメンテナンス相談が増えています

今日は、ほぼ同時に2件の問い合わせを頂きました。

1つは、東京の方でアンダーセン・ウィンドウのダブルハングに付いているバランサーの糸が切れてしまったので、部品調達と交換方法を教えて欲しいというものでした。

もう1件は、三重県の方でアルミクラッドの輸入サッシの木部が、長年の雨や湿気で腐ってきているので交換したいというもの。

建築後10年を過ぎると、家の材料が傷んでくるのは当たり前のことですが、多くの人は一度建てたら永遠にメンテナンスがいらないといった感じで思っていらっしゃるようです。まあ、こうした認識をする人が多いのは、メンテナンスをしながら長く住んでもらおうという考えのない住宅業界や住宅メーカー・工務店の責任でもあると思いますが、心ある消費者の皆さんは、そろそろ気付いてきたようです。

だからこそ、自分の愛着のある輸入住宅をどうにかして美しく蘇らせたいという思いで、私たちに相談しに来られるのではないでしょうか。永遠のものというのは、コツコツ手を入れているから、その状態が保たれるのであって、何の努力もなしにそうなるものではないんですね。

さて、こういうメンテナンスの際に必要なことを、皆さんにもお知らせしておきましょう。

まずは、メンテナンスが必要な輸入材のメーカー名と建築時期。窓だったら、AndersenとかMarvin、Loewenなど。そして、そういったもののサイズや品番も製品を特定するのに重要な役割を果たします。

住宅メーカーから頂いた設計図や仕様書に、そういった詳細が書かれていない場合が多いですから、その会社が存続しているうちに、教えてもらっておくことが大切です。うちもそうですが、会社なんていつどうなるか分からないですからね(笑)

そういうことを一から探すには、相当の労力や費用が掛かります。また、それが分からないが故に、長年放置されて悪くなってしまうということも少なくありません。それは国産の建材でも同じなんですが、国産住宅の場合は、30年経つ前に建て替えされてしまうからメンテナンスが問題にならないだけです。くだらない低レベルなお話ですが・・・。お困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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外壁レンガ積みの準備も着々です

昨日、レンガ積みをする前の状況や構造を見てみたいというお客様と一緒に愛知県半田市で建築中のK邸の現場に行きました。丁度、足場屋さんが足場を組み上げたところで、大工さんも建方工事の仕上げの仕事をしていました。

こちらは、断熱性の高い樹脂サッシを使うのですが、週明けには取付け作業に掛かる予定ですので、それが完了すると随分見栄えも変わってくるでしょうね。家って、どんどん変化して、どんどんよく見えてくるから不思議です。

お客様には、スケルトンの状態で私たちがどのように工夫して構造を造っているかをご覧頂けたので、ブログ記事だけでは分からない細かな部分もご理解頂けたと思います。その時のご質問や私の回答などについては、お読み頂く皆さんにも参考となるでしょうから、追々記事にしていきたいと思います。

それにしても、話をし出すと止まらないですねぇ、私は。こちらで2時間以上時間を使ってしまいました。その後、東海市の洋館F邸大府市の3連ガレージのあるレンガの家N邸の外観を一緒に見に行き、会社に戻ってきたのが、午後7時を回ったところでした。

でも、レンガ積みの前段階と外壁を積んだ後の外観、そして13年経った時でも何ら変わらないF邸の状況を見れたことで、きっと想像以上のものを実感出来たのではないでしょうか。あと、120年の耐久性を誇る天然スレートの屋根にもご興味を持って頂いているようですので、その点も楽しみですねぇ。

尚、あまりたくさんの方が見に来られると、私の体ひとつでは対応が難しいですが、真剣に家づくりをお考えの方には、極力こうした現場をご案内させて頂こうと思いますので、ご相談下さい。

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半田市でレンガ積みをお見せします!

現在、建物の構造を造る建方工事が進んでいる愛知県半田市 K邸。おおよそ建方工事が終わるのが、4月20日前後ですから外観の全容がその頃にはご覧頂けるようになります。(フレームとなる木材は、地震に対して柔軟性のあるSPF(スプルース・パイン・ファー)を採用しています)

<構造材の関連記事: 木造(柱)への釘打ちは、なかなか難しい

今回は、通常の針葉樹構造用耐震合板の代わりに、モイスという耐震・耐火用外壁パネルを施工していますから、普通とは違った真っ白な外観となっています。そういう構造部分を見たいという方は、北米の透湿性特殊防水紙 ウェザーメイトPLUSを張る前にお越し頂くと面白いですよ。

また、カナダのレンガ職人が、4月末くらいから施工を開始します。7月初めくらいには完了する予定ですが、本場の職人がどうやってレンガ積み外壁を造るのかは、結構見ものです。興味のある初めての方は、1日見ていても飽きないかも知れませんね。

今回の現場は、少し丘になった高台に建っていますから、半田市中心街を眼下に見下ろすことが出来る絶好の景色も楽しめます。また、近くには、中埜酒造やミツカンといった半田ゆかりの会社がありますので、そういったところの見学に足を運んで頂くのもいいですね。

ただ、現場周辺の道は細く車を留める場所も限られていますので、たくさんの方が一度にいらしても現場が混乱するかも知れません。ですから、前もって日時と人数をお問い合わせよりご連絡頂けると助かります。

半田市K邸の現場地図は、こちらです。お出掛けするには、本当にいい季節になってきました。行楽方々是非見にいらして下さいね。

尚、現場には危険な釘や道具がありますので、現場スタッフの指示に従って行動頂くようにご注意下さい。特に、お子様連れの場合、現場は迷路のようで走り回りたくなるものです。楽しくご覧頂く為にも、お子様への注意はお忘れなく。

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遠くに行っても、大切な仲間ですよ~っ!

15年くらい前に名古屋で輸入住宅を建てさせて頂いたご夫婦が、ご家庭の事情で大分のご実家へ戻ることになりました。既にご主人様は、2月くらいから先発隊として戻られていたんですが、今回正式にお引越しされたようで、案内のお葉書を頂戴しました。

以前にも度々ブログ等の記事でも書かせて頂いたおうちだったんですが、本当に愛着をもって手入れをして頂いていたので、他人の手に渡ってしまうのは、どんなにか残念だったことか。でも、引き渡しをされる最後まで、ちゃんと家の面倒を見て頂いて、感謝の気持ちで一杯です。

おうちに問題がないからなのか、新しい家主の方からは、特にご連絡を頂いておりませんが、これからも私たちが造ったおうちを大切にしていって頂きたいものです。勿論、ご要請を頂けば、メンテナンスでいつまでもおうちの面倒を見ていきます。だって、今までUさんが可愛がってくれて、私が苦労してプランした大切なおうちですから・・・。

あと、大分に行かれたUさん、いつまでも私たち ホームメイドのお客さんですからねぇ~!私たちは、今まで受けたご恩は絶対に忘れません。また、ご相談があれば、いつでも連絡して下さい。NET社会ですので、私たちはいつも傍らにいますから。

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セラミック・バルブ(パッキン)の不具合

国産の水栓金具は、ゴムの止水ゴマであるパッキンで蛇口からの吐水量をコントロールしますが、北米の水栓金具は、カートリッジ・タイプのセラミック・バルブを使っています。また、この部品は、大きさの大小はあってもキッチン用も洗面用も全て同じ構造となっています。

ゴムと違ってセラミックは劣化しないと言われていますが、水道の管の中に混じった細かな砂粒や異物などがこのバルブに引っ掛かると、セラミック部品が傷んで蛇口からポタポタ漏水することがあります。

最近、うちのお客さんのおうちでもそういうトラブルが度々発生するので、最近の上水道は本管の劣化や取り替えがあるのかも知れないですね。いずれにしても、この部品を交換しないといけないですから、カナダのメーカーに問い合わせして部品の調達手配をします。

ただ、この部品は、大きさや種類も豊富で製造時期によっても違う部品が使われているようですので、安易な調達は危険です。こういう小さな部品の調達って、面倒ですが大切なことですよね。

輸入水栓でお困りの方は、お問い合わせ下さい。

また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 輸入水栓金具の水漏れ
<関連記事>: 半永久的に使えるんです

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