お知らせ : ページ 390

レンガで積んだ風抜き窓

先日、レンガ積み外壁の施工が完了したとお伝えした愛知県半田市のK邸ですが、本物のレンガ積みで作った窓(窓と言っても、ガラスは入っていませんが・・)をお見せしましょう。

これは、玄関脇にある壁に風抜きや明かり採りを兼ねて設けた開口部です。幅は50cm程度で、高さは90cmくらいの小さな窓。

でも、その厚みを見て下さい。このレンガは、長さが25cm、奥行きが10cm近くありますので、窓の奥行きはその両方を足した寸法であることがお分かり頂けると思います。

そう、この窓の壁の厚さは、30cmを軽く超えるだけあるんですねぇ。素晴らしいでしょ。これだけでも、断熱性がどれ程あるかお分かり頂けますよね。

窓の上部はアーチの形にして、その上のレンガの壁を支えています。そう、性能だけでなく、美しさも備えています。

以前にもお話ししましたが、このおうちは西洋の古いお城をイメージしてデザインしていますから、この写真の絵面はまさにピッタリだと思いませんか?

薄いレンガ・タイル(ブリック・タイル)にはない重厚感と耐久性、断熱性は、本物だけが持つ個性です。これを、日本で、それも名古屋で再現出来る輸入住宅ビルダーがいるなんて、奇跡的ではないでしょうか。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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曇ったペア・ガラスが外れました

輸入サッシを含めて、多くの住宅用サッシはペア・ガラスを採用するようになりました。

ペア・ガラスの周囲は、気密を保つ為にスペーサーと呼ばれるシール材が入っているのですが、経年劣化等でピンホール程度の隙間が開いてしまうことがよくあります。そんな小さな穴が開いても湿気を含んだ空気が入ってしまうとその湿気はガラスの間からは出られなくなってしまいます。

気温と室温が同じ状況ならいいのですが、夏冬の温度差がある時、その中で内部結露を起こし、ガラスを曇らせてしまいます。曇るだけならまだしも、長年の結露は金属等で出来たスペーサーをも劣化させることとなりますから、大変です。

最悪の場合は、ガラス自体の固定が難しくなって、外れてしまうかも知れません。

そんな状態のペア・ガラスを交換すべく、輸入サッシの建具枠からガラスを外し、実際に採寸することを三重県津市の輸入住宅 Y邸で試みました。失敗すればサッシ自体の交換になりかねない状況ですから、慎重にガラス押さえやコーキングを取り除いていきました。

そして、ペア・ガラスがアルミクラッドのサッシ枠から完全に外れた状態が、この写真。やりましたねぇ。素晴らしい!

ここまで出来れば、新しいガラスを作るのも容易ですし、入れ替えする手順も大丈夫。

近くのリフォーム屋さんに相談しても、「やれないので、国産サッシに取り換えましょう」と断られた輸入サッシのメンテナンスでしたから、お客さんにも大変喜んで頂きました。。

ただ、メーカーによってはこれが出来ない場合もありますから、どんなサッシでもやれるとは安易に思わないで下さいね。勿論、誰でもやれるものではないでしょうが・・・・。

<関連記事>:
<関連記事(1)>: 2013年3月31日 輸入住宅の出張メンテナンス
<関連記事(2)>: 2013年4月2日 輸入住宅の出張メンテナンス 続編
<関連記事(3)>: 2013年6月30日 ようやく窓の部品が入荷しました!
<関連記事(4)>: 2013年7月16日 オーニング・サッシの部品の交換
<関連記事(5)>: 2013年8月20日 輸入サッシのペアガラスを交換

輸入サッシの修理・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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オーニング・サッシの部品の交換

2013年3月31日にメーカー不詳の輸入サッシの修理・メンテナンスを依頼されたという話を記事に書きましたが、今日ようやく新しい部品の交換作業をやってきました。

三重県津市まで車で行っての交換ですから、部品や材料、道具が合わない、足りないなんてことになってはどうしようもありません。ですから、前準備が非常に大切となります。

まあ、その甲斐あってアルミクラッドのオーニング窓に、バッチリ取付け出来ました。(ちょっと木枠を外すのが、大変でしたが・・・)作業に経験がないと、こうした修理は全く手に負えないでしょうが、ホームメイドはマニアックですねぇ。見事に元通りです。

オペレーターのハンドル・レバーは鋳物で出来ていますので、堅くて丈夫ではあるんですが、少しの歪みでボキッと折れてしまいます。そうなると、レバーだけでなくオペレーター本体ごと交換しないといけないので、輸入資材の調達に慣れていない業者さんはお手上げ状態ですね。

でも、こういうメンテナンスをお願い出来るビルダーさんが近くにいなくて困っているおうちは、たくさんあるんでしょうね。NETで私共のような風変わりな輸入住宅ビルダーを見つけたこの方は、幸運でもあり、ご縁でもありますね。

さて、次のミッションは、曇った輸入サッシのペア・ガラス(内部結露)の交換です。輸入住宅の修理・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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施工後に頂いたお客様の感想: 「窓の開閉が楽になりました。夢のようです。」
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<関連記事(1)>: 2013年3月31日 輸入住宅の出張メンテナンス
<関連記事(2)>: 2013年4月2日 輸入住宅の出張メンテナンス 続編
<関連記事(3)>: 2013年6月30日 ようやく窓の部品が入荷しました!
<関連記事(4)>: 2013年7月17日 曇ったペア・ガラスが外れました
<関連記事(5)>: 2013年8月20日 輸入サッシのペアガラスを交換

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半年以上掛かりましたが、いよいよスタートです!

昨年の年末にほぼプランニングと資金計画は固まっていた愛知県日進市 A.M邸。

ただ、相続関係の調整でなかなかスタートを切れずにいたのですが、ようやく手続きも終わり金融機関へ審査をお願い出来る状態になりました。

そして昨日、プランの方向性を再確認して、ご契約を頂ける運びとなりました。いや~、長かったですねぇ。でも、こういう時は焦ってやってもいけませんし、お客さんをせかすことは以ての外です。

家づくりには、必ずタイミングというものが存在します。そのタイミングに合致した時こそ、家づくりがうまくいくものなのです。その時期は、一瞬早くもなく遅くもなく、絶妙のタイミングであるはずです。

勿論、そこに辿り着くまでには、いくつものハードルやお試しのような試練もくぐり抜けなければいけません。そういうことをお客さんと一緒になって対応していくことこそ、家づくりというものだと思います。

先日地鎮祭を行った豊川市のN邸と時期的に重なる部分もありますが、スタッフ全員の力を合せて何とか素晴らしいおうちを創っていきたいですね。

もう数件ご相談を頂いているお客様はいらっしゃいますが、これ以上お願いされたら、はてさてどうなるでしょうねぇ。(私自身のキャパシティはあるんですが、施工のマン・パワーが・・・・)

まあ、出来る範囲で無理せず頑張るしかないですね(笑)年間数棟しか造れないビルダーって、うちくらいですかねぇ?

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お天気も、豊川さんも味方です

昨日は、愛知県豊川市で建てさせて頂くレンガ積み輸入住宅N様邸の地鎮祭でした。

朝の予報は、35度くらいの猛烈な暑さという話でしたが、私共の会社のある日進市ではお昼くらいから、断続的な雨が降ってくるようになりました。こりゃ、3時からの地鎮祭もスコールのような雨が降るかもと思い、傘などを用意していくことに。

出掛ける前にNETで交通情報を確認したら、東名岡崎~音羽蒲郡間が上下線共6km程度の渋滞とあったので、多少時間が掛かっても状況の読める一般道(国道1号)で行くことにしました。

現場へ向かう途中雨も降ったり止んだりでしたが、到着してみれば曇天で、暑さをしのげるいい陽気。お施主さんのご家族には、小さな子供さんやご両親もいらっしゃるので、ホッとしました。

いつものように神主さんの進行で厳かに執り行われたお祭は、いよいよやるぞという意気込みのようなものを感じながらの静かないい地鎮祭でした。

その後、ご近所さんへの挨拶回りをしてから、お施主さんと打合せ。せっかくお施主さんが東京から、私が名古屋からこの為に集まったのですから、お会い出来る時間は大切にしたいところです。

今まで縁遠かった豊川で、こうして仕事をさせて頂けるというのは、やっぱりご縁があったということでしょうか。

お天気をよくしてくれた豊川稲荷さんにも感謝しないといけませんね。

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ここまでやるとは、マニアックすぎるぜぇ~!

先日、輸入住宅にお住まいのとあるお客様から「Marvin(マービン)の掃出しサッシに付いている網戸のロックが掛からないので、サッシ枠側のストライクが欲しい」という問い合わせを頂いた。

ストライクとは、網戸のロックを引っ掛けるラッチの受け金具のことを言うのだが、金属製とは言えこれも劣化して折れてしまうことがある。

まあ、網戸なんだから、鍵を掛ける必要がないと言えばそれまでなんだろうが、付いているものが壊れてしまっていると何か気になるのが人情だろう。

それにしても、こんな小さな部品にまで対応する私は、暇人としか言いようがないですね(笑)

因みに、写真に写っている白いプラスチックの部品は、網戸用の付属部品らしいのだが、ロック周りには関係がない部品です。

でも、10年以上経った窓でも、こうやって部品供給をしてくれる輸入サッシ・メーカーって素晴らしいと思います。

(全部が全部、そうだとは言いませんが、国産サッシではあり得ないことでしょうね。また、うちで建てた訳ではない人にまで、こんなにきめ細かく話を聞く建築屋もいないでしょうね)

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レンガ積み外壁、完成しました!

愛知県半田市の輸入住宅 K邸で、外壁のレンガ積み工事が昨日無事完了したと報告させて頂きましたが、その外観がこの写真です。堂々とした赤い総レンガ積みの家は、本当に素敵です。

この外観が、レンガ・タイル(スライス・ブリック)ならフェイクでしょうが、本当に1個1個積んで造られているというのが本物の証。昨日記事で紹介した玄関ポーチのレンガ・アーチも写真右下に少し写っていますね。

足場が取れて外構工事が完成したら、そりゃヨーロッパの小高い丘に建つ古城のように見えると思いますよ。

内装も欧米式の塗り壁であるドライウォールで施工しますが、耐震性を備えたレンガ積み外壁と美しいカラーのドライウォールの両方を施工出来るビルダーは、全国的にも私たち ホームメイドくらいでしょうね。

また、内装が仕上がってきましたら、ご覧に入れましょう。私たちの仕事は、半端じゃないですよ(笑)

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本物のレンガで積んだ玄関アーチ

先日、お客さんとカナダのレンガ職人が一緒に入れたキー・ストーン(アーチのトップ部分)。

1個4kg以上あるレンガが、こんなふうに空中に浮いているなんて信じられないでしょ。そうそう、キー・ストーンは、10kg近くあるんですよ。

いや~、ほんとレンガ積みの外壁は最高です。これが100年後の後世の人も見てくれるかと思うと感慨もひとしおですね。

さて、今日で外壁のレンガ積みは施工が完了しました。ご近所にもレンガを切る音がうるさいなど、ご迷惑をお掛けしましたが、もう大丈夫です。

カナダへ帰るフライトまで1週間ありますので、それまでレンガ職人はのんびり日本観光する予定です。

次回のレンガ積みは、豊川市N邸。11月頃になりますが、ご覧になりたい方はご連絡下さい。また、こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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装飾は、いくつものパーツの組み合わせ

輸入住宅では、窓やドア、軒下などにモールディングと呼ばれる装飾をすることがよくあります。こういった豪華な装飾に憧れて、輸入住宅を建てたいと考える方も多いと思います。

モールディングについては、過酷な環境の屋外で木製のものを使うことは耐久性という点で難しいところもありますので、ポリウレタンに塗装を施したものが多く使われます。

この素材は、成型するのも簡単で、安価に作れるという利点もあるんですね。ただ、木製よりも耐候性はありますが、全くメンテナンスを必要としないということではありません。欧米のご家庭のように、こまめに塗り直しするのも重要です。

さて、モールディングは、たくさんの種類が存在します。そんなたくさんの部材を組み合わせることによって、完成されたデザインのものが出来上がるという訳です。

写真の窓飾りも5種類のモールディングを使っています。また、アーチに関係する部分は、窓の幅に合わせて特注しなければいけませんから、特に注意が必要です。簡単なように見えて、結構計算して造られているのが輸入住宅なんですね。

モールディングは家を豪華に演出しますが、あまりたくさん装飾し過ぎると、くどさにもつながってきますから、エクステリア・デザイナーの意見をよく聞いて、お洒落なイメージになるように心掛けて下さいね。

そう、これにもセンスと経験が必要とされます。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Bar Kitchen (Dining)

最近、私たち ホームメイドでは、ダイニング・テーブルなしのキッチン & ダイニングを提案することがよくあります。

確かに大勢で料理を囲んで食事を取るというスタイルの生活を好まれる方も多いと思いますし、それが当たり前ですね。

でも、そういったスペースを取らないで、キッチン・ダイニングを有効に使う方法として、写真のようなカウンター・ダイニングという手法があるんですね。

いわゆるバー・カウンターに並んで座って、横並びで食事をするという感じです。勿論、自分の正面に誰もいないと淋しいという場合は、キッチン側にも座れるスペースを取るということも可能ですから、子供やご主人の顔を見ながら楽しく食事をすることも可能です。

勿論、こういうデザインは少人数のご家族に向いていますが、本当のショット・バーのように長いカウンターをデザインして、大人数の家族が全員で夕食を取れるようにプランしたこともあるんですよ。

そして、子供たちが寝てしまった夜中には、ワイン・バーに早変わり。照明を落としてジャズを聴きながらおしゃべりするなんていい感じでしょ。お酒がダメな人だって、お茶するくらいでも楽しいじゃないですか。

そういう生活をイメージをすることが、家づくりの成功につながるのです。どんどん楽しいことを想像して、制約ある空間を素敵なスペースに変身させようじゃありませんか。そういうことを考えると、使えないと思っていた空間が、案外使える空間になったりするんですよ。

そういうことを提案出来るのが、プロのコンサル・ビルダーです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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