お知らせ : ページ 387

アメリカンなインテリアだねぇ

白い窓枠にミント・グリーンの壁。アメリカではよく見受けられるようなインテリア・デザインですが、ここ日本では新鮮ですよね。

ツヤありのパラペイントを塗った白い枠とツヤなしのパラペイントを塗ったドライウォールの壁とのコントラストは、お洒落そのもの。

白い壁にダーク・ブラウンの枠が取り付けられた廊下側からドアを開けた瞬間、その光景は一変します。こういう場面場面での変化があると、生活にも楽しさが生まれるはずです。

勿論、こうしたデザインは、ただのベースでしかありません。カーテンや家具、インテリアの小物が添えられることによっても感じ方は変化します。

色で遊ぶ。こうしたおうちに住むことでそんな文化が子供たちにも育まれることを切に願います。10年後、自分で壁をまた塗り替えしたくなるような輸入住宅になって欲しいものです。

ビニールクロスやその他の壁材では、出来ない芸当ですからね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。尚、Para Paintsの塗料は、ビニールクロスの上からも塗れますから、クロスをドライウォールのように仕上げることも可能です。

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窓の高さにレンガの段(高さ)を合せる

竣工に向けて、いよいよ大詰めに入った半田市の輸入住宅K邸の施工。内装の納めも順調に進み、照明器具や水道の施工をする状況となりました。

外部も足場が外れ、レンガ積み外壁の美しい外観が姿を現しています。そこで、地味ではありますが、こんな写真を撮ってみました。

さほど面白味のない平面的な外観のように見えますが、こういう単純なデザインにこそ施工の難しさが隠れているのです。

よ~く見て頂くと分かりますが、窓の大きさや位置は全て一定ではありません。場所に応じて、それぞれ異なっているのがお分かり頂けますでしょうか。

窓の両サイドは、レンガを窓までの距離に合せてカットすれば納まりますが、出来るだけカットが少なくなるようにレンガ職人は目地幅を調整しています。

勿論、こうした調整は、人間の目で明らかなくらいだと格好がよくありません。ですから、窓にぶつかる随分手前からミリ単位でターゲットに対して調整を始めます。

最も難しいのが、窓上の位置にレンガの高さの合せることです。窓の上にレンガを載せる為にL字の鉄筋を入れるのですが、レンガの高さが丁度窓上に合わないと、鉄筋下と窓上との間に隙間が生じてしまいます。また、これを無理に調整しようと、モルタル目地の高さを少なくしたり多めにしたりすれば、見た目に違和感が生じます。

それを高さの違う窓全てで合うように考えていかなければいけないのです。でも、写真では窓上に隙間のある窓は存在しませんし、目地も揃って見えますね。簡単なようですが、これがちゃんと出来ているというレンガ積みの家はなかなかないと思います。だって、レンガを積んでいるのはこの面の外壁だけじゃないですから、問題は更に複雑です。

(まあ、レンガ積みの家自体が少ないので、ホームメイドの輸入住宅は最高峰の技術で建てられていると言っても過言ではありません)

きっと後世の人が見ても、カナダのレンガ職人の技術の高さに驚くはずです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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史上最高気温は、どこ吹く風?

お盆休みを利用して、郡上市高鷲にある「ひるがの高原」に来ています。ここは、先般亡くなった家内の叔母の持ちものだった別荘です。だから、今はいとこの所有なんだけど、今年もお邪魔しています。

ここ、高鷲や白鳥でも34度といった気温を記録していますが、山の上の方では30度を下回ります。勿論、夜になれば20度前後になりますから、クーラー要らず。

でも、地球温暖化の波は、こんなところにも押し寄せてきているのか、年々白樺の木も少なくなってきている気がしますし、以前は見かけなかったカブトムシも別荘の網戸にくっついていました。

それにしても、昨日高知県四万十市で41度を記録したというニュースは、どういうことなんでしょうね。だって、アスファルトもないし、美しい川が流れているような田舎ですよ。絶対都市化した場所の方が、暑いように思うんですけどね。

さて、今日はフモトに降りて温泉でも入りに行こうかなぁ。

明日、名古屋に帰りますが、37度なんて気温に耐えられるかなぁ。名古屋圏の都市機能をここに移せば、もっと産業や仕事の効率が上がるのに・・・・。

世の中では、高気密・高断熱で断熱性能を上げる工夫をしたり、全館空調で室内の空気を整えたり、スマート・ハウスを推奨したりしているんだが、そんなことするのが馬鹿げてきます。人間の浅知恵で考えたいろんな技術を使うより、自然を利用した方がいいことを行政の役人たちは考えないのかなぁ?

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ここまで収納があると要らんもんも増えるよな?

カナダのインテリア雑誌サイトに掲載された子供部屋。吊戸棚の下端を境にして、ドライウォールの壁の上下をブルーとオレンジの塗装で塗り分けています。

吊戸棚とベース・キャビネット、そしてフローリングは、ナチュラルな無着色のウッドを用いて、明るいデザインを作り上げています。また、ブルーの壁に合せて、ベッドやイスも薄い水色のものをアレンジしているところが、お洒落ですね。

日本では学習机と本棚が一般的なセットですが、北米では学習机などという特異な用途の家具はありませんから、こうして造り付けにすることも多いのです。それにしても、壁一面が収納だったり、ディスプレー・カウンターだったりするなんて、贅沢ですよね。

これだけあると、相当いろいろなものが入りますが、私のような貧乏性だとどんどんものが溜まってしまい、ゴチャゴチャな子供部屋になってしまうでしょうね。そういう意味では、親御さんが収納上手・捨て上手でないと整理の出来ない子供に育ってしまうかも知れません。

限られたスペースをいかに有効に使えるかを学ばせるには、もう少し収納が少ない方がいいでしょうね。さて、皆さんはどう思いますか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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玄関ドアで、室内の広さが想像出来ますか?

アイアンの飾りが全面ガラスのドアから華やかに浮き上がる。室内が見えないようにする為か、ガラスはエッチングされていて想像力を掻き立てられます。それにしてもこの玄関は大きいですよね。多分、日本でこれをやれる家があるとは思えません。

輸入の玄関ドアの高さは、2m。その上にあるトランザムのガラスは90cmの高さはあるでしょう。つまり、玄関ドアだけで、高さが3mもある家なのです。また、ダブル・ドアになっていますから、ドアの幅は1.8m。

私がこのドアを施工する輸入住宅をプランするなら、玄関ホールは高さ5.5m、面積は少なくとも12畳の吹き抜け空間にするでしょう。また、シャンデリアは幅1.2m、高さ1mもあるクラシックなデザインのものを選びます。私だったら、敢えてトレンドのクリスタルは控えます。

そして、玄関ドアの正面に位置するのは、サーキュラー階段か、幅広の階段の途中にある踊場から左右両方に上がっていける階段を設けるでしょうね。まあ、ここまでの玄関ドアなら、まさにそこはお城です。

ここのドア・メーカーは、ファイバーグラス製のものを専門で作っています。スタンダードなものは、白く下塗りした状態で出荷されますから、このように赤い塗料で着色することが可能です。

こんなバーガンディ・レッドを塗るなんて、日本人だと勇気がなくてなかなか出来ない決断ですよね。内装を清楚な白で造るなら、きっと玄関ドアの赤はアクセントになるでしょう。こんな想像をさせる資材があるのは、やっぱりカナダですねぇ。

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カナダ 東海岸のレンガ ― Maritime ACADIAN ―

今回は、Shaw Brickという外壁レンガを日本で初公開しちゃいます。

このレンガ会社は、海沿いのノバスコシア州というところにあるメーカーで、「赤毛のアン」のプリンス・エドワード島とはお向かいの場所に位置します。ノバスコシア州は、町自体が世界遺産のハリファックスがあることでも有名です。

そんな風光明媚な田舎町ですが、クラムチャウダーやロブスターが名物で、いいものがたくさんあるんですよ。

さて、本題ですが、ここのレンガは今まで私たちが使ってきたものより少々小ぶり。ですから、日本人には丁度いい大きさに思えるかも知れません。レンガの種類も豊富で、いろいろな表情のレンガが楽しめます。

この写真のレンガは、少しアンティークなデザインの赤レンガ。粘土の色がピンクっぽいせいか、レンガの色も優しい感じになっているような気がします。

家のコーナーには、コイン・コーナーと呼ばれる石のアクセントを入れて個性を出していますが、鉄筋を入れることが出来ない石を日本で施工することは、ちょっと難しいかも知れません。だって、地震がありますからね。いや~、ほんとはやりたいんですけどね・・・・。

それにしても、カナダのレンガはどれも美しいですよね。皆さんの輸入住宅でも外壁にレンガを積んでみませんか? こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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2x4工法の輸入住宅でも出来るんですよ

輸入住宅で和室は出来るんだろうかという質問をされる方がいらっしゃいますが、和室の設えを知っていればその作法通りに造ることは然程難しくありません。逆に、在来工法の家でも和室のデザインを知らなければ、ヘンテコな和室になってしまいます。

写真のおうちは、私が13年前に担当させて頂いた2x4工法の輸入住宅ですが、法事の為に和室を二間続きにして、幅1間(約1.8m)以上の仏間が欲しいという要望でした。

ここは、大きな仏壇があって家族といつも顔を合わせられるようにと、仏壇の扉が開いた状態で計画された為、敢えて仏間扉はありません。

それにしても豪華な仏壇でしょ。これが入れたいが為の和室と言っても過言ではありません。

その奥の和室には、書院の入った床の間と清棚と呼ばれる飾りの床脇が設えてあります。要は、こちら側が客間ですね。

2つの和室を分ける襖の上には、細かな組子の入った筬欄間(おさらんま)を配して、涼しげな雰囲気を醸し出しています。こうした材料や柱は、ヒノキや杉、ヒバなど全て国産の無垢材を使います。それは、和室には和室らしい木の匂いと白さが必要だからです。

畳のヘリは、本格的な和室の場合黒ベリにするのが基本ですが、ここでは少し若向きにグレー・ピンクのものを使いました。ちょっとだけ、お洒落でしょ。

如何でしたでしょうか。これが、輸入住宅の和室とは思えないですよね。さて、皆さんが和室を造るとしたら、どんな感じで造りますか?これも、建築のセンスと知識がものを言いますね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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輸入住宅はチャンス!

円安になると資材を輸入している輸入住宅での家づくりは、大変だと言われています。

でも、果たして本当にそうなんでしょうか。

以前にもご紹介していたのですが、輸入住宅を取り巻く昨今の経済情勢、税制について、数字等を含めて記事の見直しをしてみました。

フラット35の金利上昇を受けて、民間の銀行の貸し出し金利との差が大きくなってきた為、有利な状況を積み上げていくと、輸入住宅は結構お得だというのがお分かり頂けると思います。

というか、2007年と比べて円高基調が続いている今こそ、輸入住宅を建てるべきようにも思います。是非、下記サイトの記事をお読み下さいね。

数値を見直しした記事:
円高・超低金利・住宅減税・消費税増税前の今が、チャンス!

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ナチュラル過ぎるペンダント・ライト

この照明器具は、最近北米のKichler社から発売されたペンダント・ライト。この他に、バーカウンター用の小さなものもシリーズされています。

これらは、ソファの前のコーヒーテーブルの上やダイニング・テーブルの照明としてイメージされたものですが、ここまでナチュラルなものは日本ではなかなかないですよね。それも、この輸入照明はオーダーの一品ものということではなく、量販品としてカタログに掲載されたものというから、懐の深さを感じますねぇ。

鳥の巣のようなペンダント・シェードは、何と本物の植物の枝か茎で作られています。こんなところも量販品ではあり得ないところです。(日本だったら、プラスチックで出来たフェイク素材でしょうね)

まあ、量販品と言ってもこれをインテリアで使いこなすには、相当センスのあるナチュラリストか、モダン・リビングにアクセントとして添えることが出来るツワモノくらいでしょうから、素人さんは手出し禁止です(笑)

このシェードから洩れる光は、どんな風に見えるのでしょうね。それを考えるとワクワクします。きっと、見たことない景色が室内の壁や天井に広がるんでしょうね。

もしかしたら、そのうち小鳥が照明の上で子育てを始めるかも知れません・・・。

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カントリー・レトロなタイル・カウンター

こちらは、数年前に施工させて頂いた守山区 T邸の洗面。北側に位置するので、白を基調にした明るいデザインにしました。勿論、壁はドライウォールですよ。

細かなモザイク・タイルを全面に張って作ったカウンターは、ちょっとレトロな雰囲気を感じさせますね。洗面ボウルはダブルにして、朝家族の皆が忙しい時でも複数が立てるように造りました。

鏡は特別に大きなものを作ってもらい、壁一杯に張って広さを感じさせる工夫をしています。また、袖壁のところには、歯ブラシのような小物が入る埋め込み型のメディシン・キャビネットを取り付けました。これは、キッチンのキャビネットと同じドア・デザインになっています。

こういうオリジナルな施工が出来るところが、ホームメイドの家づくりのいいところです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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