お知らせ : ページ 382

輸入のキャビネットなら、自由自在!

私たちの輸入住宅に取り付ける輸入キッチンや洗面キャビネットは、全てが一体式になったシステム・キッチンではありません。引き出しのキャビネットや開きドアのキャビネット、キッチンシンク用のキャビネットなど、バラバラになっているキャビネットを組み合わせて一つの大きなキッチンや洗面を造り出します。

勿論、個々のキャビネットも幅24、27、30インチという感じでいろいろありますから、上手に組み合わせればそのおうちにピッタリの大きさで組み上げることが出来るんですねぇ。

写真は、洗面のシンク・ドロワー・キャビネットの一例です。この種類のキャビネットは、既に引き出しが組み込まれたものですが、こうしたものを複数使って、豪華なダブルボウルの洗面台をデザインすることも可能です。

それにしても、洗面のシンク・ドロワー・キャビネットだけでこれだけたくさんあるのですから、皆さんがサイズ・カタログをご覧になったら、きっとどこをどう組み合わせたらいいのか皆目見当が付かなくなるでしょうね。

だって、キャビネット以外に、4分別用のゴミ箱やタオル掛け、フォークやスプーンを入れるカトラリー(引き出し内の仕切り)などにアクセサリーも同時にセットしていかなきゃいけないですからね。

ホームメイドでは、メーカーによって異なる種類のキャビネットを経験と計算によって組み合わせていきます。緻密な仕事で手間が掛かりますが、こうしたオリジナリティがあるからこそ本物の輸入住宅を熱望される皆さんの気持ちに応えられると思っています。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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輸入サッシの交換品、到着!

数か月前、知り合いの大工さんからマーヴィン(マービン)社のインテグリティというファーバーグラス・クラッドの木製サッシについて相談があった。

15年以上前になるが、彼が名古屋で輸入住宅を建てた際に採用した輸入サッシのケースメント(外開き窓)のガラスに、今回ヒビが入ったらしい。

そこで、代替のサッシ(建具)を調達してもらえないかというお願いだった。何やら窓の近くで草刈りをしていて、草刈機が小さな石を跳ね飛ばしたのが原因だ。

彼はもの持ちもよくて、幸い設計図もちゃんと保管してあったから、すぐに商品の品番やサイズもすぐに確認することが出来ました。建てた当時は、まだペアガラスがそれ程普及していなかったが、1枚のガラスに問題が出ても、もう1枚あると思うと雨や泥棒に対しても多少安心なところがいいですね。

そして、昨日その交換用のサッシが、私共の会社に届いたのです。早速、連絡して引き取りに来てもらったのですが、Marvinのように古いサッシでもちゃんとパーツ供給してくれるところは、素晴らしいと思いませんか。

勿論、倒産したり吸収合併されたりして、なくなってしまうサッシ・メーカーもありますが、北米のサッシ・メーカーは存続さえしていれば、部品の手配が出来なくなることは殆どないと思います。

新築を計画する際は、そういう点をメリットとして押えておく必要がありますね。また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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輸入の水栓金具のバリエーションと注意点

洗面やジェットバス(ワールプール)、キッチンに取り付ける北米の美しい水栓金具は、輸入住宅を夢見る人には憧れであるかも知れません。メーカーもいろいろ、種類も豊富、仕上げの色まで自分の好みで選ぶことが出来ますから、そりゃ目移りしちゃいますよね。

私たちが家づくりをしているここ名古屋(東海地方)の皆さんも画一的な国産品よりも北米メーカーの輸入水栓を選ばれる方が殆どです。

さて、皆さんは、輸入水栓のデザインには、大きく分けて2つのバリエーションがあることはご存知でしょうか。

それは、「4インチ」のタイプと「8インチ」のタイプ。(尚、1インチ=25.4mmで計算して下さいね)「4インチ」のタイプは、本体のマウント・ベースに蛇口(吐水口)と水・お湯のレバー(ハンドル)の全てが一体となって載っているデザインのものを言います。

このタイプの利点は、カウンターに明ける配管用の穴の位置が4インチという一定の幅で決まっていれば、どの「4インチ」タイプの水栓金具でも簡単に交換することが可能だという点です。(北米での洗面穴の標準寸法ということですね)

また、形状が一体型ですから、水垢が付いた時の掃除が比較的簡単なことと、価格が「8インチ」のタイプよりも少しお値打ちだということがあります。

次に、「8インチ」のタイプですが、蛇口(吐水口)を中心にして、幅8~16インチの範囲内であれば、水・お湯のレバー(ハンドル)の位置をどこにでも決めることが可能というのがメリットとなります。

つまり、自分の好きな場所にレバー(ハンドル)を持ってこられるという訳です。これを「widespread」と呼びます。

部品がそれぞれ別々となりますから、掃除する範囲は広がりますが、「4インチ」タイプのように狭い場所にギュッと詰まった感じはありません。ですから、少しゆったりした豪華な感じを受ける方もいらっしゃるでしょう。

機能的にはどちらも同じですから、あとは好みや予算でお考え頂ければ結構です。

それから、輸入水栓の注意点ですが、止水弁として各レバーの根元にはセラミック・バルブ(止水パッキン)が付いています。このバルブは非常に長持ちしますし、あまり力を入れなくてもちゃんとお湯(水)が止まります。

でも、慣れていない人は、国産のゴムパッキンのようにギュッと締めてしまうんです。そうすると、レバーの位置がずれてしまったり、セラミック・バルブ自体が損傷する場合がありますから、注意が必要です。

特に、子供は力の入れ具合が分かりませんから、使用に際しては大人からちゃんとレクチャーしてあげましょう。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 微妙に違うセラミック・パッキン (2015年5月23日)

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照明選びは、部屋の広さで決めてはダメ!

新築時におうちの照明計画を、照明器具のショールームや住宅メーカーのコーディネーターにお願いするのが一般的。でも、その多くがメーカーのカタログに記載された畳数の目安を基に照明器具を決めているのが殆どです。

写真の国産照明でも、「この照明器具は、~12畳まで」という記載になっていますよね。ですから、これを見たインテリア・コーディネーターの多くは、10~12畳の部屋の天井ど真ん中にこれ1個を付けるようにプランします。

白熱球60Wで8灯付くということですから、合計で480Wになる計算です。そして、カタログにも10~12畳の部屋(17~20平米)のところには400~500Wの明るさを選ぶようにと書かれています。

さて、皆さん、これを本当に鵜呑みにしますか?

マリオットなどの一流のホテルでこんな照明プランをしているでしょうか。いえ、こんな明るすぎる照明にしたら、リラックスするどころか落ち着かなくて仕方ありませんよ。

この目安は、オフィスや工場で作業をする時に必要な光の量であって、人間にくつろぎを与える明るさではないのです。

私が12畳の空間をデザインするなら、40Wの電球が5個付いた照明を天井から少し下げた位置に吊り下げます。そして、外壁に面したドライウォールの壁に40Wのブラケットを2ヶ所取り付けるでしょう。

そうすることで、光で部屋に強弱を持たせて、ムードのあるデザインにすることが可能となるはずです。

こうした配置は、欧米では非常にスタンダードなものですが、電気配線やスイッチの数が増えたり、照明の金額がかさむという理由だけで、一部屋に1個の照明を付けるというのが当たり前になっています。

こんな陳腐なデザイン計画では、日本の家の価値が上がるはずがありません。勿論、照明器具自体のデザイン・センスも問題ですが、如何にお部屋の雰囲気を格好よくするかに気を遣うことが最も大切だと思います。

また、照明のシェードが上向きか下向きかでも光の具合に違いが生じることも忘れてはいけません。

あなたが、もし暗めのリビングでは本を読むのに困るというのなら、私はこんな輸入のフロア・ランプをお勧めします。

ソファ・サイドにこれを立てて、ティー・カップやメガネ・ケースをガラス・テーブルの上に置いておきます。

シェードは下に広がっていますから、本の手元以外に光が及ぶことはありません。ですから、自分の必要な場所だけに必要な光を当てて、部屋の雰囲気を崩してしまう恐れもないという訳です。

周りにいる家族への配慮を忘れないのも、お洒落な生活スタイルだと思いませんか?欧米の照明プランを学びたいという方は、私にご相談下さい。

また、インテリアのデザイン計画をするに当たり、「色彩と光の選び方 by PARA PAINTS」をお読み頂ければ、参考となるかも知れません。

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北米の輸入住宅は、合理的です

私たちは、北米にある住宅そのものを日本に持ってきて家を建てるということをやっています。

これを称して輸入住宅と呼ぶ訳ですが、他社のように一部分を輸入して輸入住宅とおっしゃるところもありますが、ホームメイドは国内でしか調達出来ない国内認定品以外は極力本物の輸入資材を使おうという考えで、輸入住宅を施工しています。

でも、北米のものが全て素晴らしいという訳ではありません。写真のものは、ヘムロックと呼ばれるベイツガという木を加工して作られた木製ドアですが、国産のドアのように中身が空洞になったフラッシュ・ドア(張り物のドア)も流通しています。

価格は木製の無垢と比べると、3分の1~4分の1ですから、多くの輸入住宅メーカーで使われています。まあ、耐久性で劣るこうした安物を私たちが使うことはありませんが、木製ドアもフラッシュ・ドアも実は統一したサイズ規格で全て作られています。

例えば、幅2’-6”(=2フィート6インチ)x高さ6’-8”(=6フィート8インチ)というサイズのドアということが分かっていれば、どこのドア・メーカーの木製ドアやフラッシュ・ドアでも、全く同じ大きさのドアを注文することが出来ます。

ですから、将来万一悪くなったら、いつでも交換することが可能です。国産ドアの場合、メーカーや時代によってドアの大きさがバラバラですから、同じサイズのドアに交換しようと思っても、特注しなければ交換することは出来ません。

このサイズ規格の統一こそが、北米の住宅を長持ちさせる魔法なのです。だから、ホームメイドの輸入住宅でも100年後に新しいドアを簡単に付け替えるなんてことが出来るんですね。

レンガ積みの外壁やドライウォールの内装といった目に見えるものの素晴らしさだけでなく、デザインや規格といったことでも100年後を見据えた考えで施工をしているんです。目に見えないものこそが、私たちの本当の魅力です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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どんなデザインのものも、調達OKですよ

愛知県豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸で取り付ける予定の玄関ドア。こちらは、サイドライトが付いた親子タイプのドア。子扉は、枠に固定することも出来ますし、親のドア同様可動式にすることも可能です。

国内の輸入資材を扱う商社では通常在庫にないタイプのドアですが、お客様からのリクエストに応じてアメリカから輸入します。米松と呼ばれるダグラスファーで出来た無垢の木製のフレームに赤いガラスをポイントに散りばめて作ったステンドグラスがはめ込まれています。

フランク・ロイド・ライトの建物で使われたような幾何学模様のステンドグラスというところが、通好みですよね。

(写真は、ベイツガと呼ばれるヘムファーですので、実際のものはもう少し木目がはっきりした赤みのあるものになると思います。また、輸入の際は無塗装で来ますから、仕上げの時に自然オイル等で木に着色するとお好みのイメージになりますよ)

一般的には、こうした一品ものを入手する場合、相当高価なものになってしまうことが多いのですが、北米の製品の多くが受注後に生産されますから、標準品と然程変わらない価格で輸入することが可能です。

ですから、自分の好みに合ったオリジナルなデザインのものを手に入れたいという方にとっては、ホームメイドはもってこいの住宅ビルダーかも知れません。

普通のビルダーであれば、いつも使っている標準品の中で選んで欲しいと思うのでしょうが、個性的なものを手に入れるのに、私たちはワクワクしてしまうんですよね。まあ、そこが家づくりの楽しさなんですが・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 幾何学模様のステンド・グラス (2014年3月20日)

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トリプルガラスのサッシだから、こんなに美しいの?

先日私共のレンガ積み輸入住宅に採用する旨お伝えしたトリプルガラスの輸入サッシ。これを施工したアメリカのおうちの写真が、こちらです。

薄いグレー・ベージュの塗料で塗装されたドライウォールの壁、ダークブラウンのフローリングにカプチーノのような色のラグを敷いたアメリカン・モダンのリビング・ルーム。

輸入の樹脂サッシのデザインが美しいからか、それともその他のインテリア部材が美しいからか、落ち着いたいい雰囲気じゃぁないですか。

素材を一流のものにして、それらがお互いケンカすることなくコーディネート出来たから、こんなに素敵になるんです。

でも、何故こんなに美しく仕上がるのかを知りたいですって?これを私がお話するには相当の紙面が必要でしょうから、お知りになりたいという方は、是非ホームメイドまでいらして下さい。しっかり詳しくお話ししますよ。

それにしても、輸入サッシからこぼれる光って、どうしてこんなに違うんでしょうねぇ。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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この風景は、当たり前じゃないですよ

自宅から会社までの道のりは、こうした田園風景が広がっています。愛知県日進市は新興住宅地ですから、場所によっては開発が進み、マンションやお洒落なお店も増えてきましたが、まだまだ田んぼは残っています。

往復12kmの距離を自転車で走るのは、健康管理とリフレッシュにはもってこいなんですが、季節季節の景色や香りも楽しみの一つ。

この秋は、やはり金木犀の甘い香りで癒されますが、ロードサイドの稲穂の香りは、まるで炊き立てのお米のような香ばしさです。こんな場所がある地域で暮らせるなんて、ほんと幸せものですねぇ。

でも、こうした状態は何もしないでも毎年同じようになる訳ではありません。土を耕し、苗を植え、水を張って雑草を取るといった努力やメンテナンスを毎年続けてきたからに他なりません。

愛着のある家を長く美しく保つには、自然の摂理に則って同様にすることが大切だということを忘れないで下さいね。特に、自然素材を施工した家づくりでは、日々のメンテナンスは欠かせません。

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トリプルガラスの輸入樹脂(PVC)サッシ

今回、豊川市で施工する輸入住宅 N邸では、ペアガラスよりも高性能なトリプルガラスの樹脂サッシを採用します。アルミや木製と比べて樹脂のフレームは、熱が伝わりにくく結露もしないという特性があります。

また、一番外側のガラスには外からの日差しや紫外線を跳ね返す遮熱効果の高い遮熱タイプのSouthern Low-E2を、一番内側のガラスには室内の熱を逃がさない断熱タイプのNorthern Low-E2をコーティングしたダブルLow-E2トリプルガラスを使用。断熱・遮熱の両方のLow-E2をコーティングした次世代型の3重ガラスサッシは、内外のガラス両面で違う機能を発揮します。

(尚、ペアガラスは、両面にLow-E2を施すことは出来ません。間に1枚ガラスが挟まることで、ダブルLow-E2を実現出来るのです)

そして、トリプルガラスの間の2つの気密層には、断熱効果を高めるアルゴンガスを封入しています。住宅における窓からの熱損失は58%と言われますから、ガラスの性能アップは絶大な効果を発揮します。

その性能を熱貫流率(U値)で表すことが出来ますが、何と最高で「1.07w/m2・k」(ダブルハング・ピクチャー窓)。熱貫流率は、数値が低ければ低いほど断熱性能が高いのですが、国産の一般的なペアガラスサッシで「3.01w/m2・k」程度がせいぜいですから、その性能が圧倒的なのが分かりますね。

・熱損失の比率は、換気によるものが15%、窓などの開口部からが58%、屋根・壁・床からが27%
・冬の暖房時の熱が開口部から流出する割合:58%
・夏の冷房時(昼)に熱が開口部から流入する割合:73%
 出典:(財)建築環境・省エネルギー機構、(社)日本建材・住宅設備産業協会

また、気密性の高い輸入サッシは、車の騒音が気にならないばかりか、テレビやピアノの音も外に漏れず、ご近所への遠慮も要りません。また、私たちが施工するセルロースの断熱材は、音を吸収する性質があるので、壁の防音効果も抜群です。

このように、現在考えられる最高の断熱性能を今後も皆さんに提供していきますが、北米製の輸入サッシは国内の防火認定がありません。その為、防火地域の建物で延焼の恐れがある部分には使えませんから、その点だけご注意下さいませ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 断熱性能が高い同じ樹脂サッシでも、これだけ違う!
<関連記事>: これからのサッシは、ダブル断熱・トリプルガラスが主流か?

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風のある日は、ケースメント窓を閉めよう!

輸入住宅に使われる輸入サッシのケースメント。室内のハンドルを回すことでギアが回転。そのギアが長いアームを押し出すことで、建具(サッシ)が外に開くという構造になっている。

ケースメントの特徴は、何と言っても気密性能がいいことだろう。ダブルハングや掃出しサッシ、引き違いのグライダーと比べて、サッシ枠との密着性を高くするという構造にある。つまり、断熱性能も少しだけ高いと言える。また、全面が開く為、換気性能もいい。

ただ、その為のデメリットがあることも忘れてはいけない。枠との密着性が高いということは、建具と枠との間に雨水が一旦入り込むと、逆に水分が抜けにくくなる。

そうした場合ジクジクした状態が長く続き、アルミクラッドの木製サッシのようなタイプは、木部が黒ずんだり、腐ったりしてしまう。だから、雨後の晴れた日には、窓を開けて乾燥させることが大切となる。

でも、そこでも問題があるのです。

台風直後のようにまだ風が強く吹いている折に、ケースメントの窓を全開しておくと、建具が風に煽られる。そうすると、アームがそれに引っ張られてギアの部分に無理な力が掛かったりするのだ。

それが繰り返されると、ギアが破損したり、軸が曲がってうまくギアが噛み合わなくなったりする。そうすると、ハンドルをいくら回しても窓が開閉出来なくなるということになるから、大変だ。

だから、風の強い時には窓を大きく開けないで、ほんの少し空気が入れ替えられるようにするか、風が止むまで暫く待つことをお勧めします。

自然の摂理に沿った扱いを心掛ければ、長く愛することが出来る輸入サッシ。繊細な分、高性能で美しいですが、気難しさもありますから、ご注意下さいね。

万一、これらの部品が破損したら、建てたビルダーさんに相談してみて下さい。もしそこが部品の手配をしてくれないようなら、ホームメイドにお問い合わせ下さい。

この窓のお宅は三重県津市にありますが、輸入サッシのメンテナンスが出来る人がいないということで、わざわざ私たちにご相談を頂きました。遠方のおうちの場合は、出張費等で少し余分に費用が掛かるかも知れませんが、出来るだけの対応をさせて頂きます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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