お知らせ : ページ 375

羊毛の断熱材は、再生ウール

大きな吹き抜けのキッチン・ダイニングに足場が組まれた豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸。年末までに断熱工事が完了して、取り残されたように天然羊毛の断熱材と長いホースが置いてある。

ホースは、粉砕したセルロースを吹き込む為に使われるのだが、吹き込み機を1階に置いてそこからホースで各場所に送り込む。だから、ホースの長さも50mを超えるくらいでないと全てに届く状況にはならないのだ。

そして、天然ウールの断熱材が少しグレーがかっているのが分かるだろうか。それは、羊毛の生地にする際に使い物にならなかった端材を集めた再生ウールと呼ばれる素材だから、よーく見ると赤や黄色に染色された毛も混じっている。

バージン・ウールを使う時もあるが、ホームメイドでは出来るだけ環境に優しい再生ウールを活用するようにしている。

こうした羊毛の断熱材は、オーストラリアからの輸入建材。流行が変わる度に毎年廃棄される日本の洋服をこうした断熱材に利用すれば、もっと素晴らしいと思うのは私だけだろうか?

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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こんな機械も自前です

セルロースの断熱材が入った袋の山の向こうに見える青い色をした機械が、ブローイング・マシンと呼ばれる吹き込み用機材。(ブロワーとも言われます)

この機械の上に開いた大きな口にセルロースの固まりを放り込んで、機械の中で細かく粉砕します。こうすることで断熱材と空気とが絶妙のバランスで混在することが可能となり、高い断熱効果を発揮します。

それを掃除機の逆の動きで勢いよく吹き出して、接続されたホースを通り壁や天井の中へと運びます。

セルロースだけでなくこの機械もカナダから輸入したのですが、もう15年も前のことですから何度も修理をしながら使い続けています。これがなければ、自社でセルロースの断熱材を施工することは出来ないですから、一種私たちの生命線と言えますね。

勿論、こうした施工をやってくれる日本の業者さんもいるのですが、少しでもお値打ちにお客さんに提供したいという思いと自社施工の精度や安心感とで、自前で断熱工事をしているというのが実情です。

これは、お金には代えられないことだと思いませんか?

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石膏ボードで隠してしまうのが惜しいです

空気を通す不織布を壁に張って、その中に吹き込まれたセルロースの断熱材。布に開けられた切込みからホースを突っ込んで断熱材を吹き込みます。不織布が少し膨らむくらい目一杯セルロースが入っていますから、壁の一番上まで隙間なくしっかり断熱されているのがお分かりか。

これくらいしっかり施工すると、セルロースが重さで下がって壁の一番上に隙間が生じることもありません。万一、下がったとしても、空気の断熱層となりますから驚く程の断熱欠損にはなりませんが・・・。

セルロースに接着剤を入れて吹き付ける方法もありますが、接着剤に含まれる化学物質の問題や、接着剤で固まったセルロースはゴミになってしまうという点で、私たちは採用していません。

(接着剤を入れた方が、格段に安価で簡単なんですけどね・・・。そこが、ホームメイドのこだわりです)

セルロースの断熱材は、元々木の繊維ですから、輸入住宅に採用される2x4工法のような木造構造物との相性に優れています。勿論、木の柱材と同様に調温機能や吸放湿作用も発揮してくれますから、室内の仕上げにベーパーバリアやビニール・クロスを張るのは以っての外。

ビニールで室内を窒息状態にしてしまうと、せっかくのこうした機能が無駄になってしまいますからね。だから、私たちは、室内の壁に通気性のあるドライウォールを施工するんです。こうした施工は、室内の結露、カビやシックハウスの問題を解決するはずです。

逆に無機質なグラスウールやロックウール、ウレタン断熱材は、そういう自然素材由来の高機能がありませんから、湿気が入らないように壁の中を窒息状態にする必要があるんです。不自然を不自然で上塗りする施工って、よくないですねぇ。だって、将来湿気が絶対入らないという保証はないですし、室内に湿気が籠ってしまいますもんね。

24時間換気があるから大丈夫という人もいますが、それは断熱性や気密を落とすことですし、故障や停電の場合は機能しなくなることを忘れてはいけません。結局、上塗りをし続けても、新たな問題が発生するだけのことなんです。

それにしても、壁にお布団が入っているみたいにきれいに施工されていますよね。

窓の際にあるような狭いスペースには、天然の羊毛も入れてあるんですよ。(こういうところには、ホースが入らないですから、値段が高くても自然な羊毛を使います)

内装に石膏ボードを張ってしまえば断熱材は見えなくなりますが、下地の部分にも気を遣って施工することが大切ですし、それがビルダーの良心ではないでしょうか。皆さんのまわりにもそういう建築屋さんがいるといいですね。

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ここだけは、どんな家でも結露する

コンクリートで出来たマンションやアパート、住宅の窓ガラスや玄関ドア、勝手口ドアなどでは、冬場必ず結露を起こします。

木造や鉄骨構造と云えども、ビニール・クロスで内装を仕上げた高気密の建物では、同様の結露が発生します。それは、壁の中や室内で発生した湿気が、温かい室内で籠ってしまい、それが外壁ラインのやや冷たい空気に触れて水分化するという理屈で結露が発生するという訳です。これは、自然の摂理というやつですね。

そういう点では、中気密・高断熱で外部環境と緩やかな空気の流通のある仕組みを作り、断熱材も吸放湿作用のあるセルロースや天然の羊毛を使った木造構造であれば、結露は一切発生しないと言えます。

でも、そんな私たちの輸入住宅でも1ヵ所だけ絶対結露が発生する場所があるのですが、それはどこだと思いますか?それは、キッチンや洗面、トイレ、お風呂に必ずある給水管。金属の配管の中を、外部から冷たい水が温かな室内に入ってきます。

そこで、料理やお風呂などで湿気のある温かい空気に触れて、湿気が配管に付着して水分化するというのです。それは、夏場の梅雨時などでも同様に発生するのです。

私たちも最初は水道配管からの水漏れじゃないかと疑いました。でも、管から常にポタポタ水が落ちている感じもないので、漏水ではないことがすぐに分かりました。

よく便器と床と接する場所で、水が溜まっていることがありますが、これはご主人や子供がおしっこを飛ばしてしまったからではありません。これは、結露なんですよ。(但し、本当に飛ばす場合もありますよ)

こういう状況では、箱が薄いベニアで出来た国産のキッチンや洗面キャビネットでは、ベニアがカビたり劣化したりして長くは持ちませんね。

勿論、丈夫な箱の輸入キャビネットでも安心するのは禁物です。

洗剤などの生活用品をあまり入れ過ぎず、たまにはドアを開けてキャビネットの中の空気を入れ替えたり、配管に付いた水分を拭き取ったりすると、長くお使い頂けます。

人間の考える家づくりには絶対はありません。常に自然の摂理と対話して、欠点を補ってやることが大切です。間違っても、大手住宅メーカーの家だから絶対大丈夫だなんて思わないで下さいね。メンテナンスが大切ですよ。

私たちのような中小ビルダーに出来ることは、こうした有益な情報を多くの皆さんに公開して、よりよい家づくりを促すことだと思います。誰もこうしたことをやる人がいませんが、来年も地道な活動を続けていきますので、どうぞご覧になって下さいませ。

新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。では、よい年をお迎え下さい。

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少し小ぶりでレトロな天井照明

ゆるやかにカーブを描く円形ガラス。こんなデザインのガラスを昔見たような気がしませんか?

この照明は、フラッシュマウントと言って、天井に直に取り付けるのではなく、台座から短いダウンロッドを吊って、その下に本体を取り付けるタイプの照明です。少し手が込んでデザインになりますが、装飾的な感じがして美しいですね。

電球は、75Wのタイプと100Wのタイプの2種類が用意されていますので、用途や部屋の大きさに合わせてお選び頂けます。

また、台座の色もニッケル・クローム以外に選べますから、いろいろなシーンに対応出来ます。輸入照明のこういうところが、国産にない遊び感覚ですね。

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豊かさは、エクステリアからも

家づくりの際に一番お金を掛けるのは、何でしょうか?勿論、おうちと答える方が、一番多いと思います。

でも、本当は土地の購入が最もお金を使うとことかも知れません。何故なら、購入には千万単位のお金が掛かるのに、それに見合うだけのプロダクトは何もないからです。

つまり、住宅なら無から形あるものを産み出すことに対してお金を出すのですが、土地は買うというだけで産み出すものはありません。いわゆる権利の移動だけですから、最もお金が掛かると言えるのではないでしょうか。

但し、この土地というスペースがなければ家が建ちませんから、その重要性を軽視する訳ではないですよ。

さて、土地を買って建物を造るのですが、それ以外にカーテンや家具・家電も新しいものを買いたいですから、予定していた資金がどんどん減っていってしまうというのが多いですよね。

まあ、新しいおうちだと、何でも新しくて素敵なものにしたいというのが人情ですから、仕方ありません。で、最後に残されるのが、外構工事。駐車場も要るし、防犯用のフェンスも付けたいですよね。ただ、ここに使うべきお金が後回しにされて、なかなか十分なお金がないという場合が殆どです。

アメリカ・カナダでも同様のことがよくありますが、お金がない時に貧相な外構工事をして済ませてしまうということはありません。彼らはまずお金がなければ外構工事をやりません。その代わり、将来を見据えた外構計画(スケジュール)を立てます。

そして、少しずつそれを実現していって、最後に完成させるといったことをするんですね。

室内の豊かさは、人間を作りますが、外周りの豊かさも感性を育みます。だから、お庭や駐車スペース、建物の外壁を浮かび上がらせる間接照明などにも彼らはお金を掛けるんですね。

これらの工事は、人間が生活をする上では何ら必要なことではありません。でも、家は周囲を含めたデザインで完成するものなのです。ここで初めて、土地を買うことへの生産性が生じてくるのです。

ここでケチってしまうと、せっかくの素敵なおうちも価値が半減してしまうかも知れません。だから、外構工事は慌てないでやるか、予め十分な資金を確保しておくかして下さいね。そう、家づくりは総合芸術ですから・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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家づくりは、総合芸術。空気は、感じるもの。

省エネや地球温暖化対策など、環境に対する技術や性能を謳う大手住宅メーカーが多くなってきた。

その中で特に最近数値として取り沙汰されるのが、Q値とC値。この数値で表す性能が高ければ、素晴らしいというのが彼らの主張である。また、それを重視する消費者が多くなってきていることも、この競争を加速される要因となっている。

まずは、その値が表す意味を簡単に説明することにしよう。

Q値:家から逃げる時間当たりの熱量を、家の床面積で割った数値
C値:家全体にある隙間面積を床面積で割った数値

Q値は、床面積の大きさの割に、外部と接する屋根や外壁面を小さくして、その外部接点の断熱を高めることが出来れば、高い数値(高得点)をたたき出すことが可能となる。C値も同様に、床面積の割に隙間を少なく出来れば、高い数値となる訳だ。

だが、ここにはいろいろなマジックが存在する。このことをしっかり理解出来ないと、カタログ数値に惑わされた家づくりをしてしまうなんてことにもなりかねない。

まず言いたいのは、Q値は机上の論理で、実測されたものではないということだ。また、注文住宅のような個別の間取りで計算するのは、面倒で相当な時間も掛かるので、殆どの住宅は計算が行われない。

つまり、ある1つの事例(建物)を基準にして、その建物だけについて紙の上で計算しただけの実態性の乏しい数値という訳だ。

そして、断熱材の入れ方や気密シートの張り方など、実際の施工の精度の善し悪しによって熱損失の度合いは変化するので、実測されない数値には意味はないと言わざるを得ない。

(現場の大工や職人が、学者のようにQ値を考えて施工するというのは、現実無理である。特にローコストで請け負った職人は、どうしたって仕事が早くて雑になる。あってはいけないが、設計仕様と異なる偽装?施工が行われれば、机上計算は全く無意味となってしまうのである)

また、建物で一番熱損失が大きいのは、窓である。つまり、窓が少ない家は、Q値も比較的高く(高得点に)なる。そして、外部と接する外壁面が大きいとその分熱を失う場も増えるので、外壁面を減らす為に部屋の高さを低くして、真っ四角な家にするとQ値では有利になる。

だから最近、形がキュービック状の家や窓が小さくて少ない住宅をPRする住宅メーカーが増えているのである。言い換えれば、息苦しく感じる家の方が、高性能で素晴らしい住宅と言えるかも知れません。

でも、人間は窓があることで光を感じ爽やかな気分になったり、窓を開けて陽気になったりといった精神衛生上の効果が期待出来るのだが、そんなことはQ値のみの世界では無視される。そう、Q値やC値を考えれば、玄関ドアや窓を開けてはいけないのです。これって、バカげてるでしょ~。

そして、建物の形に凸凹の変化があることで、光や空気が通りやすい間取りを実現することが出来るが、Q値を考えればそれは反って数値を下げる要因でしかない。そんなことはナンセンスだし、家や間取りを暮らし方に合せて、設計・デザインする必要もない。

さて、次にC値だが、どうやって測定するのかご存知か?

換気扇など計画的に明けられた穴を全部塞いで、室内の空気をファンで強制的に外に吐き出します。この時に生じる気圧差と風量を測定することにより、隙間面積を出しているのがC値なのだ。

C値は、隙間の面積を対象にするもので、計画的に穴が明けられた換気口などは対象になりません。測定時に換気口や洗面台の配管の穴は密閉して塞ぎます。

実際には、隙間よりこの計画的な穴の方が空気の通り道としては大きくなることがあります。よってC値がいい高性能な?家でも換気のルートが多ければ、隙間がたくさんある状況と同じになってしまうのです。

素人のお客さんが、こうしたことをいちいち考えるのは難しいかもしれませんが、換気や熱損失についてどんな工夫や努力、こだわりを住宅メーカー持っているのかを聞くことは大変重要なことではないでしょうか。

Q値やC値だけでは、暮らせない。暮らし方を決めるのは、性能ではなく家づくりのコンセプトやデザインだと私は思う。風に揺れるカーテンひとつで、涼しさを感じるのが人間なのだ。子供の笑顔や美しい花を見て、温かい気持ちになれるのが家庭なのだ。また、18度で寒いという人もいれば、29度でも今日は涼しいと思う人もいるだろう。そこにあるのは感覚的な快適さであって、絶対値は存在しない。

気密を上げた室内が素晴らしいと思っている人は、春の暖かな日に窓を開けないのだろうか?断熱性が高いからと真夏にダウンジャケットを着て、ジッパーを首のところまで上げている人はいるのだろうか?家はどれだけ暑くても、服(断熱材)を脱ぐことは出来ないのに・・・。

(Q値やC値が高い家の場合、エアコンが付いていない温まった部屋に戻ってきて冷房を効かすには、熱が冷めにくく、反って大きなエネルギーが必要となるのである)

Q値やC値を全否定するつもりは更々ないが、それらを最優先に考える家づくりは、自然の大いなる力を考えない偏った理想であることに気付くべきである。

パナホームやパナソニックを作った松下幸之助が、「家の中で人格は作られる」という言葉を残している。そういうものは、生活や家庭の豊かさから生ずるのであって、数値で表せる性能からくるものではないのでしょうね。私たちは、人間を育てる場(家)を考えなければいけません。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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まるで石造りを思わせるレンガ積みの外壁

カナダの東海岸にあるSHAW BRICKでは、ROCKFACEと呼ばれるシリーズの積みレンガがある。

名前の如く、石のようなゴツゴツした表情が特徴のレンガなんだが、一見しただけではレンガには見えないかも知れない。

日本だと表面が平らな窯業系レンガ・タイルか、少しアンティーク感を出したカルチャード・ブリックのようなものしか存在しない。石っぽく見せるならカルチャード・ストーンというものが一般的だが、カルチャード・ブリック同様コンクリートを薄い型にはめて作ったフェイクでしかない。(因みに、何れも耐震用金物が入らないので、大きな地震では脱落の危険性がある)

また、私たちが今まで外壁に積んできたレンガでは、ゴツゴツ感があってもレンガだと分かるものしかなかったと思う。まあ、レンガの家が好きという方には、レンガ積みの外壁はこの上ない重厚感と趣きを感じさせるのではあるが・・・。

勿論、このROCKFACEも通常のレンガのように内部に穴が明けられているから鉄筋も通せるので、耐震性もいつものHanson社のレンガと変わらない。

まあ、このレンガも元々粘土なんだし、それを数日高温で焼いて固くなっているから、本物の石と言っても差し障りがないくらいかも知れない。

耐震性の問題で、今までどうしても石を外壁に使えなかったんだけど、これなら本物の石の重厚感も出るし、中世ヨーロッパのお城のイメージも再現出来るんじゃないかなぁ。

このROCKFACEは、グレー・ストーンの色以外に赤やベージュの色のレンガもありますから、輸入住宅に個性を求めたい方はご相談下さい。

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東邦ガス パロマ製給湯器一部火災恐れ 今一度確認を!

東邦ガスが1986年6月~1988年11月まで東邦ガスのブランド名で販売したパロマ工業株式会社製「ガス給湯器」の一部機種において、長時間の使用に伴い燃焼室部分の一部にひびが生じた場合、過熱防止装置(温度ヒューズ)の作動が遅れ、製品の背面が過熱され火災に至る恐れがあることから、パロマ工業株式会社と連携して1991年3月23日に新聞等でリコールを発表し、該当する機種の点検と改善措置を実施してきました。

改善措置済みの場合は、本体正面または側面に「点検済」シールが貼付してあります。

東邦ガス管内では火災等の事例は発生しておりませんが、2013年11月に対象製品と同型の他社ブランド製の未改善措置品において、千葉県で同様の火災が発生いたしました。

東邦ガスでは、同様の事例が発生することを防止するため、該当する機種をご使用いただいているお客さまにダイレクトメール等を送付し、「点検済」シールの確認をお願いするとともに、貼付されていない場合は使用を中止し、下記まで連絡をするよう案内しているとのこと。

東邦ガス型式  パロマ工業型式  製造期間    製造台数
PICO-16B     PH-1600CM  1986/06まで   20台
PUOA-16     FH-1600VAS  1988/11まで   59台

・問い合わせ窓口:
株式会社パロマ専用相談窓口
0120-314-552 (フリーダイヤル)
受付時間 午前9時~午後6時<平日・土曜・日曜・祝日とも>

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領事公邸でのクリスマス・パーティ

昨日、在名古屋カナダ領事よりご招待を頂き、うちのスタッフの猿、いや柘植さんをお供にパーティに伺いました。

この公邸(通称、カナダハウス)に伺うのは、現領事のマットさんが赴任される際に建物のリノベーションの相談を受けた時以来でした。

彼は、ずっとカナダの建築資材の担当をしていましたので、建材に関する理解や知識も深いものがあります。また、実は彼は、東海地区を拠点とする欧米人の仲間と一緒に演劇に出演するといった活動もしています。

そんな仲間の皆さんと一緒に、今回のパーティでは美しいクリスマス・ソングを披露してくれました。日頃飲んだくれるだけの日本の忘年会と違って、華やかで静かなクリスマスを味わえましたよ。

食事は、領事が昔ベトナムのハノイに勤務していたということで、エスニックなアジアン・カレーや生春巻きを頂きました。

いや~、たまにはこういうパーティもいいものですねぇ。

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