お知らせ : ページ 310

空き巣被害が未遂に終わった勝手口ドア

この写真は、キャラドン(CWD)社のアルミクラッド製フレンチ・ドアのレバー・ハンドル部分です。

お客様曰く、泥棒がこじ開けようとしたのだけれど開けることが出来なかったようで、ドアやドア枠に少し傷が付いただけで済んだということでした。

一見、この写真からすると何もないような感じですが、どこか見えない部分で損傷しているのかも知れません。でも、ガードプレートが装着されていたのが功を奏したんでしょうね。

ただ、カナダのCWD社は既に他社に吸収されてしまい、同じドアを取り寄せることが不可能な状況です。また、ドア・レバーやデッドロックもワイザー社のものが使われていますから、同じものを手に入れるには北米にオーダーする以外ありません。

こういう場合、ドアもドア金物も違うメーカーのものを使うという選択肢もある訳ですが、どの商品がこの勝手口に一番美しく納まるかを考えるには、それなりの知識や経験が必要となります。

まあ、私たちならちゃんときれいに直すことが可能ですから、少々時間や費用が必要かも知れませんが、安心して任せて頂けるような気がします。

それにしても最近は物騒なトラブルが多くなりましたね。輸入住宅は防犯性が高く比較的安全だと思っておりましたが、このような相談をしばしば頂くようになりました。

未遂に終わっても傷付いたままにしておくと、以前泥棒が入った家だと誰の目からも分かってしまいます。このお客様のように、傷付いたドアをすぐに直してきれいにしておこうとする気持ちが、空き巣にも抑止効果となるはずです。

輸入住宅の防犯対策でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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固くて開閉が困難な輸入の引き違いサッシ

輸入サッシでは、引き違い窓のことをグライダーと呼びます。

日本ではこの引き違いサッシは最も一般的な窓なんですが、欧米ではどちらか言うとマイナーな存在です。

そんなサッシですから、国内の輸入住宅でもグライダーは数多く施工されている状況ですが、建具(サッシュ)の動きが固くて開け閉めが段々大変になってきているなんて話をよく聞きます。

この写真の窓もそのひとつ。このサッシは、ウェザーシールド社というアルミクラッド製窓を得意とする中堅メーカーのもの。

窓の下枠に建具が強く食い込んでいる状況で、建具の一部が湾曲し、その影響で割れも入ってきている感じです。こうなった原因はいろいろあると思いますが、その多くは窓取付け時の施工に問題があったかも知れません。

窓上のまぐさと呼ばれる構造材とサッシとの隙間を十分に取っていなかったり、サッシをまぐさに釘止めしてしまったりすると、建物が自重で下がってまぐさを下方向に押し下げる状況になるとサッシも下に押されることになります。

こうしたことは、自然の摂理として起こり得る問題ですから、建築する際には十分考慮されなければなりませんが、それを理解していなかった状況もあったようです。

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ペラ・ウィンドウのガラスに貼られた製造シール

輸入サッシ・メーカーの窓には、製造時のロット番号などがガラスや窓枠に記載されているものが存在します。

全ての輸入サッシ・メーカーがそういうことをやっている訳ではありませんし、残念ながらこうした表記が消えてなくなってしまっているものもあります。

でも、このペラ社のサッシのように製造番号がシールに記載された状態で残っていれば、当時の窓部品やペアガラスの詳細などの記録をたどって、交換用のパーツを調達出来る可能性が大きくなります。

ですから、こうした何気ないシールを剥がさないようにしてもらうか、記録として写真に撮っておいてもらうかすると後々の窓のメンテナンスに役立つはずです。

こういう点も、長く使うことを考えて作られた輸入サッシの素晴らしいところのような気がします。

勿論、こうした表記がなくなってしまったとしても、他に当時の仕様等を探る方法もありますから、施工時期や窓の型番などが記載された設計図を大切に保管しておくことも忘れないで下さいね。

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こうした家具も輸入します

リノベーションを実施した名古屋市緑区の日本家屋 T邸。

インテリアは、輸入照明やドライウォールの壁などで、見違えるようにお洒落になりました。

そんな中、照明やキッチン・キャビネットなどと一緒にアメリカから輸入したのが、このダイニング・セット。全体的にダーク・カラーを基調として、テーブルの天板はオークの突板、イスやテーブルの脚はアカシアの無垢材が使われています。

普段は幅が1.5m程度なんですが、来客などで人数が増える時は、テーブルが2m近くまで延ばせるようになっています。また、テーブルには小さな引き出しが付いていて、ナイフやフォークなどの小物をしまっておけるようになっているのも便利ですよね。

こうした家具は、セールなどをうまく利用すれば、いいものがお値打ちに購入出来ますし、他の輸入材と一緒に輸入すれば輸入に係る費用も相対的に安くなります。

本物の輸入住宅にこだわりたいという方は、是非家具もいいもので揃えて頂きたいものです。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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欧米の納屋にあるような玄関ドア

こちらは、日本でも有名なシンプソン(Simpson)社製木製ドアの玄関ダブルドア。

ガラス窓の下にブロック状の飾りとカウンター板が付けられていて少し重厚な感じもしませんか。

でも、ドアのデザインは至ってシンプル。鏡板の部分は、縦ラインが入ったシェーカー・スタイルになっていて、古きよきイギリスのデザインを踏襲しています。イギリスやフランスの片田舎にある納屋やガレージにこんなドアが付いていたら格好いいでしょうね。

白く塗ってあるので少し上品な感じになっていますが、木目を生かした塗装にすれば、もっとカントリーな感じになるでしょう。

あと、日本と違って欧米のドアは、このように内開きが一般的。実は防犯性能も内開きの方が高くなるんですね。

玄関を入ったすぐの土間が広く取れるおうちでしたら、内開きにされてもいいかも知れません。ただ、雨の侵入が気になる人は、玄関を家の北側に持っていったり、玄関ポーチの庇(ひさし)の奥行きを出来るだけ取るようにして下さい。

こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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窓ガラスが曇っていませんか?

雨が多い時期や夏場などの湿気が気になる季節、家の内外で気温差が大きくなる時に、サッシのペアガラスの中が曇ることはありませんか?

通常、ペアガラスの中の空気層は密閉されていて、外からの湿気や水分が入り込むことはありませんが、気密パッキン(スペーサー)に何らかの隙間が生じて外の空気が流入してしまうことがあります。

そうなると、ペアガラス内に水分が滞留し、それが冷たいガラスに触れてペアガラスの中を曇らせるのです。こうした曇りは、ペアガラスの中に緑の藻を繁殖させたり、金属製の気密パッキンを錆びさせたりしてしまいます。

特にパッキンの錆びは、ペアガラスの固定や防水に影響を及ぼしますので、早めにペアガラスの交換をするようにして下さい。輸入サッシばかりでなく、最近は国産サッシでもペアガラスが一般的になってきていますが、窓が高性能化すればそれに応じて新たなトラブルが生ずることがあるんですね。

家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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<関連記事>: ペラのサッシとPara ティンバーケア (2016年2月4日)
<関連記事>: ガラスが曇ったら、交換しましょう (2016年2月13日)

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ダイニングの照明 -緑区 T邸-

70年代的なモダンなデザインの輸入照明。

こちらは、先日よりリノベーションを紹介している緑区のT邸のダイニングに施工しました。

北米式の塗り壁であるドライウォールの天井に映る光と影が、何とも美しい景色を作っています。その光を透過させる仕掛けは、薄い素材の大きめのシェードによってうまく作られている気がします。

また、天井に吊り下げるチェーンには、大きめのクリスタル・ガラスが使われていますから、その光が反射してお洒落感を一層増しているように思います。

そして、ドライウォールに塗られた専用塗料のパラペイントは、欧米で培った色の文化を日本家屋にも十二分にマッチさせてくれているのです。

こうした様々な要素が合わさって、洗練されたインテリアが生まれるんでしょうね。こうしたデザインのリフォームや輸入住宅の新築をご希望の方は、ご相談下さい。

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レバーが利かなくなったペラ社製フレンチドア

14年前に施工された両開きのフレンチドア。窓メーカーは、防火サッシで有名な木製サッシ、ペラ・ウィンドウ。

リビングに取り付けられたものということですので、陽の当たる場所なんでしょうね。ドア・レバーが随分錆びて劣化しています。

鍵のシリンダーは問題なさそうですが、レバーと連動して操作するタイプなので、レバーが壊れてしまうとロックの解除やドアの開閉にも支障をきたします。ここ以外でも同じペラ社の勝手口ドアやケースメント、ダブルハングといったサッシにも経年劣化があるそうです。

しっかり不具合内容を確認した上で部品の注文・調達をするといった段取りですが、修理には少し時間が必要かも知れませんね。それは、ペラ社の販売代理店自体が補修部品の在庫を持っていない為、アメリカの本社に部品や建具の手配をしなければいけません。

よって、納期は3~4ヶ月程度掛かってしまうと思います。

少し前から調子がおかしいと感じていらしたそうですから、その時に連絡を頂ければもう少しスムースにメンテナンス出来たかも知れません。

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<関連記事>: フレンチドアが、美しく蘇りました (2016年2月10日)

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インテグリティの掃出しサッシのロック

鍵を掛ける為の爪(ロック・ラッチ)が出てこなくなったということで、交換用のモーティシー・ロック金物を調達しました。

このモーティシー・ロックは、アメリカ マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ・シリーズの掃出し窓に取り付けるものですが、築15年以上となれば不具合も出てきますよね。

正常に作動している時は、破損させることは難しく、防犯性も高いモーティシー・ロックなんですが、爪を出し入れする為の小さなバネが飛んでしまうと、全くロック出来なくなります。

ドアを開閉する時に何か鍵が掛かりにくいなと感じたら、交換時期かも知れませんので、早めに相談して下さいね。

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<関連記事>: 有名メーカーだって壊れます (2015年9月23日)

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クリーム色の輸入キッチン・キャビネット

真っ白なキッチンが輸入住宅ではよく施工されますが、今回名古屋市緑区の日本家屋 T邸のリノベーションでは、この薄いクリーム色の輸入キッチンを使ってみました。

白いカウンターにクリーム色のキャビネットという組み合わせは、上品で落ち着いた雰囲気を感じませんか。

そして、ドアの取っ手には、ポリッシュド・クローム(輝く銀色)のハンドル・タイプとクリスタルのノブを使いました。引き出しにはハンドル、開きドアにはノブというデザインです。

キッチンや洗面ドアの取っ手は、通常全て同じものを使うというのが日本では一般的ですが、北米ではこのように使い分けるということをよくします。

こうしたドアの取っ手だけでなく、キャビネット自体もオーダーで組み合わせることが可能な輸入のキャビネットは、国産キッチンにはない楽しさを感じさせてくれますね。

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