お知らせ : ページ 290

腐ってしまったバルコニー手すり

腐ったバルコニー手摺

16年程前に愛知県日進市で施工したO邸の2階バルコニーの木製手摺が腐ってしまった。

カナダの階段メーカーから取り寄せた美しい手摺ですが、雨ざらしではどうしても悪くなってしまいますね。

パラペイントのティンバー・ケアを当初から塗っていればある程度劣化は防げたのかも知れませんが、それを知ったのは少し経ってからでしたので仕方がないですね。

今、屋外に木製のものを使う場合は、出来るだけ屋根や庇(ひさし)があるところに施工しています。

今回、手摺をやり直すのですが、Fyponのようなウレタンや樹脂で出来たものを利用して、デザインは損なわずに耐久性のある状態にしたいと考えております。

いいものなんですが、適材適所で物事を選ばなければいけません。私共もこうしたことを将来の糧にして、よりよいものを提供出来るよう努力をしていきます。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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建築は、気遣いが大切です

サイディングのコーキング割れ

今朝、名古屋にある塗装会社の方が、営業をしに事務所にいらした。

10名程の職人さんを抱えて、塗装だけでなく防水工事や鈑金工事なども手掛けていらっしゃる会社でした。いろいろお話を聞いて、どんな仕事をするかも聞きました。

外壁の塗り替えは、塗装の色あせを回復させるという目的の他に防水の劣化を復旧させることも重要な要素です。この際、防水で一番気になるのが、サイディングのつなぎ目や窓まわり、屋根との取り合い部分です。

そういう場所は、鈑金で雨が入らないように処理したり、コーキングを用いて隙間を埋めたり、またその両方を複合的に施工したりすることが求められます。

コーキングを施工する時、まず古く劣化したコーキングを除去します。ただ、安くやろうとする職人さんは、それを除去しないで、その上から新しいコーキングを打ち増しします。

そういう職人さんは、一旦除去して新しくしてしまうと雨漏りの発生リスクが増えるので、打ち増しした方が安全ですという言い方をします。ですが、写真のように小さな隙間である場合は、新しいコーキング剤が隙間の奥の方までしっかり入ってくれません。

表面的に隙間が埋まっても、十分防水材が施工されていない状況では、すぐにコーキングに割れが生じ雨漏りしてしまうかも知れません。

営業にいらした方は、面倒でも古いコーキングを全て取ると言っていましたから、まずはいい印象を受けました。(取らないでも大丈夫とか、その分安くやれますと言っていたらきっとそこで話は終わっていたでしょうね)

次に、気になるのがコーキングを打った後、塗装をいつやるかという問題です。彼曰く、打設後2~3日経ってからで、もしコーキングが乾ききっていない状態なら、その日の塗装はやらないで会社へ帰るとのこと。

これって、すごく大切なことなんです。まず、日にちを置くということは仕事が止まるということですから、早くやって早くお金にしたいという一般的な考えからすると、ちゃんとした信念があるということに他なりません。

また、数日してから乾き具合を見て、施工するかどうかを判断するというのも重要なことだと思います。

こうしたことは、塗装をしてしまえば、お客様には分からないことですが、後々コーキングが割れて雨漏りしたり、塗装にヒビが入ったりするといったトラブルを引き起こさない為に施工しようとする職人の気遣いだと思います。

こういうペンキ屋さんは、飛び込みで外壁塗装を安くやりませんかと言ってくる人には絶対いません。安かろう悪かろうということをまずは理解する必要がありますよ。

大切なことは、殆ど見積には書かれていませんから、誰を信頼して仕事をお願いするかが、家づくりでは重要となります。建築って、人が命ですね・・・。

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こんな家を建てたかった訳じゃない。じゃあ、どんな家?

レンガ積みの家、岐阜市 N様邸

お店で販売されている製品と違って、住宅はあなたの生活スタイルや敷地の状況、資金的な要因などによってオーダーメイドで造られます。

現場に合わせて造るという意味では、建売り住宅であっても広義な個別オーダーと言えるはずです。

現場で手づくりされる住宅は、精密な工業製品と同じという訳にはいかず、バランスを取ったり調整したりして一番具合のいい状況を作り出さなければなりませんが、長年使っているとそれが徐々にずれてくることもしばしばです。

また、私たちが建てる輸入住宅は、建材としていろいろなところに自然素材を使います。

木製の玄関ドアやフローリング、天然石膏で下地を作るドライウォールのインテリア、外部がアルミで覆われた木製窓のアルミクラッド・サッシ、無垢の面材が使われたキッチンや洗面キャビネット、粘土を焼き上げたレンガ積みの外壁など、こだわれば全てを自然素材で造ることが出来るのが輸入住宅だと思います。

そこには、家づくりに対するお客様のこだわりや熱意があるのですが、いいもので造れば長持ちするという迷信めいた考えがあるのも事実です。では、いいものとは何でしょうか?

値段の高いもの?自然素材?耐久性のあるもの?メンテナンス・フリーなもの?いや、いいものって、自分が好きなものじゃないんでしょうか?それがたまたま自然素材の内装であったり、輸入住宅だったりしているだけだと思うんです。

でも、私が20年以上住宅建築に携わってきて、「輸入住宅はメンテナンスに手間が掛かる」とひしひしと感じます。自然素材は、経年劣化をしてきますし、長年太陽光や風雨に曝されれば、歪みや曲り、割れなどのトラブルも起こります。

そんな時、お客様の中には「こんなに手間が掛かることが分かっていたら、輸入住宅は建てなかった」という愚痴をおっしゃる方もいます。(半分、本心ではないかも知れませんが・・・)

じゃあ、その方は、何もトラブルがない家を建てたいと思って家づくりをされたのでしょうか。

木で出来た玄関ドアやサッシは雨で腐る恐れがあるというなら、国産のアルミの玄関ドアにすればいいのでしょうが、それが自分の好きな製品デザインだったでしょうか。

また、そうした素材で出来た住宅が30年以上も維持されているかと言えば、そうではありません。殆どの日本の建物は、30年以内に建て替えが行われているのです。つまり、何もトラブルがない家が、長持ちする家とは言えないというのが事実なんです。

私が考える「長持ちする家」とは、手入れをしてでもこの家と一緒に生きていきたいという家であり、手を掛けたら掛けただけの価値が感じられる家なのだと思います。

そこには、あなたが好きなもの、好きなデザインである必要があると思いませんか?長持ちさせたいと思える家は、何かしなくてはいられないから手を掛け、メンテナンスするのです。

勿論、そこには費用という問題が生じます。でも、アメリカ人のようにDIYでメンテナンスをするならば、その額は十分に抑えられるはずです。そうしたことが自分で出来ないなら、修理やリフォームのスケジュールを立てて、その時の為の費用を稼ぐ準備が必要です。

あなたの好きなものに囲まれ、そこで豊かに家族と暮らす。そんな文化を子供たちに受け継いでもらってこそ、本当の家づくりじゃないでしょうか。

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海賊風なキッチン・デザイン

Mission in Dewils

荒々しい木目とムラのある塗装のキッチン・キャビネット。まるで、大航海時代の海賊船を思わせるようなデザインは、一種カントリーな感じをも演出しています。

こちらのキッチンは、日本でも有名なデウィルズ(Dewils)というキャビネット・メーカーの製品です。

無垢材で出来たドアの樹種は、アルダー。日本では、ハンノキと呼ばれる堅い広葉樹ですが、通常はそれ程木目が強くないようです。ただ、ここでは節のある部分の木を多用して、粗い木肌を感じさせるようにわざとデザインしているようです。

ベース・キャビネットは、全て引き出しタイプにして、それも出来るだけ幅のある引き出しになるようにしているところが、荒々しさを更に感じさせる要因になっているようです。

そして、レンジ・スペースの左隣にあるストッカーらしき大きなキャビネットがありますが、実はこれは冷蔵庫なんですね。全体をキャビネットに見えるように覆った上で、冷蔵庫のドアの部分にアルダーの面材を張り付けています。

これだと、一瞬冷蔵庫には見えないですよね。こういう細工をやってしまうのが、アメリカやカナダのキッチンメーカー。そこそこ費用は掛かりますが、オーダーで納まりよく仕上げてしまえるところが素晴らしいと思いませんか。

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窓のプラスチック部品の劣化

クレトイシ窓のマルチロック

太陽の熱や紫外線に曝される窓は、外壁や屋根と同様過酷な環境に長い間耐えています。

その為、国産のサッシ・メーカーは、出来るだけ消耗が少ないアルミを使って窓を作った訳ですが、断熱性や耐火性の問題でアルミと樹脂の複合材を用いたり、雨戸を追加したりする対策を打ち出しました。

そんな中、断熱性の高い輸入樹脂サッシの技術を導入しながら、防火認定をクリアしたのが、クレトイシの窓 モンタージュでした。(お客様の資料には、サーティンティード社のサッシとなっていましたが、クレトイシが窓の製造を開始するに当たり、サーティンティードの技術導入をした経緯があります)

ですから、クレトイシのMontageは、防火地域や準防火地域にある場所での住宅建築によく使われているようですが、どうしてもメンテナンスが必要になる部品もあるんですねぇ。その1つが、この小さなプラスチックのガイド部品。

マルチロックと言って、1つのロックレバーで数ヶ所のロックポイントに鍵を掛けるというシステムなんですが、そのレバーの動きを各ロックポイントに伝える役目を果たすロック・バーを支えているのが、このガイド・パーツなんですね。

ロック・バーの動きが固くなったりすると、この部品にも無理な力が掛かったり、紫外線に曝されて柔軟性が失われたりすると、割れて欠損してしまうことがあります。

こまめに潤滑油を差してあげたり、汚れを落としてあげたりすると、耐久性は上がるのですが、それでもそのうち交換が必要となります。

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<関連記事>: タイ・バー・ガイドって、何? (2016年3月16日)

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洗面・浴室のコーキングの劣化、変色

窓周辺のコーキングの変色

輸入住宅では、国産のユニットバスを使わずに、浴室にバスタブを設置したり、洗面スペースを浴室内に併設したりするケースがよく見受けられます。

こうしたデザインは、欧米では一般的と言えますが、まだまだ日本ではマイナーな間取りです。それは、日本人の生活習慣でお湯をたっぷり使う入浴が一般的という側面が大きいように思います。

欧米ではシャワーでの簡単な入浴が殆どで、バスタブがあってもあまり使わないケースが殆どです。ですから、湿気が部屋中に蔓延することは少ないと言えます。

それに引き換え、日本人は毎日浴槽に浸かりますから、浴室内が湿気や水分で常に満たされた状態になります。だから、水漏れやカビの発生のリスクを低減させる為に、周囲がプラスチックで覆われたユニットバスが使われるようになったのです。

それでも、欧米の生活スタイルに憧れ、それを実現させたいという輸入住宅好きの方は、タイル張りの浴室空間を採用するんですね。そして、タイルやバスタブ、洗面ボウルが接する部分、壁・天井や窓などの周囲には、防水コーキングを打つといった処理を行います。

そういうおうちの場合、浴室や洗面での換気をしっかりと行って、入浴時以外は乾燥するように心掛けることをする訳ですが、タイルの目地やコーキング部分は割れたり、縮んだり、カビたりして劣化・消耗してきますから、10年程度で補修を行うといいでしょう。

見た目も美しく蘇るばかりか、水漏れや結露による構造体へのダメージも防ぐことが可能です。

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メーカー不明の輸入洗面水栓

メーカー不明の輸入洗面水栓

輸入住宅にお住まいのお客様から、また水栓金具のカートリッジ・バルブの調達が出来ないかという相談がありました。

今回は、クラシック系ではなく、モダン系。ドイツなどのヨーロピアン・デザインといった感じの水栓金具ですが、メーカー名も品番も分からないといった状況です。

デザインが近いものを販売している業者さんにも問い合わせなどしていろいろ調べてみたのですが、製品を特定することは出来ませんでした。いつも申し上げる通り、水栓のメーカーや品番、製造年代が分からないとバルブの特定も出来ません。

この問題を解消するには、残念ながら水栓金具を交換するしか方法はありません。新築時の設計図や仕様書、見積や打ち合わせ記録などが重要だということは、こうしたことでもよく分かって頂けるはずです。

是非、当時の書類は大切に保管して下さいね。但し、メーカーが廃業したり、部品在庫を既に持っていなかったりする場合もありますから、そういう時はご容赦下さい。

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鍵(キー)のいらない方は、こちらです

2種類のデッドロック

輸入住宅の玄関ドアのロック用に取り付けられているデッドボルト。

玄関は出入りがありますから、当然キーを差し込んでロックを施錠したり解除したりするタイプのものが付いています。でも、勝手口やお庭に出る為のドアなどでは、いちいち外から鍵を施錠したり解除したりするなんてことはしない人が殆どでしょう。

つまり、室内側からサムターンを回して鍵を掛けられれば、外側に鍵穴がない方が防犯性もよくなると考える人も多いはず。

写真に写っているデッドボルト(デッドロック)は、鍵付きのものと鍵穴のないものの2種類です。

こちらのお宅では、当初鍵穴のないデッドボルトだけが付いていたのですが、更に防犯性を高めたいということでデッドボルトをもう1つ追加したのですが、鍵穴のないデッドボルトはすぐに調達出来ないということで、防犯強化型のディンプル・キー・シリンダーが内蔵されたデッドボルトを付けることになりました。

勿論、隙間から見えるデッドロック・バーを隠す為に、ガードプレートも装着しましたよ。これからは、鍵穴のないデッドボルトが欲しいというお客様も増えるように思いますから、私たちも順次在庫をしていこうと考えています。

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美しく蘇ったアイアン門扉

門扉ビフォア・アフター

以前、空き巣によって傷つけられたという記事を書いた門扉ですが、ようやく取り付けまで漕ぎ着けました。

上の写真がリフォーム前の門扉で、下がリフォーム後の門扉です。青っぽいベタ塗りの塗装だったものが、本物の銅を錆びさせた感じになっているのがお分かりでしょうか。

また、門扉自体の高さが若干大きくなって、アーチとの隙間がなくなってきています。そして、一番の違いは、縦に走っているアイアンの柵。

当初間隔が開いていたものが半分程度の間隔に縮められて、手が入らないくらいになっています。これらの施工は、泥棒に対する威圧と防御をテーマにして行われました。

見た目の圧力やセキュリティの強化が、ここに表現されていますから、侵入しようとする空き巣にもここは手強いと思わせることが出来るのではないかと考えています。

精神的にも物理的にも防犯対策を施すことって、重要なことだと思いますが、そういう発想をするアドバイザーは少ないでしょうね。

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<関連記事>:破損した門扉の採寸 (2016年1月5日)

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お気遣い、有難うございます

桔梗屋 信玄餅と村瀬

山梨のお客様で、古いマーヴィン社の掃出しサッシの修理をしたいという方がいらっしゃいました。

サッシの可動するドアが傾いて、ドアが思うように動かないばかりか、ロックにも支障が出ているということで、状況確認と必要部品が何なのかをメールでやりとりさせて頂きました。

慣れない写真の添付をお願いしたり、状況を詳しく書いて頂いたりと結構面倒なことをお願いしたのですが、真摯に対応して頂けました。

おおよそ状況が分かってきて、そろそろどのようにするかをご提案する時期になった時、そのお客様から「家族と相談して国産のサッシに付け替える」という連絡がありました。

ここまでいろいろ相談頂いたのにという想いと、高品質なマーヴィンを交換してしまうということに対し、私としては非常に残念な気持ちになったのですが、お客様の決断ですから尊重しない訳には参りません。

そんな中、そのお客様から今日荷物が届きました。桔梗屋の信玄餅と言って、山梨の名物だそうです。いろいろお世話になったからということで、感謝の気持ちでわざわざお送り頂きました。

早速1つ頂きましたが、黒蜜ときなことお餅の組み合わせが上品で美味しかったです。

お客様からは、「ブログはとても参考になりました。自分の家をもっと大切にします。それに気づかせて頂いて、ありがとうございました」ともおっしゃって頂きました。

どこまで役目を果たせたかは分かりませんが、今後も皆さんの役に立つ記事を書いていきたいと思わされた出来事でした。こんな時、私は輸入住宅を売りにしているのではなく、村瀬自身や人間性が商品なんだなぁと感じさせられます。

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