8月13日(水)~17日(日)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは夏期休暇を頂きます。
お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。
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板を重ね張りしたラップ・サイディングと呼ばれる鎧張りの外壁デザイン。横にラインが入ったデザインは、カジュアルながらノスタルジーをも感じさせてくれます。
この家は、New England Homeというアメリカの雑誌に掲載されていたものです。Lodgeの看板があるところをみると、昔はプチホテルだったんでしょう。そして、2人の女性が100年以上前に建てられた家の内外装をリノベーションして、ここを美しく蘇らせたそうです。
真っ白な外壁に真っ白な窓やドア、そして2階部分の窓だけは飾りの窓シャッターが濃紺で脇を固めています。屋根は、スレート・ブラックのアスファルト・シングル葺き。
こういうデザインは、海沿いのコテージならピッタリきます。勿論、マリーン好きなご家族でしたら、こんな家に住みたいと思うでしょうね。
日本でも2x4工法でこういった輸入住宅は建ちますが、3階建てとなると面倒な構造計算書を検査機関に提示しなければなりません。この家は、総3階建てではなく、小屋裏(屋根裏)を利用した3階建てですから、一番上の窓がある部分はドーマーです。
煙突があるところをみると、1階には薪ストーブかマンテルがあって、冬にはそこの暖かい空気が家全体を覆うという感じなんでしょうね。
アーリーアメリカンの古き良き植民地時代を思い起こさせるデザインで、あなたも家づくりをしてみませんか。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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新築以来何もしていなかった輸入の玄関ドアのヒンジ(蝶番)。出入りが多かったせいか、組み合わさったヒンジがこすれ合って、ここまで隙間が空いてしまいました。
ヒンジ自体はしっかりした金属で出来ていますから、このくらいでも破損するようなことはありませんが、そろそろ交換する時期が来ていると思います。
それは、こうした状態になると重いドアが下がったり、傾いたりしてきて、ボトムシルと呼ばれるドアの敷居に当たってくるからです。
そればかりか、ドア・ハンドルのラッチやデッド・ロックのロック・バー(カンヌキ)もドア枠側の穴に入らなくなってきて、ドアが閉まらなくなるなんてトラブルも発生します。
閉まらないだけならまだしも、無理やり鍵を閉めようとしてロック・セットを破損させてしまうなんてことも起こります。
ものごとは全てがうまくバランスして正常を保ちます。ですから、1つが悪くなるとそれが関連する別の場所にも影響を及ぼすことを理解しなければなりません。
こうしたことは、素人の皆さんでも注意深くチェックさえすれば誰でも分かることですから、発見したら信頼のおけるビルダーにドアの水平や傾きを含めて調整してもらうようにして下さい。
そうすれば、あなたの輸入住宅も長く愛することが出来るはずです。メンテナンスについてのご相談は、お問い合わせ下さい。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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輸入が遅れていた4分別するゴミ箱収納セットが到着したので、早速今日豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸に取付けに行きました。
社長自ら、こうやって作業するのが、中小零細ビルダーのいいところ?でも、こうやって現場に出ると、分からなかったことが見えてきたりするから、たまにはこうやって取付けするのもいいんですよ。
施工前(Before)は、幅80cmもある結構広いベース・キャビネットでした。可動棚も1枚入っていますから、いろいろなものが収納出来ます。ただ、もしここを現状のまま通常の収納として使う場合、生ゴミ用のシンク下ゴミ箱以外、ゴミ箱が部屋に露出することとなってしまいます。
そこで登場するのが、この分別用ゴミ箱セット。
下に引き出し用のレールがセットされていて、ゴミ箱もきちんと並ぶようにスチール製の枠も付いています。(組み立ては、私がやったんですよ) この枠は、ゴミ箱を引き出したい時の取っ手の代わりにもなってくれるからいいですよね。
北米には、こうしたキッチンや洗面キャビネット用のアクセサリーがいろいろと用意されています。その中から私たちが使いやすそうなものをチョイスして、お客様に提案するのですが、なかなかいい感じだと思いませんか?
オーダーメイドの輸入キッチンって、本当に楽しいしお洒落ですよね。
こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
<関連記事>: 輸入キッチンのアクセサリー (2010年4月15日)
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Milgard 社掃出しサッシ(スライディング・パティオ・ドア)の部品が破損したので、調達したいという依頼があった。
詳細を写真に撮って欲しいというお願いをした処、モーティシー・ロックの金物に差し込む為の二股部分が欠損してしまったレバー部品の写真が送られてきた。
以前は、ミルガードのレバーのオペレーション・アーム部が折れてしまったというトラブルでお話を頂いたことがありましたが、差し込み側の部分も折れるんですね。この部品は、恐らく鋳物で出来ていますから、非常に堅いと思われますが、必要以上に力が加わった場合、細くなった部分(比較的弱い部分)にそのエネルギーが集中するのでしょう。
何れにしても、力を入れなければロックが掛からないという状態をまずは解消しなければ、また同じことが起る危険性は排除出来ません。
まずは、ドアに仕込まれているモーティシー・ロックに付いているビスを回してラッチの出方を調整することが大切です。ただ、闇雲に回してしまうと元の位置が分からなくなりますので、回す前にマジック等で目印を付けて、うまく行かなかった場合に最初の位置へ戻せるようにしておくのが、秘訣です。
これをすると結構調子がよくなると思いますが、ロック金物の違いによって調整方法が違うかも知れませんので、注意下さい。
また、モーティシー・ロックの内部には、小さなバネが入っていることがあり、それが劣化してちぎれたり、飛んでしまったりすると、ラッチがちゃんと動かないこともあります。そうなると、レバーだけでなく、ロック金物も交換する必要が生じますから、しっかり状況を把握して何が悪いのか、何を交換しなければいけないのかを連絡して下さいね。
輸入サッシの掃出し窓の多くは、おおよそ同じ構造で同じ部品を使っていることも多いですが、サッシ・メーカーによって、又は製造時期によって使っている部品が異なることもあります。
私たちがお伺いして調査すれば、話は早いでしょうが、その分費用が掛かります。でも、写メを私たちに送信頂ければ、ある程度の状況確認や遠隔誘導で調査を実施出来る時代です。携帯やPCなどの文明の利器を活用して、上手に輸入住宅のメンテナンスをしていって下さいね。
こうした問題は防犯対策上も早めの対応が必要ですから、お困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連記事>: 輸入の掃出しサッシのロック・レバーは、よく折れる? (2014年5月14日)
<関連記事>: ジェルドウェンの掃出しサッシのロックレバー (2017年5月19日)
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<お客様からのその後のメール>
村瀬様
お世話になっております。本日レバーを受け取りました。早速取り付けましたところ、問題無く使用出来ました。この度は本当にありがとうございました。 (2014/09/03)
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以前、輸入サッシが雨漏りを起してしまい、輸入住宅に慣れていないリフォーム業者さんがセンスのない国産サッシに取り換えてしまったという窓を、今回再生させました。
輸入サッシは、比較的信頼性の高いインテグリティというシリーズのマーヴィン社製ファイバー・クラッド・サッシを使いました。そして、単に交換するだけじゃ詰らないですから、正面のシンボル的なこの窓にご覧のような窓飾りを付けてみました。
材質はウレタンですから、加工がしやすく価格も見た目以上に安価に出来上がっています。これも、この窓に合せて私がデザインや寸法をチェックした上で、はるばるアメリカから取り寄せました。
この飾りはプライマーと呼ばれる下塗り塗装を予め施してありますから、ビス穴等をパテや防水コーキングで埋めたところで、パラペイントで上塗りを塗って完成です。(Para は、ドライウォールなどの内装用だけでなく、外装用もあるんです)
そうそう、実は窓の周りの縦目地サイディングも今回張り直ししたものなんです。真っ白な外壁もなかなかいいでしょ。でも、ここは、もっとアメリカンになるように抹茶のような緑色で塗る予定です。
さあ、どんなリノベーションになるかは、乞うご期待!こうした私たちのデザイン・センスや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
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昨日、愛知県豊田市のマンション向けにPara Paintsのエリート・スウェードをお渡しした。
私たちは、写真のように調色後に塗料の色がちゃんと出ているかどうかをチェックしてから出荷する。これって、結構手間が掛かるんだけど、必ず1缶ずつサンプルを取って見本帳と見比べているんです。
ところで、現状のそのマンションは、スケルトンの状態らしく自由に内装を仕上げることが出来るらしい。そこで白羽の矢が立ったのが、私たちのパラペイント。
石膏ボードやビニール・クロスばかりでなく、コンクリートの上からも塗れるパラは、その施工の自由度もさることながら色の美しさやツヤ消しの上質さが素晴らしい。(国産塗料のような揮発物の臭いもない。だから、室内の空気を汚染することもない)
勿論、カナダから色付けされた状態で塗料を輸入するのでなく、日本に来てから自社で調色作業を行うので、どんな色でも供給出来るということが他にはないメリットとなっている。また、万一塗料が施工途中で足らないなんて時でも、追加ですぐに調色に応じられるのも魅力ではないだろうか。
実は、これが他社ではなかなか難しい。特に国産の塗料では同じ色をロットの違う塗料で作ろうとしても、微妙に色が違ったりして、色ムラになることがあるからだ。
また、販売する塗料の単位が、一斗缶(20リットル)だったりすると、少し足りない時には無駄に買わなければいけなくなる。そういった点でも、1缶が約4リットル(1ガロン)単位のパラペイントは、小回りが利いて合理的とも言えますよね。
マンションだけでなく、一戸建ての新築やリフォーム・リノベーションなどの改修工事にも使ってもらえれば、本当に日本のインテリアが変わるんだけどなぁ・・・。さて、塗装した後、どんな風に生まれ変わるのか、楽しみえすねぇ。是非、皆さんの家づくりでもお使い下さいね。
関連ページ:パラペイント
こうした私たちの商品や建築に共感され、調達や施工を希望される方は、ご相談下さい。
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私のブログを見たという大阪の方から、5月末に問い合わせを頂きました。
中古で輸入住宅を購入して住んでいらっしゃるらしいのですが、跳ね上げ式の窓にミルガードの窓が取り付けられており、紐切れと滑車の破損により窓が開閉出来ない状況となっているとのこと。こうした古い窓が3ヵ所あるが、ミルガードの窓部品(バランサー CALDWELL)の購入が可能かどうか、との問い合わせでした。
何でも近くの輸入住宅のリフォーム会社を訪ねて相談をしたらしいのですが、手配出来ないと言われて1年以上手配先を探していらしたようなんです。
早速、Milgardのシングル・ハング窓のバランサーの写真を撮って頂き、仕様番号を確認の上調達可能である旨をお伝えしました。通常の船便を使えば、調達には2ヵ月掛かりますが、その分お値打ちに手配出来ますから、今回もそれでOKを頂きました。
それから1か月半。メーカーの在庫の状況や船便のスケジュールがうまくいきましたので、少し早い調達となりましたが、写真の通り新しいバランサー8本(予備2本含む)が、はるばるアメリカからやってきました。
これらを内容チェックした上で、今週月曜に出荷しました。そして、今日そのお客様から下記メッセージを頂きました。
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<お客様からのメール>
バランサーの件ですが、火曜日に到着し無事取り付けも完了しました。(問題なく、動作しています。)
ありがとうございます。助かりました。
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私たちが建てたおうちではありませんし、時間と手間はそれなりに掛かりますが、こうした丁寧なご連絡を頂けるとやって差し上げた甲斐というものがありますね。そう、困った時はお互い様。調達してもらう側もする側も気持ちが一番大切です。
こうしたことでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
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シングル・ハング又はダブル・ハングの上げ下げ窓は、いろいろな輸入サッシ・メーカーのものが国内で販売・施工されている。どのくらいそういったものがあるかは不明だが、おおよその部品は共通のものであり、構造も然程変わりはないという認識だった。
今回、寒さ厳しい北海道から、輸入の樹脂(PVC)サッシのバランサーが切れてしまい、窓の開閉に支障をきたしているという問い合わせを頂いた。
CWD(Caradon、キャラドン、カラドン)社というカナダの輸入サッシ・メーカーのものらしいのだが、2001年のリフォーム時に施工した業者さんは既に倒産し、図面もなければ仕様書もない。会社名以外何も分からない中で藁をもすがるような思いで連絡をしてきて下さったのでしょう。
また、CWD社自体もPly-Gem社というメーカーに統合され、メンテナンス部品等の供給が今後どうなるか分からない。幸いPly-Gem社とはつながりを持っているが、私共はアメリカ・サイドの会社と取引をしていて、カナダ側の会社とは同じ会社同士でもあまり接点がないという。
合併や統合を繰り返すと、肥大化してこうしたことが起るんです。
それにしても、写真のバランサーは今まで見たことがないタイプですし、アメリカの部品屋さんのカタログにも掲載がありません。取り敢えず、アメリカの親会社経由ではなく、直接カナダにあるメーカーに状況を確認してみますが、輸入住宅って奥が深いですねぇ。
こんな私でも、知らないものがまだまだあります。ましてや、住んでいらっしゃる人は、チンプンカンプンでしょうねぇ。同様の問題でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
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<追伸>
下記記事にある通り、7月25日に名古屋市守山区にある輸入住宅のお客様から、サーティンティード社の窓バランサーのメンテナンスの相談を頂きました。部品の形状からすると同じデザインのコイル・バランサーのようです。これで、バランサーの特定が出来ました。
<関連記事>: Certainteed 社製シングルハング窓のメンテナンス (2014年7月26日)
<関連記事>: コイル・バランサーの断裂 (2016年10月17日)
<関連記事>: Chouetteのシングルハング用バランサー (2017年6月19日)
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以前、頭の丸いドライブ・イン・ラッチと写真のようにフェース・プレートと呼ばれる金属板が付いたラッチがあるという記事を書きましたが、これは取り付け方法の違いによって使い分けるパターンのものです。
今回は、ドアノブの使い道の違いによって、ラッチの種類が変わるというお話をしましょう。 (こんな話を書ける輸入住宅ビルダーって、日本にいるんでしょうか?)
写真をご覧頂くと分かりますが、クイックセット社のラッチは、爪の部分の形状が左右のラッチで違います。左のものは、爪の頭にちょんまげのような金属部品が付いていますよね。
実は、この部品は爪とは別々にも動きます。勿論、通常は爪と同時に動いて、ドアを開閉するのですが、あることをしてこの部品だけを引っ込めた状態にすると、出た爪が動かなくなります。(セキュリティの関係でここでは詳しく書けませんから、会社に来て頂ければ実物を使ってご説明致しますよ)
これは、ドアを閉めた状態の時にそうなるようにセットしますから、ドアを閉めて鍵が掛かっている時に、外からラッチの爪を無理やり引っ込めさせることが出来なくなるという訳です。このコブのような突起の部分が、ラッチの爪をロックさせる機能を持っているなんて、一般の皆さんには分からないですよね。
Kwiksetのドアノブ用ラッチって、セキュリティ対策に関して至るところに細かい気遣いがなされているんです。こうした機能が全てのラッチに付いていたのでは、部屋に入るのにも苦労してしまいますから、キーを差すタイプのドアノブ以外は右側のラッチが使用されます。
ただ、これがちゃんと機能するには、ドアの建て付けや防水用・気密用のシール・パッキン材であるウェザー・ストリップが劣化していないこと、ドア枠側の穴の位置が正しいことなどが条件となります。
こうしたことからも、家の定期的なメンテナンスや確かな技術、輸入住宅に関する豊富な知識が大切なことが分かりますよね。
この記事を読んで同じ商品を使う真似は出来るかも知れませんが、私たちと同じ知識と経験を基に施工することは出来ません。さて、どこでも同じように家が建つと、今でもお考えになりますか?
こうした記事を読まれて、家づくりやメンテナンスの施工を希望される方は、ご相談下さい。
関連記事: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス
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