お知らせ : ページ 233

ローウェン アクセス ウィンドウの部品欠損

ローウェン アクセス ウィンドウの部品欠損

最近、何故だか立て続けにご相談頂いているローウェン(Loewen)社サッシのメンテナンス。

写真の窓は、北欧製のサッシのように回転して、上下が逆転するアクセス・ウィンドウ(Access Window)というサッシです。

窓枠の両サイドの中央に回転軸が付いていて、そこを中心にクルクル回る構造になっています。

ただ、そのままだと風で動いてしまうので、ロト・アームと呼ばれる金物で固定も出来るようになっています。今回は、ロト・アームと建具(障子)とをつなげる為の固定金具が壊れてしまったので部品を調達したいという問い合わせでした。

プラスチックで出来た部品ですから、どうしたって経年劣化で割れたり欠損したりしてしまうのは必然です。10年以上前に製造された特殊なサッシですが、メーカーから未だに修理部品が供給されているのは驚きです。

こうした部品をカナダから取り寄せるのですから、海外送料や手数料はどうしても多く掛かってしまうのですが、国産サッシと比べれば手に入るという状況だけでも幸せなことではないでしょうか。

輸入資材を調達出来る専門家は日本では限られていますが、皆さんが何とかしたいという情熱さえあれば、必ず元通りになることを忘れないで頂きたいと思います。

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釣った魚にエサはやらない?

木部が崩壊したマーヴィンのケースメント

こちらの写真は、築24年の輸入住宅に取り付けられたマーヴィン(Marvin)社のケースメント・サッシです。

窓を開けたところにたくさんの木クズが散乱していますが、これらは建具(障子)の木枠が腐ってボロボロ脱落した跡です。

当時のマーヴィンは、構造的に雨仕舞があまりよくなかったということもありますが、木部に塗るべき塗料が内装用のニスであって、防水性を向上させる専用塗料でなかったこともトラブルの原因の1つです。

勿論、この窓が風雨の当たる南側に面していたということもありますし、それを承知して雨の後に窓を開けて乾燥させるという習慣がなかったことも問題でした。

ただ、ここまでなるには相当の時間があったと思いますし、お客様自身も気付いていたはずです。相談すべき住宅メーカーが既に輸入住宅事業から撤退していて、誰からも面倒を見てもらえなかったというのもお気の毒な話ですが、だからといって長く放置してしまっては、状況を悪くするだけです。

輸入住宅に限らずどんな家でも、10年毎に新築費用の10%程度を掛けて家のメンテナンスを行うことが大切です。つまり、100年経ったらもう1軒家が建つというくらいでないと、家を美しく維持していくことは出来ません。家を新築する時は、それだけの長期的な見通しが必要なんです。

ただ、今の日本の住宅環境にも問題があります。25年で家の価値がゼロとみなされる状況では誰も家に投資をしないのも理解出来ます。欧米のように、投資に見合った価値の上昇があってこそ、家を大切にしようと人はお金を掛けるのです。

家やサッシのメンテナンス、将来計画について何もアドバイスしなかった住宅メーカーの責任は非常に重いですが、こだわったおうちを大切にしていこうという覚悟がないと日本の財産はどんどん減っていってしまう気がします。

だからこそ、元々価値があまり高くない安普請の建売り住宅を購入してはいけないと私は思います。世間の常識を変えるには、まず家づくりに対する自分自身の考えを変えなければなりませんね。皆さん、価値が上がる家を目指しましょう。

<関連記事>: 誰しも、資産価値が上がるものには投資をしたい (2013年5月8日)
<関連記事>: 輸入の木製サッシは、窓開けと早めのメンテナンスが大切! (2013年1月31日)

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ローウェンのバランサー・ブリック

ローウェンのバランサー・ブリック

写真を見て、何かよく分からない部品とお思いの方も多いと思います。

これは、ローウェン(Loewen)社のダブルハング・サッシに装着されているバランサーを一定の場所に固定させておく為の部品です。

この上に建具(障子)に取り付けられたピボット・バーが載ることで、建具の重量をバランサーが支えるという仕組みです。

ですから、このパーツが外れてしまうと、バランサーが機能しなくなりますから、窓の上げ下げが出来なくなります。こういう場合、この部品さえ交換すればバランサーが直せるかと言えば必ずしもそうではありません。

この部品が壊れるくらい年数が経っていると、バランサー自体も劣化が進んでいますから、安全の為にバランサー全体を交換すべきだと思います。

また、20年近く何もしていないサッシであれば、メーカーはバランサーを内蔵している両サイドの樹脂製サッシ枠(ジャムライナーと呼ばれます)も同時に交換することを推奨しています。

それは、ジャムライナーが建具を挟み込む力が弱くなってきていることと、バランサーを交換する際に劣化した樹脂が割れる可能性があるという理由からです。

慣れていれば交換は比較的簡単ですが、やったことがない場合は専門家に相談した方がいいですよ。壊したら、大変ですもんね。

<関連記事>: ローウェンのジャムライナー (2017年12月15日)
<関連記事>: ジャムライナーを交換してきました (2018年1月20日)
<関連記事>: ローウェンのダブルハング・メンテナンス (2019年3月19日)
<関連記事>: バランサーが破損すると、サッシュが落下します (2021年5月17日)

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外構工事、始まる

U様邸外構工事

息子の友だちが結婚して、岩倉市で家を建てました。

うちの会社で建てた訳ではありませんが、建築会社はこの地域ではなかなか評判のいいところです。

そんな中、家の完成の目途が立ったので、外構工事をホームメイドでやってもらえないかという話を頂きました。

きっと、私たちに気を遣ってくれたのだと思いますが、有り難い話ですからご依頼を受けさせて頂くこととなりました。台風の関係で他の現場の工事が少し遅れ気味となっていましたが、無事火曜日に着工させて頂きました。

駐車スペースには浄化槽の大きなフタも露出していますから、家を建てた建築会社さんとも連携を取りながら、工事を進めさせて頂きます。11月の半ばくらいには完了するかと思いますが、また出来上がりましたら、お見せしますね。

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樹脂サッシのクランク・ハンドル脱落

脱落したケースメント用ハンドルギア

浴室に取り付けられた輸入の樹脂サッシ。(もしかしたら、OEMで国内で製造されたものかも知れませんが・・・)

サッシ・メーカーが分からない状況ですが、こういう場合はハンドルの奥にあるオペレーター・ギアが錆び等で破損して脱落しているように思います。

ケースメント窓のオペレーター・ギアが固定されていない状況で、ビスも脱落してしまいハンドルやカバーも外れてしまったのでしょう。

でも、こうした部品は、どこの輸入サッシ・メーカーでも使われている汎用部品です。ですから、部品のサイズやデザインを確認すれば、比較的簡単にアメリカから入手出来ると思います。

こうした輸入住宅のメンテナンスを相談出来るところがないというお客様はたくさんいらっしゃるでしょうが、私たちなら何とかなります。諦めて放置しておかないで、おうちがいいコンディションに戻るように是非ご相談下さいね。

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塗装が劣化した木製玄関ドア

塗装が劣化した木製玄関ドア

2年くらい前に名古屋市のお客様から木製の玄関ドアを塗り直しがしたいという相談を頂きましたが、その時は立ち消えとなりました。

その方から再度相談をしたいということで、現況の写真をお送り頂きました。

装飾が入った豪華な框(かまち)タイプのドアですが、昔ヤマハが製造していたものらしいです。日本でもこうした無垢の木製ドアが作られていたなんて、今のアルミドア全盛の時代からすると考えられませんね。

今回は、まず表面の汚れを軽く除去し、修正が可能であれば小さなクラックなどを埋めた上で、着色のステイン塗装を行います。

次に防水の為のトップコートとして、パラペイントのティンバーケアを二度塗りしたいと考えています。太陽の紫外線や風雨に曝される屋外ですから、耐久性と防水性の両方を備えたカナダの木部専用塗料を塗るのは必修です。

ただ、塗るだけが塗装工事ではありません。養生をしっかりやって汚れの除去や丁寧な塗り重ねをしてくれる経験豊かなペンキ屋さんでなければ、すぐに塗装も悪くなりますからご注意を!

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Shaw Brick社の Olde English

Olde English

昨日、久しぶりに当社ホームページの「レンガ積み外壁のページ」を修正しました。

最近、カナダのレンガ製造メーカーが、買収・合併されたか何かで彼らのホームページもころころ変更が加えられていました。

ですから、レンガのバリエーションを紹介するページや、そのレンガを積んで出来上がった家のギャラリー・ページなどもアドレスが変更されて、リンクが切れてしまっているという状況でした。そこで、正しいリンクを張り直し、カナダ製のレンガの種類やギャラリーがご覧頂けるように手直ししたという訳です。

そんな中、私たちが豊川市のN様邸で積んだショウ・ブリック(Shaw Brick)社が新たなレンガを紹介していましたから、その写真をお見せします。

その名も「オールド・イングリッシュ」。イギリスの古びたレンガをイメージして作られたレンガとあって、表面のゴツゴツ感や色の変化、欠けた感じなどがうまく表現されています。

レンガを積んだ分奥行があって、窓からレンガが飛び出して積まれている様子が素敵です。また、真新しいサッシでも全く違和感がありません。

外壁のコーナー部分は、コイン・コーナーと呼ばれる四角が連続したようなデザインになっています。これは、レンガを積む位置を少しだけずらしてデザインする手法ですから、厚みのある本物のレンガでしか表現出来ません。(レンガ・タイルでは不可能な技です)

あなたの素敵な輸入住宅をレンガ積みの外壁で新築・リフォームしてみませんか。それも本物のカナダのレンガ職人の技術で・・・。

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ガラスの曇りは、ペアガラスの宿命です

ガラスが曇った勝手口ドア

宮崎県にある輸入住宅で勝手口の輸入ドアのガラスが曇ってしまったという相談を頂きました。

大きなペアの強化ガラスが入った素敵なドアですが、内部結露を起すとガラスを交換するか、ドアを取り換えるかしか方法はありません。

ペアガラスは、シールド・ユニットと言って気密材によって一体化された構造になっていますから、分解掃除をするようなことは出来ないのです。また、一旦入り込んだ湿気や水分は、絶対に外に出てきてくれません。

この輸入ドアは、随分前に取り付けられたもののようですから、恐らくピーチツリー社のスチール・ドアではないかと思います。ピーチツリーは既に会社が存在しませんから、交換部材をメーカーから取り寄せるようなことは出来ません。

ですから、ペアガラスをドアから外すことが難しいようなら、別のメーカーの輸入ドアでサイズの合うものと取り換えるしかないのです。(尚、スチールに錆が出てきているようなら、ガラス交換ではなくドアをグラスファイバー製のものに取り換える方がベターです)

私たちが宮崎まで調査に行って、このドアだけでなく他の輸入資材の不具合もチェックしがてら、ガラスのサイズなど詳細をチェックするという方法が一番いいかも知れません。

そうすれば、ほぼ完璧に状況を把握することが可能だと思いますが、出張調査費はそれなりに掛かってきます。それでもちゃんと直したいという情熱のあるお客様ならいいのですが、そうでなければ輸入材を知らない地元の業者さんに適当な材料と施工で修理されてしまうのでしょうね。

果たして今回のお客様のご判断は、どうなるのでしょうか。このおうちだけでなく、多くの家で常にメンテナンスの問い掛けがあると思います。安ければ何でもいいのか、高くてもしっかり修理をしたいのか、あなたの心持ちがこの家の寿命を決めるのかも知れませんよ。

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輸入水栓の交換

交換中の輸入洗面水栓

私共が建てさせて頂いた輸入住宅で、洗面の水栓金具を交換させて頂きました。

水側のカートリッジバルブ(止水パッキン)の問題だったのですが、メーカーがなくなってしまい、交換用のカートリッジバルブの入手も困難となった為、当社の在庫にあった輸入水栓を取り付けました。

陶器で出来たベデスタル・タイプの洗面台には、やっぱり舶来のものがよく似合います。

この水栓金具については、カートリッジバルブも少しですが在庫していますから、万一交換することになっても安心です。

ただ、カートリッジバルブが悪くなった原因が、ハンドルを強く締め過ぎたということと、元の水道管から流入する細かな砂粒や異物と考えられますので、再度トラブルになる可能性も否定出来ません。

ですから、私たちのような輸入住宅の専門家が、今後もこの家の点検・メンテナンスを引き続き行っていくことこそ重要な気がします。

いくらいいもので家づくりをしても、使っていれば寿命を迎える部材も多くあります。そんな時、ちゃんと修理して使えるようにしてあげる体制が必要だと思いませんか?

<関連記事>: 丁度いいのがありました (2017年10月17日)

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ロジェール製オーブンレンジのゴトク修理

修理したロジェールのゴトク

先日、ゴトクの爪が欠損したという記事を書かせて頂きましたが、その修理が写真のように完了しました。

多少ゴトクに油汚れがこびり付いていますが、欠損箇所は見事に修理が出来ました。(欠損部品をお客様が大切に保管しておられたのが、功を奏しました)

また、ゴトクの歪みも完全とまではいきませんが、随分いい状態になるまで修正出来たような気がします。

レンジのゴトクは殆どが鋳物で出来ていますから、鉄そのもので出来た製品よりも溶接は難しくなりますし、また欠けてしまうという恐れもないとは言えません。

また、堅い鋳物ですから、歪みの修正も限界はあるのが現実です。(あまり力を掛け過ぎると割れてしまうかも知れませんし、熱を入れて修正するとまた別の場所が歪んでくるのです)ですから、いい塩梅を確認しながら、ベターなところまで持っていくことが大切です。

それにしても、輸入住宅ビルダーが、ロジェールのオーブンレンジまで修理を手掛けるというのは、余程暇なんだろうなと思われるかも知れませんね。

でも、壊れたら捨てて買い換えるという文化よりも、直し直ししながら大切に長く使い続けるという考え方は素敵だと思いますよ。だって、国産の製品だったら、もうとっくに新しいレンジに交換されているでしょうからね。

フランスのロジェールのものは、それだけ日本に愛好家がたくさんいらっしゃるということでしょうか。

<関連記事>: 交換品がないなら、直すしかない? (2017年10月18日)

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