お知らせ : ページ 414

個人で設置は、無理ですよ

突然、ホームメイドの電話が鳴った。とあるお客さんから、「アメリカで電気オーブン付きのレンジ(北米では、ストーブと呼びます)を自分で買ってきたのだが、取り付け方法が分からないので教えて欲しい」というものでした。そばには電気屋さんもいたらしく、電話を代わるから説明してくれないかとも・・・。

個人輸入したものは、国内の販売代理店ではサービスをしてくれない。当然、何もアドバイスはしてもらえない。購入してもらっていない状況で好意で教えるにしても、もし何かの原因でトラブルが発生したらその責任を問われかねないからだ。だから、私たちのように自分で勉強して取り付け方法を学んだ人間に、藁をもすがるような思いでご連絡頂いたのでしょう。

勿論、私は意地悪するつもりはないですから、ちゃんと教えてあげましたよ。そう、取り付けするには、特別な部品が必要ですし、電源も2系統必要となる旨お話ししました。だから、そういう部品を一緒に輸入しないと使えないのです。

私の手元にその部品があればいいのですが、いつも本体を輸入する際一緒に必要数だけを輸入するので、残念ながら在庫はないのです。

レンジや食洗機、冷蔵庫や洗濯・乾燥機といった輸入家電を住宅設備として施工する場合は、それらを取り付けたことがある住宅会社や電気屋さんと綿密に相談しながら商品や資材を購入をしないと、大変なことになるのです。

こういう住宅設備は、竣工の直前に施工する場合が多いでしょうから、いざ部品がないとか、設置方法が分からないとかという状況になると入居が延期になる恐れもありますので、注意が必要です。

施工したこともないのに、ものがあれば設置してあげますなんて気軽に請け負うビルダー(工務店)の無責任にも問題がありますが、個人購入での利害の全てを受け入れるという覚悟が施主側にもないと、お互いに不幸な状況になります。

私たちのように、輸入家電にまでノウハウを持っている輸入住宅ビルダーは、国内では貴重な存在かも知れません。何故なら、私たちは、国内屈指の北米輸入住宅コンサルタント・ビルダーですから・・・・(笑) それにしても、電話してこられた人は、その後どうしたんでしょうねぇ?

こうしたデザインの輸入設備の調達や建築をご希望の方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

何事も自然の摂理を考えて・・・

2012年12月3日、毎日新聞が、今回のトンネル崩落の原因を、コンクリート劣化の可能性があると報じている。

元々コンクリートは、水が浸透する性質がある。山をくり抜いたトンネルの上には、水脈がいくつも走ってるだろうから、例え防水処理をしていたとしても、コンクリートが常に水分に曝されるリスクが存在すると考えるべきだと思う。水分は、コンクリート内部の鉄筋を腐らせるばかりか、コンクリート自身をも劣化させていく。

そんな状況で、鉄で出来たアンカーボルトが水分で腐食して膨らみ、コンクリートのクラックを助長させるなんてことは十分考えられる気がする。そうした状況の中、水分に曝された鉄筋が、錆びて折れるなんてことを想定できなかった道路会社もお粗末だね。

果たして、鉄筋コンクリートで出来た建造物が、100年の耐久性があるなんてことは未だかつてない。あの赤坂プリンスホテルだって、解体まで半世紀持たなかったではないか。そういう意味で、軽量鉄骨や鉄筋コンクリート製の住宅の耐用年数や強度などというものも疑って掛かる必要があるかも知れません。

結局、人間の浅知恵で考えた技術を過信してはいけないと私は思う。自然の摂理や自然に逆らわない方法を用いて社会や建物を構築しなければ、こういうことが起こるという戒めなんでしょうね。

亡くなられた皆さんには、深い哀悼の意を申し上げます。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご利用下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , |

これが、天然スレートの実物です

JR東京駅丸の内駅舎の復原にも使われた屋根材の天然スレート。今回は、とある会社から送って頂いた実物の天然スレート(粘板岩)の屋根材をご紹介しましょう。

大きさは、約30cm×20cm。大口町のB邸で施工した屋根材と比べると少し小ぶりですが、このスレートブラックと呼ばれる黒さは、なかなかです。

実は、天然スレートは、採掘される国や地域、鉱床の状況によって色も様々。そして、鉱物に含まれる成分が年月が経つと石の表面に現れてきます。その為、屋根の色に変化が生じてくるのです。

よくあるのが、鉄分が表面に浮いてきて、ところどころ黄色や茶褐色になってくる現象です。勿論、色の変化があっても耐久性には何ら問題はありませんし、趣きが年々増してくるから不思議です。そこが、塗料で着色しただけの国産のスレート瓦(カラーベスト)とは違いますね。

この写真の天然スレートは、カナダ ケベック産。昔見たのは、カナダの大西洋岸地域であるアトランティックカナダで採掘された天然スレートの屋根材でしたので、ヨーロッパ同様カナダでもこうした天然スレートがよく採れるんですね。

本物の石で出来ていますから、1つとして同じ形はありません。

こんなに薄い石が、屋根として100年も持つのですから素晴らしいですね。

そうそう、私たちは天然スレートの屋根材を釘で止めるようなことはしていません。だって、石が割れてくる原因になりますからね。そういう施工へのこだわりも、屋根の耐久性を向上させたいという思いの表れです。

こうした海外のいい商品をリサーチすることで、従来の半値近い税別17,000円程度(1平米当たり)で天然スレートの屋根を施工出来ないかと現在検討しています。(弊社HPでは、27,000円としていますから凄いですよね。普通の大きさの150平米の屋根なら、150万円ものコストダウンですから。)

普通の家なら、外壁と屋根の塗り直しで10年毎に200万円、クロスの張り替えが20年毎に100万円とすると、100年では合計2,500万円もの費用がメンテナンスに掛かります。

それを考えると、レンガ積みの外壁、天然スレートの屋根、ドライウォールのインテリアは、メンテナンスの費用が必要最小限で済みますから、本当にお得です。この3つを同時に施工してみたいという方は、是非ホームメイドにご相談下さい。

ルーブルや赤いレンガ積みの東京駅のように、きっと100年後には歴史的建築物になりますよ(笑) 尚、価格は為替レート等で変化しますから、お問い合わせ頂く際に再度ご確認下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , |

輸入の照明器具は、手間が掛かります

先日完成した輸入住宅、岐阜市N邸。昨日、お客様に引き渡しをさせて頂きました。

奥様、子供さん、本当に喜んで頂きましたので、建築屋冥利に尽きるというものです。有難うございました。

しかしながら、引き渡したとは言え、若干の手直しや残工事はあるものです。やっぱり、手づくりで人間が造っていくものですから、工場で作ってきたような規格型の住宅とは訳が違います。

写真の照明器具は、お客様が自身で調達されたものですが、クリスタルが外れていたりしていましたので、会社に引き上げてきてうちのスタッフが工具を使ってきれいに取り付けしてくれました。

国産の照明器具なら、納期が遅れたり、商品の一部が外れていたり、取付け穴が明いていなかったり、なんてことはないのですが、そこが輸入照明のかわいいところです。

勿論、私たちが手直しをしましたが、お客さんには手間賃をお願いすることはしませんよ。

何かして差し上げようという気持ちをお互いが積み上げていくことで、いい家づくりが出来るんですし、いい社会になる気がします。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , |

年末、またお伺いしますよぉ~

夏が終わったかと思ったら、もう年末。時が過ぎるのは、早いですねぇ。お盆と年末の年2回、おうちを建てさせて頂いた方のところにお伺いする定期訪問のシーズンがやってきました。訪問の数も80に迫る勢いで、ほぼ1カ月を費やす大きなイベントとなりました。こんなにたくさんのお客様のおうちを建てさせて頂いたというのは、本当に有り難いですねぇ。

さて、今回お邪魔する際にお供をして頂くのは、「リサイクルはさみ」。最近は、分別を必要とするものも多くなりました。また、その際、奥様がやらなければならないことも増えたでしょう?例えば、ペットボトルのラベルはがし。スプレー缶のガス抜き。牛乳パックの解体などなど。

このはさみなら、一度に7つの機能を発揮しますので、リサイクルの作業はこれ1本で可能です。

詳細は、下記の通りですので、どうぞ訪問を楽しみになさって下さいね。

万能リサイクルはさみ ― 分別に便利な7つの機能付き! ―

◎7つの機能の使い方とは・・・
1、フィルムはがし…ペットボトルを覆うシールもしっかり分別。手を汚さずにはがすことができます。
2、リングはすし…普通のハサミでは切りにくいリンクも、特徴的な先端部で切ることが可能です。
3、注ぎ口キャップはずし…調味料などの注ぎ口キャップが外せる画期的な形状。こちらも忘れずに。
4、キャップオープナー・・・飲み残しが固まって外しにくいドリンクキャップも、簡単に開栓できます。
5、ペットボトルの裁断…ゴミ袋の中でかさばりがちなペットボトルも細かくしておきましょう。
6、牛乳パックの解体…牛乳パックは分別すれば資源に。硬い紙でも簡単に裁断することができます。
7、ガス抜き…缶スプレーは、捨てる前にガス抜きを。釘などを使わずにガス抜きができます。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: |

室内の水は、普通の住宅では難敵です

こちらの写真のおうちですが、何れかの原因で壁の中に水分が侵入し、それが石膏ボードやビニールクロスを湿気らせてカビが発生してしまいました。まだ原因ははっきりしませんが、どこかから雨水が侵入して、それが壁の中に溜まったのではないかと思われます。当然、外部には透湿防水シートが張ってありますし、窓の周りにも防水テープが施工されているはずです。

でも、そうした施工は雨水をシャットアウトする為の対策で、入ってしまってからの対応については何ら手を打っていないというのが、一般の住宅メーカーの施工方法です。そう、住宅会社は、雨や湿気が絶対に入らないという前提で家づくりを考えているのです。

こうした理由で、以前の記事でお話ししたように夏場の壁体内結露の問題も起こる訳です。

外部からばかりでなく、内部からこうした現象が発生するのが、冬場の室内結露。

冬場、室内は石油ストーブやその上のヤカンによってたくさんの水蒸気が発生します。また、寒いので部屋を閉め切っていますから、鍋などの料理や暖かいお風呂やドライヤーによって発生する場合もありますね。

夏場は屋外の温度が高く、室内をどんなに温めようと、どんなに水分を多く発生させようと問題になることはありません。(まあ、温める人はいませんが・・・)

結露が発生するには、下記の2つの条件が必要だからです。1つは、隣り合う空間の温度に大きな差があること。もう1つは、暖かい側の空気が水分を多く含んでいること。

まさに、冬の室内が絶好の結露条件に該当する訳ですね。

通常は、ビニールクロスを部屋に張っていますので、ビニールの上にいくら水が付こうが平気と思われるでしょうが、実際に結露を体験した人に聞いてみると、悩んでいる方が結構多いのではないでしょうか。

それは、窓まわりで結露した水が、ビニールクロスの接着剤を剥がしてしまい、石膏ボードの石膏がボロボロに劣化してしまったり、クロスとクロスの接点部分が収縮で割れてきて、そこに水が入ってカビたりしてきているという問題からです。

勿論、室内側の防水層であるベーパーバリアに何らかの破れがあって、そこから壁内部に侵入した場合は、断熱材や構造材への影響も出てきます。

最近では24時間換気が義務付けられていますから、室内の湿気をある程度抑制する方法があると思いますが、寒い外気を入れたくないなどの理由で装置を止めてしまったり、将来機械が壊れてしまうなどしたら、その意味を失います。換気の吹き溜まりで湿気が滞留する可能性もあるでしょう。

私たちの輸入住宅では、水分や水蒸気を排除するのでなく、その水分が当たり前にあると考えた上で、内装を吸放湿作用のあるドライウォールや無垢の木製フローリングやドアを施工します。こうすることで、湿度や温度を調整(調温・調湿)するインテリアになるのです。

壁の中も羊毛(天然ウール)やセルロースといった自然素材の断熱材で覆われていますから、多少の水分ではビクともしません。つまり、極力入らないようには造るけれど、万一入ってしまっても大丈夫なように工夫がされています。

だから、結露が発生しやすいガラスのあるサッシまわりでも、一切結露が見られない室内を実現することが出来るのです。

窓やドアの枠も全て木製にして、そこに接する室内の壁もドライウォールにしてあるということは、言うまでもありません。

ホームメイドの輸入住宅が、ここまで自然素材にこだわるのには訳があるのです。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , , , , , , |

壁体内結露の発生原理

こちらの図をご覧下さい。これは、湿気の多い夏の暑い時期に建物の壁の中が結露する、壁体内結露の原理を図にしたものです。

壁体内結露は、断熱性能を低下させ、構造体が腐食したりカビやダニが発生する原因にもなります。また、鉄製の耐震金物や釘なども錆びさせてしまうから大変です。

さて、一般的な透湿性防水シート(通称:タイベックという商品名も使われる)は、内側の面からも外側の面からも湿気のような空気は流通させるが、分子の大きな水分は通さないという仕組みになっています。つまり、両面とも、通気はするが水は通さないという同一機能を持っているのです。

だから、透湿性防水シートと呼ばれるんですね。

通常、このシートは、壁の中の余分な湿気を外に出して、外から雨などが入り込んできた場合でも壁の中には入れないということを想定して作られています。

でも、地球温暖化で亜熱帯のように高温多湿な日本の夏では、壁体内結露という新たな問題が発生するようになりました。

つまり、戸外の湿気が透湿性防水シートを通過して、壁の中に入り込んできます。室内にこの湿気が入り込もうとするのですが、ベーパーバリアというビニールシートによって侵入を阻まれてしまいます。(ベーパーバリアは、空気も水も通しません)

でも、その際、ベーパーバリアを含めて室内側は、クーラーによって冷やされていますから、湿気はそこで水へと変化します。

ですから、グラスウールのような断熱材は、水分を含んで断熱性能が低下するばかりか、カビなどが発生することとなります。これは、自然素材のセルロース断熱材のような吸放湿性がないことが原因です。

そして、壁の中は屋外よりも比較的低温ですので、水分が再び湿気に戻ることはありません。その為、透湿性防水シートから外に出られないこととなりますから、一方通行的に屋外からの湿気(水分に変化)の流入が止まらないのです。

もし施工不良や経年劣化で室内側のベーパーバリア等に穴が生じれば、逆の原理で冬場に壁体内結露を起こすこととなります。人間のやることに将来も絶対大丈夫なんてないですからね。

それを解決するのが、私たちが施工している輸入の特殊な透湿性防水シートであり、自然素材のセルロースや天然羊毛の断熱材であり、北米式の塗り壁 ドライウォールのインテリアなのです。

また、敢えてベーパーバリアを設けないことで、冬場の室内結露を自然素材の断熱材が防いでくれる仕組みを私たちは作っているのです。家の内外で湿度や温度に違いが生じるのは、自然なことですし、そうしないと快適な生活を営むことは難しくなります。でも、そうした違いによって起る問題を受け入れた上で、解決していく工夫が、自然の摂理でもあります。

自然に逆らわず、自然素材の特性をうまく利用して、長持ちで快適な家づくりをすることを忘れてはいけません。工業製品化した家づくりには、自ずと限界があるような気がします。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

関連記事: ホームメイドの透湿性防水シートは、全然違う! (2007年5月10日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , , , , , , , |

屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(4)

以前お話した通り、温まった湿気が滞留しやすい屋根裏は十分な換気が必要です。特に冬は結露を起こす原因にもなりますから、建物自体を傷めたり、カビなどが発生して健康被害を起こすこともあるのです。この場合、屋根の一番高い位置にある棟に換気棟を設置して、屋根裏の空気を逃がすのですが、湿気がスムースに出ていく為には、どこからか別の空気が入ってくることが重要となります。

そこで利用されるのが、外壁材と構造体との間に作られた通気層(構造外壁を乾燥させる為の隙間スペース)と写真の軒下換気口。

太陽の熱によって温められた空気が、軒下から入って屋根を抜けていくと、その空気に引っ張られる形で外壁の通気層にある空気も一緒に抜けていきます。

外壁の空気、軒下の空気、室内の空気の3つが混在して棟から抜けていくことで、建物の結露を防ぐことが可能となります。当然、屋根裏空間は断熱空間としても機能することとなります。ただ、屋根裏を部屋や収納として利用する場合、屋根に断熱材を入れなければなりません。でないと屋根裏部屋が暑くていられませんからね。

でも、断熱材が空気を流通させる通気層を塞いでしまっては、せっかくの結露防止の仕掛けが機能しなくなってしまいます。

断熱を図りながら、結露対策をするにはいろいろな施工が必要になるのですが、そこに気付かないビルダーはたくさんいますね。結露対策について、もっと知りたい方は、下記の「結露対策」のタグをクリックして下さい。

私たちの建築に共鳴され、建築をご希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) (2007年9月1日)
<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(2) (2008年1月7日)
<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(3)&断熱対策 (2009年9月29日)
<関連記事>: 2x4工法なら、こんなお部屋も作れます (2014年6月29日)
<関連記事>: 費用は掛かるが、壊さずに済みますよ (2018年2月6日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , , , , |

輸入サッシを国産サッシに取り替えるの?

輸入住宅ブームが去って10年以上になりますが、未だに衰えない輸入住宅への憧れ。誰しもアメリカンな雰囲気やフレンチな外観に一度は興味をそそられるものではないでしょうか。

でも、ブームの時に建てた方は、そろそろメンテナンスが必要な時期を迎えて、困っていませんか。

外壁や屋根のメンテナンスもそうですが、サッシやドアのメンテナンスをどうしようか悩まれているというお話をよく伺います。国産の食洗機やコンロ、給湯器などは、どこでも簡単に交換してくれますが、輸入資材となるとノウハウのないところでは対応が出来ないのが実情でしょう。

ダブルハングと呼ばれる上げ下げ窓は、両サイドに内蔵されたバランサー(建具を吊るバネ)が、ケースメントと呼ばれる横開き窓は、オペレーション・ギアやアームが、そして輸入サッシやドアの枠は、ウェザーストリップ(防雨シール材)が、劣化してきているのではないでしょうか。

また、木製のものの場合は、木が腐ってきてしまって、建具も枠も交換しなければいけないなんてこともしばしば。

ただ、メンテナンスしてくれるはずの住宅メーカーは、輸入資材のメンテナンス方法が分からず修理や交換も出来ないので、国産サッシへの交換を提案するところも少なくないと思います。何とも情けない話ですが、住宅業界は新しいことを勉強したり、挑戦したりする人が少ないのです。

せっかく高性能な輸入サッシをみすみす国産に交換するなんてもったいないですよねぇ。

でも、輸入サッシメーカーの中には、消耗部品をちゃんと在庫しているところも多いですし、もし窓自体に不具合があれば、写真のように窓枠を残して、その枠の中に新しいサッシ全体をはめ込んでしまえるというものも存在します。

輸入サッシを諦める前に、もう一度修理やリニューアルを考えてみては如何でしょうか?

私たち ホームメイドは、出来る限りお手伝いしますよ。お困りの方は、お問い合わせ下さい。
また、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

カナダやアメリカには、こんなシンクもあるんです

国産のシステムキッチンに付いているシンクの全てが、シングル・シンク。大きいのはいいのですが、下洗いや漬け置き洗い、果物を氷水で冷やすということをしながら、別の作業に使うということでは、不便なことも多いはず。

また、油ものとそうでないものを洗い分けたいという場合にもワンシンクでは不都合がある。そこで、北米のキッチンでは、水槽をダブルなどにして使い勝手を向上させるというのが一般的。

ただ、その分、シンクの幅が少し狭くなるので、その点は考慮に入れて使う必要が出てきます。(メリット・デメリットにご注意下さいね)

写真にあるのは、何と105cm幅のトリプル・シンク。センターシンクが20cm、その両サイドが40cmずつというサイズ。私も使ったことがありませんので何とも言えないのですが、センターは他より少し浅くなっていますので、手を洗ったり、フォークやナイフなどを洗ったりするのでしょうか。

チタン・エナメルという素材を使っているとのことで、高温のお湯などにも対応しているそうな。

写真は、オーバーマウントと言って、キッチン・カウンターの上に載せるタイプですが、カウンターの下に取り付けるアンダーマウントのタイプもありますし、取り付ける水栓金具によって、水栓用の穴を増やすことも可能です。勿論、シンクの色も白だけじゃないですよ。

こういうところが、国産のものとは全然違いますねぇ。楽しいデザインのキッチンにしたいなら、やはり輸入住宅です。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |