お知らせ : ページ 326

上がらなくなったガレージ・ドア

名古屋市近郊の方から、輸入のガレージ・ドアが上がらないというトラブルでご相談を頂いた。聞くと、開閉を助ける為のコイル・スプリングが片方断裂しているらしい。

このドアは、車を2台横並びで入れられる車庫用ですから、16フィート(4.8m)幅の大きなガレージ・シャッターです。その為、スプリングもダブルで装着されているのですが、経年劣化でそのうちの1本が切れてしまったみたいです。

ただ、通常原因は、それだけではありません。それは、長年使い続けるとオーバースライダーの左右バランスが徐々に崩れてきて、スプリングやモーターに掛かる負荷も不均衡に大きくなってくるというものです。また、スプリングの力をドアに伝える為のワイヤー・ケーブルが伸びて切れることもよくあります。

この家の場合、2002年から使われているとのことですから、既にスプリングの交換時期が来ていますし、ドアのバランス調整をするタイミングでもあります。

こうした調整や交換は、おおよそ10年毎。不具合が発生する前にやっておかないと、いざという時ガレージから車を出せない事態にもなってしまいます。

ガレージの開閉が遅くなったり、異音がしたり、ドア自体が微妙に傾いていたりしたら、メンテナンスのサインです。早めにモーターやスプリングの交換・調整の依頼をして下さい。

輸入のビルトイン・ガレージのメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。

<関連記事>: オーバースライド・ガレージドアの基本構造 (2012年10月15日)

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貝殻デザインの洗面ボウル

今まで輸入住宅を施工させて頂いたお客様の洗面では、洗面カウンターとボウルとを一体成型したものを使うことが多くありました。

そうすると、カウンターとボウルとの間に隙間が生じることもなく、お掃除とかも簡単となることがメリットでした。また、その際ボウルのデザインを貝殻のような形にして、クラシックで可愛らしい洗面にするなんてこともよくやります。

ただ、お客様の中には、もっとクラシックな、もっとカントリーなデザインにしたいということで、タイルのカウンターを選択される方もおみえです。そういう時に使いたいのが、もの写真の洗面ボウル。

よくご覧頂くと、ボウルの内側が少し波打ったようになっていると思いませんか?そう、これはカウンターの上から載せるオーバーカウンタータイプのシェル(貝殻)・ボウルなんです。

それも水栓金具が、ボウルの上に載るようにデザインされていますから、水栓まわりに付く水垢の掃除もしやすいと思います。よくボウルの外のタイルの部分に水栓金具を付けるケースもありますが、タイルの目地にも水垢が入ってしまい、カウンターがひどく汚れてしまうなんてことが多いんです。

新築・リフォームを問わず、こんな洗面ボウルは如何ですか?勿論、人工大理石のカウンターにも使えますよ。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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床下の点検

5年前くらいに竣工した西尾市のM邸の定期点検をさせて頂きました。

それ程時間が経った訳ではありませんが、いろいろメンテナンスが必要な箇所があるかも知れませんから、念の為のチェックです。

こちらのおうちは、風水を気にされるお客様で、床下を土のままにしておかなければいけないということから、私共では珍しくベタ基礎ではなく、布基礎で施工しました。

布基礎とは、構造強度が必要な壁のラインにコンクリートの立上がり基礎だけを造るやり方で、立上がりに加えて床下全面を鉄筋コンクリートで敷き詰めてしまうベタ基礎とは異なります。耐震性からすれば、ベタ基礎の方が上ですが、床下が自然な状態に近いという点で、布基礎もありかも知れません。

普通、床下が土の布基礎ですと地面の湿気が上がってきそうですが、意外とカラッとした乾いた床下でした。一部に炭を撒いているということもありますが、通気を促す基礎パッキンを全ての布基礎と土台との間に入れてあるのも功を奏しているのだと思います。

ここの土台は、虫の嫌いなヒバの木を使っていますし、空気の流れがありますから、床下にシロアリさんは来ていないようです。

土台や大引きも動いたり、ひねったりしていないようですから、1本で1トンの重さに耐えられるプラ束も調整の必要はありません。

一旦建ってしまうと、なかなか人の目に触れる場所ではないですが、このようにちゃんと機能を果たしていてくれているのを見ると感慨深いものがあります。きっと、信頼とはこうしたところから生まれるのだと思います。

どうか皆さんも、たまには床下を覗いて下さいね。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<作品紹介>: イメージは、懐かしいおばあちゃんの家 ~M邸~

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座ってトイレは、当たり前?

3月7日の産経新聞に、男性の着座小便率が50%を突破したとの調査があると書かれていた。

また、男性に「立ちション禁止」を促すため、男女共用の洋式便器に貼る「男性トイレマナーステッカー」(写真参照)も販売されるらしい。

男性の草食化と共に、こうした動きが加速化するのかと嘆く人もいるかも知れないが、家庭でトイレを掃除する主婦の側からすれば、生活改善と前向きにとらえられることなのかも知れません。

実際、立ってすると向きが定まらなかったり、水跳ねがあったりして、便器周辺が結構汚れる。そういう時にちゃんときれいに拭く習慣があればいいが、子供たちを含めてなかなかやれないのも実情です。

まあ、多少パンツを下げるのが面倒ではりますが、やっぱり座って用を足すことはこれからの日本には必要なマナーかも知れません。実際、私のお客様でもそういう習慣付けを家庭でしていらっしゃる方もいるのですから・・・。

新築やリノベーションをされる皆さんは、トイレが新しくなったのを機に、家族で話し合いを持たれてもいいかも知れませんよ。そうそう、以前記事で紹介しましたが、私たちは掃除のしやすい美しいデザインのトイレも提案しています。

私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>:形状も機能も美しい、360度フチなしウォシュレット (2014年7月5日)

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天窓の修理・交換

新日軽、松下電工、YKK AP、リクシルなど、昔は国産サッシ・メーカーや住宅設備メーカーでも天窓(スカイライト)を製造・販売していましたが、最近は自社での生産を止めて、ベルックスなどの専門メーカーの天窓を販売するところが増えてきました。

天窓は、トップライトとも呼ばれ、家の一番高い屋根に設置される窓ですから、太陽の直射や風雨に曝され、厳しい環境に耐えなければならないサッシです。その為、不具合も起きやすく、場所的に修理やメンテナンスも面倒ということから、自社製造から撤退してしまったのかも知れません。

実際に多く起こるトラブルは、窓ガラスの破損、ペアガラス内の内部結露(曇り)、雨漏り、窓枠の腐食、開閉不良、結露による内装の劣化などが挙げられます。放っておくと、屋根や構造体の劣化につながってきますから出来るだけ早く修理・メンテナンスすることが大切です。

私たちが提携・施工するVeluxの天窓でしたら、有償ですが10年毎に点検・メンテナンスを実施して、その保証期間も延長することが可能です。

(但し、あまり古い天窓は、消耗部材を新しいものに交換することで窓自体の性能は蘇りますが、保証の延長がされない場合もございます)

修理出来ない国産サッシの天窓も、アフターサービスが安心なベルックスのトップライトに交換すれば、屋根まわりの心配が解消されること請け合いです。ただ、その場合は、防水施工の観点から屋根の部分葺き替えや補修が必要になります。

天窓の修理・クレームでお悩みの方は、ご相談下さい。

<関連記事>: トップライト、点検・メンテナンスのすすめ(2013年8月23日)

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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レンガ積み外壁の耐震金物

JR東京駅の赤レンガの外壁には、こうした耐震金物は入っていないと思いますが、関東大震災の際でもレンガの壁はビクともしませんでした。

そうは言っても、今後どんな大きな地震が発生するか分かりません。ですから、私たちが建てるレンガ積みの輸入住宅では、3つの耐震金物を外壁に施工します。

ラダー・タイは、ハシゴ状の鉄筋でレンガを横方向につなぎます。縦筋は、太い異形鉄筋を使ってレンガを縦方向につなぎます。そして、ブリック・タイは、2x4の木造構造とレンガの外壁とを緩やかにつないでお互いを支え合うようにします。

また、レンガの外壁と構造体との間には通気層を設けて、万一の雨の侵入に備えているばかりか、外の断熱層としても機能します。当然、レンガは防火材としての機能も発揮します。

レンガは古い素材と思われがちですが、これ程長持ちする素材は最新の外壁材でも存在しません。子供たちにも残せる財産として、100年後でも美しいレンガの家を造ってみませんか?

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<この家の作品紹介>: 赤い総レンガの家 ~H邸~

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ロックが出来ないレバーハンドル

カナダの高級輸入サッシ・メーカー ローウェン社製フレンチ・ドアに使われているロック・ハンドル。

さすがに高品質で販売を伸ばした窓メーカーだけあって、美しいハンドル・デザインをしています。今回のご相談は、このハンドルを回してもロックの開閉が出来なくなったというものです。

この他にも写真を送って頂き、実際の部品でどこが悪いかもチェックして頂きましたが、どこが悪いのかが全く分からないということでした。部品をばらして頂いても分からないということなら、ロック用の部品を全て取り寄せて、新しいものと交換頂くしか方法はありません。

現場が近くということなら、私たちが見に伺うということも可能でしょうが、新幹線に乗らないといけないところでは、出張費や交通費だけでもバカになりません。勿論、そういう経費を払ってでも何とかしたいという情熱を持ったお客様でしたら、それに応えない訳にはいきませんが・・。

Loewen社の窓は、美しいダグラスファー(ベイマツ)の木で室内側が出来ていますから、その価値からすればそういった経費を掛けてでも直したいという方もいらっしゃると思います。

現在、カナダのメーカーに対して、部品の調達可否について打診しているところですが、防犯上も早めに何とかして差し上げたい案件です。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ローウェン社製フレンチ・テラスドアの部品 (2015年4月4日)

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スウェドアのメンテナンス

この古い木製の玄関ドアは、スウェーデン製のスウェドア(Swedoor)。

バイキングが出てきそうな中世ヨーロッパ風のデザインは、レクサンドーレン製のドアと共に北欧輸入住宅には定番と言えるかも知れません。

ただ、ずっと手入れをしていなかった為か、随分木の劣化が進んでいるようです。新築施工した住宅メーカーは、数年前に倒産した富士ハウス。今年の夏で築16年になるそうです。

ですから、この家のメンテナンスをしてくれるはずの建築屋さんは誰もいなかったのでしょう。

今回ご相談頂いたのは、スウェドアのドアガードとドアクローザーが破損したというトラブルでした。あと、ドアラッチの掛かりも悪くなってきたようです。こうした不具合は、長年使ってきたことによって重いドアが下がってきたことが、原因のひとつのように思います。

壊れた部品を交換することは基より、ドア自体の建て起こしを調整し、パラペイントのティンバーケアで塗装をしてあげることが根本的な解決につながります。そうすれば、セキュリティ上の不安もなくなります。
(玄関先の手入れが行き届いていないこと自体が、泥棒のつけ入るスキとなるリスクが生じます)

輸入住宅に限らず、10年に一度は私共のような建築の専門家に家全体を点検してもらうようにして下さい。こうしたことは健康診断と同じで、住宅を長く愛し続ける為には不可欠なことなのです。

輸入住宅の点検・メンテナンスを希望される方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 塗り直したスウェドア (2015年4月2日)

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パラペイントでインテリアを仕上げる

鹿児島のドライウォーラーからの注文で、先日ドライウォールの下地を施工する為の材料と、塗装仕上げをする為のカナダ製水性塗料 パラペイントを出荷しました。

その後、彼から送られてきた写真がこちら。

壁に張られた石膏ボードが、縦張りなのはちょっとどうかなと思うのですが、それ以外の下地処理は上手にやって頂いていると思います。こうした下地の作業をしっかりする為には、専用の道具を使うことが必修ですから、そういうものも揃えていることが窺えます。

下地の作業が終わって、下塗りのプライマー塗装をしてから、最後に上塗りのカラー塗装をする訳ですが、それが終わった状態が次の写真です。

広く見せる為に、天井部分を白くして、壁の部分の塗装は淡いベイビー・ブルーに仕上がっています。

いや~、やっぱりカナダの塗料の色はいいですねぇ。明るく爽やかな印象を受けるインテリアだと思います。

皆さんのおうちでも、ペイント仕上げのインテリアに挑戦してみませんか。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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高層マンションで火災 -東京-

東京都千代田区西神田にある25階のタワーマンションの20階で火災があったというニュースが流れました。

火事自体はよくあることですが、マンション故にいくつか問題提起がされたような気がします。

まずは、高層マンションということで、あまりに高いところでの火災だと消火活動が出来る範囲が限られるということでしょう。はしご車が届く高さには、限界がありますからね。

次に、上の階に住む人は、逃げ遅れたら取り残されるということでしょう。下から上がってくる火や煙に対抗する手段はありませんから、上へ上へと逃げるしかありません。

そして、高温になる火災で、構造体の鉄骨の耐震強度が極端に落ちる危険性があるということです。鉄に一旦火が入ると、その構造自体は強度が落ちてしまいます。ですから、大きな地震が来たらマンションが崩れて落ちるなんて危険が生じるかも知れません。

勿論、構造を新しくすればいいのでしょうが、なかなかそういう訳にはいかないでしょうから、外見を繕って直ったようにしてしまうくらいしかやりようがありません。

自分の部屋が出火元でなくても、こうしたことがあると資産価値も落ちるでしょうし、上記のようなリスクがあることもマンション購入の際には考えておく必要がありますね。

最近、都心の高級タワーマンションが売れていますが、大丈夫でしょうかねぇ?私は、レンガ積み外壁の2x4工法輸入住宅がいいと思うんですがねぇ・・・(笑)

新築をご計画の方や耐震補強・防火対策等でお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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